7. Microsoft iSCSI Initiatorを使用してストレージ・システムに接続 するサーバにServer Utilityをインストールする場合は、プロンプ トが表示されたときに[はい]を選択します。
8. インストールが完了したら、[完了]をクリックしてウィザー ドを終了します。
9. Server UtilityをCDからインストールた場合、[メイン メニュー]
>[終了]の順に選択して、サーバ・サポート・メニューを閉じ ます。CDはこの時点でサーバのCDドライブから取り出せます。
TCP/IP のレジストリ設定の変更
重要
6.24.1.4.0より前のバージョンのNavisphere Server Utilityを実行して いて、Microsoft iSCSI構成を使用している場合は、このセクションを 読むことが推奨されます。6.24.1.4.0より前のバージョンのNavisphere Server Utilityを実行しているすべてのMicrosoft iSCSIクラスタ構成に 対して、このセクションは必須です。
ネットワーク・トラフィック全般ではなく、主にiSCSIトラフィック に使用されるNICについては、NICがただちに着信TCPセグメント を確認するようにネットワーク設定を変更することで、パフォー マンスは向上します。6.24.1.4.0より前のバージョンのNavisphere Server Utilityを実行している場合、パフォーマンスを向上させるに は、TCP/IPのレジストリ設定を次に示すように手動で変更する必要 があります。Navisphere Server Utilityのバージョン6.24.1.4.0以降を 実行している場合は、Server Utilityの[iSCSI用NIC(ネットワー ク インタフェース)の最適化]オプションを使用できます。この オプションの詳細については、Server Utilityのオンライン・ヘル プを参照してください。
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注意次のセクションでは、TCP/IPレジストリ設定の変更について説明 しています。レジストリを変更する前に、それを必ずバックアップ し、問題が生じた場合にレジストリをリストアする方法を理解して おく必要があります。レジストリのバックアップ、リストア、編集 の方法については、次のリンクをクリックしてMicrosoftサポート技 術情報を参照してください。http://support.microsoft.com/kb/256986/
オペレーティング・システムのタイプに応じて、以下の該当する手 順にしたがい、iSCSIトラフィックの送信用のネットワーク・イン タフェース用のTCP/IPの設定を変更し、着信TCPセグメントを即 時に認識できるようにします。
Windows Server 2003 SP1以降
1. どのIPアドレスまたはDHCP IPアドレスがiSCSIトラフィックに
2. レジストリ・エディタを起動します。
a. [スタート]>[実行]の順に選択します。
b. Regeditと入力して、[OK]をクリックします。
3. 次のレジストリ・サブキーを見つけてクリックします。
[HKEY_LOCAL_MACHINE] > [SYSTEM] >
[CurrentControlSet] > [Services] > [Tcpip] >
[Parameters]>[Interfaces]
インタフェースが、自動生成されたGUIDにより、
Interfacesフ ォ ル ダ の 下 に リ ス ト さ れ ま す ( 例 : 064A622F-850B-4C97-96B3-0F0E99162E56)。
4. 各インタフェースGUIDをクリックして、次のステップを実行し ます。
a. iSCSIト ラ フ ィ ッ ク に 使 用 さ れ るIPAd-dressま た はDhcpIPAddressパ ラ メ ー タ を選択します。
b. [編集]>[新規]>[DWORD値]の順にクリックし ます。
c. 新規の値をTcpAckFrequencyと名付け、それに値1を割り当 てます。
5. レジストリ・エディタを終了します。
6. 変更を有効にするには、Windowsを再起動します。
Windows 2000 SP3以降
1. どのIPアドレスまたはDHCP IPアドレスがiSCSIトラフィックに 使用されるかを判別します。
2. レジストリ・エディタを起動します。
a. [スタート]>[実行]の順に選択します。
b. Regeditと入力して、[OK]をクリックします。
3. 次のレジストリ・サブキーを見つけてクリックします。
[HKEY_LOCAL_MACHINE] > [SYSTEM] >
[CurrentControlSet] > [Services] > [Tcpip] >
[Parameters]>[Interfaces]
インタフェースが、自動生成されたGUIDにより、
Interfacesフ ォ ル ダ の 下 に リ ス ト さ れ ま す ( 例 : 064A622F-850B-4C97-96B3-0F0E99162E56)。
4. 各インタフェースGUIDをクリックして、次のステップを実行し ます。
a. iSCSIト ラ フ ィ ッ ク に 使 用 さ れ るIPAd-dressま た はDhcpIPAddressパ ラ メ ー タ を選択します。
b. [編集]>[新規]>[DWORD値]の順にクリックし ます。
c. 新規の値をTcpDelAckTicksと名付け、それに値0を割り当 てます。
5. レジストリ・エディタを終了します。
6. 変更を有効にするには、Windowsを再起動します。
Navisphere Server Utility の実行
このセクションでは、Server Utilityの開始および使用方法について 説明します。Server Utilityはサーバまたはサーバ・サポートCDか ら実行できます。
Windowsサーバの場合、Utilityの登録サービス機能を使用するには、サー バにバージョン6.20以降のServer Utilityをインストールする必要がありま す。この機能は、サーバ情報をストレージ・システムに対して自動的に更 新します。