NetBackup 検出サービスは環境内のすべてのクライアントで実行され、アプリケーション のインスタンスを見つけるとマスターサーバーにレポートします。このサービスを使って、
Oracle インスタンスを検索し、NetBackup 管理コンソールと[インスタンスとデータベー ス (Instances and Databases)]タブに表示することにより、Oracle インテリジェントポリ 第 4 章 Oracle のポリシー構成 55 Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
ベースインスタンスのローカルクライアントホストをチェックし、インストール後も定期的に チェックします(4 時間ごと)。インスタンス管理はインスタンスリポジトリで検出されたイン スタンスを収集します。ユーザーは NetBackup 管理コンソール上で、または nboraadm コマンドを使ってこのリポジトリにアクセスできます。
DBA はバックアップ管理者がマスターサーバーの次のコマンドの実行によって nboraadm へのアクセスを有効にすれば NetBackup クライアントの nboraadm を実行できます。
# nboraadm -add_dba <client_name> <user_name>
『NetBackup コマンドリファレンスガイド』で、nboraadm の説明を参照してください。
Oracle インテリジェントポリシーの一部としてバックアップするインスタンスはすべてクレデ
ンシャル付きで登録する必要があります。インスタンス管理により、個別のインスタンスとイ ンスタンスグループにクレデンシャルを割り当てることができます。インスタンスグループ のインスタンスはクレデンシャルの同じセットを共有します。検出した新しいインスタンスを インスタンスグループに割り当てるように、検出サービスに指示することができます。Oracle データベースユーザーには、特定のレベルのクレデンシャルが必要です。Oracle デー タベースユーザーは、SYSBACKUP権限または SYSDBA権限を持っている必要があります (Oracle のバージョンに基づく)。
p.56 の 「NetBackup 検出サービスについて」 を参照してください。
p.59 の 「リポジトリに Oracle データベースインスタンスを手動で追加する」 を参照してく ださい。
p.60 の 「Oracle データベースインスタンスの登録」 を参照してください。
p.30 の 「Oracle データベースインスタンスグループの作成」 を参照してください。
p.62 の 「Oracle データベースインスタンスグループについて」 を参照してください。
p.63 の 「インスタンスグループへのインスタンスの追加」 を参照してください。
p.63 の 「インスタンスグループの自動登録」 を参照してください。
p.65 の 「インスタンスの処理について」 を参照してください。
p.66 の 「Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について 」 を参照してください。
p.72 の 「Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースアップグレード の影響」 を参照してください。
NetBackup 検出サービスについて
NetBackup 検出サービス (nbdisco) は、NetBackup 環境全体で Oracle データベー スインスタンスを検出します。検出サービスは、Oracle インテリジェントポリシーを構築す るためのアプリケーションのインスタンスを検索するときに、マスターサーバーにレポート します。このサービスは NetBackup のインストール時および定期的 (5 分ごと) にクライ
アントをポーリングします。 インスタンス管理はインスタンスリポジトリで検出されたインスタ ンスを収集します。ユーザーは NetBackup 管理者コンソール上または nboraadm コマ ンドを使用して、このリポジトリにアクセスできます。
デフォルトでは、このサービスはインスタンスを報告するために有効になります。 ただし、
特定のクライアントのサービスをシャットダウンするか、または再開するために、
REPORT_CLIENT_DISCOVERIES クライアント構成エントリを使用できます。デフォルトで は、Windows レジストリまたは UNIX REPORT_CLIENT_DISCOVERIESbp.conf ファイルに は存在しません。
デフォルト設定を変更するためには、エントリを追加または変更するために、bpsetconfig を使用します。
■ Windows レジストリ.
■ UNIX 上では /usr/openv/netbackup/bp.confファイルです。
次の形式を使います。REPORT_CLIENT_DISCOVERIES = TRUE | FALSE
REPORT_CLIENT_DISCOVERIES を FALSE に設定して検出サービスをシャットダウンしま す。サービスは 10 分以内にシャットダウンし、クライアントではシャットダウンしたままにな ります。クライアントで検出サービスをオンにするには、REPORT_CLIENT_DISCOVERIES
を TRUE に設定するか、またはエントリ全体を削除してください。その後、クライアントで
bp.start_all を実行し、サービスを再開します。
クライアントがこの値をリモートで設定するには、マスターサーバーから次のコマンドを実 行します。
echo REPORT_CLIENT_DISCOVERIES=FALSE | bpsetconfig -h clientname
Oracle データベースインスタンスリポジトリの表示
すべての Oracle データベースインスタンスの完全なリストを表示できます。[NetBackup 管理コンソール (NetBackup Administration Console)]で、左ペインで、アプリケーショ ン (Applications) ノードを展開し、Oracle ノードを展開します。Oracle ノードの下の 2 つの項目は、インスタンスおよびインスタンスのグループです。
[すべてのインスタンス (Instances)] をクリックするとき、次は右ペインのインスタンスリス トの例です。
第 4 章 Oracle のポリシー構成 57 Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
例外を除く操作の複数のインスタンスも選択できます。
■ プロパティを表示するために、一度に 1 つのインスタンスだけを選択できます。
■ OS タイプが同じである場合のみ (UNIX または Windows)、複数のインスタンスを同
時に登録できます。
インスタントは、次のカラム情報と共にリストされます。
インスタンス名 (ORACLE_SID)。
インスタンス名 (Instance Name)
インスタンスの現在の状態。値は次のいずれかです。
■ 空白 - インスタンスはまだ登録されておらず、インテリジェント Oracle ポリシーを使用して保護できません。
■ 有効 - クレデンシャルがインスタンスに提供されました。インテリジェ ント Oracle ポリシーはインスタンスを保護できます。
■ 無効 - インスタンスがポリシーに追加された場合、そのポリシーは バックアップに含まれません。管理者はオフラインにするために、イ ンスタンスを無効にできます (たとえば、アップグレードする場合)。
状態 (State)
Oracle データベースが存在するホストを指定します。
ホスト (Host)
ホストのオペレーティングシステムを指定します。有効な値は Windows および UNIX です。
OS 形式 (OS Type)
インスタンスが存在する Oracle ホームディレクトリのファイルパス。
ORACLE_HOME
このディレクトリがデフォルトの場所にない場合、クライアントシステムで ネットワーク管理ディレクトリの場所を指定します。クライアントシステムの ネットワーク管理のデフォルトディレクトリの場所については、Oracle の マニュアルを参照してください。
TNS_ADMIN
このインスタンスが一部である Oracle データベースインスタンスグルー プ名を指定します。このフィールドは、インスタンスがインスタンスグルー プに属していなければ空白です。
インスタンスグループ (Instance Group)
ユーザーがこのインスタンスのクレデンシャル一式を登録した日時を指 定します。このフィールドは、インスタンスにクレデンシャルが指定されて いない場合は空白です。
登録済み (Registered)
インスタンスが割り当てられたポリシーの名前。
ポリシー
リポジトリに Oracle データベースインスタンスを手動で追加する
インスタンス検出システムがクライアントで確認した新しいインスタンスはリポジトリに自動 的に追加されます。ただし、インスタンスを手動で追加しなければならない場合もありま す。 たとえば、検出サービスが新しいインスタンスを検出するのを待ちたくない場合です。
メモ: 必要ならば、Oracle データベース管理者にクレデンシャルの正しいセットを問い合 わせてください。バックアップ管理者とのクレデンシャルの共有を DBA が許可されてい ない場合、DBA も手動でインスタンスを追加できます。DBA はクライアント上の nboraadm コマンドを使用して手動でインスタンスを追加できます。Oracle データベースユーザーに は、特定のレベルのクレデンシャルが必要です。Oracle データベースユーザーは、
SYSBACKUP 権限または SYSDBA 権限を持っている必要があります (Oracle のバージョン に基づく)。
リポジトリへ Oracle データベースインスタンスを手動で追加する方法
1 NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[アプリケーション (Applications)]>[Oracle (Oracle)]を展開しま す。
2 [すべてのインスタンス (All Instances)] をクリックします。リポジトリのすべてのイン スタンスは右ペインにリストされます。
3 [すべてのインスタンス (All Instances)] を右クリックし、[新しいインスタンス (New Instances)] を選択して、次を表示します。
4 [インスタンス名 (Instance Name)]>[ホスト (Host)]>[ORACLE_HOME] パ ラメータを入力します。これらのパラメータの説明を表示するには[ヘルプ (Help)]を クリックします。 たとえば、
第 4 章 Oracle のポリシー構成 59 Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
がある場合、[既定の TNS_ADMIN パスの上書き (Override Default TNS_ADMIN Path)] を使用してください。このホストでネットワーク管理ディレクトリの完全修飾パ スを入力してください。パラメータの説明を表示するには、[ヘルプ (Help)] をクリッ クしてください。パラメータの例。
6 [インスタンスの登録 (Register Instance)]ダイアログボックスで、[インスタンスクレ デンシャルの使用 (Use Instance Credentials)]をクリックします。
p.60 の 「Oracle データベースインスタンスの登録」 を参照してください。
p.55 の 「Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理」 を参照してください。
p.30 の 「Oracle データベースインスタンスグループの作成」 を参照してください。
Oracle データベースインスタンスの登録
NetBackup 検出サービスは、ローカルクライアントホストで Oracle データベースインスタ
ンスを検出します。サービスは起動時およびその後 4 時間ごとにマスターサーバーにレ ポートします。 マスターサーバーはインスタンスのリポジトリで検出されたインスタンスを収 集します。 ユーザーは[NetBackup 管理コンソール (NetBackup Administration
Console)]上で、または nboraadm コマンドを実行して、リポジトリにアクセスします。
『NetBackup コマンドリファレンスガイド』で、nboraadm の説明を参照してください。
次の手順を使って、Discovery Service がインスタンスのリストに追加する Oracle データ ベースインスタンスを登録します。