第 2 章 一般ユーザ向け コンピュータのセキュリティ対策
2.5 ブラウザとメーラの設定方法
2.5.3. Outlook Express 6.0 の設定
3) フィッシング詐欺対策
IE7には、コンピュータにある個人情報や金融情報を漏洩させるフィッシング攻撃や、オンライン詐 欺などから守る「フィッシング詐欺検出機能」が搭載されました。
フィッシング詐欺検出機能は、以下の3つの方法を使用して、ユーザをフィッシング詐欺から守りま す。
1.アクセスするWebサイトのアドレスを、マイクロソフトに本物として報告されたサイトの一覧と比較
します。この一覧はコンピュータ上に保存されています。
2.アクセスするWebサイトを分析して、フィッシングWebサイトに共通の特徴がないか確認します。
3.ユーザの同意を得て、フィッシング詐欺検出機能は一部のWebサイトアドレスをマイクロソフトへ送
り、頻繁に更新される報告済みのフィッシングWebサイトの一覧に照らし合わせてさらに確認します。
フィッシング詐欺検出機能を設定するには、「ツール」−「フィッシング詐欺検出機能」を選択しま す。
画面19:「ツール」−「フィッシング詐欺検出機能」を選択
4) Windows Updateの実行
IE7はこれまでのバージョンで見つかったセキュリティ問題を考慮した新しいブラウザですが、今後 新たなセキュリティホールが発見される可能性もあります。セキュリティを維持するには、Windows
Updateを実行し、常に最新のセキュリティパッチを適用することが必要です。
Windows Updateの実行は、「ツール」−「Windows Update」で行います。
ここではOutlook Express 6.0をより安心して使うための設定例を解説します。
1) セキュリティの設定
セキュリティの向上、またウイルス被害を未然に防ぐ設定は「ツール」−「オプション」で行います。
画面20:「ツール」−「オプション」で設定画面を開く
1.「オプション」画面の「セキュリティ」タブをクリックします。
2.ウイルス防止のセキュリティゾーン設定では、「制限付サイトゾーン(安全性が向上します)」を選択 します。
3.「ほかのアプリケーションが私の名前でメールを送信しようとしたら警告する」にチェックをつけま す。
4.「ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」にチェックをつけます。
5.「HTMLメールにある画像および外部コンテンツをブロックする」にチェックをつけます。
画面21:「セキュリティ」で各種設定を行う
2) プレビューの禁止
受信したメールをプレビューしただけで感染するウイルスがあります。プレビュー表示を禁止すると、
悪意のあるメールが送られてきたときに、ウイルスの感染を極力防げます。
1.「表示項目」−「レイアウト」で、レイアウトのプロパティ画面を開きます。
2.「プレビューウインドウを表示する」のチェックをはずします。
画面22:「プレビューウインドウを表示する」のチェックをはずす
3) メール送信形式の変更
HTMLメールは、張り込まれたJavaスクリプトやActiveXコントロールの自動実行により、知らな い間にウイルスに感染してしまうことがあります。これによって、送信相手に対して感染した HTML メールを送信してしまうこともあります。これを防ぐには、メールの送信形式を変更します。
1.「ツール」−「オプション」で設定画面を開き、「送信」タブを選択します。
2.メール送信形式の「テキスト形式」を選択します。
画面23:メール送信形式の「テキスト形式」を選択
4.) Windows Updateの実行
Outlook Expressは、しばしばセキュリティ的な問題が指摘されています。セキュリティを維持する
には、Windows Updateを実行し、常に最新のセキュリティパッチを適用することが必要です。
Windows Updateの実行は、「ヘルプ」−「Microsoft Webページ」−「Windows Update」で行いま
す。
画面24:「ヘルプ」−「Microsoft Webページ」−「Windows Update」でWindows Updateを実行