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枚方市子ども青少年部子ども総合相談センター

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Academic year: 2022

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(1)ひきこもり等子ども・若者相談支援センター 枚方市ひきこもり等地域支援ネットワーク会議 平成28年度の記録 [資料編を除く]. 枚方市子ども青少年部子ども総合相談センター.

(2) 目. 次. 【 1】 ひ き こ もり 等 子ど も ・ 若 者相 談 支援 セ ン タ ー 1 .平 成 28年 度月 別 延べ 相 談 件 数 2 .場 所 3 .相 談 員 4 .相 談 方 法 5 .相 談 対 象 者 6 .相 談 内 容 7 .支 援 内 容 【 2】 市 民 啓 発等 1 .子 ど も ・ 若者 支 援の た め の 市民 連 続講 座 2 .職 員 に よ る出 前 講座 等 3 .子 ど も 総 合相 談 セン タ ー 「 とな と な」 オ ープ ニ ン グ イベ ン ト 【 3】 枚 方 市 ひき こ もり 等 地 域 支援 ネ ット ワ ー ク 会議 1 .平 成 28年 の活 動 状況 2 .平 成 28年 度ネ ッ トワ ー ク 会 議参 加 (案 内 ) 機 関 3 .全 体 会 議 の会 議 録. 1 1 2 2 2 5 6. p p p p p p p. 9 p 11 p 12 p. 13 p 14 p 15 p.

(3) 【1】ひきこもり等子ども・若者相談支援センター 1.平成 28 年度月別延べ相談件数 新 規 相 談 が 92 件 、 継 続 相 談 が 1,456 件 、 合 計 延 べ 相 談 件 数 は 1,548 件 で し た 。. 継続相談の積み重ねが延べ相談件数の増加につながっています。. 2.場所 ○ 枚方市子ども総合相談センター・となとな内 平 成 28 年 4 月 に 機 構 改 革 が あ り 、子 ど も や そ の 家 族 の 多 様 化・複 雑 化 す る 相 談 に 総 合 的 に対応するため、ひきこもり等子ども・若者相談支援センター、家庭児童相談所、ひとり 親家庭等自立相談窓口を集約した、子ども総合相談センターが新たに設置されました。 ひきこもり等子ども・若者相談 支 援 セ ン タ ー は 、9 月 ま で は 別 館 5 階 で 相 談 を お こ な い 、10 月 か ら は 、 サンプラザ 3 号館 4 階に移転し、 専 用 の 相 談 室 も 増 設 さ れ ま し た( 2 室 )。ま た 、市 民 公 募 で 子 ど も 総 合 相談センターの愛称「となとな」 が選ばれました。 1.

(4) 3.相談員 ○ 臨床心理士等の専門相談員が対応 臨床心理士 3 名、社会福祉士 1 名の 4 名体制で対応しています。 相談員のスキルアップのため、2 か月に 1 回ひきこもり等の支援について外部講師より 助言をもらうスーパービジョンを実施し、各種研修へも参加しました。また、相談員同士 の情報共有の場を毎週 1 回、枚方若者サポートステーションとの共有会を月 1 回行いまし た。. 4.相談方法 ○ 電話相談と面接相談. (専用電話を設置). H25. H26. H27. H28. 面接相談. 540. 1029. 1289. 1348. 電話相談. 148. 87. 141. 200. 計. 688. 1116. 1430. 1548. 平 成 28 年 度 は 、面 接 相 談 が 延 べ 1,348 件 、電 話 相 談 が 延 べ 200 件 で し た 。直 接 お 会 い し 時間をかけて相談をお受けすることが多いですが、相談者に応じて使いわけています。. 5.相談対象者 <年齢> ○ 相 談 対 象 者 は 、 お お む ね 15 歳 ( 中 学 卒 業 後 ) か ら 39 歳 ま で ( 40 代 以 上 の 方 の ご 相 談 も お 受 け し て い ま す 。) 平 成 28 年 度 は 、10 代 が 一 番 多 く 、20 代 、30 代 と 続 き ま す 。15 歳 か ら 対 象 と い う こ と を 考 え る と 、 10 代 の 多 さ は 特 徴 的 で す 。 ま た 、 一 定 数 40 代 以 上 の 方 の 相 談 も あ る と い う 現 状がみられました。 年代×性別 ~10代. 20代. 30代. 40代以上. 不明. 計. 男性. 16. 14. 14. 6. 0. 50. 54.3%. 女性. 15. 14. 5. 5. 0. 39. 42.4%. 不明. 0. 1. 1. 0. 1. 3. 3.3%. 計. 31. 29. 20. 11. 1. 92. 33.7%. 31.5%. 21.7%. 12.0%. 1.1% ( 新 規 相 談 92 件 よ り ). 2.

(5) <性別> 男性対象者についての相談の方が多い点は変わりませんが、少しずつ女性対象者につい ての相談の割合が増加しています。. H25. H26. H27. H28. 男性. 145. (72.5%). 89. (72.4%). 79. (68.1%). 50. (54.3%). 女性. 47. (23.5%). 30. (24.4%). 36. (31.0%). 39. (42.4%). 不明. 8. (4.0%). 4. (3.3%). 1. (0.9%). 3. (3.3%). 計. 200. 123. 116. <相談者> ○ 相談は、ご本人とご家族、関係者の方が対象 ―初回相談者―. 本人. 13. 14.1%. 本人と家族・機関. 10. 10.9%. 家族・その他. 69. 75.0%. 計. 92. 初 回 相 談 の 割 合 は 、 75.0% が ご 家 族 か ら で す 。. 3. 92.

(6) まずはご家族との定期的な継続相談を続け、徐々にご本人とつながっていくことを目指 していきます。 H25. H26. H27. H28. 本人. 10. (5.0%). 9. (7.3%). 10. (8.6%). 13. (14.1%). 本人と家族・機関. 4. (2.0%). 8. (6.5%). 6. (5.2%). 10. (10.9%). 家族・その他. 186. (93.0%). 106. (86.2%). 100. (86.2%). 69. (75.0%). 計. 200. 123. 116. 92. ―経路― ひきこもり等子ども・若者 相談支援センターを知ったき 関係機関 37 (46.3%) 34 (51.5%) っかけは、関係機関からの紹 広報 10 (12.5%) 12 (18.2%) 介 が 51.5%( 地 域 若 者 サ ポ ー ホームページ 16 (20.0%) 7 (10.6%) トステーション、家庭児童相 談 担 当 、医 療 機 関 、高 等 学 校 、 知人 3 (3.8%) 2 (3.0%) 若 者 支 援 関 係 NPO な ど )、広 報 その他 14 (17.4%) 11 (16.7%) ( 10 月 号 に 子 ど も 総 合 相 談 計 80 66 センターについて掲載)やホ (新規相談の内、聴き取りを行った分) ームページが次いで多くなっ ています。 「 そ の 他 」の 中 に は 、コ ー ル セ ン タ ー よ り つ な が っ た も の 、既 に ご 家 族 や き ょ う だいが相談しているというものがありました。. H27. H28. <居住地>. H28. 市内. 79. 85.9%. 市外. 9. 9.8%. 不明. 4. 4.3%. 計. 92. 対象は市内在住の方ですが、市外の方からの 相談もありました。一旦お聴きして、他市で利 用できる相談窓口の情報提供を行うまでの対応 をしています。. 4.

(7) 6.相談内容 ○ 相談内容は、ひきこもり、ニート、不登校に関するものが対象 平 成 28 年 度 の 相 談 内 容 は 、 ひ き こ も り と 準 ひ き こ も り 相 談 が 合 わ せ て 45.6% 、 続 い て 不 登 校 相 談 が 16.7% 、 就 労 相 談 が 13.2% で し た 。. ひきこもり. 準ひきこもり. 不登校. 就学. 就労. その他. 計. 21. 31. 19. 1. 15. 27. 18.4%. 27.2%. 16.7%. 0.9%. 13.2%. 23.6%. 114. (相談内容の複数選択あり). ひ き こ も り と 準 ひ き こ も り 相 談 は 、 20 代 と 30 代 が 中 心 で す が 、 そ れ ぞ れ 各 年 代 か ら の 相談がありました。 年代×内容① ひきこもり. 準ひきこもり. 不登校. 就学. 就労. その他. 計. ~10代. 3. 3. 15. 1. 2. 7. 31. 33.7%. 20代. 5. 12. 1. 0. 6. 5. 29. 31.5%. 30代. 8. 10. 0. 0. 1. 1. 20. 21.7%. 40代以上. 4. 5. 0. 0. 2. 0. 11. 12.0%. 不明. 0. 0. 0. 0. 0. 1. 1. 1.1%. 14. 92. 計. 20 21.7%. 30 32.6%. 16 17.4%. 1 1.1%. 11 12.0%. 15.2%. ( 新 規 相 談 116 件 よ り ). ※年代と相談内容別の件数は、主な相談内容をひとつにして集計しています。. 5.

(8) 7.支援内容 ○ 1 回の電話及び面接相談で、助言や適切な窓口につないで終了したケース 新 規 相 談 92 件 中 、 43 件 で し た 。 終 了 の 例 と し て は 、 適 切 な 支 援 機 関 の 情 報 提 供 や 資 源 の整理、家族の関わり方についての助言を行ったものなどです。 (情報提供支援機関) 若 者 支 援 関 係 NPO 等 、 枚 方 市 保 健 所 、 他 市 相 談 窓 口 、 枚 方 市 居 場 所 支 援 事 業 「 ひ ら ぽ 」、 地 域 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン 、 家 庭 児 童 相 談 所 、 医 療 機 関 な ど ( 多 か っ た も の を 抜 粋 )。 ○ 複数回の相談を重ねて助言や他機関へのつなぎをしたもの、または継続相談となって いるケース 新 規 相 談 92 件 中 、 49 件 で し た 。 平 成 28 年 度 末 で 継 続 相 談 中 の ケ ー ス は 94 件 で す 。 そ の 内 、 ご 本 人 と 継 続 相 談 中 が 52 件 、 ご 家 族 と 継 続 相 談 中 が 64 件 で す 。 ご 家 族 と ご 本 人 両 方 の 相 談 を お 聴 き し て い る ケ ー ス も 22 件 あ り ま す 。. H25. H26. H27. H28. 各年度末時点で継続相談中. 50. 72. 82. 94. 本人と継続相談中. 17. 36. 47. 52. 家族と継続相談中. 38. 56. 72. 64. 5. 20. 37. 22. (内)本人と家族と並行で継続相談中. (H25年度からの継続相談も含む). ○ 訪問支援. H25. H26. H27. H28. 家庭訪問. 22. 40. 53. 49. 同行訪問. 11. 18. 25. 22. 計. 33. 58. 78. 71. 継続相談の中で、必要に応じて訪問支援を行いました。 ご 自 宅 へ 伺 っ て 、ご 本 人 の お 話 を お 聴 き す る 家 庭 訪 問 は 、49 件 、ご 本 人 や ご 家 族 と 一 緒 に 各 窓 口 に 同 行 す る 、 同 行 訪 問 は 、 22 件 あ り ま し た 。 (同行訪問先). 地域若者サポートステーション、就労体験の職場、市役所各窓口、 福祉関係事業所など. 6.

(9) 〇機関連携. 機関連携. 52. その他支援(手紙など). 10. ※11月より集計. ご本人やご家族の了承の元、他機関に紹介す るための事前連絡や、状況の共有、支援のため の 協 議 な ど 、機 関 と の 連 携 を 行 い ま し た 。ま た 、 本人へ手紙を送るなど、様々な支援の方法を検 討しています。. ○居場所支援「ひらぽ」 ひきこもり等の子ども・若者が社会に参加するきっかけとするためのスモールステップ としての居場所支援「ひらぽ」を、枚方公園青少年センターを中心に実施しています。相 談 支 援 セ ン タ ー の 相 談 者 を 対 象 に 、 相 談 員 と の 1 対 1 の 関 係 か ら ス テ ッ プ ア ッ プ し 、 5、 6 人の集団での活動を通して社会とのつながりを築いていくことを目指します。実際の活動 に お い て は 、専 門 の コ ー デ ィ ネ ー タ ー を 設 置 し 、 「 サ ポ ー ト フ レ ン ド 養 成 講 座 」を 受 講 し た サ ポ ー ト フ レ ン ド( 登 録 者 31 名 )の 協 力 を 得 て 、料 理 や ゲ ー ム 、ス ポ ー ツ や 外 出 イ ベ ン ト などの活動を行いました。 ま た 、NPO フ ェ ス タ へ の 参 加 や 、女 性 中 心 の 会 、月 1 同 好 会( 男 性 中 心 )、地 域 の 新 聞 販 売店のご協力を得てポスティング体験など、より一人ひとりに合ったプログラムを検討す ることで、初めてひらぽに参加する若者が挑戦しやすいように工夫しています。 平 成 28 年 度 新 た な 試 み と し て 、経 験 を 積 み 慣 れ て き た 方 が 、さ ら に も う ワ ン ス テ ッ プ 進 ん で い く「 ひ ら ぽ Ver2.0」を 設 定 し ま し た 。居 場 所 の 準 備 段 階 か ら 参 加 し た り 、参 加 し は じめのメンバーのフォローをしたり、ボランティアスタッフに近い立場での参加をするも の で す 。 主 体 的 に 動 い て い く こ と や 、「 ひ ら ぽ 」 の 先 輩 と し て 支 援 す る 役 割 を 担 う こ と で 、 自信と社会性をより身につけていくことを目指します。社会的自立に向けて、居場所支援 「ひらぽ」からの卒業を意識したステップでもあります。 居場所支援と並行して、個別の面接相談も継続することで、一人ひとりに合った支援を 行っています。 平 成 28 年 度 は 、毎 週 水 曜 日 と 、他 の 曜 日 に 月 2、3 回 開 催 し 、計 80 回 、参 加 延 べ 人 数 は 333 人 で し た ( 実 人 数 24 人 / 平 成 27 年 は 17 人 、 平 成 26 年 度 は 7 人 )。 4月. 5月. 6月. 7月. 8月. 9月. 10月 11月 12月. 1月. 2月. 3月. 計. 開所回数. 6. 6. 7. 7. 7. 8. 6. 7. 6. 6. 7. 7. 80. 参加延べ人数. 30. 27. 22. 25. 26. 30. 24. 25. 36. 20. 33. 35. 333. また、居場所支援に携わるサポートフレンドを対象に隔月、研修会を実施した他、市の 連続講座、府主催のひきこもりサポーター養成研修をサポートフレンドのためのフォロー アップ研修としました。 居場所支援「ひらぽ」を中心に、ひきこもり等子ども・若者相談支援センターの取り組 みを周知するため、通信「ひらぽう」を発行しました。. 7.

(10) ○家族の会 月に 1 回、相談支援センターの相談者を対象に同じ悩み を持つ家族の相互理解や交流を目的として、家族の会を開 参加延べ人数 54 催 し ま し た 。 平 成 28 年 度 は 実 施 が 11 回 、 参 加 延 べ 人 数 は 54 人 で し た 。 2 時間の内、前半はテーマを設け、支援機関等からの情報提供の時間とし、後半は日ご ろの子どもとの関わりなど、各自が自由に思いを語り合う時間としました。また、交流も か ね て 調 理 イ ベ ン ト を 行 い ま し た 。親 自 身 が‘ 楽 し む ’こ と を 体 験 す る 時 間 と な り ま し た 。. 実施回数. 11. 4月. 子ども総合相談センターについて. 5月. ひきこもり等子ども・若者相談支援センターについて【子ども総合相談センター】. 6月. 若者の就労支援について【枚方若者サポートステーション】. 7月. 発達障害について【北摂杉の子会】. 9月. お金のことについて【日本生命保険相互会社・ファイナンシャルプランナー】. 10月. 障害福祉について(障害年金、手帳など)【障害福祉室】. 11月. 福祉的就労について【枚方市障害者就業・生活支援センター】. 12月. 年金について【年金児童手当課】. 1月. フリーテーマ. 2月. 生活保護について【生活福祉室】. 3月. 調理イベント・交流会 開催日時は毎月第2金曜日午後 2 時~4 時 8 月は休み. 8.

(11) 【2】市民啓発等 1.子ども・若者支援のための市民連続講座 ―ひ と りひ と り が 自 分 ら し く― ひきこもり等の問題とひきこもり等子ども・若者相談支援センターについて、市民によ り広く、深く知っていただくために連続講座を企画しました。 4回 実 施 し 、延 べ 237名 の 参 加 を い た だ き ま し た 。関 係 機 関 や 相 談 を 行 っ て い る 当 事 者( 親 ) の 参 加 も 多 く 、ひ き こ も り 等 の 若 者 の 現 状 と 支 援 に つ い て 理 解 を 深 め る 機 会 と な り ま し た 。 【 第 1回 】 日 時 : 平 成 28年 11月 7日 (月 ) 14:00~ 16:00 場所:枚方市総合福祉会館(ラポールひらかた)研修室1 テーマ: 子ども・若者の自立と地域支援-地域臨床心理学の視点から- 講師:石田 陽彦さん(関西大学臨床心理専門職大学院教授) 参 加 者 : 47人. 【 第 2回 】 日 時 : 平 成 28年 11月 27日 (日 ) 14:00~ 16:00 場所:枚方市総合福祉会館(ラポールひらかた)大研修室 テーマ:ひきこもりの若者を取り巻く状況 講師:斎藤 環さん(筑波大学大学院人間総合研究科教授) 参 加 者 : 112人. 【 第 3回 】 日 時 : 平 成 29年 1月 21日 (土 ) 14:00~ 16:00 場所:枚方市総合福祉会館(ラポールひらかた)研修室1 テーマ:若者の就労体験プログラムとキャリア教育 -通信制・定時制高校の生徒たちを支える仕組みへ- 講 師 : 今 井 紀 明 さ ん ( 認 定 N P O 法 人 D ×P 理 事 長 ) 参 加 者 : 33人. 【 第 4回 】 日 時 : 平 成 29年 2月 4日 (土 ) 14:00~ 16:00 場所:枚方市総合福祉会館(ラポールひらかた)研修室1 テーマ:生きにくさを抱える発達障害の若者の理解と支援 講師:橋本 和明さん(花園大学社会福祉学部臨床心理学科教授) 参 加 者 : 45人. 9.

(12) 2.職員による出前講座等 文 化 生 涯 学 習 室 で 実 施 し て い る「 職 員 に よ る 出 前 講 座 」に「 若 者 の 置 か れ て い る 現 状 - ひ き こ も り ・ ニ ー ト を 中 心 に 」 「 青 年 期 の 心 模 様 」 の 2つ を メ ニ ュ ー と し て 上 げ て い ま す 。 平 成 28年 度 は 、1回 申 込 が あ り 、実 施 し ま し た 。ま た 、団 体 等 か ら 直 接 の 講 座 の 依 頼 も あ り 、 対応しました。. ①職員による出前講座 団体名:招提中学校地域教育協議会 日 時 : 平 成 28年 8月 28日 (金 )10:00~ 11:00 場所:招提中学校. 参 加 者 : 50人. テ ー マ : 1)若 者 の 置 か れ て い る 現 状 に つ い て 2)青 年 期 の 心 模 様. ②枚方市自立支援協議会 精神障害者地域生活支援部会 日 時 : 平 成 28年 9月 23日 (金 )14:00~ 16:30 場所:枚方市総合福祉会館(ラポールひらかた) テーマ:若者の置かれている現状 -ひきこもり・ニートを中心に-. ③青少年育成指導員連絡協議会 北部ブロック研修 日 時 : 平 成 28年 11月 26日 (日 )14:00~ 16:00 場所:殿山第二小学校. 参 加 者 : 40人. テ ー マ : 1)若 者 の 置 か れ て い る 現 状 に つ い て 2)青 年 期 の 心 模 様. ④枚方市コミュニティ連絡協議会 北部ブロック 地域リーダー育成研修会 日 時 : 平 成 29年 1月 22日 (日 )10:00~ 12:00 場所:牧野生涯学習市民センター テ ー マ : 1)若 者 の 置 か れ て い る 現 状 2)青 年 期 の 心 模 様. 10. 参 加 者 : 110人.

(13) 3.子ども総合相談センター「となとな」オープニングイベント 平 成 28 年 4 月 の 枚 方 市 の 機 構 改 革 に よ り 、子 ど も や そ の 家 族 の 多 様 化・複 雑 化 す る 相 談 に 総 合 的 に 対 応 す る た め 、家 庭 児 童 相 談 所 、ひ き こ も り 等 子 ど も・若 者 相 談 支 援 セ ン タ ー 、 ひとり親家庭等自立相談など、相談窓口及び相談機能を集約し、関係機関との連携を図り つつ、切れ目なく適切な支援施策につなげるため、子ども青少年部に新たに子ども総合相 談センターを設置しました。9月までは、庁舎の都合上、枚方市役所別館5階(ひきこも り等子ども・若者相談とひとり親家庭等自立相談)とサンプラザ3号館4階(家庭児童相 談 )と に 分 か れ て 相 談 を お こ な っ て い ま し た が 、10 月 よ り サ ン プ ラ ザ 3 号 館 4 階 に 総 合 的 な窓口をオープンすることとなりました。 オ ー プ ン に あ た っ て 市 民 に 愛 称 を 募 集 し た と こ ろ 、52 件 の 応 募 が あ り 、選 考 の 結 果「 い つ も と な り で 見 守 っ て い ま す よ 」 と い う 意 味 で 「 と な と な 」 と 決 定 し ま し た 。 12 月 に は 、 子ども総合相談センターを広く周知するため、オープニングイベントを行い、市長から愛 称「となとな」を発表後、記念講演会を実施しました。 また、周知のためのリーフレットを作成しました。 <オープニングイベント記念講演会> 日 時 等 : 平 成 28年 12月 2日 (金 )10:00~ 12:00. メセナひらかた会館. テーマ:いくつになっても迷ったり悩んだり ~『子どもって願ったようには育たない』ことにヒントあり~ 講師:汐見 稔幸さん(白梅学園大学学長) 参 加 者 : 58人 機構図. 平成 27 年度. 平成 28 年度. ひきこもり等子ども・若者相談支援 C ひとり親家庭等自立相談. サンプラザ3号館4階 市長からの愛称発表 11.

(14) 【3】ひきこもり等地域支援ネットワーク会議 の取り組み 1.平成 28 年度の活動状況 ひきこもりやニート、不登校などの相談機関・関係機関のネットワーク構築のため、平 成 24年 6月 よ り 枚 方 市 内 で 活 動 し て い る 各 関 係 機 関 に 呼 び か け て 、枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支援ネットワーク会議(以下、ネットワーク会議という)を開催しています。 平 成 28年 度 は 、 偶 数 月 に 全 体 会 議 を 奇 数 月 に 世 話 人 会 議 を 開 催 し ま し た 。 世 話 人 会 議 で 次回の全体会議のテーマやネットワーク会議の方向性を検討しました。全体会議のテーマ は、年間で医療、教育、労働(雇用)など、まんべんなく取り上げるよう工夫しました。 ま た 、平 成 27年 度 ま で は 、市 内 4 つ の 家 族 会 と そ れ ぞ れ 意 見 交 換 を 実 施 し て い ま し た が 、 平 成 28年 度 は そ れ ら の 連 絡 組 織 と し て 「 枚 方 市 ひ き こ も り 家 族 会 連 絡 会 」 が 結 成 さ れ ま し たので、連絡会の代表者に全体会議に毎回出席してもらうことになりました。そこで2月 の全体会議は連絡会の構成家族会や当事者会の皆さんをパネラーに、「ひきこもり家族会 と行政の連携について考えるシンポジウム」を実施し、広く参加者も募りました。 その他、今年度は新たにひきこもりの若者の就労支援にご尽力されている民間事業所も 参加いただけることになりました。当事者の社会参加や就労支援など、いわゆる「出口」 の開拓は重要なテーマで、今後活発な情報交換が出来ればと考えています。 また、個人情報に十分配慮した上で、参加機関から提供された事例をもとに、支援につ いて学び合うことを目的とした事例検討会(ケースカンファレンス)を実施しました。 実施日. 会 議 名. 4 月 21 日. 第 1 回全体会議. 5 月 26 日. 第 1 回世話人会議. 5 月 26 日. ケースカンファレンス. 6 月 16 日. 第 2 回全体会議. 7 月 21 日. 第 2 回世話人会議. 8 月 25 日. 第 3 回全体会議. 9 月 15 日. 第 3 回世話人会議. 10 月 20 日. 第 4 回全体会議. 11 月 17 日. 第 4 回世話人会議. 11 月 17 日. ケースカンファレンス. 12 月 15 日. 第 5 回全体会議. 1 月 19 日. 第 5 回世話人会議. 2 月 16 日. 第 6 回全体会議. 3 月 16 日. 第 6 回世話人会議. 内. 容. ①各 機 関 からの自 己 紹 介 ②今 年 度 の予 定 について ①次 回 全 体 会 の内 容 検 討 ②今 年 度 の年 間 計 画 検 討 事 例 提 供 機 関 :ひきこもり等 子 ども・若 者 相 談 支 援 センター 社 会 福 祉 協 議 会 コミュニティソーシャルワーカー 枚 方 市 における地 域 での子 ども・若 者 支 援 について 青 少 年 育 成 指 導 員 、枚 方 公 園 青 少 年 センター、子 どもの居 場 所 づくり・子 ども食 堂 の取 り組 みについての紹 介 次 回 全 体 会 の内 容 検 討 地 域 との連 携 による若 者 の就 労 支 援 について 宮 之 阪 中 央 商 店 街 と NPO 法 人 ホース・フレンズ事 務 局 による若 者 の就 労 支 援 の取 り組 みの紹 介 京 阪 毎 日 新 聞 舎 の取 り組 みの紹 介 次 回 全 体 会 の内 容 検 討 ①子 どもの居 場 所 づくり(子 ども食 堂 )の取 り組 みについて ②地 域 の医 療 機 関 におけるひきこもり等 の若 者 支 援 について 小 林 將 元 (フェルマータメンタルクリニック) 次 回 全 体 会 の内 容 検 討 事 例 提 供 機 関 :枚 方 市 ひきこもり等 子 ども・若 者 相 談 支 援 センター 枚 方 市 自 立 相 談 支 援 センター 高 等 学 校 ・高 等 専 修 学 校 における若 者 の現 状 と進 路 支 援 について ECC 学 園 高 等 学 校 、近 畿 情 報 高 等 専 修 学 校 次 回 全 体 会 の内 容 検 討 ひきこもり家 族 会 と行 政 の連 携 について考 えるシンポジウム シンポジスト:家 族 会 4 団 体 、当 事 者 会 1 団 体 次 回 全 体 会 の内 容 検 討 、来 年 度 の計 画. 12.

(15) 2.平成28年度 ネットワーク会議参加 (案内)機関 枚方公共職業安定所(ハローワーク枚方) 大阪府中央子ども家庭センター 大阪府立精神医療センター 枚方市民生委員児童委員協議会 枚方市社会福祉協議会 NPO法 人 枚 方 人 権 ま ち づ く り 協 会 枚方市地域就労支援センター 枚方市いきいきネット相談支援センター(社会福祉協議会・人権まちづくり協会) 枚 方 地 域 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン ( NPO法 人 ホ ー ス ・ フ レ ン ズ 事 務 局 ) 北 大 阪 地 域 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン ( NPO法 人 フ ェ ル マ ー タ ) 大阪府地域若者サポートステーション OSAKAし ご と フ ィ ー ル ド 枚 方 市 障 害 者 自 立 支 援 協 議 会 幹 事 会 ( NPO法 人 パーソナルサポートひ ら か た ・ 社 会 福 祉 協 議 会 ) 枚 方 市 障 害 者 就 業 ・生 活 支 援 セ ン タ ー ( 社 会 福 祉 法 人 で あ い 共 生 舎 ) 特定非営利活動法人ひらかた市民活動支援センター 長尾谷高等学校 ECC学 園 高 等 学 校 大阪府立寝屋川高等学校(定時制の課程) 大阪府立大手前高等学校(定時制の課程) 近畿情報高等専修学校 京阪毎日舎 枚方市ひきこもり家族会連絡会 枚方市 産業文化部 商工振興課 枚方市 健康部 保健所 保健予防課 枚方市 健康部 保健所 保健センター 枚方市 福祉部 生活福祉室 枚方市 福祉部 障害福祉室 枚方市 子ども青少年部 枚方公園青少年センター 枚方市教育委員会 学校教育部 児童生徒支援室 枚方市 子ども青少年部 子ども総合相談センター「となとな」(事務局) 以 上 30機 関. 13.

(16) 3.全体会の会議録 会議の名称. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第 1 回 全体会>. 開 催 日 時. 平 成 28 年 4 月 21 日 ( 木 ). 開 催 場 所. 出. 席. 者. メセナひらかた会館. 14 時 00 分 か ら 16 時 00 分 ま で. 特別会議室. 枚方公共職業安定所:1 人. 若者支援全国協同連絡会:1 人. 大阪府中央子ども家庭センター:1 人. 寝屋川高校:2 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 長尾谷高校:1 人. 枚方市社会福祉協議会:1 人. ECC 学 園 高 等 学 校 : 1 人. 枚方市民生委員児童委員協議会:1 人. 児童生徒支援室:1 人. 枚方市地域就労支援センター:1 人. 枚方市保健所:2 人. 枚 方 市 い き い き ネ ッ ト 相 談 支 援 C:1 人. 障害福祉室:1 人. 枚方若者サポートステーション:2 人. 子ども総合相談センター. 枚方市障害者就業・生活支援C:1 人. 家庭児童相談担当:1 人. ひらかた市民活動支援センター:1 人. 子ども・若者・ひとり親相談担当:5 人 計 : 26 人. <案件1 子ども総合相談センターの体制について> (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )機 構 改 革 に 伴 う 体 制 の 変 更 に つ い て の 説 明 。 <案件 2 各機関からの自己紹介> (若 者 支 援 全 国 共 同 連 絡 会 議 )当 事 者 の 視 点 か ら 作 成 中 の 近 畿 地 方 の 支 援 機 関 マ ッ プ が 5 月 に 完 成 予 定 。 今 年 中 に 、 100 件 を 目 処 に 近 畿 の 支 援 機 関 を 調 査 予 定 。 (地 域 就 労 支 援 セ ン タ ー )地 域 に 根 ざ し た 就 労 に 力 を 入 れ て い る 。6 月 に パ ソ コ ン 講 習 、9 月 に介護職講習を予定している。 (ECC 学 園 高 校 )長 期 不 登 校 の 生 徒 も 受 け 入 れ て い る 。 卒 業 後 に 頑 張 る 力 を 見 に つ け さ せ る ことを重視している。 (枚 方 市 い き い き ネ ッ ト 相 談 支 援 セ ン タ ー )ど こ に 相 談 し て い い か 分 か ら な い よ う な と き に 使ってもらえたらと思う。校区福祉委員会として、子育てサロンや高齢者サロンにも関わ っている。 (大 阪 府 中 央 子 ど も 家 庭 セ ン タ ー )今 年 度 よ り 、 育 成 支 援 課 と 相 談 対 応 課 に 分 か れ て い る 。 中 央 子 ど も 家 庭 セ ン タ ー で は 北 河 内 の 相 談 を 受 け て い る 。分 室 に は 非 常 勤 の 相 談 員 が 在 中 。 青 少 年 相 談 と し て 、 概 ね 25 歳 ま で の 相 談 を 受 け て い る 。 (枚 方 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン )こ れ ま で に 引 き 続 き 、 サ ポ ス テ 事 業 を 実 施 。 件 数 の 増 加 に伴い、家族の相談については、回数を 3 回までとさせていただいている。. 14.

(17) (寝 屋 川 高 校 )定 時 制 で は 、 不 登 校 ・ 発 達 障 害 ・ 精 神 疾 患 を 持 つ 生 徒 が 在 籍 し て い る 。 子 育 て能力の低い家庭への親支援が課題となっている。本年度より、大阪府の高校生活支援事 業にて、中退防止コーディネーターが定時制高校に配置されることになった。 (精 神 医 療 セ ン タ ー )不 登 校 の 生 徒 を 対 象 に し た ひ ま わ り 合 宿 に つ い て 。 現 在 、 3 ク ー ル 実 施し、4 クール目を募集している段階。 (保 健 所 )家 族 の 会 に 参 加 さ れ る 方 は 高 齢 の 方 が 多 い 。 参 加 さ れ る 場 合 に は 一 度 、 相 談 を お 受けしている。こころの体温計についての紹介。 ※その他機関は資料参照。 各機関より他機関への質疑応答 (障 害 福 祉 室 )障 害 を 持 つ 子 ど も の 家 族 よ り 、 小 学 校 に 進 級 時 に 、 特 別 支 援 学 校 に 行 く べ き かどうかの問い合わせがあるが、その際に教育委員会に繋いでいるが、構わないか? (児 童 生 徒 支 援 室 )話 は 聞 い て も ら え る と 思 う が 、 窓 口 に つ い て 詳 細 は 後 日 回 答 す る 。 (枚 方 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン )若 者 の 就 労 支 援 に お い て は 、 ま ず 毎 日 出 か け ら れ る 場 所 があるということがひきこもりから次のステップにいくのに大切だと思うが、そういった 支援はないだろうか。気軽に行けるようなところ。 (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )我 々 も 必 要 と し て い る が 、 今 は そ う い っ た 場 所 は な い と い う の が現状。 (枚 方 若 者 サ ポ ー ト ス テ ー シ ョ ン )保 健 所 で は ど う だ ろ う か 。 (保 健 所 )仮 に 保 健 所 が 実 施 し て い く こ と を 考 え た 場 合 は 、 医 療 を 必 要 と し て い る 方 を 対 象 にすることになると思う。グループワーク的なものになるように思う。 <案件 3 ネットワーク会議の今年度の活動予定> (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )ケ ー ス カ ン フ ァ を 本 年 度 は 2 回 予 定 し て い る 。 初 回 は 5 月 26 日に実施予定。本年度はネットワーク会議の参加者を対象にした研修会を実施してもよい と考えている。 地域協議会の設置については、内閣府の設置促進事業に関しては、本年度は該当しないこ とになったが、協議会は作る方向で予定している。その際には、ひきこもりに限らず、青 少年健全育成など、もう少し幅広く対応する協議会として考えていく必要があると思われ る。. <次回会議> ・ 平 成 28 年 6 月 16 日 ( 木 ) 14 時 よ り 開 催 予 定 。 以上. 15.

(18) 会議の名称. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第 2 回 全体会>. 開 催 日 時. 平 成 28 年 6 月 16 日 ( 木 ). 開 催 場 所. 出. 席. 者. メセナひらかた会館. 14 時 00 分 か ら 16 時 00 分 ま で. 特別会議室. 枚 方 市 青 少 年 育 成 指 導 員 連 絡 協 議 会:1 人. 枚 方 市 ひ き こ も り 家 族 会 連 絡 会 :1 人. ちいさいほいくえん みんなの里:3 人. 寝屋川高校:1 人. 枚方公共職業安定所:1 人. 児童生徒支援室:1 人. 大阪府中央子ども家庭センター:1 人. 枚方市保健所:1 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 障害福祉室:1 人. 枚方市社会福祉協議会:1 人. 保健センター:1 人. 枚方市民生委員児童委員協議会:1 人. 子ども青少年課:1 人. 枚方市地域就労支援センター:1 人. 枚方公園青少年センター:2 人. 枚方市いきいきネット相談支援C:1 人. 子ども総合相談センター. 枚方若者サポートステーション:2 人. 子ども・若者・ひとり親相談担当:3 人. 枚方市障害者就業・生活支援C:1 人. 計 : 26 人. <案件1 枚方市における地域での子ども・若者支援について> ○枚方市青少年育成指導員の活動について 【青少年育成指導員連絡協議会 会長】 コミュニティの説明・役割、青少年育成指導員連絡協議会の活動について報告していただ く。 (家 族 会 連 絡 会 ): 指 導 員 の 選 出 に つ い て は ど の よ う に 実 施 し て い る か ? (青 少 年 育 成 指 導 員 ): 地 域 に よ っ て 、 異 な る 。 各 校 区 の 指 導 員 の 人 数 は 、 児 童 生 徒 数 で は なく世帯数から決めている。 (枚 方 サ ポ ス テ ): 指 導 員 の 年 齢 層 ? (青 少 年 育 成 指 導 員 ): 現 役 世 代 も 多 い 。 そ の た め 、 会 議 は 夜 に 実 施 し て い る 。 ○枚方公園青少年センターの事業について 【枚方公園青少年センター 所長】 青少年センターの概要・事業について、青少年相談についての説明をしていだたく。 (家 族 会 連 絡 会 ): 知 名 度 の 課 題 に つ い て は 、 生 涯 学 習 市 民 セ ン タ ー と の 連 携 も 検 討 し て は どうか? (枚 方 サ ポ ス テ ): 利 用 者 は ど の よ う な 経 緯 で 利 用 に つ な が っ て い る の か ? (青 少 年 セ ン タ ー ): 特 定 の 人 か ら の 口 コ ミ で 広 が っ て い る よ う 。 多 く の 人 に 知 っ て も ら い 利用してもらうために、若者にとって魅力的な事業を行うなど工夫していく必要があると 思う。 (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー ): 利 用 の 際 の 団 体 登 録 に つ い て ? (青 少 年 セ ン タ ー ): 初 回 の 団 体 登 録 は 窓 口 に て 申 請 し て も ら う 。 そ れ 以 降 は 、 イ ン タ ー ネ ッ ト か ら も 予 約 可 能 。22 歳 以 下 の 青 少 年 の 利 用 で あ れ ば 、施 設 使 用 料 も 無 料 な の で 、ぜ ひ 活用してもらいたい。 ○子どもの居場所づくりの取り組みについて 【子ども青少年課 課長代理】 子どもの居場所づくりの事業計画について説明していただく。 (家 族 会 連 絡 会 )募 集 す る 団 体 数 ?ど ん な 団 体 を 想 定 し て い る の か ? (子 ど も 青 少 年 課 )5 団 体 募 集 す る 予 定 で 考 え て い る 。 NPO や 地 域 の 団 体 な ど を 考 え て い る 。 16.

(19) ○「こども食堂」の取り組みについて 【ちいさいほいくえん みんなの里より】 こども食堂の取り組みについての報告していただく。 (み ん な の 里 ) 昨年より、認可外保育園でスタートさせた。ボランティアスタッフの協力を得ながら実施 している。みん里以外でも、デイサービスやパン屋の場所を利用させていただき、子ども 食堂を実施している。 地域のことは地域で考えていることが大切だと感じる。地域の人に協力してもらえている の は 、商 店 街 な ど 地 域 の 人 も 、交 流 し て 、顔 見 知 り の 関 係 に な り た い と い う 要 望 あ る か ら 。 活動を通して、働いている母と保育園等を利用せずに自宅で子育てしている母との接点が 生まれた。 活動に対する遠方からも寄贈が増えている。直接感謝を伝えること難しいが、参加 してい る 人 同 士 の つ な が り を 感 じ て も ら え る よ う に 、 News Letter を 作 成 し 、 送 付 し て い る 。 封 入作業等は、子どもたちも手伝ってくれている。 子ども食堂はどんなことがあっても毎週金曜日には必ず実施する。金曜日には必ず、みん 里の子ども食堂があるということをお守りにして欲しい。食事ということは、子どもも親 も誘いやすいし、来やすい。困っている、寂しい思いをしている子どもや保護者と関わる ことが出来たらと思っている。 (み ん な の 里 ボ ラ ン テ ィ ア ス タ ッ フ ) 学童で見てもらえる学年を過ぎた子どもたちが夜の時間にうろうろしているのが気になっ ていた。そういった子に少しずつ声をかけて、参加してもらうようになった。わが子とと もに活動に参加している。 自分自身も楽しんでやっている。活動を通して、地域での顔見知りが増えた。子どもたち にも地域の人からよく声をかけてもらえる。顔見知りが増えると、地域に見守られている 安心感がある。 不登校の経験あり、自分が子どもの頃にも、みん里のような学校でも家でもない場所があ って欲しかったなと感じている。 (地 域 就 労 支 援 セ ン タ ー )非 常 に 大 切 な 取 り 組 み で あ る と 思 う 。 市 の 事 業 と し て の 支 援 も 活 用して欲しいので、そういったことを考えている方、これから始めたいと思っている方に 届くように周知して欲しい。 (家 族 会 連 絡 会 )新 た に 実 施 を 考 え て い る 団 体 が 、 先 行 し て 実 施 し て い る 団 体 で あ る 、 み ん 里に、研修にしにいくなどして、取り組みが広がっていって欲しい。 (み ん な の 里 )こ れ ま で 動 い て な か っ た 人 の 動 く き っ か け に も な る と 思 う 。 新 し い 人 達 の 力 を引き出すきっかけになってくれたらと思う。. <次回会議> ・ 平 成 28 年 8 月 18 日 ( 木 ) 14 時 よ り 開 催 予 定 。 以上. 17.

(20) 会議の名称. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第 3 回 全体会>. 開 催 日 時. 平 成 28 年 8 月 25 日 ( 木 ). 開 催 場 所. 出. 席. 者. 市民会館. 15 時 00 分 か ら 17 時 00 分 ま で. 第 2 集会室. 京阪毎日舎:1 人. 枚方市ひきこもり家族会連絡会:1 人. 枚方公共職業安定所:1 人. 児童生徒支援室:1 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 枚方市保健所:1 人. 枚方市社会福祉協議会:1 人. 商工振興課:1 人. 枚方市民生委員児童委員協議会:1 人. 障害福祉室:1 人. 枚方市地域就労支援センター:1 人. 生活福祉室:1 人. 枚方市いきいきネット相談支援C:1 人. 保健センター:1 人. 枚方若者サポートステーション:2 人. 枚方公園青少年センター:1 人. 枚方市障害者就業・生活支援C:1 人. 子ども総合相談センター. 長尾谷高校:1 人. 子ども・若者・ひとり親相談担当:3 人. ECC 学 園 高 等 学 校 : 1 人. 計 : 23 人. <案件1 地域との連携による若者の就労支援について> ○京阪毎日舎より 新聞社との協力による、居場所支援「ひらぽ」における就労体験について、報告していた だく。 就労体験に参加した若者の様子や、若者と関わる際に、心がけていることなどお話いただ く。 (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )居 場 所 支 援 に て 実 施 し た 就 労 体 験 は 参 加 者 の 関 心 も 非 常 に 高 く、若者たちも、そういう体験を求めていると感じた。 ○ NPO ホ ー ス ・ フ レ ン ズ 事 務 局 よ り 宮之坂商店街と連携して実施している「宮ノサポ」の活動について報告していただく。 宮之阪商店街のコミュニティスペースを起点として、商店街活動に参加することで、地域 貢献しながら、社会参加、就労体験、就労マッチングの機会を得ることを目的に実施。 具体的には、商店街の七夕祭りの短冊づくりや、商店街のイベントのチラシ配布。子ども 食堂や子ども向けの映画会のサポートなどを実施。また、仕事についての話を聞く講座な ども設けている。 上記のような活動を経験しながら、地域でアルバイト等の就労への繋がっていく若者もい ることを紹介していただく。 ○宮之阪中央商店街「宮ノサポ」の見学 宮ノサポの見学。現地では、来客対応のプログラムの一貫として、若者が今回会議に出席 す る 参 加 者 に 対 し て 、 コ ー ヒ ー の 提 供 (販 売 )を 実 施 。 <案件2 その他> (商 工 振 興 課 )10 月 28 日 実 施 の 三 市 合 同 面 接 会 に つ い て の 情 報 提 供 (家 族 会 連 絡 会 )「 社 会 的 」 ひ き こ も り ・ 若 者 支 援 近 畿 交 流 会 主 催 の シ ン ポ ジ ウ ム の 情 報 提 供 18.

(21) (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )子 ど も ・ 若 者 支 援 の た め の 市 民 連 続 講 座 に つ い て 案 内 <次回会議> ・ 平 成 28 年 10 月 20 日 ( 木 ) 14 時 よ り 開 催 予 定 。. 以上. 19.

(22) 会議の名称. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第4回 全体会>. 開 催 日 時. 平 成 28 年 10 月 20 日 ( 木 ). 開 催 場 所. 出. 席. 者. メセナひらかた. 14 時 00 分 か ら 16 時 00 分 ま で. 特別会議室. 京阪毎日舎:1 人. 枚方市ひきこもり家族会連絡会:1 人. 枚方公共職業安定所:1 人. 児童生徒支援室:1 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 枚方市保健所:2 人. 枚方市民生委員児童委員協議会:1 人. 障害福祉室:1 人. 枚方市地域就労支援センター:1 人. 保健センター:1 人. 枚方市いきいきネット相談支援C:2 人. 子ども総合相談センター. 枚方若者サポートステーション:1 人. 子ども・若者・ひとり親相談担当:5 人. ECC 学 園 高 等 学 校 : 1 人. 計 : 20 人. <案件1 子どもの居場所づくり(子ども食堂)の取り組みについて> ○子ども青少年課より 8 月 か ら 補 助 金 を 交 付 す る 実 施 団 体 を 募 集 し 、 11 団 体 が 決 定 し た こ と に つ い て 、 報 告 し て いただく。 対象となる子どもたちに、情報が行き届くように今後、工夫を重ねていくということだっ た。 <案件2 地域の医療機関におけるひきこもり等の若者支援について> ○フェルマータメンタルクリニック 小林將元さんより ・ひきこもりが取り上げられたテレビ番組を題材に、強引なアウトリーチについてお話い ただく。単純に批判することは簡単だが、それだけでは問題の解決にはつながらない。 ・親はキーパーソンとして外せない存在。支援者は密に連絡を取り、ともに作戦会議を開 く中で、親が落ち着いて子どもと関われるように、こちらが落ち着いて親に関わってい く姿勢が大切。親が安定する中で、変わる子どもはいる。 ・ひきこもり等の若者支援をしようと思っても、財源がないのが実情。医療の枠組みの中 で、居場所が利用できるように、デイケアを就労支援の場とする取り組みをしている。 ・入所型や合宿型で行う支援の場合、朝昼晩ときちんと食事を摂ることから始まり、いつ も仲間の中にいることができる。 「 あ ん な ふ う に な り た い 」と い う 目 標 が 身 近 に い て 、や るべきことがあるのは大きい。 <案件3 その他> (子 ど も 総 合 相 談 セ ン タ ー )子 ど も ・ 若 者 支 援 の た め の 市 民 連 続 講 座 に つ い て 案 内. 今後の予定 第 2 回ケースカンファレンス 平 成 28 年 11 月 17 日 ( 木 ) 14 時 ~ 16 時 よ り 第 5 回全体会議 平 成 28 年 12 月 15 日 ( 木 ) 14 時 よ り 開 催 予 定 。 20. 以上.

(23) 会議の名称 開 催 日 時 開 催 場 所. 出. 席. 者. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第 5 回 全体会> 平 成 28 年 12 月 15 日 14 時 00 分 か ら 16 時 00 分 ま で (木) メセナひらかた. 特別会議室. 京阪毎日舎:1 人. 枚方市ひきこもり家族会連絡会:1 人. 枚方公共職業安定所:1 人. 児童生徒支援室:1 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 枚方市保健所:2 人. 大阪府中央子ども家庭センター:1 人. 生活福祉室:1 人. 枚方市障害者就業・生活支援C:1 人. 保健センター:1 人. 枚方若者サポートステーション:2 人. 子ども総合相談センター. ECC 学 園 高 等 学 校 : 1 人. 家庭児童相談担当:1 人. 近畿情報高等専修学校:1 人. 子ども・若者・ひとり親相談担当:4 人. 寝屋川高校:1 人. 計 : 20 人. <案件1 高等学校・高等専修学校における若者の現状と進路支援について> ○ ECC 学 園 高 等 学 校 よ り 中卒生の進路として通信制高校に進学する子どもの割合は増加傾向にある。通信制高校に は在宅スタイルと通学スタイルの2つのスタイルがあり、在宅生の場合は単位を取得し卒 業 す る た め の 、ス ク ー リ ン グ が ネ ッ ク と な る こ と が 多 い 。卒 業 後 の 進 路 が 未 定 の 生 徒 が 10% ほどいる。今後、ソーシャルスキルトレーニングがますます必要となってくること、成功 体験を積み自信をつけることの大切さ等を報告していただく。 ( 家 族 会 連 絡 会 ): 通 信 制 高 校 の 選 び 方 が よ く わ か ら な い と い う 話 を 聞 く 。 ( ECC 学 園 高 校 ): 行 っ て 現 場 を 見 た り 、合 同 相 談 会 を 利 用 す る の を 勧 め る 。学 校 に よ っ て 子どもに合う合わないがある。 ○近畿情報高等専修学校より 通信制の長尾谷高校と提携しており、専修学校であるが、高卒資格も取得できる。中学時 代に不登校であった生徒、非行に走っていた生徒も極力受け入れをし、入学後は教室に入 れなくても登校できれば出席扱いする制度を設けるなどして様々なフォローを行ってい る 。簿 記 の 3 級 の 取 得 が で き る よ う に と 思 っ て い る 。卒 業 さ せ る こ と を 主 眼 に し て い る が 、 長 尾 谷 高 校 へ の 転 編 入 す る 子 も い る 。 卒 業 後 に 在 宅 生 活 と な る 生 徒 が 10%程 度 い る 等 を 報 告していただく。 ・適応指導教室ルポより、在籍する中学校の担任と保護者、ルポの 3 者で面談を行ってい る こ と や 、 ハ ロ ー ワ ー ク で 10 代 後 半 の 求 職 者 に つ い て 、「 何 を し た ら 良 い か わ か ら な い 」 という人が多い現実について説明いただいた。 今後の予定 第 6 回全体会議 平 成 29 年 2 月 16 日 ( 木 ) 14 時 よ り 開 催 予 定 。 以上. 21.

(24) 会議の名称. 平 成 28 年 度 枚 方 市 ひ き こ も り 等 地 域 支 援 ネ ッ ト ワ ー ク 会 議 <第 6 回 全体会>. 開 催 日 時. 平 成 29 年 2 月 16 日 ( 木 ). 開 催 場 所. 出. 席. 者. 14 時 00 分 か ら 16 時 00 分 ま で. サンプラザ生涯学習市民センター. 視聴覚室. 枚方公共職業安定所:1 人. 障害福祉室:1 人. 大阪府中央子ども家庭センター:1 人. 保健センター:1 人. 大阪府立精神医療センター:1 人. 枚方市ひきこもり家族会連絡会:1 人. 京阪毎日舎:1 人. 商工振興課:1 人. 枚方若者サポートステーション:2 人. 子ども総合相談センター:4 人. 大手前高校:1 人. NPO 法 人 つ ば さ の 会 大 阪 ( 1 人 ). 枚方市障害者就業・生活支援センタ. イシス大阪(3 人). ー:1 人. カモミール(3 人). 枚方市地域就労支援センター:1 人. 登校拒否を克服する会北河内交流会(7. 児童生徒支援室:1 人. 人:上記 1 人を含む). 枚方市いきいきネット相談支援セン. み ん な で つ く る 学 校 と れ ぶ り ん か( 1 人 :. ター:1 人. 上記 1 人を含む). ひらかた市民活動支援センター:1 人. 一般参加:6 人. 枚方市保健所:2 人. 計 : 41 人. <家族会の現状報告> ・ NPO 法 人 つ ば さ の 会 大 阪 家 族 会 は カ ウ ン セ ラ ー を 迎 え て サ プ リ 村 野 で 毎 月 実 施 。現 在 20 家 族 が 登 録 し て い て 、例 会 に は 15 人 程 度 の 参 加 が あ る 。ま た 、同 じ く サ プ リ 村 野 で 、毎 週 月 ~ 金 の 午 後 3 時 か ら 5 時半まで居場所事業も行っている。ソフトボールや学習支援などをしていて、簿記の 3 級 を目指す人の指導を行い、無事合格した例もある。 ・イシス大阪 家族会 枚方公園近くで、居場所事業を 3 年ぐらい前までやっていた。今は、家族会だけをして いる。メセナで第2日曜日の 1 時半から 4 時まで。医療機関や支援機関にアクセスできて いない当事者も来ている。 ・不登校の親の会 カモミール 毎 年 40 数 名 が 会 員 登 録 を し て い る が 、 例 会 に 来 る の は 10 人 程 度 。 残 り の 半 数 は 、 す で に不登校を脱した人、半数はひきこもりが長期化して例会に来ても、特に話すことがない と い う 人 た ち 。 4・5 年 前 か ら 、 顔 ぶ れ が 変 わ ら な い 。 課 題 と し て 、 新 し い 人 が 来 な い こ と が あ り 、会 の 内 容 が 停 滞 気 味 だ っ た の で 、こ の 春 か ら 例 会 を 月 に 2 回 か ら 1 回 に 変 更 し 、2 ヶ月に一度クッキングセラピーも兼ねたカフェを開くことになった。 ・登校拒否を克服する会 北河内交流会 偶 数 月 に は 、北 河 内 で 交 流 会 を 実 施 し 、奇 数 月 に は 大 阪 で 交 流 会 を 実 施 し て い る 。 15 名 程度が参加。花見や忘年会といった行事も盛り込んでおり、さといもニュースという会報 も発行している。. 22.

(25) ・みんなでつくる学校 とれぶりんか 家族会ではない。子どもと若者の居場所づくりをしている。親子の関係を引き離すとこ ろから始め、不登校やひきこもりを社会的な問題と考えている。具体的には、訪問事業や 相 談 事 業 を 行 い な が ら 、13 年 や っ て き た 。自 分 に 自 信 が も て 、大 人 を 信 頼 で き る よ う に な ることを目標にしている。子ども青少年課から補助金の交付を受け、毎週土曜日に、いき い き 広 場 で ス タ ッ フ と し て 活 躍 し て い る 。ま た 、被 災 地 支 援 を 行 う こ と で 、 「自分も役に立 つ」という実感できる場面に連れて行っている。不登校・ひきこもりを問題行動と捉える のではなく、充電期間と捉えている。やりながら人は、らせん状に変わっていく。場面を 作ることは、リスクも伴うが、周囲がケアしてリスクを薬にし、学校・地域・行政でとも に取り組めたらよいなと考えている。 <当事者や当事者の親からの話を聞く> ・北河内交流会 Eさん 大学 2 年の夏休みから行かなくなる。その後は、なんとか休学を経て卒業したが、そのま まひきこもりになり、長い間動く気配がなかった。私(母親)は、数年前から知人に勧め ら れ て 親 の 会 (「 北 河 内 交 流 会 」) に 通 い 、 自 分 の 悩 み を 語 り 先 輩 お 母 さ ん た ち の 体 験 談 を 聞 く 中 で 、少 し づ つ 変 わ っ て い っ た 。そ れ を 見 て い た わ が 子 は 、昨 年 11 月「 市 の ひ き こ も り相談センターに行く」と自分から言ってくれた。本当にうれしかった。その後は居場所 にも通い、友達もできたようだ。 ・カモミールKさん 息子が高校 3 年の時に不登校になり、不安で「お母さん、ひとりで悩まないで」という連 続講座に参加した。講座終了後に受講生で親の会カモミールを結成した。会では、自分の ことを安心して話せ嬉しかった。気持ちも楽になった。子どもは高校中退後しばらくひき こ も り 、そ の 後 大 検 を 受 け る と 言 い 出 し て か ら 専 門 学 校 を 卒 業 す る ま で 10 年 く ら い か か っ た。現在は取得した資格で仕事をし、結婚して子どももいる。親の会では、カウンセラー や仲間から元気をもらったり、ほめてもらえてほっこりできる。 ・イシス大阪 当事者の方 現 在 36 歳 。14 歳 か ら 登 校 拒 否 に な り 16 歳 か ら ひ き こ も り 、18 歳 か ら 精 神 疾 患 と な る 。通 信で高校を卒業。他人とコミュニケーションを取るのが大変。地元の保健所の家族会で話 したり、情報提供をしたりしている。 ・とれぶりんか Nさん 参加している人の中には、中学校から登校できなくなり、統合失調症を発症し、一時期荒 れた生活をしていたが、今はヘルパーの仕事をしている。自分のやることで喜んでくれる 人がいるのが、支え。 ・つばさの会 去 年 の 実 績 と し て 、大 学 受 験 を 目 指 し 、合 格 し た 人 が い る 。対 人 関 係 が 苦 手 な 人 が 多 い が 、 ソフトボールや卓球等汗を流すことで、対人関係も上手になっていくと感じる。. 23.

(26) <各団体からの要望> ・つばさの会 家から外にでるための居場所。就労支援のための作業所を設置してほしい。広く音楽が流 れていてコーヒーを飲みながら無料で提供できるような場所。 ・イシス大阪 役所に対しての要望はない。むしろいろいろやってもらっていると思っている。連続講座 にも参加した。何をどうれば良いかの参考になった。最近では発達障害についての回が良 かった。具体的な示唆を与えてもらった。情報を発信してもらうことがありがたい。啓発 活動というか、世の中の雰囲気作りをしてほしい。 ・カモミール 親の会の立場を格上げしてほしい。存在を知らない人が多い。1 対 1 の相談ではなく、ピ アサポートも行ってほしい。居場所を公設で作ってほしい。就労支援などではなく、生き て い る だ け で OK の 豊 中 社 協 が や っ て い る よ う な も の 。 ・北河内交流会 津田支所などに、月に 1 回とか出張相談会もしてほしい。 ・とれぶりんか アウトリーチをしてほしい。ボランティア同士がスキルを高めていけるような養成する場 所を作ってほしい。 <質疑応答> サポステSさん 「なかなか就活と言われても動けないので、居場所が必要と思っている。居場所の例を教 えてほしい。 Hさん 「近畿のサポートマップ作りをしているチームがある。調査をやることが居場所になる。 居場所というのは箱ではなく、取り組みやたまり場的なもの」 Nさん 「行政は縦割りにならざるをえないところもあるが、横串をさしてほしい。居場所はたく さんほしい。 <その他> ・家族会の意義を知らしめてほしい。運営費が大変。 ・親 亡 き 後 の ラ イ フ プ ラ ン を ど う 考 え る か 。ラ イ フ プ ラ ン の 支 援 に つ い て も 考 え て ほ し い 。 <子ども総合相談センター課長より> 当cの紹介。官民問わずたくさんのチャンネルがあった方が良い。市がまとめて引き受 けるのではなく、連携を取りながら進めていくのが良いと思う。枚方市では 5 年前に子ど も若者支援計画を作ったが、来年度は改訂もしていく。子ども若者地域協議会の立ち上げ も検討。. 24.

(27) 市の職員も家族会の訪問をしたいと思っている。 次回は、4 月に開催予定。. 以上. 25.

(28) ひきこもり等子ども・若者相談支援センター 枚方市ひきこもり等地域支援ネットワーク会議 平成 28 年度の記録 平成 29 年 6 月発行 枚方市 子ども青少年部. 子ども総合相談センター 枚方市岡東町12-3-410サンプラザ3号館4階 TEL: 050-7102-3228(直通) 072-843-2255 (ひきこもり等子ども・若者相談支援センター). FAX: 072-846-7952 e-mail: kodomocenter@city.hirakata.osaka.jp.

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