HP OpenViewによるNavisphere Integratorのインストール
3. Windowsフォルダを選択してから、インストールするソフト ウェアのフォルダを選択します。たとえば、naviagentフォル
ホスト・エージェントは、Navisphere Expressがインストールされている AX4-5シリーズまたはAXシリーズのシステムではサポートされません。
Navisphere CLIは、Navisphere ExpressがインストールされているAXシリー ズのシステムではサポートされません。
サイレント・インストールの準備
サイレント・インストール手順を開始する前に、アップグレード と新規インストールのどちら(または両方)を行うのかを決定す る必要があります。新規インストールとアップグレードを同じ環 境で行う場合は、以下の手順を2回繰り返し、1回目に新規インス トール、2回目にアップグレードを行います。
サイレント・インストールおよびアンインストールは、システム管理者だ けが実行できます。
レスポンス・ファイルの作成
このセクションでは、レスポンス・ファイルを作成する方法につ いて説明します。レスポンス・ファイルにはセットアップ構成が 保存されるため、接続されているすべてのWindowsサーバへの Initialization Utility、ホスト・エージェント、Navisphere CLI、また はServer Utilityのインストールがコマンド1つで済みます。入力が 要求されないため、この種類のインストールはサイレント・イン ストールと呼ばれます。
1. サーバのドライブに、ストレージ・システムまたはアップグレー ド・キット(AX4-5シリーズまたはAXシリーズのシステムを Navisphere Managerにアップグレードする場合に使用)に同梱さ れたサーバ・サポートCDを挿入します。
2. メイン・メニューの[Browse CD Contents]をクリックします。
3. Windowsフォルダを選択してから、インストールするソフト
レスポンス・ファイルは、Initialization Utility、ホスト・エージェント、
Navisphere CLI、またはServer Utilityソフトウェア・パッケージに対 してのみ作成できます。
4. 実行可能形式のインストール・パッケージを、ローカル・ハー ド・ドライブ上のフォルダにコピーします。
5. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開き、実行可能形式のイン ストール・パッケージをコピーしたフォルダに移動します。たと えば、インストール・パッケージをC:ドライブのResponseFileと いうフォルダにコピーした場合は、コマンド・ウィンドウでcd ResponseFileと入力します。
6. 手順4でコピーした実行可能形式のインストール・パッケージに 従って、次のいずれかのコマンドを入力します。
NaviAgent.exe –r
NaviCLI.exe –r
NaviServerUtil.exe –r
NaviInitTool.exe –r
Admsnap_win2k8.exe –r
Admhost_win2k8.exe –r
7. インストール・ウィザードの手順に従います。インストールが完 了すると、現在の作業ディレクトリにinstaller.propertiesという ファイルが作成されています。このファイルには、インストール 処理中のユーザーの応答内容が含まれています。
8. installer.propertiesファイルの名前を<ソフトウェア名>.properties に変更します。<ソフトウェア名>は、インストールしたソフト ウェアの名前です。たとえば、NaviAgent.propertiesのように なります。次のセクションに進んで、サイレント・インストー ルを実行します。
新規インストールとアップグレードを同じ環境で実行する場合 は、ファイルの名前を<ソフトウェア名>New.propertiesに変更 します。<ソフトウェア名>は、インストールしたソフトウェア の名前です。たとえば、NaviAgentNew.propertiesのようにな ります。
9. 新規インストールとアップグレードを同じ環境で実行する場合 は、手順4〜6を繰り返してから、installer.propertiesファイルの
名前を<ソフトウェア名>Upgrade.propertiesに変更します。<ソ フトウェア名>は、インストールしたソフトウェアの名前です。
たとえば、NaviAgentUpgrade.propertiesのようになります。
10. agent.configファイルの末尾に「user USERNAME@SYSTEM-NAME」というテキストが表示されている場合は、レスポンス・
ファイルを編集し、USER_IDとSYSTEM_IDを追加する必要があ ります。またはinstaller -rをもう一度実行して正しいレスポン ス・ファイルを作成します。
11. プロパティ・ファイルを作業ディレクトリまたは共有ディレ クトリに移動します。
サイレント・インストールの実行
次の手順に従ってサイレント・インストールを実行します。
InstallAnywhereインストール・パッケージでは、UNCパスまたはドライ ブ・パスを使用できます。
1. 接続されている別のWindowsサーバ(レスポンス・ファイルを 作成したサーバ以外)で、コマンド・プロンプト・ウィンドウ を開きます。
2. 前のセクションで作成したプロパティ・ファイルの格納場所に応 じて、次のいずれかのコマンドを実行します。
プロパティ・ファイルが現在の作業ディレクトリにある場合
<ソフトウェア名>.exe -i silent -f <ソフトウェア名>.properties たとえば、NaviAgent.exe -i silent -f NaviAgent.propertiesの ようになります。または、新規インストールとアップグレー ドを同じ環境で実行する場合は、NaviAgent.exe -i silent –f NaviAgentNew.propertiesまたはNaviAgent.exe -i silent –f NaviAgentUpgrade.propertiesのようになります。
プロパティ・ファイルが共有にある場合
<ソフトウェア名>.exe -i silent –f \\UNC_PATH\<ソフト ウェア名>.properties
たとえば、NaviAgent.exe -i silent –f \\UNC_PATH\NaviA-gent.propertiesのようになります。
プロパティ・ファイルをパスなしで指定した場合は、現在の作業ディ レクトリだけが検索されます。
3. インストール処理がサイレント・モードで開始されます。
4. 接続されている残りすべてのWindowsサーバ上で、手順2および3 を繰り返します。
サイレント・アンインストールの準備
次の手順に従ってサイレント・アンインストールを実行します。
1. サイレント・インストールを実行したWindowsサーバ上で、コマ ンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
2. ソフトウェアをインストールしたディレクトリに移動し、次のコ マンドを入力します。
<ドライブ>:\<インストール・ディレクトリ>\<ソフトウェア名
>\uninstall.exe -i silent
3. 接続されている他のWindowsサーバ上でソフトウェアをアンイン ストールするには、手順1および2を繰り返します。