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vSphere Web Client のインストールまたはアップグレードに必要な情報

ドキュメント内 vSphere Upgrade - VMware (ページ 48-53)

vCenter Server および関連したコンポーネントに必要な値を記録して、vCenter Server のインストールの準

備をします。

vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Server のインス トールウィザードではインストールまたはアップグレードに必要な情報を求められます。vCenter Server を再度インストールする必要が生じた場合に備えて、入力した値を書き留めておきます。このトピックは、

vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、Inventory Service および vCenter Server のインストールま たはアップグレードに必要な情報を記録するためのワークシートとして印刷できます。

注意 実行するインストールまたはアップグレードの種類によっては、一部の入力が不要な場合がありま す。

32. vCenter Single Sign-On のインストールに必要な情報

必要な情報 デフォルト 入力内容

vCenter Single Sign-On の HTTPS ポート。 7444

vCenter Single Sign-On デプロイメントタイプ。

次のオプションから選択します。

n スタンドアロン vCenter Single Sign-On サーバ。このオプショ ンは、新しいドメインの最初のまたは 1 台のみの vCenter Single Sign-On サーバになる新しい vCenter Single Sign-On サーバを作成する場合に選択します。

n 高可用性。このオプションは、同一サイトの既存の vCenter

Single Sign-On サーバから情報をレプリケートする高可用性

パートナーとして追加の vCenter Single Sign-On サーバを作成 する場合に選択します。プライマリインスタンスと高可用性 インスタンスは、サードパーティ製のネットワークロードバ ランサの内側に配置する必要があります。

n マルチサイト。このオプションは、別のサイトの既存の vCenter Single Sign-On サーバから情報をレプリケートする追 加の vCenter Single Sign-On サーバを作成する場合に選択しま す。

ドメイン名。 vsphere.local インストール時にドメイ

ン名をデフォルト設定か ら変更することはできま せん。

ユーザー名。 administrator@vsphere .local

インストール時にユー ザー名をデフォルト設定 から変更することはでき ません。

デフォルトドメインの vCenter Single Sign-On 管理者アカウント のパスワード。

vCenter Single Sign-On、Inventory Service、vCenter Server、およ び vSphere Web Client のインストールまたはアップグレード時に 使用するものと同じ vCenter Single Sign-On パスワードを使用す る必要があります。

デフォルトでは、パスワードは 8 文字以上で、小文字、大文字、

数字、特殊文字がそれぞれ 1 つ以上含まれている必要がありま す。パスワードポリシーの変更については、vSphere セキュリティ ドキュメントを参照してください。ASCII 以外の文字、セミコロ ン(;)、二重引用符(")、一重引用符(')、サーカムフレック ス(^)およびバックスラッシュ(\)はパスワードに使用でき ません。

32. vCenter Single Sign-On のインストールに必要な情報 (続き)

必要な情報 デフォルト 入力内容

サイト名。

vCenter Single Sign-On サイトの名前。同一ドメインに属する vCenter Single Sign-On インスタンスをグループ化するために論理 コンテナとして使用されます。ロード バランサの内側に vCenter Single Sign-On インスタンスを配置するには、プライマリ インス タンスと高可用性の vCenter Single Sign-On インスタンスをレプ リケート側のパートナーとして、同一の物理的な場所に同一のサ イト名でインストールする必要があります。

パートナーホスト名。追加の vCenter Single Sign-On サーバをイ ンストールするときのみ必要です。

このパートナーホスト名は、レプリケート元となる既存の vCenter Single Sign-On サーバの IP アドレスまたは DNS 名です。

表 3‑3. vSphere Web Client のインストールに必要な情報

必要な情報 デフォルト 入力内容

設定言語。

ここでの選択内容はインストーラの言語のみを制御します。

英語

ターゲットフォルダ。

vSphere Web Client をインストールするフォルダ。インストール

パスには、ASCII 以外の文字、コンマ(,)、ピリオド(.)、感 嘆符(!)、ナンバー記号(#)、アット記号(@)、パーセント 記号(%)のいずれの文字も含むことはできません。

8.3 形式の名前作成がホストマシンで無効にされている場合、

vSphere Web Client を 8.3 形式の省略名を持たないディレクトリ、

あるいは名前に空白を含むディレクトリにはインストールしない でください。この条件下では、vSphere Web Client がアクセス不 能になります。

C:\Program

Files\VMware\Infra structure

vSphere Web Client HTTP ポート。 9090

vSphere Web Client HTTPS ポート。 9443

vCenter Single Sign-On 管理者ユーザー名。

入力には大文字と小文字の区別があり、vCenter Single Sign-On の インストール時に入力する管理者ユーザー名と一致する必要があ ります。

administrator@vsphere .local

デフォルトドメインの vCenter Single Sign-On 管理者アカウント のパスワード。

vCenter Single Sign-On、Inventory Service、vCenter Server、およ び vSphere Web Client のインストールまたはアップグレード時に 使用するものと同じ vCenter Single Sign-On パスワードを使用す る必要があります。

Lookup Service の URL。

Lookup Service URL の形式は https://SSO_host_FQDN_or_IP:

7444/lookupservice/sdk となっており、ここで 7444 は vCenter Single Sign-On HTTPS ポート番号のデフォルト値を表します。こ の入力は、vCenter Inventory Service のインストール時に入力する URL と一致する必要があります。

34. vCenter Inventory Service のインストールまたはアップグレードに必要な情報

必要な情報 デフォルト 入力内容

設定言語。

ここでの選択内容はインストーラの言語のみを制御します。

英語

ターゲットフォルダ。

Inventory Service をインストールするフォルダ。インストールパ

スには、ASCII 以外の文字、コンマ(,)、ピリオド(.)、感嘆符

(!)、ナンバー記号(#)、アット記号(@)、パーセント記号

(%)のいずれの文字も含むことはできません。

C:\Program

Files\VMware\Infra structure

完全修飾ドメイン名。

Inventory Service ローカル システムの FQDN。

vCenter Inventory Service の HTTPS ポー ト。

vCenter Server に必要なポート (P. 29) を参照してください。

10443 vCenter Inventory

Service 管理ポート。

10109 vCenter Inventory

Service のリンク モード 通信ポート。.

10111

インベントリサイズ。

vCenter Server デプロイのインベントリサイズ:

n 小規模 (100 台未満のホストまたは 1000 台未満の仮想マシ ン)。

n 中規模 (100 ~ 400 台のホストまたは 1000 ~ 4000 台の仮想マ シン)。

n 大規模(400 台を超えるホストまたは 4000 台を超える仮想マ シン)。

この設定により、VMware VirtualCenter Management Webservices (Tomcat)、インベントリサービス、および Profile-Driven Storage サービス用の最大 JVM ヒープ設定が決まり ます。使用環境内のホスト数が変更された場合は、インストール 後にこの設定を調整できます。vCenter Server、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Single Sign-On のハードウェア要件 (P. 21) にある推奨事項を参照してくださ い。

vCenter Single Sign-On 管理者ユーザーアカウントのユーザー 名。

vCenter Single Sign-On のインストール、Inventory Service、 vCenter Server、および vSphere Web Client のインストールまた はアップグレード時に使用するものと同じ vCenter Single Sign-On ユーザー名とパスワードを使用する必要があります。

管理者

Lookup Service の URL。

Lookup Service URL の形式は https://SSO_host_FQDN_or_IP:

7444/lookupservice/sdk となっており、ここで 7444 は vCenter Single Sign-On HTTPS ポート番号のデフォルト値を表します。

vCenter Single Sign-On のインストール時に別のポート番号を入力 した場合は、そのポート番号を使用します。

35. vCenter Server のインストールまたはアップグレードに必要な情報

必要な情報 デフォルト 入力内容

設定言語。

ここでの選択内容はインストーラの言語のみを制御します。

英語

vCenter Server ライセンスキー。

ライセンスキーを省略した場合、vCenter Server は評価モードで インストールされます。vCenter Server のインストール後、

vCenter Server のライセンスを vSphere Web Client に入力できま す。

データ ソース名 (DSN)。

既存のデータベースを使用する場合に必要です。バンドルされて いる SQL Server 2008 Express データベースを使用する場合は必要 ありません。先頭または末尾のスペースはサポートされていませ ん。DSN の先頭または末尾からスペースを削除します。

データベース

ユーザー名。 既存のデータベースを使用する場合に必要で す。バンドルされているデータベースを使用 する場合は必要ありません。ASCII 以外の文 字はサポートされていません。

データベースの パスワード。

データベース用の JDBC URL。

既存のデータベースを使用する場合に必要です。vCenter Server のインストーラは、JDBC URL を vCenter Server データベース用 に生成して検証します。生成された JDBC URL を使用してデータ ベースへの接続に失敗した場合、インストーラは、JDBC URL を 指定するように求めるメッセージを表示します。

JDBC URL の形式は、使用しているデータベースに依存します。

vCenter Server データベース用の JDBC URL 形式 (P. 61)を参照し てください。

vCenter Server サービスのアカウント情報。

Microsoft Windows のシステムアカウントまたはユーザー指定の

アカウント。SQL Server に Microsoft Windows 認証を使用する場 合は、ユーザー指定のアカウントを使用してください。

Microsoft Windows の システムアカウント

vCenter Server マシンの完全修飾ドメイン名(FQDN) vCenter Server のインストール先システムの FQDN。vCenter

Server インストールで、FQDN が解決可能かどうかが確認されま

す。解決できない場合は、警告メッセージが表示されます。解決

可能な FQDN にエントリを変更します。IP アドレスでなく、

FQDN を入力する必要があります。

スタンドアロンまたはグループに参加。

リンク モード グループに参加すると、vSphere Web Client で複数 の vCenter Server システムのデータを表示、検索、および管理で きます。

スタンドアロン

vCenter Server グループのディレクトリサービスの完全修飾ドメ

イン名。

vCenter Server のリモートインスタンスの FQDN。

vCenter Server のこのインスタンスをグループに参加させる場合

に必要です。ローカルインスタンスとリモートインスタンスはリ ンクモードグループのメンバーになります。

リモート vCenter Server インスタンスのディレクトリ サービスの LDAP ポート。

リモート インスタンスの LDAP ポート。vCenter Server のこのイ ンスタンスをリンク モード グループに参加させる場合に必要で す。vCenter Server に必要なポート (P. 29)を参照してください。

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vCenter Server の HTTPS ポート。

vCenter Server に必要なポート (P. 29)を参照

してください。 443

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