3. JP1_DEFAULT_3rd.tar.Z
2.12 ISAM ファイルが不正になった場合の対処
ISAM ファイルが不正になった場合の,ISAM ファイルの状態を確認および再作成する方法について説明 します。
JP1/AJS3 の QUEUE ジョブ,サブミットジョブ実行環境データベースの ISAM ファイルが不正になる と,キューを使用するジョブの起動に失敗するなどの問題が発生します。その場合,「2.12.2 QUEUE ジョ ブ,サブミットジョブの実行環境データベースの再作成手順」を実施してください。
2.12.1 ISAM ファイルの状態確認手順
ここでは,ISAM ファイルの状態を確認する手順を示します。
不正な状態になっている場合は ISAM ファイルを再作成してください。
1. JP1/AJS3 サービスを停止する。
2. Jischk コマンドを実行し,ISAM ファイルが不正な状態になっていないかを確認する。
Windows ホストの場合
Jischk -l 3
ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名※\JPQ*
UNIX ホストの場合
/opt/jp1base/bin/Jischk -l 3
ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名※/JPQ*
注※
「ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ」は,環境設定パラメーター
DatabasePath
に設 定しているものを指定してください。環境設定パラメーターDatabasePath
のデフォルト値などの詳 細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 2 2.3.2(3) DatabasePath」を参照してください。3. 出力されたメッセージを確認する。
次のメッセージが出力された場合,ISAM ファイルが不正な状態です。
• KAIU013-E キー定義ファイルの不正を検出しました。
• KAIU014-E キーファイルの不正を検出しました。
• KAIU015-E データファイルの不正を検出しました。
Jischk
コマンドおよび出力メッセージの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
2.12.2 QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境データベースの再作 成手順
QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境で使用するデータベースの再作成手順を次に示します。
1. JP1/AJS3 サービスが停止していることを確認する。
2. jpqexport コマンドで QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境の定義情報を退避する。
Windows の場合
jpqexport [-mh
論理ホスト名] -dt isam -co jpqsetup.conf
※ UNIX の場合/opt/jp1ajs2/bin/jpqexport [-mh
論理ホスト名] -dt isam -co jpqsetup.conf
※ ファイル名は任意ですが,管理のためjpqsetup.conf
を使用することを推奨します。注※
「
-mh
論理ホスト名」は使用環境に応じて指定してください。なお,ISAM ファイルの破壊状況によっては,
jpqexport
コマンドによるアクセスもエラーになる場合 があります。QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境構成定義ファイル(jpqsetup.conf
)の バックアップがある場合はこれを使用してください。バックアップがない場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2 3. 特別な運用で使用するコマンド jpqimport」に記載されている QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境構成定義ファイルを 作成してください。
3. QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境のデータベース格納ディレクトリ配下のファイルと一時 ファイルを削除する。
Windows の場合
del
QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境データベース格納ディレクトリ\*
※1del
QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレク トリ\M_JPQ*
※2UNIX の場合
rm
QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境データベース格納ディレクトリ/*
※1rm
QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレクト リ/M_JPQ*
※2注※1
「QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境データベース格納ディレクトリ」は,
[{JP1_DEFAULT|
論理ホスト名
}\JP1NBQMANAGER\Database]
の環境設定パラメーターDatabasePath
に指定したフォル ダです。環境設定パラメーターDatabasePath
のデフォルト値などの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 2 2.3.2(3) DatabasePath」を参照し てください。
注※2
「QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレクト リ」は,
[{JP1_DEFAULT|
論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Process]
の環境設定パラメーターWorkPath
に指定したフォルダです。環境設定パラメーターWorkPath
のデフォルト値などの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 2 2.3.2(1) WorkPath」
を参照してください。
4. jpqimport コマンドで,手順 2 で退避したファイルを QUEUE ジョブ,サブミットジョブの実行環境 の定義情報として ISAM ファイルを再作成する。
Windows の場合
jpqimport [-mh
論理ホスト名] -dt isam -ci jpqsetup.conf
※ UNIX の場合/opt/jp1ajs2/bin/jpqimport [-mh
論理ホスト名] -dt isam -ci jpqsetup.conf
※ 注※「
-mh
論理ホスト名」は使用環境に応じて指定してください。5. jpqimport コマンド実行時に出力されるメッセージを確認して,ISAM ファイルの再作成に成功してい るかどうか確認する。
jpqimport
コマンドが正常に終了していないと,JP1/AJS3 サービスが起動できません。なお,不明な場合は,再度手順 2 の
jpqexport
コマンドで定義情報を出力し,再作成前に出力した定義 情報とエージェント定義およびキュー定義について差異がないかを確認してください。6. JP1/AJS3 サービスを再起動する。