第 2 章 一般ユーザ向け コンピュータのセキュリティ対策
2.5 ブラウザとメーラの設定方法
2.5.2. Internet Explorer 7 の設定
画面07:「Cookieの削除」を選択
2) Windows Updateの実行
IE6.0 には、常に新たなセキュリティホールが発見されています。セキュリティを維持するには、
Windows Updateを実行し、常に最新のセキュリティパッチを適用することが必要です。
Windows Updateの実行は、「ツール」−「Windows Update」で行います。
画面08:「ツール」−「Windows Update」でWindows Updateを実行
★注意
Windows VistaにはあらかじめIE7が搭載されていますが、最新のバージョンでないときがあります
ので、Windows Updateなどを利用し最新の状態にアップデートしてください。
1) インターネットオプションの設定
インストール後、デフォルトの設定のままで利用すると、セキュリティ対策が施されておらず、情報 の漏洩等の問題が発生します。
ここでは、それを防ぐための設定方法を説明します。設定は、「ツール」−「インターネットオプシ ョン」で行います。
画面09:「インターネットオプション」を選択
ここでは、もっとも危険度が高いActiveX、JavaScript、JAVA、Cookieについての設定方法を説明 します。
■ActiveX
ActiveXは、オンラインのウイルススキャン、オンラインポートスキャンや、マイクロソフトの製品
の更新情報、オンラインゲームに使われています。非常に高度なことを行え便利な反面、悪用されれば 被害が大きくなりますので、注意が必要です。
1.インターネットオプションの「セキュリティ」タブより、「レベルのカスタマイズ」を選択します。
2.「ActiveXコントロールとプラグインの実行」の「無効にする」にチェックをつけます。
画面10:「レベルのカスタマイズ」を選択
画面11:「無効にする」にチェック
■JavaScript
JavaScriptはWebサイト作成に使われる言語です。多くのサイトで使われていて非常に便利なもの
ですが、ブラウザ起動時のサイトの書き換えや、ブラウザの破壊に悪用される可能性があります。
1.インターネットオプションの「セキュリティ」タブより、「レベルのカスタマイズ」を選択します。
2.「アクティブスクリプト」の「無効にする」にチェックをつけます。
画面12:「無効にする」にチェック
■Cookie
悪意のあるWebサイトに接続した際に、Cookieに書かれている個人情報(メールアドレスやパスワ ード、その他の情報)を読み取られてしまう恐れがあります。Cookieの利用は極力避けたほうがよいで しょう。
デフォルトの状態では、「中」レベルのセキュリティ設定になっています。すべてのCookieをブロッ クするには、以下のように設定します。
1.インターネットオプションの「プライバシー」タブを選択します。
2.スライドのつまみを移動させ、「すべてのCookieをブロックする」に設定します。
画面13:「すべてのCookieをブロックする」に設定
ただし、「すべてのCookieをブロックする」に設定すると、Webサイトによってはオンラインショッ ピングなどが利用できなくなります。
特定のWebサイトのCookieだけを有効にするには、以下のように設定します。
1.スライドのつまみを移動させ、「高」に設定します。
2.「サイト」を選択します。
3.オンラインショッピングなどで使用するWebサイトのURLを入力し「許可」を選択します。
画面14:URLを入力し「許可」を選択
★注意
Cookieを有効にしている場合も、IE7に記憶されているCookieを定期的に削除することをお勧めし
ます。
Cookieの削除は、インターネットオプションの「全般」タブにある「削除」を選択します。
ここでは、自動的に入力されるパスワードも削除できます。こちらも安全のために定期的に削除する ことをお勧めします。
画面15:「閲覧の履歴」の「削除」を選択
画面16:Cookieを削除するときは「Cookieの削除」を、自動的に入力されるパスワードを削除すると
きは「パスワードの削除」を選択
2) 保護モードの設定
IE7には「保護モード」が搭載されました。スパイウェアなどコンピュータへの悪意のあるソフトウ ェアのインストールをより困難にする機能です。
デフォルトではこの保護モードが有効になっていますが、必ず有効になっているかどうかを確認しま しょう。
画面17:ステータスバーに表示されるアイコンによって保護モードが実行されていることがわかる
画面18:インターネットオプションの「セキュリティ」タブで「保護モードを有効にする(IE7の再開
が必要)」にチェックが入っているかどうかを確認
3) フィッシング詐欺対策
IE7には、コンピュータにある個人情報や金融情報を漏洩させるフィッシング攻撃や、オンライン詐 欺などから守る「フィッシング詐欺検出機能」が搭載されました。
フィッシング詐欺検出機能は、以下の3つの方法を使用して、ユーザをフィッシング詐欺から守りま す。
1.アクセスするWebサイトのアドレスを、マイクロソフトに本物として報告されたサイトの一覧と比較
します。この一覧はコンピュータ上に保存されています。
2.アクセスするWebサイトを分析して、フィッシングWebサイトに共通の特徴がないか確認します。
3.ユーザの同意を得て、フィッシング詐欺検出機能は一部のWebサイトアドレスをマイクロソフトへ送
り、頻繁に更新される報告済みのフィッシングWebサイトの一覧に照らし合わせてさらに確認します。
フィッシング詐欺検出機能を設定するには、「ツール」−「フィッシング詐欺検出機能」を選択しま す。
画面19:「ツール」−「フィッシング詐欺検出機能」を選択
4) Windows Updateの実行
IE7はこれまでのバージョンで見つかったセキュリティ問題を考慮した新しいブラウザですが、今後 新たなセキュリティホールが発見される可能性もあります。セキュリティを維持するには、Windows
Updateを実行し、常に最新のセキュリティパッチを適用することが必要です。
Windows Updateの実行は、「ツール」−「Windows Update」で行います。