7. 情報オブジェクト定義(IOD)モジュール
7.10. VL(可視光)画像モジュール (VL Image Module)
7.10.2. VL 画像モジュール属性の補足説明
7. 10. 2. 1. Photometric Interpretation (光度測定解釈)
「Photometric Interpretation (0028,0004)」の列挙値は下記である:
MONOCHROME2 RGB
YBR_FULL_422 YBR_PARTIAL_420 YBR_RCT
YBR_ICT 注:
定義された正式な色空間はない。
したがって、可視光に近い画像をコード化する「誤った」色のアプリケーションは、例えば、RGB として、コード化されるかもしれない。
7. 10. 2. 2. Bits Allocated (割当ビット)、Bits Stored (格納ビット数)、およびHigh Bit (高位ビット)
「Bits Allocated (0028,0100)」の列挙値は8である。
「Bits Stored (0028,0101)」の列挙値は8である。
「High Bit (0028,0102)」の列挙値は7である。
7. 10. 2. 3. Pixel Representation (画素表現)
「Pixel Representation (0028,0103)」の列挙値は0である。
7. 10. 2. 4. Samples per Pixel (画素あたりサンプル)
「Samples per Pixel (0028,0002)」の列挙値は以下の通りである:
「Photometric Interpretation (0028,0004)」の値が「MONOCHROME2」である場合には、画素あ たり「Samples per Pixel (0028,0002)」の列挙値は1である。
「Photometric Interpretation (0028,0004)」の値が「RGB」または「YBR_FULL_422」または
「YBR_PARTIAL_420」または「YBR_RCT」または「YBR_ICT」の場合には、「Samples per Pixel (0028,0002)」の列挙値は3である。
7. 10. 2. 5. Planar Configuration (面構成)
存在する場合は,「Planar Configuration (0028,0006)」の列挙値は0である。
この値は、「Samples per Pixel (0028,0002)」が 1 よりも大きい値を持つ場合は存在する。
7. 10. 2. 6. Image Type (画像タイプ)
画像タイプ属性は、複数値データ要素の中の重要な画像特性を識別する。
可視光線については画像タイプが以下のように特定化される。
a. 値1は画素データ特性を識別する。
列挙値は: ORIGINAL、 DERIVED b. 値2は患者検査特性を識別する。
列挙値は: PRIMARY、 SECONDARY
c. 値3は存在しないことがあるが、存在する場合は、ステレオ対のメンバーを識別する、その場合 には「Referenced Image Sequence (0008,1140)」は対の別のメンバーを識別するために使用さ れる。
列挙値は:
STEREO L = 画像はステレオ対収集の(観察者の左に関係する)左画像である
STEREO R = 画像はステレオ対収集の(観察者の右に関係する)右画像である
d. 他の値は実装者特有である(任意選択)。
7. 10. 2. 7. Referenced Image Sequence (参照画像シーケンス)
「Image Type (0008,0008)」値3が「STEREO L」か「STEREO R」である時に、「Referenced Image
Sequence (0008,1140)」は、ステレオ収集の対応するSOPインスタンスを特定するのに使用されるもの
とする。
この場合どちらか。
- 1つの項目だけが存在する。または、
- 複数の項目が存在し、それぞれ「Purpose of Reference Code Sequence (0040,A170)」を伴 って存在し、および最初の項目が「Purpose of Reference」値 (121315、DCM、「Other image of stereoscopic pair」)だけ持つ場合。
7. 10. 2. 8. Lossy Image Compression (非可逆画像処理)
属性「Lossy Image Compression (0008,2110)」は、画像が非可逆圧縮を受けたことを伝達する。それは 画像が(その生涯のある時点で)非可逆アルゴリズムで圧縮された、そして変化が画素データの中に導入 されたことを記録するための手段を提供する。一度その値が “01” に設定されれば、それはリセットされ ない。
注:
画像が非可逆アルゴリズムで圧縮された場合は、属性「Lossy Image Compression (0008,2110)」は
“01” に設定される。その後に、画像が伸張されそして非圧縮フォーマットの中で伝送された場合は、
この属性値は “01” に留まる。フレームの一つ以上が非可逆圧縮を受けた、マルチフレームを含む
注:
適用されるフレームは属性「Derivation Description (0008,2111)」の中で注記されることが推奨され る。
画像が、センサから始めは非可逆画像圧縮画像として得られるなら、「Lossy Image Compression (0008,2110)」は“01”に設定され、属性「Image Type (0008,0008)」の値1は「ORIGINAL」に設定され る。
画像が他の圧縮バージョンの画像の場合、「Lossy Image Compression (0028,2110)」は“01”に設定され、
属性「Image Type (0008,0008)」の値1は「DERIVED」に設定され、前任者がDICOM画像だった場合 は、新しいSOPインスタンスUIDを受け取る。
注:
1. 大体の圧縮率が、属性「Derivation Description (0008,2111)」の中で提供されることが推奨され る。更に、画素データの変化が専門家の解釈に影響するかもしれないとき、それを示すために
「Derivation Description (0008,2111)」が使用されることが推奨される。(7.7.2.3参照)
2. 属性「Lossy Image Compression (0008,2110)」は、既存のIODとの後方互換性のためにタイプ 3として定義されている。新しい画像IODに対して、また(例えば,新しいIODが明記される)
大きな改訂を受けた既存のIODに対して、それは必要とされる(即ち,タイプ1Cとして定義さ れる)ことが期待される。
「Lossy Image Compression Method(0028,2114)」の定義項目は:
ISO_10918_1 = JPEG Lossy Compression
ISO_14495_1 = JPEG-LS Near-lossless Compression ISO_15444_1 = JPEG 2000 Irreversible Compression SO_13818_2 = MPEG2 Compression