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Q22 JE 接種と避妊指導

ドキュメント内 Microsoft Word 表紙?H23年度予防接種センターQ&A (ページ 40-50)

平成23年5月20日付の改正により、妊娠可能な年齢の女性が日本脳炎予防接種 を受ける可能性がでてきました。

日本脳炎予防接種を受けた場合、避妊についてはどのように指導したらよいでしょ うか。

麻しん風しんについては 2 ヶ月は妊娠を避けることが必要であると「予防接種ガイド ライン」「予防接種必携」に明記されておりますが、日本脳炎については明記された文 献が手元になく判断に迷っております。

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MR を含め生ワクチンはすべて、現在の妊娠を確認すること、できれば過去 1 カ月 間避妊していることを確認すること、また接種後 2 カ月間は妊娠を避けるよう指導する ことが常識です。生ワクチンなので実際に発病した場合の影響、胎児の先天異常の発 生のリスクを考慮すると当然のことと思います。とくに風しんワクチンが含まれたものに ついては最大限注意が必要でしょう。

一方、日本脳炎も含め不活化ワクチンは、添付の文書には妊娠中は禁忌とはして いないものの、原則接種を見合わせるとしてあると思います。しかし、インフルエンザな ど(これも添付文書の書きぶりは同様ですが、)は妊婦が重症化しやすいので、むしろ 妊婦は積極的に接種すべきである点などはご承知の通りと思います。

日本脳炎については、日本の中でも流行地とそうでない地域があります。これからも しばらく岐阜より東に居住することが分かっていて、すでに妊娠しておられるのであれ ば、慌てて接種する必要はないと思います。今後西の方に居住される、あるいは侵淫 国に居住される予定がある場合は、接種することを考慮してよいと思います。

妊娠していなくて、すでに接種した場合は、避妊の指導は不要です。接種後妊娠し てしまった場合の妊娠継続に問題はありません。

以上のように生ワクチンと不活化ワクチンで分けて考えて下さい。

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Q23 日脳不規則(定期と任意の混在)

残りの接種すべき回数の決め方。

過去の接種歴は原則定期接種として接種したものについて考慮するが、任意で接 種した回数も考慮の上、残りの接種すべき回数を決定して差し支えないとある。

【例1・2】のようなケースの場合、任意接種も含め 4 回接種しているが、①②どちらで判 断すればよいか。

① 1 回目から 2 回目の間隔が空き過ぎているため、2~4 回目で基礎免疫ができたと し、公費分を 2~3 回しか利用していないので、5 回目を公費分 2 期として接種可 能とする。

② あくまで 4 回接種しているので、終了とする。

【例1】H14.4.16生まれ

17.5.10(3 歳 0 ヶ月) 1 回目 公費

22.5.18(8 歳 1 ヶ月) 2 回目 任意で実費 22.6.8(8 歳 1 ヶ月) 3 回目 任意で実費 23.5. (9 歳 0 ヶ月) 4 回目 公費

【例2】H13.7.1生まれ

17.5.19(3 歳 10 ヶ月) 1 回目 公費 20.8.15(7 歳 1 ヶ月) 2 回目 公費 20.9.9(7 歳 2 ヶ月) 3 回目 公費

21.7.31 (8 歳 0 ヶ月) 4 回目 任意で実費

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日本脳炎の場合は、接種間隔が乱れてもまずは3回接種が完了した時点で基礎免 疫ができたと判断します。今回はさらに 4 回目も接種してありますので、十分な感染防 御免疫を獲得していると判断してよいと思います、例 2 で 4 回目は通常の第 2 期より 早く接種していますが、例 1 も含め少なくとも中学生になるまでの間は大丈夫と思いま す。もともと日本脳炎ワクチンは、流行地に居住するか、侵淫地に渡航する場合には 数年に1回は追加接種が必要なものですので、今回4回接種したからといって一生大 丈夫なものではありませんが、現在の日本脳炎の定期接種の枠組みでの感染予防は これでできていると考えてよいと思われ、したがってそういう意味では任務完了と考え てもよいでしょう。

なお、例2は 4回目が任意ですので、13歳になる直前に第2 期として定期で接種 するのも一案と思います。例1も定期の権利は2回しか行使していないので、4回目は 第2期と考えず、改めて第2期として例2の提案と同様に考えても良いとは思います。

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Q24 日脳接種量不足かも

平成19年8月20日生まれの3歳10か月のお子さんです。

平成23年6月27日に日本脳炎1回目を医療機関で接種されましたが、保護者の 方はその時の様子を「医師のうち方が悪く、液がほとんど漏れた。」と言われています。

また、(接種した)医師は、「大丈夫、少しは(?)入っているから。」というようなことを言わ れたようで、本当に抗体ができているのかという疑問を持たれ、やり直しはしてもらえる のか、というお尋ねがありました。

やり直しはできないことをお伝えしましたが、自費でもよいので接種したいという希望 がありました。

そこで、この場合、今後どのようなスケジュールで接種すればよいでしょうか。

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実際の接種状況は接種医でないと分からないと思いますが、液漏れは明らかならイ ンシデントですので、接種医師の説明の言葉がどうあれ(もう少しよい説明方法があっ たのではとも思います。)、問題であるとは思います。

① どの程度の液漏れがあったか、接種医師にまずは確かめて下さい。

② やり直すべきであれば、定期接種1回目やり直しとして貴自治体で救済してあげて 下さい。

③ やり直すべき状況ではないということであって、保護者がどうしても接種したい場合 は自費になることは言うまでもありません。

ひとつの考え方として、3歳未満では 0.25mL、それ以上では0.5mLと、たった1日 で接種量が倍量に増えるのですから、接種量の設定に厳密な根拠はないと言えます。

したがって、接種量が多少減少しても今後しっかり予定通り2回目と追加接種、また数 年後の第2期を接種していただければ抗体は問題なくできてくると思いますので、あま り神経質になることはありません。ただし大半が漏れていれば(先生の言葉から想像す るとそういうことではないと思いますが。。。)、その限りではありませんので、先生に確 かめてみて下さい。

いずれにせよ、今回の接種を打ち直すのであれば、今回のものは接種しなかった

(副反応もなかった)こととして振り出しに戻って考えればよいと思います。すでに接種 後1週間経過していますから、現時点以降のいつでも1回目接種していただいて結構 です。その後は通常通り6~28日間隔で 2 回目、約1 年後に追加、および数年後の 第2期の合計4回接種してください。

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Q25 日脳不規則接種と接種量

平成20年4月12日生まれの3歳2か月のお子さんについてです。

最近転入されたお子さんで、転入前に日本脳炎の第1期初回1回目と2回目を接 種していました(1回目:H22.7.22、2日目:H22.9.6)。1回目の接種後、医療機関のほう で年齢が2 歳3 ヶ月であったことに気付かれたそうですが、法的には問題ないため同 年に2回目を接種されました。しかし、接種量はそれぞれ0.5ml接種されており、接種 量の誤りには今回のお尋ねではじめて気付いたとのことでした。

そこで、このお子さんに対して、日本脳炎初回追加や第 2 期の接種はどのように行 えばよいでしょうか。接種時期や接種量についてなどお伺いしたいと思います。

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3歳未満では0.25mL、それ以上では0.5mLと、いわばたった 1日で倍量に増える のですから、接種量の設定に厳密な根拠はありません。また、体重の多い子、少ない 子もいますので、あまり神経質にならなくてよいと思います。情報がないですが、過去2 回の接種の際に局所反応も含め特別な副反応はなかったのであれば、今まで倍量接 種したことで、今後の接種量およびスケジュールには何も影響はないと思われます。

すなわち、1回目からほぼ1年たっていますから、近々追加接種1回0.5mL接種し て下さい。2期の時期も同様に接種予定をお願いします。

ただし、1回目と2回目の接種量は杓子定規に言えば規定違反で「インシデント」に あたりますので、貴自治体ではなかったので仕方ありませんが、お互いに情報共有し て、貴自治体でもそのようなミスがないように対策を周知徹底願います。

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Q26 日脳救済接種の考え方

厚生労働省より、平成23年5月20日付け予防接種施行令の一部を改正する政令 及び予防接種実施規則の一部を改正する省令の施行について通知がありました。

これにより、平成7年6月1日~平成19年4月1日までの間に生まれた者で、日本脳 炎予防接種における接種の機会を逸した者を予防接種実施規則附則第5条に基づく 対象者(特例対象者)として当市も実施の予定ですが、住民に指導していくにあたり医 学的にご意見をお聞きしたい事項がありましたので、ご回答をお願いします。

★質問事項① 参考資料(添付資料)をご覧ください。

1期初回接種のうち過去に1回または2回接種済の者について、接種間隔が最長12 年開いていてもやり直しをせず、未接種分の1回もしくは2回接種をするよう通知され ていますが、通常では1年から1年半の間に行うものに対して、間隔が開き過ぎている ため基礎免疫をつけるのに問題があるのではないかと思われます。この場合、接種間 隔の開きがあっても既定の接種回数を接種していれば、有効な免疫が得られると考え てよいのでしょうか。有効な免疫が得られるための、接種回数と間隔について望ましい 方法をご教示ください。

★質問事項②

事例:5歳で1期初回1回目を接種後見合わせとなり、1期初回2回目(8歳頃)を自費 にて接種する。1期追加を未接種のまま、2期接種の年齢(10歳)に到達したため、公 費で2期を接種し合計3回の接種である。現在12歳。

今回、特例対象であるため未接種分の接種が出来ますが、該当するのは自費で接種 した1期初回2回目と未接種である1期追加と考えてよろしいでしょうか。国の考え方は 4回のうち接種していない分とありますので、計4回となることが望ましいと考えます。こ の場合の接種スケジュールですが、過去3回接種していますので、1期初回2回目の 分を2期分と見なし概ね5年後(15歳)で接種。これにより計4回の接種となるため、残 り1回分は未接種とするのでしょうか。接種権利はあるため保護者が接種を望む場合、

残り1回分をどの時期に行うとよいのかご教示ください。

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さまざまなケースがありますので、混乱されることと思います。個々の事例毎に考え るのが良いとは思うのですが、ある程度整理して医学的ならびに総論的にお答えいた します。

(1) 大雑把な考え方

不規則接種のそれぞれの場合にどのような抗体の獲得が得られるかは、厳密にい

ドキュメント内 Microsoft Word 表紙?H23年度予防接種センターQ&A (ページ 40-50)

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