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DEFINITY Server SI

ドキュメント内 Avaya Communication Manager ハードウェアガイド (ページ 92-98)

概要

DEFINITY® Server SI上のAvaya™ Communication Manger によって、ハイレベルなOS、オープ ンインタフェース、分散処理が得られます。DEFINITY Server SI では、内部スイッチング音声 通信、音声とデータのネットワーク統合を含むインターネットプロトコル(IP)テレフォ ニー、統合メッセージング、マルチメディア会議、コラボレーションなどの諸機能が得られ ます。DEFINITY Server SI は、Avaya Enterprise Class IP Solution 製品群の一部なので、他の Avaya 製品とともに動作して、完全な IP ソリューションを形成するように設計されています。

主なハードウェアのすべては、最大 5 台までのキャリアが収容できるマルチ・キャリア・キャ ビネット(MCC1)か、積み重ね可能なシングルキャリアキャビネット(SCC1)に組み込ま れます。このソリューションは、アナログトランク、デジタルトランク、ホストコンピュー タに接続しているデータライン、データ入力用ターミナル、パーソナルコンピュータ(PC)、 IP ネットワークアドレス間の、高速接続を可能にします。DEFINITY Server SI ソリューション の例を、次の図に示します。

図 29: Communication Manager 付き DEFINITY Server SI

詳細説明

Avaya Communication Manager 付き DEFINITY Server SI では、対応しているあらゆる回線規模 について共通の構成プラットホームが得られます。プロセッサ・ポートネットワーク(PPN)

は、システムのマスターコントローラです。拡張ポートネットワーク(EPN)には、ライン ポートとトランクポートが含まれます。汎用ポートハードウェアによって、内線基板、トラ ンク基板、サービス基板をどの空きスロットにも装着できます。

Communication Manager 付き DEFINITY Server SI では、次の機能が得られます。

メッセージング、電話会議、コラボレーション、コールセンター、携帯電話、リモー トユーザー用の、拡張が容易なアプリケーション

ネットワークと管理ソリューションによる運用コスト制御

機能追加のプロセスを単純化。基板を追加し、グラフィカル・ユーザー・インタ フェース(GUI)を使用して管理を行います。

LAN と WAN 両方での、コスト効果の高い分散スイッチング配置

IP と 非同期転送モード(ATM)プロトコルおよびサービスによる、統合ネットワーク

環境

LAN と WAN での TDM 伝送とスイッチング・インフラストラクチャ。TDM は、アナ

ログ、デジタル、IP エンドポイント、トランクおよび電話機の両方、LAN または WAN への IP インタフェースをサポートします。

構成部品情報

主要なシステム構成部品は次のとおりです。

Avaya Communication Manager。Avaya Communication Manager の詳細については、

『Avaya Communication Manager 概説、555-233-767JA』をご覧ください。

制御部(SPE)とポートネットワーク(PN)付きのプロセッサ・ポートネットワーク

(PPN)

AC 用631DA 電源ユニットと 631DB 電源ユニット

DC 用 649A 電源ユニット

コントロールキャリア

DEFINITY Server SI では、次の Media Gateway を使用します。

— SCC1(AC または DC 用電源を含む)

「SCC1 Media Gateway」(148ページ)

— MCC1(AC または DC 用電源を含む)

「MCC1 Media Gateway」 (156ページ)

基板

— TN2404 プロセッサ

— TN2401 ネットワークコントロール/パケットインタフェース(NetPkt)

— TN768、TN780、または TN2182 トーンクロック 主な構成部品それぞれについて、次のセクションで説明します。

プロセッサ・ポートネットワーク(PPN)と制御部

PPN は、キャリアの DEFINITY Server SI 構成で、次の制御複合システム制御部(SPE)とポー トインタフェースが含まれます。制御複合システムは、次の 3 枚の基板で構成されます。

TN2404 RISC プロセッサ

TN2401 ネットワークコントローラ

TN2182、TN780 または TN768 トーンクロック基板

制御基板はすべて、PPN 内のコントロールキャリアに装着されています。TCP/IP 接続を提供 する TN799DP C-LAN 基板、BX.25 接続用 TN765 プロセッサインタフェースのような追加オプ ション基板が必要になる場合もあります。制御部二重化システムと完全二重化システムでは、

TN792 二重化インタフェース基板が使用されます。

電話機がオフフックになったり、呼の開始を知らせる信号を発すると、その装置に接続され ているポート回路からの信号を SPE が受信します。ダイヤルされた番号の各桁(デジット)

が収集され、交換機は、発呼装置と被呼装置間の接続を行うよう設定されます。

PPN内に SPE を持つダイレクト接続システムを次の図に示します。各バスは、外部トランク と外部回線間で、音声呼とデータ呼をルーティングします。

図 30: DEFINITY Server SI 構成の構成部品

ポートネットワーク

ポートネットワーク(PN)の構成部品は、次のとおりです。

TDM バス: TDM バスには、タイムスロット× 484、Bチャネル× 23、Dチャネル× 1

(いずれもバス当たり)があります。TDM バスは各 PN 内部全体に配線され、各端で終 端します。8 ビットのパラレルバス× 2 (バス A とバス B)で構成され、各バスは、回 線交換デジタル化音声/データ信号および制御信号を全ポート回路に、またポート回 路と SPE 間で伝送します。ポート回路はデジタル化された音声信号とデータ信号を TDM バスに送信します。バス A とバス B は通常、同時に動作します。

パケットバス:パケットバスは各 PN 内部全体に配線され、各端で終端します。パケッ トバスは、18 ビットのパラレルバスで、論理リンクと SPE からの制御メッセージを ポート回路経由で、電話機や外部装置などのエンドポイントへ伝送します。パケット バスは、Dチャネル、X.25、およびリモート管理ターミナルなど、システムの特定ポー ト回路間で、オンスイッチとオフスイッチコントロール両方の論理リンクを伝送しま す。

ポート回路: ポート回路は、PN と外部トランクや外部装置間のアナログ/デジタルイ ンタフェースとなり、これらの装置と TDM バス、パケットバス間のリンクを提供しま す。アナログ着信信号は、パルス符号変調(PCM)デジタル信号に変換され、ポート 回路によって TDM バスに送信されます。ポート回路は PCM からの発信信号を、外部 のアナログ装置用にアナログ信号に変換します。全ポート回路はTDMバスに接続さ れ、特定のポートだけがパケットバスに接続されます。

インタフェース回路: インタフェース回路は、PPN と各 EPN 内に装着される、複数タ イプのポート回路です。インタフェース回路は、TDM バスに接続する光ファイバー ケーブル、PPN キャビネットから TDM バスへのパケットバス、各EPNのパケットバ スの終端となります。

拡張インタフェース(EI)基板も次のものを終端させます。

— PPN を EPN に接続するケーブルの各端

— EPN を他の EPN に接続するケーブルの各端

— PN キャリアと SN キャリアを接続するケーブルのPN 端

スイッチノードインタフェース(SNI)基板は、SN キャリアと PN を接続するケーブル の SN キャリア側の終端となります。

サービス回路は、外部ターミナルに接続して、システムのモニタ、メンテナンス、ト ラブル処理を行います。サービス回路によって、トーン生成と検出、コールクラシ フィケーション、録音アナウンスメント、スピーチシンセサイザ機能も得られます。

キャリア

キャリアは基板を収容し、それぞれの基板に電源を供給して、TDM バス、パケットバスに接 続します。キャリアには、次の 5 種類があります。

コントロールキャリア(PPN キャビネットのみ)

二重化コントロールキャリア(オプション)(PPN キャビネットのみ)

ポートキャリア(オプション)(PPN あるいは EPN キャビネット、またはその両方)

拡張コントロールキャリア(オプション)(EPN キャビネットのみ)

スイッチノードキャリア(オプション)(PPN あるいは EPN キャビネット、またはその 両方)

キャビネット

システムのキャビネットには、キャリアと電源装置を含むその他の全構成部品が収納されま す。1 台のキャビネットには、キャリアが 1 台以上、基板を装着する縦長のスロットのある囲 い付きの棚に収納されています。基板はスロット内の奥にあるコネクタに装着します。次の 2つのキャビネットタイプがあります。

シングル・キャリア・キャビネット(SCC1)

マルチ・キャリア・キャビネット(MCC1)

シングル・キャリア・キャビネット

最大 3 台のシングル・キャリア・キャビネット(SCC1)を積み重ねてひとつのPNを構成す ることができます。次の図を参照してください。

シングル・キャリア・キャビネットには次の 4 つの構成があります。

TN2404 プロセッサ、トーンクロック、電源コンバータを装着した基本コントロール

キャビネット

追加ポート基板、PPN とのインタフェース、メンテナンスインタフェース、電源コン バータを装着した拡張コントロールキャビネット

基本コントロールキャビネットと同一構成である二重化コントロールキャビネット

ポート基板と電源コンバータを装着したポートキャビネット

図 31: 標準的なシングル・キャリア・キャビネット(SCC1)

マルチ・キャリア・キャビネット

マルチ・キャリア・キャビネット(MCC1)は、178 cm のキャビネットで、最大 5 台までの キャリアが収納できます。次の図に MCC1 の例を示します。マルチキャリアキャビネットに は、次の 3 つのタイプがあります。

ポート、SPE、EPN キャビネットへのインタフェース、または CSS を組み込んだ PPN キャビネット。

追加ポート、PPN および他の EPN キャビネットへのインタフェース、メンテナンスイ ンタフェース、他の EPN キャビネットへのオプションのインタフェース、スイッチ ノード(CSS 接続システム内の SN)、またはATMスイッチを組み込んだ EPN キャビ ネット。

ラック据え付け器具など、オプションのシステム関連ハードウェア用に使用する装置 を組み込んだ補助キャビネット。

ドキュメント内 Avaya Communication Manager ハードウェアガイド (ページ 92-98)