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rmanコマンドは、クライアントのコマンドプロンプトから実行できます。適切な RMAN コマ ンドファイルをパラメータとして使用します。

UNIX の場合、次の例では、Oracle 管理者としてログオンしていることを前提としていま す。

クライアントで RMAN コマンドを実行する方法:

◆ コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。

Windows の場合: rman target ‘internal/oracle@ORCL’ rcvcat

‘rman¥rman@RCAT’ cmdfile

‘install_path¥oracle¥scripts¥database_restore.rcv’

UNIX:rman target ‘internal/oracle@ORCL’ rcvcat ‘rman/rman@RCAT’

cmdfile ‘/oracle/scripts/database_restore.rcv’

プロキシバックアップ用の Oracle マルチストリームリストアについて

NetBackup では、RMAN コマンドの実行時に同時に開始できるリストアストリーム数を指

定できます。 SEND コマンド変数 NB_ORA_PC_STREAMS または RMAN ENV パラメータ を使って、リストアストリーム数を指定できます。NetBackup に要求を送信したとき、リスト ア中に実行されるストリーム数またはジョブ数が同じではない場合があります。NetBackup は、NB_ORA_PC_STREAMS変数を使用して指定されている数に基づいてストリーム数を調 整します。また、NetBackup は、リストアジョブが複数のイメージを必要とする場合、要求 されたリストアジョブが必要とするイメージ数を使用します。 NetBackup は、リストアジョブ を完了するのに必要な最小数となる方を選択します。

リストアジョブが 1 つのイメージだけを必要とし、それがスナップショットである場合、スト リーム数は NB_ORA_PC_STREAMS に指定されている数に基づきます。また、NetBackup は、要求されたリストアジョブが完了するのに必要とするファイル数を使用します。

NetBackup は、リストアジョブを完了するのに必要な最小数となる方を選択します。 ファ イルは、ファイルサイズに基づいてストリーム間で均等に配分されます。

リストアが 1 つのイメージを必要とし、そのイメージがスナップショットではない場合、

NetBackup はマルチストリームリストアの実行を試みません。

p.102 の 「RMAN SEND コマンド変数について」 を参照してください。

マルチストリームリストアが開始すると、親ジョブが作成され、そこから各ストリームの子ジョ ブが開始します。 親ジョブをキャンセルすると、完了していないすべての子ジョブがキャ ンセルされ、親ジョブは状態コード 150 で終了します。 親のキャンセル前に子ジョブの 1 つが成功している場合、親ジョブは状態コード 1 で終了します。 実行中の子ジョブの 1 つをキャンセルすると、その子は状態コード 150 で終了し、親ジョブは状態コード 1 で 終了します。

メモ: マルチストリームリストアは、Oracle バックアップイメージを使った場合のみ利用で き、コマンドラインからのみ実行できます。

マルチストリームリストアは、次のスナップショット方式イメージをサポートします。

remote_vxfs

VxFS_Checkpoint

VxVM

次のタイプのイメージを使用している場合、マルチストリームリストアはサポートされませ ん。

Block Level Incremental イメージ

オフホストサポート型スナップショット方式イメージ

RMAN の設定を、常に SEND コマンドを使って目的の変数と値を NetBackup に明示 的に渡すようにすることを推奨します。 また、RMAN ENV パラメータを使って、変数と値 を NetBackup で使用可能とすることもできます。マルチストリームリストアの実行例は次 のとおりです。

例 1. SEND コマンドを使って NB_ORA_PC_STREAMS 変数を指定する。

RUN {

ALLOCATE CHANNEL ch00 TYPE 'SBT_TAPE';

SEND 'NB_ORA_PC_STREAMS=<number of restore streams>';

RESTORE DATABASE; RECOVER DATABASE;

RELEASE CHANNEL ch00;

}

例 2.PARMS オペランドを使って NB_ORA_PC_STREAMS 変数を指定する。

RUN {

ALLOCATE CHANNEL ch00 TYPE 'SBT_TAPE'

PARMS "ENV=(NB_ORA_PC_STREAMS= <number of restore streams>)";

RESTORE DATABASE; RECOVER DATABASE;

RELEASE CHANNEL ch00;

}

代替クライアントへのリダイレクトリストア

NetBackup for Oracle では、必要に応じて、バックアップ元のクライアントとは別のクライ

アントにデータベースのリストアを行うことができます。別のクライアントにデータのリストア を行う処理を、リダイレクトリストアと呼びます。

図 5-1 にリダイレクトリストアを示します。

第 5 章 Oracle のバックアップとリストアの実行 135 NetBackup for Oracle のリストアについて

2. クライアント B は、クライアント A のイメージをクライアント B にリ ストアするように要求します。

1. クライアント A のエージェント がバックアップされます。

3. サーバーはクライアント A のバッ クアップイメージをクライアント B にリストアします。

サーバー

クライアント A のユーザーは、クライアント B へのリダイレクトリストアを開始できません。リ ダイレクトリストアを開始できるのは、バックアップイメージの受け取り側であるクライアント

B のユーザーのみです。BKUP_IMAGE_PERM 変数が USER に設定されている場合以外

は、バックアップを実行したデータベースグループに属するすべてのユーザーがそれを リストアできます。

代替リストア用のマスターサーバーの準備

次の手順の例では、データベースインスタンス ORAC11 が client2 によってバックアッ プされていて、ORAC11 を client1 にリストアすると想定しています。

クライアントリストアを管理する方法について詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』

を参照してください。

代替リストア用に NetBackup マスターサーバーを準備する方法

1 データベースインスタンス ORAC11 をバックアップしたポリシーのホストとなる NetBackup マスターサーバーにログインします。

2 NetBackup マスターサーバー上に dest_client_name ファイルを作成します。

Windows の場合:

install_path¥NetBackup¥db¥altnames¥dest_client_name

UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/db/altnames/dest_client_name

ここで、dest_client_name は、代替リストアの宛先クライアントに割り当てられるクラ イアントの名前です。たとえば、client1 を指定します。

3 dest_client_name ファイルを作成した後で、NetBackup for Oracle ソースクライア ントの名前を dest_client_name ファイルに追加します。たとえば、このファイルに次 の行を追加します。

client2

クライアントリストアの管理について詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照し てください。

RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について

他のクライアントが所有する RMAN バックアップのリストアを行う場合、宛先クライアントホ ストで次の手順を実行します。

クライアント A のユーザーは、クライアント B へのリダイレクトリストアを開始できません。リ ダイレクトリストアを開始できるのは、バックアップイメージの受け取り側であるクライアント B のユーザーのみです。BKUP_IMAGE_PERM 変数が USER に設定されている場合 以外は、バックアップを実行したデータベースグループに属するすべてのユーザーがそ れをリストアできます。

メモ: RMAN カタログデータベースが消失した場合、リダイレクトリストアを続行する前に、

まずカタログデータベースのリストアを行ってください。

リダイレクトリストアを実行する方法

1 ソースクライアントで使用されていた RMAN カタログデータベースへのネットワーク 接続を有効にします。

2 次のいずれかを実行します。

Windows の場合、rman parms オプションを使用して、環境変数

NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。

UNIX の場合、環境変数 NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。

3 UNIX の場合、ソースクライアントの bp.conf ファイルを確認します。CLIENT_NAME 変数が、設定されていないか、ソースクライアントのホスト名に設定されていることを 確認します。

4 ソースクライアントの init.ora ファイルを宛先クライアントが使用できるようにしま す。

宛先クライアントにファイルをコピーするか、宛先クライアントのファイルを変更しま す。場所を指定しているパラメータもすべて変更します。

第 5 章 Oracle のバックアップとリストアの実行 137 NetBackup for Oracle のリストアについて

す。

Windows の場合、設定済みの ORACLE_SID に対して、Oracle サービスを作成 し、起動します。データファイルのリストアを行うフォルダを作成します。

UNIX の場合、データファイルのリストアを行うディレクトリへの書き込み権限を付

与します。

6 宛先クライアントデータベースのパスワードファイルを設定します。

7 nomount 状態でデータベースを起動します。

8 RMAN を起動して、カタログに接続します。Windows の場合、ターゲットデータベー

スにも接続します。

9 UNIX では、dbid をソースクライアントデータベースの dbid に設定します。ユーザー

ID およびパスワードを使用せずにターゲットデータベースに接続します。

10 RMAN リストアスクリプトを実行します。UNIX の場合、代わりにリストアの RMAN コ

マンドを入力できます。

例 - Oracle のリダイレクトリストアの実行

たとえば、次の条件を想定します。

ソースクライアントが camel である

宛先クライアントが giraffe である

マスターサーバーが lion である

ORACLE_SID が test である

ユーザーが、SQL*Net ではなく、ローカル接続を使用して Oracle データベースに 接続されている

UNIX ユーザーが、camel と giraffe の両方で ora である リダイレクトリストアを実行する方法 (例)

1 サーバー lion 上に次のファイルを作成します。

Windows の場合: install_path¥NetBackup¥db¥altnames¥giraffe UNIX:/usr/openv/netbackup/db/altnames/giraffe

giraffe を編集して、名前 camel を含めます。

2 次のいずれかを実行します。

Windows の場合: BAR GUI を使用して、lion をマスターサーバーとして設定

します。