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S8700 Media Server

ドキュメント内 Avaya Communication Manager ハードウェアガイド (ページ 68-76)

S8700 Media Server の特長は次のとおりです。

10/100 イーサネットポートで IPSI ネットワーク制御リンク、サービスアクセス、二重

化、管理およびアラームをサポート

IDE ハードディスク × 1

IDE CD-ROM × 1

各国電源仕様対応 100 ~ 250V

OS、ユーザートランスレーション、メンテナンスソフトウェア用の記憶媒体

モデム用 USB ポート接続サポート

交換可能なメディアとしての 128 MB フラッシュカード対応

任意のサーバーからのリモート発呼アラームサポート

SNMP アラーム

S8700 Media Server は、EIA-310-D 準拠のオープン 19 インチラックに装着する必要がありま す。

IPSI 基板 (TN2312BP)

TN2312BP IP Server Interface(IPSI)によって環境メンテナンスが得られます。G650 でサポー トされる IP サーバーインタフェースはこれだけです。G650 のキャリアアドレス A に装着され たTN2312BP IPSI は、I2C バスマスターとして動作します。(TN2312BP IPSI を装着できるの は、G650 のキャリアアドレス A または B だけです。また、G650 のキャリアアドレス A に装 着された TN2312BP IPSI だけが、I2C バスマスターとして動作できます。)

TN2312BP IPSI は、旧バージョンの他のメディアゲートウェイと互換性はありますが、環境メ ンテナンスを提供できるのは、G650 で使用するときだけです。TN2312BP IPSI では、トーン 検出、コールクラシフィケーション、トーン生成、クロック機能が常に提供されます。

TN2312BP IPSI を MCC1または SCC1 で使用する場合、環境メンテナンスは TN755D によって 提供されます。

TN2312BP IPSI では、G650 のメンテナンス機能が提供されます。メンテナンス機能には次の ものが含まれます。

電源、キャビネット、リング・ジェネレータのメンテナンス

外部装置アラーム検出

非常切り替え制御

顧客が設置した装置のアラーム制御

CSS または ATM 経由の音声ベアラ構成では、各 IPSI が通常、制御メッセージを IPSI を持た ない PN にベアラネットワーク経由でトンネリングすることによって、5 つのポートネット ワークを制御します。IPSI が置けない場所は次のとおりです。

Stratum 3 クロックインタフェースを持つ PN 内

サバイバルリモート拡張ポートネットワーク(SREPN)内

S8700 構成をサポートする IPSI 接続 PN の推奨数は、構成内の PN 総数を 5 で割った数に 1 を 足して求めます。追加分の基板により、フォールトトレランスが得られます。

VoIP ベアラ構成の場合、各 PN 内の IPSI は 1 枚にする必要があります。

直接接続方式では、サポートされる PN 接続の IPSI 基板は 1 枚だけです。

IPSI フェイスプレートの例を、図 18 「IPSI フェイスプレート」(69ページ)に示します。

図 18: IPSI フェイスプレート

IP サーバーインタフェースの詳細については、「TN2312BP IP サーバーインタフェース」

(201ページ)を参照してください。

イーサネットスイッチ

イーサネットスイッチによって、PN 内に常駐する IPSI 基板とサーバーを接続できます。サー バー二重化構成には、1 台のイーサネットスイッチがあります。制御部二重化と完全二重化で は、イーサネットスイッチが二重化されています。S8700 Media Server では、制御ネットワー ク内イーサネットスイッチへの、2 つのイーサネット接続がサポートされます。

S8700 Media Server には、常に Avaya(P13X または P33X)イーサネットスイッチが、制御複 合システムの一部として必要です。Avaya イーサネットスイッチは、IPSI に接続する PN への イーサネット接続を拡張します。サーバー二重化には、1 台のイーサネットスイッチが必要で す。制御部二重化または完全二重化(CSS または ATM 経由音声ベアラのみ)には、2 台が必 要です。場合により、Avaya イーサネットスイッチの代わりに、ユーザーが設置した非 Avaya イーサネットスイッチも使用できます。

S8700 Media Server 制御ネットワークは専用ネットワークに限りませんが、専用イーサネット スイッチセットを使用して設置すれば、容易なメンテナンスと高度な信頼性が得られます。

Avaya イーサネットスイッチの例を、図 19 「Avaya イーサネットスイッチ」(70ページ)に示

します。

ckdfips2 LAO 081203

CLK

SERVICE

NETWORK

700060643 AVAYA 01DR06142246

TN2312AP IPSI

図 19: Avaya イーサネットスイッチ

UPS または予備電源

S8700 Media Server には、常に予備電源が必要です。電源故障時の電源問題を回避して、シス テム処理の安全シャットダウンを保証するために、予備電源が必要です。Avaya 700 VA UPS によって、約 30 分の予備電源が確保できます。さらに、バッテリ拡張モジュールと 1500 VA

UPS の組み合わせによって、最大 8 時間の予備電源が得られます。詳しくは、「Avaya UPS 装

置」の章をご覧ください。

Avaya UPS 装置では、電源故障時に SNMP トラップによってアラームを送信します。バッテリ 切れの前に SNMP トラップが送信されて、呼処理ソフトウェアを含む Linux サーバーの安全 シャットダウンが開始されます。別個の DC 48V バッテリストリング使用時には、電圧がしき い値を下回った時点でのアラーム送信は可能ですが、シャットダウンは自動化されません。

USB モデム

各 S8700 Media Server に、メンテナンスアクセスとアラーム発呼のためのユニバーサルシリア ルバス(USB)モデムが必要です。S8700 Media Server を併設させる場合、これらのモデムは 共通電話回線を共有できます。S8700 Media Server を別個に設置する場合は、追加電話回線が 必要です。この場合、着信呼への応答は、オンラインサーバーで行われます。発呼者のオフ ラインサーバーへのアクセスは、telnet セッションを介して行われます。各モデムは、S8700 Media Server 上の USB ポートに接続します。使用する USB モデムは、Communication Device Class(CDC)仕様準拠で、通常は Abstract Control Model(ACM)サブクラス適合品でなけれ ばなりません。この仕様に準拠しないモデムは、S8700 Media Server が供給するドライバで正 常に動作しません。

メディアゲートウェイ

Avaya G650 Media Gateway は、S8700 Media Server の新設に最適なゲートウェイです。既存の Avaya ソリューションから移行する場合、および既存の Avaya ソリューションに S8700 Media

server を追加する場合、使用できるゲートウェイは構成によって異なります。CSS または ATM

経由の音声ベアラ構成では、G350、G650、MCC1、SCC1、G700 メディアゲートウェイが使用 できます。VoIP ベアラ構成では、G350、G650、G600、G700、CMC1 メディアゲートウェイ が使用できます。次のセクションで各メディアゲートウェイについて、詳しく説明します。

G650 Media Gateway

Avaya G650 Media Gateway は、TN フォーマット基板構成用 14 スロットの、ラック取り付け キャリアです。G650 の高さは 8U(35.6 cm)で、48.3 cm の標準データラックに取り付けられ ます。G650 には、AC および DC 入力電源で動作する 655A 電源ユニットを 1 つか 2 つ使用し ます。どちらの電源ユニットも、G650 に必要なすべての電源を供給できます。電源ユニット を 2 つ使用する場合、給電負荷は分担されます。1 つを AC 入力電源で、別の 1 つを DC 入力電 源で使用することもできます。ただしシステムは、入力があれば常に AC 電源を使用します。

データラックに取り付ける G650 Media Gateway の積み重ね例を、図 20 「G650 Media Gateway」

(71ページ)に示します。

25 EXPANSION SLOT

33

FIV 29 37

LNKCOL TxRxFDXFC 100M LAG OPR PWR 1

13 5 17

9 21 26

34 30 38

2 14

6 18

10 22 27

35 31 39

3 15

7 19

11 23 28

36 32 40

4 16

8 20

12 24

1

13 2

14 LAG

3

15 4

16

9

21 10

22 LAG

11

23 12

24 CONSOLE 5

17 6

18 LAG

7

19 8

20 Cajun P120

swdcp120 KLC 031902

図 20: G650 Media Gateway

図注

番号 説明

1 & 2 S8700 Media Server 3 イーサネットスイッチ 4 & 5 UPS 装置:各サーバーに 1 台

6 G650 Media Gateway:キャリア位置 A 7 G650 Media Gateway:キャリア位置 B 8 G650 Media Gateway:キャリア位置 C 9 G650 Media Gateway:キャリア位置 D 10 G650 Media Gateway:キャリア位置 E

1

1

13

12

24 CONSOLE

1 2

1 2

msdlrck3 LAO 081203 1

2

3

4

5

6 7 8 9 10

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING 10

3 4 5 6 8 9

Power1 2 7 11 12 13 14 Power

E

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING 10

3 4 5 6 8 9

Power1 2 7 11 12 13 14 Power

D

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING 10

3 4 5 6 8 9

Power1 2 7 11 12 13 14 Power

C

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING 10

3 4 5 6 8 9

Power1 2 7 11 12 13 14 Power

B

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING

FAN OR POWER FAIL

FAN AND POWER OK AC INPUT DC INPUT ACTIVE RING 10

3 4 5 6 8 9

Power1 2 7 11 12 13 14 Power

A

G650 Media Gateway の詳細については、「Avaya G650 Media Gateway」を参照してください。

MCC1 Media Gateway(ATM または CSS 経由音声ベアラのみ)

MCC1 Media Gateway には、最大 5 台までのキャリアを収容できます。MCC1 Media Gateway で は、複数の基板を使用します。キャビネットの前面、背面のドアが内部の装置を保護し、基 板に簡単にアクセスできるようになっています。MCC1 Media Gateway には、次のキャリアを 収容できます。

次の 1 つまたは複数を含むポートキャリア

— ポート基板

— IPSI

— VoIP 変換リソース

— サービス基板

— トーンクロック

— 拡張インタフェース(EI)基板

スイッチノードキャリアには、センターステージ・スイッチ(CSS)を構成するスイッ チノードインタフェース基板が含まれます。

拡張コントロールキャリアには、サービススロットとポートスロットが含まれます。

図 21 「MCC1 Media Gateway」(73ページ)に、MCC1 Media Gateway の例を示します。

図 21: MCC1 Media Gateway

詳しい情報については、「MCC1 Media Gateway」 (156ページ)を参照してください。

図注

番号 説明

1 C 位置のキャリア

2 B 位置のキャリア

3 A 位置のキャリア

4 ファンユニット

5 D 位置のキャリア

6 E 位置のキャリア

7 配電ユニット

lcdfpdui KLC 031202

1

2

3

4

5

6

7

SCC1 Media Gateway(ATM または CSS 経由音声ベアラのみ)

SCC1 Media Gateway は、シングルキャリアで構成されます。PN を構成するため、1つのロ ケーションに最大 4 台までの SCC1 Media Gateway が接続できます。SCC1 Media Gateway に は、基板用の縦長スロットがあります。背面のキャビネットクリップでキャビネットを相互 に連結します。アースの完全性のため、積み重ねたキャビネットをアース板で接続します。

SCC1 Media Gateway には次の 2 つのタイプがあります。

サービススロットとポートスロットが含まれる拡張コントロールキャビネット

ポートと拡張コントロールキャビネットへのインタフェースが含まれるポートキャビ ネット

図 22 「代表的な SCC1 Media Gateway」(74ページ)に、SCC1 Media Gateway の例を示します。

図 22: 代表的な SCC1 Media Gateway

詳しい情報については、「SCC1 Media Gateway」 (148ページ)を参照してください。

CMC1 Media Gateway(VoIP ベアラのみ)

CMC1 Media Gateway は壁面設置も床上設置も可能で、AC 専用電源を使用します。コント ロールキャリアには 2 つのコントロールスロットがあります。1 つはプロセッサ用(未使用)、 もう 1 つが IPSI(TN2312BP)用です。スロット 3 から 10 までには、オプションのポート基板 とサービス基板が装着できます。

図 23 「CMC1 Media Gateway」(75ページ)に、CMC1 Media Gateway の例を示します。

図注

番号 説明

1 基板

2 電源コンバータ

3 通気孔

scdfscci KLC 032502

1

2

3

ドキュメント内 Avaya Communication Manager ハードウェアガイド (ページ 68-76)