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vSphere Web Client のインストールまたはアップグレード

ドキュメント内 vSphere Upgrade - VMware (ページ 80-94)

vSphere Web Client により、vCenter Server システムに接続し、ブラウザを使用して vSphere デプロイを 管理できます。

以前のバージョンの vSphere Web Client がインストールされている場合、この手順では vSphere Web Client をアップグレードします。

注意 IP アドレスが IPv4 に準拠している場合のみ、vCenter Server 5.5 は vCenter Server と vCenter Server コンポーネント間の IP アドレスによる接続をサポートします。IPv6 環境で vCenter Server システムに接続 するには、vCenter Server の完全修飾ドメイン名(FQDN)またはホスト名を使用する必要があります。

ベストプラクティスは、IP アドレス(DHCP によって割り当てられた場合に変わる可能性がある)の代わ

りに FQDN(すべてのケースで機能する)を使用することです。

開始する前に

n vCenter Server のインストーラをダウンロードします。vCenter Server インストーラのダウンロー

ド (P. 66) を参照してください。

n システムがインターネットに接続できることを確認します。

n システムが vSphere Web Client のソフトウェア要件を満たしていることを確認します。vSphere Web Client のソフトウェア要件 (P. 28) を参照してください。

n vSphere 製品をインストールまたはアップグレードする前に、vSphere ネットワークのすべてのマシン の時計を同期します。vSphere ネットワーク上の時刻の同期 (P. 60) を参照してください。

n vCenter Single Sign-On をインストールするか、または現在のバージョンにアップグレードします。

n vSphere Web Client と vCenter Server が同じ vCenter Single Sign-On サーバに登録されていることを 確認し、vSphere Web Client が vCenter Server インベントリに確実にアクセスできるようにします。

n vSphere Web Client のインストールまたはアンインストール前に、すべてのブラウザを閉じます。

n ACSII 以外の文字を含んでいないユーザー名を使用して、ホストマシンに管理者グループのメンバー

としてログインします。

手順

1 ソフトウェアのインストールディレクトリでautorun.exeファイルをダブルクリックし、インストー ラーを起動します。

2 vSphere Web Client を選択し、インストールをクリックします。

3 インストールウィザードに表示される指示に従って、インストーラの言語を選択し、エンドユーザー 特許協約およびエンドユーザー使用許諾契約に同意します。

4 デフォルトのインストール先フォルダを受け入れるか、変更をクリックして別の場所を選択します。

インストールパスには、ASCII 以外の文字、コンマ(,)、ピリオド(.)、感嘆符(!)、ナンバー記 号(#)、アット記号(@)、パーセント記号(%)のいずれの文字も含むことはできません。

8.3 形式の名前作成がホストマシンで無効にされている場合、vSphere Web Client を 8.3 形式の省略名 を持たないディレクトリ、あるいは名前に空白を含むディレクトリにはインストールしないでくださ い。この条件下では、vSphere Web Client がアクセス不能になります。

5 デフォルトのポート設定を受け入れるか、または変更します。

6 vCenter Single Sign-On に vSphere Web Client を登録するための情報を入力します。

vCenter Single Sign-On 管理者ユーザー名は administrator@vsphere.local であり、パスワードは

vCenter Single Sign-On のインストール時に管理者ユーザー用に入力したパスワードと同じにする必要

があります。Lookup Service URL の形式は https://SSO_host_FQDN_or_IP:7444/lookupservice/sdk と なっており、ここで 7444 は vCenter Single Sign-On HTTPS ポート番号のデフォルト値を表します。

vCenter Single Sign-On のインストール時に入力したものと同じものを入力する必要があります。

vCenter Single Sign-On のインストール時に別のポート番号を入力した場合は、そのポート番号を使用

します。

7 Intstall をクリックします。

8 次の操作のいずれかを行って、vSphere Web Client を起動します。

n 初めて vSphere Web Client を開始する場合は、サポートされているブラウザを開き、

https://vSphere_Web_Client_host_name_or_IP:9443/vsphere-client に移動します。

n 次のセッションで、Windows のスタートメニューからプログラム > VMware > VMware vSphere Web Client > vSphere Web Client を選択して、vSphere Web Client を実行できます。

注意 vSphere Web Client のアップグレード後に初めてログインするとき、目的の場所に移動できません

でしたというエラーメッセージが表示される場合があります。このエラーは、アップグレード時に前の バージョンからの vSphere Web Client セッションが開いたままのときに発生することがあります。こ の場合は、ブラウザを更新し再度ログインしてください。

カスタム インストールを使用した vCenter Inventory Service の個別

カスタムインストールを使用して、vCenter Single Sign-On、vCenter Inventory Service、および vCenter

Server を別々にして、それらのコンポーネントの場所および構成をカスタマイズできます。

これらの指示に従って vCenter Inventory Service のみをアップグレードします。Inventory Service と vCenter Server をアップグレードする前に、vCenter Single Sign-On をインストールまたはアップグレード する必要があります。

注意 IP アドレスが IPv4 に準拠している場合のみ、vCenter Server 5.5 は vCenter Server と vCenter Server コンポーネント間の IP アドレスによる接続をサポートします。IPv6 環境で vCenter Server システムに接続 するには、vCenter Server の完全修飾ドメイン名(FQDN)またはホスト名を使用する必要があります。

ベストプラクティスは、IP アドレス(DHCP によって割り当てられた場合に変わる可能性がある)の代わ

りに FQDN(すべてのケースで機能する)を使用することです。

開始する前に

n vCenter Single Sign-On のデプロイモード (P. 40) を確認します。

n vCenter Single Sign-On が vCenter Server アップグレードに与える影響 (P. 38) n vCenter Server アップグレードの前提条件 (P. 54) を参照してください。

n vCenter Server のインストーラをダウンロードします。

n vCenter Single Sign-On をアップグレードします。

手順

1 ソフトウェアのインストールディレクトリでautorun.exeファイルをダブルクリックし、インストー ラーを起動します。

2 vCenter Inventory Service を選択して、インストールをクリックします。

3 インストールウィザードに表示される指示に従って、インストーラの言語を選択し、エンドユーザー 特許協約およびエンドユーザー使用許諾契約に同意します。

4 Inventory Service の既存インスタンスをアップグレードまたは再インストールする場合は、既存の

データベースを残すか、新しい空のデータベースで置き換えるかを選択します。

5 インストールをクリックします。

Inventory Service がアップグレードされます。

カスタム インストールを使用した vCenter Server の個別アップグレード

vCenter Single Sign-On をインストールし、Inventory Service をアップグレードした後に、vCenter Server を個別にアップグレードできます。

代わりに、Simple Install の一部として vCenter Server をアップグレードできます。Simple Install を使用し た vCenter Server と必須コンポーネントのアップグレード (P. 71) およびvCenter Single Sign-On が vCenter Server アップグレードに与える影響 (P. 38) を参照してください。

この手順では、アップグレードする vCenter Server にダウンタイムが必要です。仮想マシンをパワーオフ する必要はありません。

以前のバージョンの vCenter Server がマシンにあると、vCenter Server インストーラで検出され、アップグ レードされます。アップグレードに失敗しても、旧バージョンの vCenter Server への自動ロールバックは 行われません。

注意 IP アドレスが IPv4 に準拠している場合のみ、vCenter Server 5.5 は vCenter Server と vCenter Server コンポーネント間の IP アドレスによる接続をサポートします。IPv6 環境で vCenter Server システムに接続 するには、vCenter Server の完全修飾ドメイン名(FQDN)またはホスト名を使用する必要があります。

ベストプラクティスは、IP アドレス(DHCP によって割り当てられた場合に変わる可能性がある)の代わ

りに FQDN(すべてのケースで機能する)を使用することです。

開始する前に

n vCenter Single Sign-On のデプロイモード (P. 40) を確認します。

n vCenter Single Sign-On が vCenter Server アップグレードに与える影響 (P. 38) を確認します。

n vCenter Server アップグレードの前提条件 (P. 54) を参照してください。

n vCenter Single Sign-On と Inventory Service をインストールします。

手順

1 ソフトウェアのインストールディレクトリでautorun.exeファイルをダブルクリックし、インストー ラーを起動します。

2 vCenter Server を選択し、インストールをクリックします。

3 インストールウィザードに表示される指示に従って、インストーラの言語を選択し、エンドユーザー 特許協約およびエンドユーザー使用許諾契約に同意します。

4 データベース認証情報を入力または確認します。

5 vCenter Server データベースをアップグレードするかどうかを選択します。

n 既存の vCenter Server データベースをアップグレードするを選択して、vCenter Server へのアッ プグレードに進みます。

n データベースのバックアップコピーがない場合は、既存の vCenter Server データベースをアップ グレードしないを選択します。

アップグレードは続行できません。

6 既存の vCenter Server データベースと SSL 証明書をバックアップしましたをクリックします。

7 vCenter Server Agent のアップグレード方法を選択します。

オプション 説明

自動 vCenter Server インベントリ内のすべてのホストで vCenter Server Agent

を自動的にアップグレードします。

手動 次のいずれかに当てはまる場合:

n 特定のホストで vCenter Server Agent のアップグレードのタイミング を制御する必要がある。

n vCenter Server Agent は、インベントリ内の各ホストにインストール

され、vCenter Server がホストを管理できるようにします。vCenter Server Agent は、vCenter Server をアップグレードするときに、アッ プグレードする必要があります。

vCenter Server Agent は、インベントリ内の各ホストにインストールされ、vCenter Server がホストを 管理できるようにします。vCenter Server Agent は、vCenter Server をアップグレードするときに、

アップグレードする必要があります。

ドキュメント内 vSphere Upgrade - VMware (ページ 80-94)