第7章 Interstage HTTP Server運用時の異常
7.3 よくある質問とその対処方法
■対処8
ログのローテーション機能により、問題が発生した時間帯のトレースログが削除された可能性があります。
トレースログのファイルサイズおよびファイル数の上限値を確認してください。トレースログの設定については、「Interstage HTTP Server 運用ガイド」の「環境定義ファイル」-「トレースログの設定」を参照してください。
■対処9
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。資料採取の詳細については、「メッ セージ集」の「技術員連絡の前に」を参照してください。
ログファイルが出力されなくなった
本現象が発生した場合、最新のログファイルを誤って操作した可能性があります。Webサーバ運用中は、最新のログファ イルの編集/削除などの操作を行うことはできません。最新のログファイルを誤って操作してしまった場合は、Webサーバを 再起動してください。
Webブラウザからアクセスすると、意図しないページが表示される
本現象が発生した場合、Interstage HTTP Serverのポート番号(省略値:80)と他のWebサーバ(基本ソフトウェアにバンド
ルされるApache HTTP Serverなど)のポート番号が重複している可能性があります。
Webサーバを共存して運用する場合は、すべてのWebサーバに異なるポート番号を設定する必要があります。
他のWebサーバが同一のポート番号で起動されている場合は、Interstage HTTP Serverのポート番号を変更して、Webサー バを再起動してください。Interstage HTTP Serverのポート番号の設定方法については、「Interstage HTTP Server 運用ガ イド」の「環境設定」-「環境定義ファイル」-「ポート番号とIPアドレスの設定」を参照してください。
参照
・ Interstage HTTP Serverで使用できない一部のディレクティブについては、「Interstage HTTP Server 運用ガイド」の「ディ
レクティブ一覧」-「ディレクティブの注意事項」を参照してください。
・ Apache HTTP サーバ バージョン 2.0 ドキュメントの参照方法については、「Interstage HTTP Server 運用ガイド」の
「Apache HTTP サーババージョン 2.0 ドキュメントの参照方法」を参照してください。
Apache HTTP Server Version 2.0.59をベースとしているが、セキュリティホール関連の問題については対応 されていますか
本製品では、Apache HTTP Serverで検出されたセキュリティホールにおいて、Interstage HTTP Serverに影響がある修正に ついては、Apache HTTP Server Version 2.0.65まで対応しています。また、本製品出荷以降、セキュリティホール関連の問題 が発生した場合は、緊急修正にて随時対応していきます。
Interstage HTTP Serverのセキュリティホール関連の対応については、以下のサイトで提供している富士通製品のセキュリティ
情報にて確認してください。
http://software.fujitsu.com/jp/security/index.html
Interstage HTTP Serverを複数起動できますか
Interstage HTTP Serverでは、1つのシステム上に複数のWebサーバの構築・運用を行うことができます。
参照
Webサーバの構築・運用については、「Interstage HTTP Server 運用ガイド」の「複数Webサーバの運用」を参照してください。
Interstage HTTP Serverと他のWebサーバ(Apache HTTP Serverなど)を共存できますか
Interstage HTTP Serverでは、他のWebサーバ(Apache HTTP Serverなど)と共存できます。ただし、1つのポート番号を複数 のWebサーバで利用できません。必ずWebサーバごとに異なるポート番号を設定してください。
Interstage HTTP ServerとMicrosoft(R) Internet Information Servicesで同時にWebサーバコネクタを利 用できますか
Interstage HTTP Serverでは、Microsoft(R) Internet Information Servicesと同時にWebサーバコネクタを利用できません。
OpenSSLで発行した証明書を使用できますか
Interstage HTTP Serverでは、OpenSSLで発行した証明書を使用できません。
参照
証明書については、「セキュリティシステム運用ガイド」の以下の項を参照してください。
・ Interstage証明書環境のSSLを使用する場合
「Interstage証明書環境の構築と利用」-「証明書と秘密鍵について」
・ SMEEコマンドで構築する証明書/鍵管理環境のSSLを使用する場合
「SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境の構築と利用」-「証明書/鍵管理環境で使用できるSSLライブラリについて」-
「証明書/鍵管理環境について」
サードパーティのプラグインモジュールをサポートしていますか
Interstage HTTP Serverでは、mod_perl/mod_phpなどを含むサードパーティのプラグインモジュールはサポートしていません。
富士通製品で提供しているプラグインモジュールだけ使用できます。
なお、Interstage HTTP Serverのサポート対象外のプラグインモジュールを導入した場合は、Interstage HTTP Server全体の 動作についてもサポート対象外となります。
静的コンテンツに対して、どのようなHTTPメソッドを使用できますか
Interstage HTTP Serverでは、静的コンテンツに対して、以下のHTTPメソッドを使用できます。POSTメソッドは、使用できま
せん。
・ GET
・ HEAD
・ OPTIONS
・ TRACE