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Mac OS ホスト:FC LUN 向けのセットアップ

一度に複数のLUNをフォーマットしないでください。そうすると、一部のボリュームが書き込み 保護され、フォーマットできなくなる可能性があります。

ボリューム ラベルは変更できます。LUNのディスク番号はシステムの再起動後、またはターゲ ットにログインしてログアウトした後に変更される場合があるため、必ずデフォルトのラベル

(「新しいボリューム」)を説明的なラベルに変更してください。

4. 使用可能なドライブ レターをディスクに割り当てます。

5. ディスク管理ツールを閉じます。

消去処理が完了すれば、LUNのパーティション作成が可能になります。

LUN のパーティション

手順

1. ホスト上で、[Finder] > [アプリケーション] > [ユーティリティ]の順に選択します。

2. [ディスクユーティリティ]をダブル クリックします。

3. 左側のパネルで、LUNを選択します。

4. [パーティション]タブをクリックします。

5. [ボリュームの方式]で、LUNのパーティションの数を選択します。

LUNの空き領域に収まる、サイズが同じパーティションが表示されます。

6. 各パーティションについて、次の手順を実行します。

a.パーティションを選択します。

b.[名前]に、パーティションの名前を入力します。

c.[フォーマット]で、パーティションの形式を選択します。

デフォルトの形式(Mac OS拡張(ジャーナリング))は、ほとんどの用途に適していま す。

d.[サイズ]に、パーティションのサイズを入力します。

7. 各パーティションの名前、サイズ、フォーマットの指定が完了したら、[適用]をクリックします。

ディスクユーティリティはパーティション情報を使用して、ホストがアクセスして使用できるボリュ ームを作成します。パーティション作成処理が完了すると、新しいボリュームがデスクトップにマ ウントされ使用可能になります。

これで、データをLUNに移行するか、またはホストでLUNの使用を開始することができま す。データをLUNに移行する場合は、FCまたはiSCSIデータのストレージ システムへの移 行(81ページ)に進みます。

LUNを使用するためのMac OSホストのセットアップ 65

FC(ファイバー チャネル)ストレージを使用するための UNIX ホストのセットアップ

この章では、FCストレージを使用するようにAIX、Citrix XenServer、HP-UX、Linux、Solarisホ ストをセットアップする方法について説明します。次のトピックで構成されています。

l ホストをセットアップするための要件... 68

l ホストでのマルチパス管理ソフトウェアの使用... 68

l AIXホスト:FCストレージ向けのセットアップ...70

l Citrix XenServerホスト:FCストレージ向けのセットアップ...74

l HP-UXホスト:FCストレージ向けのセットアップ... 74

l Linuxホスト:FCストレージ向けのセットアップ... 76

l Solarisホスト:FCストレージ向けのセットアップ... 78

l 次のステップ... 79

FC(ファイバー チャネル)ストレージを使用するためのUNIXホストのセットアップ 67

ホストをセットアップするための要件

Unityストレージを使用するようにホストをセットアップする前に、これらのシステムおよびネットワーク

要件を満たす必要があります。

Unityストレージを使用するようにホストをセットアップする前に、次のストレージ システムおよびネット

ワーク要件を満たしている必要があります。

SAN の要件

FC LUN、またはUnityシステム上のVMware VMFSおよびブロックVvolデータストアにホストを 接続するには、そのホストが、ストレージ システムを含むSAN環境に存在し、SAN上でホストと VNXeが互いに認識されるようにゾーニングされている必要があります。マルチパス環境では、ホスト

用の各Unity FC LUNに2つのパスを関連づける必要があります。これらの2つのパスは、高可

用性を確保するために、それぞれ異なるスイッチに存在している必要があります。

パス管理 SAN の要件

ホストとUnityシステムの間に高可用性SANを実装する場合、次の点に留意します。

l LUNまたはVMware VMFSデータストアが、両方のSPで認識されます。

l 1つのLUNに複数のパスを構成できます。それらのパスは同じSP上の別々の物理ポートに 関連づけられている必要があります。

l 各LUNは、すべてのホストに対して同じLUN IDで提供される必要があります。

ホストが両方のSPに接続されており、必要なマルチパス ソフトウェアがある場合は、ストレージ シス テムへのホストの直接接続がサポートされます。

ストレージ システムの要件

l [初期構成]ウィザードを使用してシステムをインストールし、構成します。

l UnisphereまたはCLIを使用して、ストレージ システム上のNASサーバーまたはインターフェイ

ス、あるいはiSCSIまたはFC(ファイバー チャネル)LUNを構成します。

HP-UXホストでは、ホストLUN ID 0に割り当てられたストレージ システムのLUNが検出されな

い場合、iSCSIイニシエーターによってFCストレージが検出されません。一意のターゲットを作成 し、このインターフェイス上にLUNを作成して、HP-UXホストへのアクセス権を付与することをお勧 めします。ホストに割り当てられる最初のLUNは、ホストLUN ID 0が自動的に割り当てられま す。

ホストでのマルチパス管理ソフトウェアの使用

マルチパス管理ソフトウェアは、ホストとストレージ システムの間のいずれかのパスが障害になった場 合に、接続(パス)を管理します。ストレージ システムに接続されたホストでは、次の種類のマルチ パス管理ソフトウェアを使用できます。

l HP-UX、Linux、Solarisホスト上のEMC PowerPathソフトウェア

l Citrix XenServer、HP-UX 11i、Linux、Solarisホスト上のネイティブ マルチパス ソフトウェア 互換性および相互運用性に関する情報については、サポートWebサイトのUnityサポート マトリ ックスを参照してください。

マルチパス管理ソフトウェア向けのシステムのセットアップ

マルチパス管理ソフトウェアを実行するホストで動作するシステムでは、システムの各LUNが2つの パスに関連づけられている必要があります。

PowerPath のインストール

手順

1. ホストまたは仮想マシンで、EMCオンライン サポート用WebサイトのPowerPathソフトウ ェアのダウンロード セクションから、最新バージョンのPowerPathをダウンロードします。

2. ホストまたは仮想マシンのオペレーティング システム向けの適切な「PowerPath

installation and administration guide」の説明に従い、カスタム インストールとCelerra オプションを使用してPowerPathをインストールします。

このガイドは、EMCオンライン サポートで入手できます。ホストまたは仮想マシンで最新バー ジョンが実行されており、最新バージョンのパッチが存在する場合、パッチに添付されている readmeファイルの指示に従ってパッチをインストールします。

3. インストールが完了したら、ホストまたは仮想マシンを再起動します。

4. ホストまたは仮想マシンが起動したら、PowerPathサービスが開始されていることを確認し ます。

ネイティブ マルチパス ソフトウェアのインストール

マルチパス ソフトウェアをインストールする必要があるかどうかは、ホストのオペレーティング システムに 依存します。

Citrix XenServer

デフォルトで、XenServerはLinuxネイティブ マルチパス(DM-MP)をマルチパス ハンドラとして使 用します。このハンドラは、Citrix XenServerオペレーティング システム ソフトウェアとともにパッケー ジ化されています。

Linux

Linuxネイティブ マルチパス ソフトウェアを使用するには、Linuxマルチパス ツール パッケージのインス

トールまたは更新(39ページ)の説明に従い、Linuxマルチパス ツール パッケージをインストールす る必要があります。

HP-UX 11i

ネイティブ マルチパス フェイルオーバーは、HP-UXオペレーティング システム ソフトウェアとともにパッ ケージ化されています。

Solaris

Sunのネイティブ パス管理ソフトウェアはSun StorEdge Traffic Manager(STMS)です。

[Solaris 10の場合]:Solarisオペレーティング システムのパッチにSTMSが統合されています。パ ッチのインストールについては、SunのWebサイトを参照してください。

Linux マルチパス ツール パッケージのインストールまたは更新

Linuxネイティブ マルチパス フェイルオーバー ソフトウェアを使用するには、Linuxマルチパス ツール

パッケージをホストにインストールする必要があります。このパッケージは、SuSE SLES 10以降では デフォルトでインストールされますが、Red Hatではデフォルトでインストールされません。

マルチパス管理ソフトウェア向けのシステムのセットアップ 69

マルチパス ツール パッケージをインストールする必要がある場合は、以下の適切なWebサイトから パッケージをインストールします。

SuSEの場合

http://www.novell.com/linux/

マルチパス ツール パッケージはSuSE SLES 9 SP3に含まれており、YaSTまたはRPMでインスト ールすることができます。

Red Hatの場合

http://www.redhat.com

マルチパス ツール パッケージはRed Hat RHEL4 U3またはRHEL5に含まれており、YaSTまたは

Package Managerでインストールすることができます。利用できる更新がある場合は、http://

www.novell.com/linux/またはhttp://www.redhat.comのWebサイトに記載されたインスト ールの指示に従います。

次のステップ

次のいずれかを実行します。

l ストレージを使用するようにAIXホストをセットアップする場合は、AIXホスト:FCストレージ向 けのセットアップ(70ページ)を参照してください。

l ストレージを使用するようにCitrix XenServerホストをセットアップする場合は、Citrix XenServerホスト:FCストレージ向けのセットアップ(74ページ)を参照してください。

l ストレージを使用するようにHP-UXホストをセットアップする場合は、HP-UXホスト:FCスト レージ向けのセットアップ(74ページ)を参照してください。

l ストレージを使用するようにLinuxホストをセットアップする場合は、Linuxホスト:iSCSIストレ ージ向けのセットアップ(47ページ)を参照してください。

l ストレージを使用するようにSolarisホストをセットアップする場合は、Solarisホスト:FCストレ ージ向けのセットアップ(78ページ)を参照してください。