• 検索結果がありません。

Interstageの起動/停止時の異常

ドキュメント内 トラブルシューティング集 (ページ 80-83)

第5章 Interstage運用時の異常

5.2 Interstageの起動/停止時の異常

リストア直後の異常

Interstageの資源のリストア直後に、Interstageの動作が不安定となった場合、リストアが正しい手順で行われなかった可能性 があります。

リストアは、Interstageのインストールディレクトリ、インストールドライブ(Windows (R)の場合)やリストア対象とならないすべての

資源(Interstageの運用時に使用するユーザ資源、ユーザアプリケーションなど)が、バックアップ前と同じディレクトリ構成に

配置されているなどの注意が必要です。

バックアップとリストアの手順については、“運用ガイド(基本編)”を参照してください。

ファイルディスクリプタ不足の異常

Interstageを運用中にオープンしているファイル数が多すぎるため、使用しているサービス/アプリケーションで異常が発生 する場合があります。ファイルディスクリプタは、一般的に以下の運用時に使用されます。

・ ファイルにアクセスした場合

・ ソケット通信を行う場合

ファイルディスクリプタ不足で異常が発生した場合は、不要なアプリケーションまたはInterstageに対する操作を終了し、シ ステムで使用できるファイルディスクリプタ数を増やしてください。

ulimitコマンドまたは/etc/systemファイルの定義値で利用できるファイルディスクリプタを増加させることもできます。ファイル ディスクリプタのチューニング方法については、使用しているオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

<Windows フォルダ > \ hsperfdata_SYSTEM \ NNNNNNNN は数字)」というファイルが原因でバックアップ できない

このファイルは、Java VMがJavaアプリケーション動作時に作成する一時ファイルです。バックアップ対象からはずしてください。

また、Javaアプリケーション動作中に削除/移動を行うと、Javaを使用したシステム動作に影響を与えます。Javaアプリケー ション動作中は、削除/移動を行わないでください。

オペレーティングシステム停止時に /opt/FJSVtd/lib/iswatch プロセスが異常終了する

Red Hat Enterprise Linux 7では、オペレーティングシステムの停止時にサービスが自動停止する設定になっている場合でも、

手動で起動したサービスが正常に停止されないことがあります。

そのため、オペレーティングシステムを停止または再起動する場合には、手動でサービスを停止してください。

Interstageのサービス起動/停止については、「運用ガイド(基本編)」の「Interstageのサービス起動/停止」を参照してくだ さい。

なお、オペレーティングシステム停止時にInterstageが自動停止しなかった場合は、オペレーティングシステムの停止時に /

opt/FJSVtd/lib/iswatch プロセスがcoreを出力して異常終了する場合があります。

この場合、オペレーティングシステムは正常に停止しているため問題はありません。coreが出力された場合は削除をお願い します。

オペレーティングシステム停止時のInterstageの停止状態についてはシステムログを確認してください。

・ Interstageの起動に時間がかかる

・ Interstage停止時の異常

・ Interstage停止処理が無応答

・ Interstage起動/停止時にアプリケーションポップアップが発生する場合

・ RCプ ロ シ ジ ャ か らInterstageお よ び ワ ー ク ユ ニ ッ ト を 起 動 す る と コ ン ソ ー ル ロ グ イ ン が で き な く な っ た 場 合

Windows(R)マシンの再起動・シャットダウン時の異常

イベントビューア(システムのログ)に以下のメッセージが出力されている場合、Interstageを停止せずにシャットダウンした可 能性があります。

INTERSTAGE サービスは、サービス固有エラー 指定されたリソース名がイメージ ファイルに見つかりません。 で終了しま した。

または

INTERSTAGEは次のサービス固有のエラーで終了しました。1814 (0x716)

本現象が発生した場合、シャットダウン前にInterstageを停止しているかを確認してください。Interstageを停止していない場合

は、Interstageを停止してからシャットダウンしてください。

Interstage起動時の異常

isstartコマンドによるInterstageの起動処理中、またはオペレーティングシステム起動時のInterstageの自動起動処理中に異常 が発生した場合、起動の完了しているサービスをすべて停止した後、起動処理を中止します。

ただし、停止処理中に異常が発生した場合、処理は中断されます。

以下のいずれかに出力されたInterstage起動に失敗した原因を示すメッセージを確認し、そのメッセージに対する対処を行っ てください。

・ isstartコマンドの投入画面

イベントビューア(アプリケーションのログおよびシステムのログ)

/var/adm/messages

/var/log/messages

イベントビューア(システムのログ)に以下のメッセージが出力されている場合、ネットワーク環境が正常に設定されていない 可能性があります。ネットワークが使用可能であるか、ホスト名/IPアドレスが正しく設定されているかを確認してください。

OD_start サービスは予期せぬ原因により終了しました

インタフェースリポジトリへ登録したインタフェース情報が多い場合、またはCORBAサービスの動作環境ファイル(config)に

「logging = yes」を定義した場合、インタフェースリポジトリ/ネーミングサービスの起動に時間がかかります。インタフェー スリポジトリやEJB用インタフェースリポジトリおよびネーミングサービスの起動に1分以上かかった場合、Interstageの起動に 失敗するため、注意してください。

本条件にあてはまる場合は、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してからisstartコマンドを実行してください。

環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、エラーメッセージis20102の出力から情報メッセージod20001/エラーメッセー

ジod30102が出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。

例えば、エラーメッセージis20102が、10時00分00秒に出力され、情報メッセージod20001/エラーメッセージod30102が、10 時00分10秒に出力された場合、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、100を設定します。

IS_ISV_SVCCTRL_TIMER=100 export IS_ISV_SVCCTRL_TIMER

なお、本現象は、エラーメッセージis20102の出力内容により特定できます。エラーメッセージis20102が出力されている場合 は、“メッセージ集”を参照し、原因を特定して、その対処を行ってください。

Interstage起動時にis30141のメッセージが出力される異常

isstartコマンドの実行画面に、以下のメッセージが出力されている場合は、再度isstartコマンドを実行してください。

Daemon start fails

Interstageの起動に時間がかかる

Interstageの起動に時間がかかる場合、以下の原因が考えられます。

・ Interstage シングル・サインオンにおいてSSOリポジトリにロール定義およびサイト定義を多量に登録してリポジトリサーバを

運用し、かつInterstage HTTP Serverと連動設定を行っている場合、Interstageの起動に時間がかかることがあります。本 現象の詳細および回避方法については、“17.2.5 リポジトリサーバに関するトラブル”を参照してください。

ネーミングサービスに対してネーミングコンテキストの登録・削除を繰返し行ったあとにInterstageを起動すると、Interstage の起動に時間がかかることがあります。本現象の原因は、ネーミングサービスの起動処理に時間がかかるためであり、特 に問題ありません。

Interstage停止時の異常

isstopコマンドで停止中に異常が発生した場合、異常の発生したサービス名を含むエラーメッセージを表示して終了します。

停止時の異常の対処方法については、“メッセージ集”を参照してください。対処後、再度isstopコマンドを実行してください。

動作中のCORBAのアプリケーションが多い場合など、CORBAサービスの停止に時間がかかることがあります。CORBAサー ビスの停止に1分以上かかった場合は、エラーメッセージis20110が出力されて、Interstageの停止に失敗する可能性があ るため、注意してください(CORBAサービスの停止処理は、継続されます)。

エラーメッセージis20110が理由コード「15」で出力され、次に情報メッセージod10005のメッセージが出力された場合は、環 境 変 数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを 設 定 し て か らisstopコ マ ン ド を 実 行 し て く だ さ い 。 環 境 変 数 IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、情報メッセージod10003の出力から情報メッセージod10005が出力されるまでの秒数+

60の値を設定してください。

例えば、情報メッセージod10003が10時00分00秒に出力され、情報メッセージod10005が10時02分00秒に出力された場合、

環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、180を設定します。

IS_ISV_SVCCTRL_TIMER=180 export IS_ISV_SVCCTRL_TIMER

Interstage停止処理が無応答

ワークユニットを停止しないでアプリケーションを入れ替えた場合、isstopコマンドでInterstage停止時に、isstopコマンドが ハングアップすることがあります。アプリケーションを入れ替える場合は、必ずワークユニットを停止してから入れ替えてください。

Interstage起動/停止時にアプリケーションポップアップが発生する場合

isstartコマンド/isstopコマンドを実行時に、以下のアプリケーションポップアップが発生した場合、デスクトップヒープが使い果 たされている可能性があります。本現象が発生した場合は、デスクトップヒープを拡張する必要があります。デスクトップヒー プを拡張する手順については、「5.5 デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。

Apache.exe - アプリケーション エラー :

アプリケーションを正しく初期化できませんでした (0xc0000142)。

[OK] をクリックしてアプリケーションを終了してください。

RCプロシジャからInterstageおよびワークユニットを起動するとコンソールログインができなくなった場合

RCプロシジャにInterstageを起動するスクリプトを登録して、サーバ・ブート時に起動スクリプトからInterstageを起動すると、コ ンソール端末からのログイン時に以下のメッセージが出力され、ログインできなくなることがあります。

console login: root

Warning -- ttymon cannot allocate controlling tty on "/dev/console", there may be another session active on this port.

本現象が発生した場合、Interstage起動スクリプトに記述したInterstageの起動処理の前に、コンソールメッセージを抑止す るための環境変数IS_ISV_CONSOLE_OUTPUTに「OFF」を設定して回避してください。

#!/sbin/sh

# Interstage start procedure ...

# Set Environment Variable IS_ISV_CONSOLE_OUTPUT=OFF export IS_ISV_CONSOLE_OUTPUT ...

# Execute Start Command isstart

...

注意

すべてのコンソールメッセージが抑止されるわけではありません。

ポイント

上記の対処が有効であるかを確認するには、情報メッセージtd11028がシステムログ(/var/adm/messages)に出力され、コ ンソールに出力されていない場合に有効と判断できます。

ドキュメント内 トラブルシューティング集 (ページ 80-83)