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RMAN リポジトリに対する問い合わせ

RMAN では、report コマンドおよび list コマンドを実行して、バックアップおよびリカ

バリに関連する様々なレポートを生成できます。 list コマンドではリカバリカタログまた は制御ファイルの内容が表示され、reportコマンドではより詳細な分析が実行されます。

report コマンドおよび list コマンドを実行すると、以前にバックアップしたものおよび バックアップする必要があるものを判断できます。 この情報は、リカバリカタログ使用の有 無に関係なく提供されます。

report コマンドを使用して、多数の異なる質問に答えることができます。

いくつかの例を次に示します。

バックアップを行う必要があるファイル

しばらくの間バックアップされていないファイル

リカバリできない操作が原因でリカバリを行うことができないファイル

削除可能なバックアップファイル

過去の、ある特定の時点におけるデータベースの物理スキーマ

list コマンドでは、リカバリカタログおよび制御ファイルに対して問い合わせが行われ、

その内容のリストが作成されます。 list コマンドを実行する主要な目的は、利用可能な バックアップを判断することです。

次の情報を表示できます。

指定したデータファイルのリストのバックアップを含むバックアップセット

指定した表領域のリストのメンバーで、任意のデータファイルのバックアップを含むバッ クアップセット

データベース内に存在するすべてのデータファイルのすべてのバックアップセットま たはコピー

指定した名前を持つ、または指定した範囲内に存在するすべてのアーカイブログの バックアップを含むバックアップセット

指定したデータベース、またはリカバリカタログに認識されているすべてのデータベー スのインカネーション

RMAN リポジトリの問い合わせについて詳しくは、Oracle のマニュアルを参照してくださ い。

NetBackup for Oracle バックアップについて

NetBackup を使って様々な形式のバックアップを実行できます。バックアップは設定した

スケジュールを使って自動的に実行することも手動で実行することもできます。次の表に バックアップを実行するこれらの方法を示します。

NetBackup スケジューラが自動バックアップ用のスケジュールを起動 すると、NetBackup for Oracle のバックアップテンプレートまたはシェ ルスクリプトが次のように実行されます。

ファイルリストの表示と同じ順序で実行

クライアントリストのすべてのクライアントで実行

NetBackup for Oracle バックアップテンプレートまたはシェルスクリプト では、rman コマンドを実行することによってデータベースのバックアッ プが開始されます。

バックアップが NetBackup を介して開始された場合、RMAN では、エ ラーの確認が実行されます。rman コマンドでは、コマンドが無効と判断 された場合はエラーが生成されますが、本来は処理可能と判断されて いるコマンドは実行できます。間違ったスクリプトファイル名を指定する と、予想外の操作が開始される可能性があります。

自動バックアップ

第 5 章 Oracle のバックアップとリストアの実行 123 NetBackup for Oracle バックアップについて

クアップスケジュールを手動で実行できます。詳しくは、『NetBackup 管 理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

p.116 の 「Oracle の NetBackup のためのテストの設定」 を参照してく ださい。

NetBackup for Oracle テンプレートの実行

[Oracle テンプレートの管理 (Oracle Template Administration)]インターフェースは、

NetBackup のバックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースで使用できます。

このダイアログボックスを使用して、既存のバックアップテンプレートの実行、編集、削除、

名前の変更および表示を行います。これらは、NetBackup for Oracle RMAN テンプレー ト生成ウィザードを使用して作成したテンプレートです。マスターサーバーでテンプレート の実行、編集、削除、または名前変更を行うには、クライアントがポリシー内、または NetBackup イメージカタログ内に存在する必要があります。

p.108 の 「NetBackup for Oracle RMAN テンプレート生成ウィザードを使用した RMAN テンプレートの作成」 を参照してください。

Oracle テンプレートの管理を使用する方法

1 バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースで、[処理 (Actions)]>[デー タベーステンプレートの管理 (Administer Database Templates)]>[Oracle]を選 択します。

[テンプレートの選択 (Select Template)]のリストに、現在のマスターサーバーに格 納されている RMAN バックアップテンプレートの名前および説明が表示されます。

2 実行するバックアップテンプレート名を選択します。

3 [レポートの実行 (Run Report)]をクリックします。

[状態の表示 (View Status)]ツールを使用すると、バックアップの状態を表示できま す。[処理 (Actions)]>[状態の表示 (View Status)]をクリックします。

[Oracle テンプレートの管理 (Oracle Template Administration)]ウィンドウに表示 される機能を次に示します。

選択したテンプレートを実行します。

実行 (Run)

既存のテンプレートの内容を変更します。選択したバックアップテンプ レートは、NetBackup for Oracle RMAN テンプレート生成ウィザード にロードされます。

編集 (Edit)

選択したテンプレートを削除します。

Windows の場合、テンプレートを削除するには、システム管理者また はテンプレートの作成者である必要があります。

UNIX の場合、テンプレートを削除するには、root ユーザーまたはテ ンプレートの作成者である必要があります。

削除 (Delete)

選択したテンプレートの名前を変更します。

Windows の場合、テンプレートの名前を変更するには、システム管理

者またはテンプレートの作成者である必要があります。

UNIX の場合、テンプレート名を変更するには、root ユーザーまたは テンプレートの作成者である必要があります。

名前の変更 (Rename)

選択したテンプレートの概略を表示します。

表示 (View)

bpdbsbora を使用したバックアップテンプレートの実行

bpdbsbora コマンドを実行すると、NetBackup for Oracle RMAN テンプレート生成ウィ ザードによって作成されたバックアップテンプレートを実行できます。

コマンドプロンプトで、次のオプションを指定してこのコマンドを入力します。

bpdbsbora -backup -r -t templ_name.tpl [-S srvr_name] [-L prog_file]

第 5 章 Oracle のバックアップとリストアの実行 125 NetBackup for Oracle バックアップについて

このオプションを指定すると、テンプレートの種類が指定されます。

-backup

このオプションを指定すると、テンプレートが実行されます。

-r

使用するテンプレートのファイル名を指定します。 bpdbsbora に よって、バックアップテンプレートがマスターサーバー上の既定の場 所から取得されます。そのため、ファイル名だけを指定します。

-t templ_name.tpl

任意。テンプレートが格納されているマスターサーバーを指定します。

このマスターサーバーを指定すると、bpdbsbora コマンドによって、

指定したマスターサーバーからバックアップテンプレートが取得され ます。

-S server_name

任意。実行時進捗ログを指定します。prog_file に空白文字が含まれ る場合、引用符 (" ") で囲みます。

-L prog_file

次に例を示します。

bpdbsbora -backup -r -t ORCLMonfull.tpl -S my_mast -L my_prog_log

NetBackup for Oracle シェルスクリプトの実行

クライアント上で NetBackup for Oracle シェルスクリプトを実行して、コマンドプロンプト からバックアップを開始する場合、そのスクリプトが格納されているファイルの完全パス名 を指定します。たとえば、

Windows の場合:

install_path¥oracle¥scripts¥db_full_backup.cmd

UNIX の場合:

/oracle/scripts/db_full_backup.sh

シェルでは、Oracle シェルスクリプトを実行することによってデータベースのバックアップ が開始されます。Oracle シェルスクリプトには、rmanを実行するためのコマンドが含まれ ています。

NetBackup のインストールスクリプトによって、次の場所にサンプルスクリプトがインストー

ルされます。

Windows の場合:

install_path¥NetBackup¥dbext¥oracle¥samples¥rman UNIX の場合:

/usr/openv/netbackup/ext/db_ext/oracle/samples/rman

RMAN の実行

Oracle ユーザーは、RMAN コマンドファイルをパラメータとして指定して、コマンドプロン

プトから rman コマンドを実行できます。このトピックでは、バックアップを開始する前にマ スターサーバーを hag に設定し、Oracle ポリシーを obk に設定する方法を説明します。

Windows の場合、RMAN 機能はサービスとして実行されるため、send オペランドを使

用して、ランタイム環境を設定します。コマンドプロンプトから rman コマンドを実行して バックアップを開始するには、次のように入力します。

# send "‘NB_ORA_POLICY=obk,NB_ORA_SERV=hag’" cmdfile ¥

"install_path¥oracle¥scripts¥db_full_backup.rcv"

UNIX の場合、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

# rman target ‘internal/oracle@ORCL’ rcvcat ‘rman/rman@RCAT’

# send "‘NB_ORA_POLICY=obk,NB_ORA_SERV=hag’" cmdfile ¥ '/oracle/scripts/db_full_backup.rcv"

TNS エイリアスを使用してデータベースに接続する場合、RMAN の send コマンドで環

境変数を指定します。 この例では、バックアップを開始する前にマスターサーバーを hag に設定し、Oracle ポリシーを obk に設定します。

p.105 の 「UNIX システムの bp.conf ファイルについて」 を参照してください。

メモ: バックアップまたはリストア以外のデータベース操作用のスクリプトファイルを実行す るには、NetBackup ではなく、直接 rman コマンドを実行することをお勧めします。

rman コマンドのスクリプトの構文および例については、Oracle のマニュアルを参照して

ください。

bplist コマンドを使ったバックアップの表示

bplistコマンドを実行して、Oracle バックアップを表示できます。コマンドの結果として、

バックアップファイル名のリストが表示されます。

このコマンドを使う前に、次のようにマスターサーバーまたはクライアントにログオンしま す。

Windows の場合、適切な altnames エントリを指定して、マスターサーバーとクライ

アントに管理者としてログオンします。

UNIX の場合、適切な altnames エントリを指定して、マスターサーバーとクライアント

にルートとしてログオンします。

第 5 章 Oracle のバックアップとリストアの実行 127 bplist コマンドを使ったバックアップの表示