平成25年度
第2回池田市子ども・子育て会議
議事録
開
催
日
時
平成 26 年 1 月 31 日(金)午後2時 00 分開会∼午後3時 55 分閉会
開
催
場
所
池田市保健福祉総合センター
4階
大会議室
委
員
長
大方委員(西村委員代行)
出
席
者
(1号委員)
西村委員
(2号委員)
正田委員、高垣委員、白澤委員
(3号委員)
高橋委員
(4号委員)
湯浅委員、鵜飼委員、森上委員
(5号委員)
小田委員、福井委員
(行政代表)
副市長
(以上 11 名)
欠
席
者
大方委員、中川委員、古山委員、藤本委員、明石委員
議
題
1)池田市次世代育成支援に関するニーズ調査結果の進捗状況
2)平成 26 年度池田市子ども・子育て重点施策について
議 事 の 経 過
発
言
者
発
言
の
要
旨
1 開会
事務局 ○ 開会挨拶
○ 市出席者紹介
副市長 ○ 挨拶
事務局 本日は大方委員長が体調不良で欠席のため、池田市子ども・子育て会議規
則第3条3項により、副委員長の西村委員に代行をお願いしたい。
西村副委員長 今回一部委員の変更があった。自己紹介をお願いしたい。
各委員 ○ 自己紹介
事務局 本日は 15 名の委員のうち 10 名のご出席をいただいている。従って、池田
市子ども・子育て会議規則第4条の規定に基づき、本会議は成立しているこ とをご報告する。
次に、傍聴の状況について報告する。池田市子ども・子育て会議の公開に 関する要領に基づき傍聴希望者の受付をしたところ、お一人の希望者があっ たので入場していただいている。
○ 配布資料の確認
2 案件
1)池田市次世代育成支援に関するニーズ調査結果の進捗状況
西村副委員長 まず案件1)について、事務局より説明願いたい。
事務局 ニーズ調査については、事務局が委託しているサーベイリサーチセンター
(SRC)よりご報告させていただく。
SRC 資料「池田市次世代育成支援に関するニーズ調査結果(就学前児童)の概要」
事務局 資料「池田市次世代育成支援に関するニーズ調査・地域子育て支援拠点聞き
取り調査の結果」に基づき説明
西村副委員長 ただいまの説明を受けて、何かご質問、ご意見があればお願いしたい。
小田委員 最初の回収結果の有効回答率の数字は、どういうふうに見ればいいのか。
妥当な数字なのか。
西村副委員長 統計学的に申し上げると、郵送での配布・回収の調査では半分が返ってき
たということは、とても優秀である。
SRC 今回はサンプリング調査ということで、得られた結果から池田市にお住ま
いの就学前児童の保護者の考え方を推計することになる。本来は全員に聞い て全員から回答が得られれば問題ないが、諸事情により無作為抽出で配布 し、そこから得られた結果から全体を推計するという手法を取っている。妥 当性自体は、回収率が高ければ高いほど全体の意見に近くなってくる。今回 の数からいけば、標本誤差の視点から見ると、誤差はそれほど大きくないと 考えている。
事務局 追加で報告すると、国がニーズ調査の基準を出している。そこには、1年
齢に対して 100 人以上回収を目標としなさいということになっている。1, 150
なので、いずれも 100 はクリアしていて国の基準を達成している。
正田委員 国の基準に達しているということだが、隣接の市町村と国の基準と照らし
合わせると、池田市の子育て支援は何点ぐらいか。
事務局 この調査は、全国統一である。項目も表現もほとんど変えていない。大阪
府下については、一律の調査を行っている。他市の報告はこれから出てくる。
まだそこまでの分析はできない。他市のニーズ調査の状況だが、池田市は 10 万で就学前と就学後と合わせて 4, 000 出したが、もう少し大きな吹田市より も出した数が多い。池田市のニーズ調査は非常に数の多い回答を得たと思っ ている。
正田委員 池田市民がそれだけ子育ての意識が高いということか。
事務局 そうである。
西村副委員長 他にどうか。
の「今後の子どもの出産意向」の「(ほしいと思わない場合)ほしいと思う ようになる環境条件」のところで、35. 3%が無回答ではなく「その他」と回 答している。この「その他」のところに自由記述欄は設けられていたのか。 設けられていたのであれば、例えばどんな回答があったのか。ここに関して はもう少し分析を進めていけば、何か見えてくる可能性もあるのではない か。自由記述欄の有無を教えていただきたい。
SRC 就学前児童用アンケートの2ページ目の問6−1に該当する。「その他」
に括弧書きがあり、恐らく何等かの記入はあると思う。まだその整理ができ ていない。早急に確認して報告したい。
西村副委員長 そういった記述から、何等かの示唆が得られたらいいかと思う。
また、結果報告の中で平成 20 年度の調査の数値と比べながら、例えば子
育てに対する負担感のその辛さを解消するために必要な支援で、平成 20 年
度より高くなったものと低くなったものがある。高くなったものは、今後の 課題に上がっていくとは思うが、例えば「仕事と家庭生活の両立ができる労
働環境の整備」「子育てしやすい住居・まちの環境面での充実」「子どもを対
象にした犯罪・事故の軽減」「健やかな妊娠・出産に対する支援」の数値が
明らかに低くなっている。低くなっているというのは、一つの大きな評価だ と思う。ここ5年間で池田市が進めてきた子育て施策があればこそ、これら の要望が減ってきたと読むことができる。そういったプラスの面での評価も ここから読み取ることができる。興味深いデータがたくさん出てきたと感じ
た。また、ここから今後の5年間 10 年間に取り組んでいく課題が見えてく
ると考える。前回会議でも意見が出たと思うが、こういう調査で出てこない 声にならないニーズ、例えばシングルで子育てしている方の数値はとても低 いが、そこには明らかなニーズが生じていると思う。子どもの数が4人以上 の全体に占める割合は少ないが、子どもをたくさん育てれば育てるほどニー ズは出てくると思う。量的調査では把握できないニーズを拾う取組みも進め て欲しい。
他にいかがか。
白澤委員 池田市は転勤等で出入りが多い都市なのかどうかは分からないが、私は転
勤族で各市を住み歩いてきたが、一番この市が住みやすかった。親が近所に おられる方が結構多く、緊急時には親に預けている方が多い。ただ、単身赴 任で父親が家にいないという方が結構周りに多いが、そういう方達のニーズ はまた違うのではないか。小さい子どもがいるご家庭の出入りの状況はどう か。
企業もそんなに多くない。そのあたりから転勤族のまちではないような気が する。
西村副委員長 一度確認していただきたい。もし転勤する方が明らかに多いということな
ら、またそこから新たな課題を見出していくという取組みに繋がっていくの ではないかと思う。
小田委員 以前、池田市では小児科が少ないという話しをしたことがある。16ページ
の「充実してほしい子育て支援サービス」でも「小児救急等安心して子ども
が医療機関を利用できる体制を整備する」というのがある。いざという時に、
母親としてはすぐに駆け込める所があれば安心である。自分がかかってい て、診ていただける小児科の先生は高齢の方が多いと感じる。アトピー等、 小児科といっても色々な分野がある。池田市に専門の先生がいない場合、紹 介を受けて他市に行くことになる。そういう声はあがっているのか。
事務局 確かに、小児科医と産科医が少ないので、市が誘致して欲しいという要望
はある。予防接種は近隣市と提携して、隣の市でも市内と同様に受けられる ようにするとか、定期健診は各市町村で受けなければならないが、委託して いる検診については他市で受けても良いとしている。特に手続きが必要とい うことはなく、市の問診票を持って行けば、北摂全てではないが4つの市町 村では可能となっている。妊婦健診についても、どこで受けても良いように なっている。そういうところの工夫はしている。それと、病診連携が定着し つつある。そういう面では分業がきちんとできて、効率的な受診ができるよ うになってきたと思う。池田市には病院は3つしかなくて、病床数は人口 10 万単位にすると府下では低いほうだが、診療所は非常に多い。ただ、残念な ことに産科と小児科が少ないというのが現状である。小さな市なので、隣の 箕面市・豊中市へは距離的にそんなに遠くない。予防接種がクリアできたの で、診療所の主治医を近隣市でというのも一つの手だとは思う。
西村副委員長 産科・小児科医の不足は、全国的な傾向としてある。近隣市と提携してい
るのは、池田市ならではの対策かと思う。医師の数だけでは対応しきれない。
そのために、こうした工夫が生まれてくるのではないかと考えている。救急 体制についても、今のお話しの延長で考えていければと個人的には思った。
他にいかがか。なければ、次の案件に移りたい。
2)平成 26 年度池田市子ども・子育て重点施策について ①留守家庭児童会の延長について
②保育所等整備事業について
事務局 資料に基づき説明
3)緑丘保育所の民営化について
事務局 資料に基づき説明
西村副委員長 ご質問やご意見があればお願いしたい。
高垣委員 2点ある。まず留守家庭児童会だが、19 時までの人数はどれぐらいあるの
か。実際に 19 時まで預ける人は少なくて、一人ぽつんと残っているという
話しも聞いたことがある。そうなると止めておこうかなとなる。実際の利用 は 18 時までというイメージがある。19 時までにするということは、それだ け費用もかかると思う。何故そうされたのか教えて欲しい。
もう1点は保育所整備である。予算の足りない分は法人が支払うことにな
るのか。あと 30 名定員はすごく小さな保育所だと思ったが、どういうイメ
ージなのか教えて欲しい。
事務局 まず、国負担は3分の2で、1億 80, 276, 000 円が市の予算要求額である。
この財源で、1億 60, 205, 000 円が国から出る。その差額を市が 12 分の1負 担する。残りの分については4分の1負担だが、上限額が決まっており、そ れは事業者負担となる。実際問題、保育所の新設なのでかなりの金額がかか っている。1億 8, 000 万の内訳は、認定こども園が約1億 1, 000 万、30 人定 員の認可保育所は約 7, 000 万となっている。0∼5歳ではなく、0・1・2 歳の 30 人定員の認可保育所となる。
留守家庭の延長時間についてだが、保育所が 19 時まで実施しているため、 数は少ないかもしれないがお困りのニーズがあると思い、保育所に合わせ
た。この事業は、延長保育をするだけでも 3, 500 万の人件費がかかる。ただ、
利用者が少なくても行政としてはやらないと、保育所とのギャップが埋めら れないと感じている。当初は2割ぐらいを想定している。それも、1年生の 1学期・2学期の不安定な時期までは延長保育にして、お母さんに迎えに来 てもらったほうがお互い安心かと思う。友達と一緒に帰宅して、自分で鍵を 開けられるように子どもが成長してきたら、17 時まででいいかと思う。
小田委員 関東のほうでは待機児童がたくさんいても、保育士の給料が安くて人が来
ないというニュースをテレビで観た。池田市はそういう点はどうなのか。
事務局 その話しは全国的なものである。特に待機児童が発生している市では、ど
こも保育士不足に悩んでいる。就労と賃金の関係もあり、保育士資格を持っ ていても他の仕事をされたりしている。国が補助金を出して受け皿を作って も、保育士が集まらないと子どもを預かることはできない。去年から保育士
待遇改善事業ということで、民間保育園が対象だが 100%の補助を各地方自
治体に実施するということになった。
西村副委員長 当事者でいらっしゃる、森上先生、鵜飼先生、湯浅先生はいかがか。
森上委員 人材確保については、女性の職場なので結婚・出産後、仕事を続けていく
難しさを理由に退職される先生方が、私の園の場合は多い。
鵜飼委員 やはり結婚を機に退職される方が多い。産休に入られる方もいるが、学生
さんがなかなか募集に応じてくれない。どこの保育園でもそれが悩みであ る。最低基準が結構厳しいので、保育士がいないとお預かりできない。新学 期に向けて、必死になって保育士さんを募集している。ご兄弟で待機してい る方だけでも、せめて何とかならないかというのを課題にしている。
湯浅委員 私は公立なので、人事に関しては教育委員会でお話ししていただけたらと
思うが去年までは、なかよしこども園にいて保育士さん達と一緒に仕事をし ていた。やはり正職率が少し低いというのは感じた。そのあたりで賃金の格 差もあるのかと思う。市の財政も大変だと思うが、正職じゃなくてもアルバ イトの質の向上で公立の保育所も頑張って研修を実施しているというのは 感じた。
西村副委員長 今、保育士の資格を出している養成校には、本当にたくさんの求人がきて
いる。学生の3倍∼4倍の数がくる。この不況の世の中にあって、保育士や
幼稚園教諭の養成校はどこも就職率 100%である。結婚退職はあるにせよ、
毎年 100%が結婚退職するわけではないので、やはり一つには仕事が続かな
高橋委員 保護者と同様に、保育所・幼稚園の先生方についても出産・育児の制度が 利用し難いのではないか。
正田委員 ある保育所にうかがったが、やはり職員の確保に苦労されている。隣にマ
ンモスマンションがあり、利用者はすごく多い。延長保育の時間があるが、 若い職員は定時で皆帰ってしまう。定年退職者がパートとして勤めている。 その方達は、地域のお母さん方と懇意で信頼で預けて来られる。一番苦労す
るのは、職員確保である。養成校と現状のギャップはどのあたりにあるのか。
給料の問題だけではないと思うが、現場で働いている人達の苦労はどこまで 取り上げられているのか。
小田委員 個別な例かもしれないが、知り合いの 50 代の保母さんの話しだが、同僚
の 20 代の若い保母さんと1つのクラスを一緒に運営するが、若い保母さん
が少しうつ気味ということで、50 代の保母さんは、それをサポートしながら クラスの運営をしていると聞いた。先生に対して要求してしまうことが多い が、やはり先生も家庭があり悩みも抱えている。それぞれにスキルを身につ けるためには、色々な段階を踏んでいる。そこで続かないことも意外とある と思う。確かに給料の面だけではないと思う。同僚がそうしてサポートして くれるのは稀かもしれない。一人で戦っているかもしれない。どこの職場で もあるかもしれないが、コミュニケーションが上手くいっている職場であれ ば、結構続くかもしれない。先生という職業だが、子どもが育っていくよう に先生方も共に育っていくぐらいの気持ちが必要ではないか。人間関係の優 しさやサポート、繋がりというのがもっと強ければ、もう少し違うのではな いか。人間力がひとり一人身に付いていけばと思う。先生の中に、離婚して 苗字が変わって子どもへの対応がとてもきつくなった方がいらっしゃった。 その方が再婚されて苗字が変わって、すごく優しい先生になった。辞めるの も一つの選択肢だが、私生活で辛さを抱えながら仕事を続けられて、また新 しい職場で本当に幸せそうに続けている先生もいる。
西村副委員長 生涯発達と言うが、子どもに関わる色々な人が互いに関わり合いながら、
その関わり合いの中で互いが育ち合っていく、そういう働きかけがあって良 い関係を築き、その関係の中で子どもを育てていくという循環ができたらい いと思う。そういう視点を示していただいたのは、すごく大事なことだと思 う。
高垣委員 留守家庭児童会についての感想だが、実際の利用は少なくても大きく制度
いて、もっと進んでいけば嬉しいと思う。
西村副委員長 それでは、その他について事務局から連絡等があればお願いしたい。
4)その他
事務局 お手許にあるパンフレットについて。「地震からこどもを守るハンドブッ
ク」と「公園マップ」は、どちらも民間のボランティア団体のお力を借りて 作った。ニーズ調査にもあったように、池田市は公園がとても多く、公園マ ップにも 141 箇所全ての公園を載せている。遊具の全然ない公園も入ってい る。ボランティアの方が実際に公園に行って、見て回って作られたものであ る。これを活用して、親子やお友達と遊んでいただけたらと思っている。
次回開催予定について、26 年度の夏頃に計画を策定して国に報告する予定
になっているので、策定案が出たら皆さんにご審議いただきたいと思う。26 年の7月頃を予定している。
公募委員は2年任期なので1月で任期切れになるが、事業計画を策定する ところなので、できれば引き続き委員をお引き受けいただきたいとお願いし たところである。他の委員においてもご了承していただけるか。
委員一同 (異議なし)
事務局 それでは、本日の子ども・子育て会議はこれで終了したいと思う。
今日はどうもありがとうございました。