概要
DEFINITY® Server SI上のAvaya™ Communication Manger によって、ハイレベルなOS、オープ ンインタフェース、分散処理が得られます。DEFINITY Server SI では、内部スイッチング音声 通信、音声とデータのネットワーク統合を含むインターネットプロトコル(IP)テレフォ ニー、統合メッセージング、マルチメディア会議、コラボレーションなどの諸機能が得られ ます。DEFINITY Server SI は、Avaya Enterprise Class IP Solution 製品群の一部なので、他の Avaya 製品とともに動作して、完全な IP ソリューションを形成するように設計されています。
主なハードウェアのすべては、最大 5 台までのキャリアが収容できるマルチ・キャリア・キャ ビネット(MCC1)か、積み重ね可能なシングルキャリアキャビネット(SCC1)に組み込ま れます。このソリューションは、アナログトランク、デジタルトランク、ホストコンピュー タに接続しているデータライン、データ入力用ターミナル、パーソナルコンピュータ(PC)、 IP ネットワークアドレス間の、高速接続を可能にします。DEFINITY Server SI ソリューション の例を、次の図に示します。
図 29: Communication Manager 付き DEFINITY Server SI
詳細説明
Avaya Communication Manager 付き DEFINITY Server SI では、対応しているあらゆる回線規模 について共通の構成プラットホームが得られます。プロセッサ・ポートネットワーク(PPN)
は、システムのマスターコントローラです。拡張ポートネットワーク(EPN)には、ライン ポートとトランクポートが含まれます。汎用ポートハードウェアによって、内線基板、トラ ンク基板、サービス基板をどの空きスロットにも装着できます。
Communication Manager 付き DEFINITY Server SI では、次の機能が得られます。
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メッセージング、電話会議、コラボレーション、コールセンター、携帯電話、リモー トユーザー用の、拡張が容易なアプリケーション•
ネットワークと管理ソリューションによる運用コスト制御•
機能追加のプロセスを単純化。基板を追加し、グラフィカル・ユーザー・インタ フェース(GUI)を使用して管理を行います。•
LAN と WAN 両方での、コスト効果の高い分散スイッチング配置•
IP と 非同期転送モード(ATM)プロトコルおよびサービスによる、統合ネットワーク環境
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LAN と WAN での TDM 伝送とスイッチング・インフラストラクチャ。TDM は、アナログ、デジタル、IP エンドポイント、トランクおよび電話機の両方、LAN または WAN への IP インタフェースをサポートします。
構成部品情報
主要なシステム構成部品は次のとおりです。
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Avaya Communication Manager。Avaya Communication Manager の詳細については、『Avaya Communication Manager 概説、555-233-767JA』をご覧ください。
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制御部(SPE)とポートネットワーク(PN)付きのプロセッサ・ポートネットワーク(PPN)
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AC 用631DA 電源ユニットと 631DB 電源ユニット•
DC 用 649A 電源ユニット•
コントロールキャリア•
DEFINITY Server SI では、次の Media Gateway を使用します。— SCC1(AC または DC 用電源を含む)
「SCC1 Media Gateway」(148ページ)
— MCC1(AC または DC 用電源を含む)
「MCC1 Media Gateway」 (156ページ)
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基板— TN2404 プロセッサ
— TN2401 ネットワークコントロール/パケットインタフェース(NetPkt)
— TN768、TN780、または TN2182 トーンクロック 主な構成部品それぞれについて、次のセクションで説明します。
プロセッサ・ポートネットワーク(PPN)と制御部
PPN は、キャリアの DEFINITY Server SI 構成で、次の制御複合システム制御部(SPE)とポー トインタフェースが含まれます。制御複合システムは、次の 3 枚の基板で構成されます。
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TN2404 RISC プロセッサ•
TN2401 ネットワークコントローラ•
TN2182、TN780 または TN768 トーンクロック基板制御基板はすべて、PPN 内のコントロールキャリアに装着されています。TCP/IP 接続を提供 する TN799DP C-LAN 基板、BX.25 接続用 TN765 プロセッサインタフェースのような追加オプ ション基板が必要になる場合もあります。制御部二重化システムと完全二重化システムでは、
TN792 二重化インタフェース基板が使用されます。
電話機がオフフックになったり、呼の開始を知らせる信号を発すると、その装置に接続され ているポート回路からの信号を SPE が受信します。ダイヤルされた番号の各桁(デジット)
が収集され、交換機は、発呼装置と被呼装置間の接続を行うよう設定されます。
PPN内に SPE を持つダイレクト接続システムを次の図に示します。各バスは、外部トランク と外部回線間で、音声呼とデータ呼をルーティングします。
図 30: DEFINITY Server SI 構成の構成部品
ポートネットワーク
ポートネットワーク(PN)の構成部品は、次のとおりです。
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TDM バス: TDM バスには、タイムスロット× 484、Bチャネル× 23、Dチャネル× 1(いずれもバス当たり)があります。TDM バスは各 PN 内部全体に配線され、各端で終 端します。8 ビットのパラレルバス× 2 (バス A とバス B)で構成され、各バスは、回 線交換デジタル化音声/データ信号および制御信号を全ポート回路に、またポート回 路と SPE 間で伝送します。ポート回路はデジタル化された音声信号とデータ信号を TDM バスに送信します。バス A とバス B は通常、同時に動作します。
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パケットバス:パケットバスは各 PN 内部全体に配線され、各端で終端します。パケッ トバスは、18 ビットのパラレルバスで、論理リンクと SPE からの制御メッセージを ポート回路経由で、電話機や外部装置などのエンドポイントへ伝送します。パケット バスは、Dチャネル、X.25、およびリモート管理ターミナルなど、システムの特定ポー ト回路間で、オンスイッチとオフスイッチコントロール両方の論理リンクを伝送しま す。•
ポート回路: ポート回路は、PN と外部トランクや外部装置間のアナログ/デジタルイ ンタフェースとなり、これらの装置と TDM バス、パケットバス間のリンクを提供しま す。アナログ着信信号は、パルス符号変調(PCM)デジタル信号に変換され、ポート 回路によって TDM バスに送信されます。ポート回路は PCM からの発信信号を、外部 のアナログ装置用にアナログ信号に変換します。全ポート回路はTDMバスに接続さ れ、特定のポートだけがパケットバスに接続されます。•
インタフェース回路: インタフェース回路は、PPN と各 EPN 内に装着される、複数タ イプのポート回路です。インタフェース回路は、TDM バスに接続する光ファイバー ケーブル、PPN キャビネットから TDM バスへのパケットバス、各EPNのパケットバ スの終端となります。•
拡張インタフェース(EI)基板も次のものを終端させます。— PPN を EPN に接続するケーブルの各端
— EPN を他の EPN に接続するケーブルの各端
— PN キャリアと SN キャリアを接続するケーブルのPN 端
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スイッチノードインタフェース(SNI)基板は、SN キャリアと PN を接続するケーブル の SN キャリア側の終端となります。•
サービス回路は、外部ターミナルに接続して、システムのモニタ、メンテナンス、ト ラブル処理を行います。サービス回路によって、トーン生成と検出、コールクラシ フィケーション、録音アナウンスメント、スピーチシンセサイザ機能も得られます。キャリア
キャリアは基板を収容し、それぞれの基板に電源を供給して、TDM バス、パケットバスに接 続します。キャリアには、次の 5 種類があります。
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コントロールキャリア(PPN キャビネットのみ)•
二重化コントロールキャリア(オプション)(PPN キャビネットのみ)•
ポートキャリア(オプション)(PPN あるいは EPN キャビネット、またはその両方)•
拡張コントロールキャリア(オプション)(EPN キャビネットのみ)•
スイッチノードキャリア(オプション)(PPN あるいは EPN キャビネット、またはその 両方)キャビネット
システムのキャビネットには、キャリアと電源装置を含むその他の全構成部品が収納されま す。1 台のキャビネットには、キャリアが 1 台以上、基板を装着する縦長のスロットのある囲 い付きの棚に収納されています。基板はスロット内の奥にあるコネクタに装着します。次の 2つのキャビネットタイプがあります。
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シングル・キャリア・キャビネット(SCC1)•
マルチ・キャリア・キャビネット(MCC1)シングル・キャリア・キャビネット
最大 3 台のシングル・キャリア・キャビネット(SCC1)を積み重ねてひとつのPNを構成す ることができます。次の図を参照してください。
シングル・キャリア・キャビネットには次の 4 つの構成があります。
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TN2404 プロセッサ、トーンクロック、電源コンバータを装着した基本コントロールキャビネット
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追加ポート基板、PPN とのインタフェース、メンテナンスインタフェース、電源コン バータを装着した拡張コントロールキャビネット•
基本コントロールキャビネットと同一構成である二重化コントロールキャビネット•
ポート基板と電源コンバータを装着したポートキャビネット図 31: 標準的なシングル・キャリア・キャビネット(SCC1)
マルチ・キャリア・キャビネット
マルチ・キャリア・キャビネット(MCC1)は、178 cm のキャビネットで、最大 5 台までの キャリアが収納できます。次の図に MCC1 の例を示します。マルチキャリアキャビネットに は、次の 3 つのタイプがあります。