第 11 章
11.1 IPv4 の設定
[説明]
ICMP Mask Request を受信した場合に、ICMP Mask Reply を返すか否かを設定する。
11.1.4 ICMP Parameter Problem を送信するか否かの設定 [書式]
ip icmp parameter-problem send send no ip icmp parameter-problem send [send]
[設定値及び初期値]
• send
• [設定値] :
設定値 説明
on 送信する
off 送信しない
• [初期値] : off [説明]
受信した IP パケットの IP オプションにエラーを検出した場合に、ICMP Parameter Problem を送信するか否かを設定 する。
11.1.5 ICMP Redirect を送信するか否かの設定 [書式]
ip icmp redirect send send no ip icmp redirect send [send]
[設定値及び初期値]
• send
• [設定値] :
設定値 説明
on 送信する
off 送信しない
• [初期値] : on [説明]
他のゲートウェイ宛の IP パケットを受信して、そのパケットを適切なゲートウェイに回送した場合に、同時にパケ ットの送信元に対して ICMP Redirect を送信するか否かを設定する。
11.1.6 ICMP Redirect 受信時の処理の設定 [書式]
ip icmp redirect receive action no ip icmp redirect receive [action]
[設定値及び初期値]
• action
• [設定値] :
設定値 説明
on 処理する
off 無視する
• [初期値] : off [説明]
ICMP Redirect を受信した場合に、それを処理して自分の経路テーブルに反映させるか、あるいは無視するかを設定
する。
11.1.7 ICMP Time Exceeded を送信するか否かの設定 [書式]
ip icmp time-exceeded send send no ip icmp time-exceeded send [send]
[設定値及び初期値]
• send
• [設定値] :
設定値 説明
on 送信する
off 送信しない
• [初期値] : on [説明]
受信した IP パケットの TTL が 0 になってしまったため、そのパケットを破棄した場合に、同時にパケットの送信元
に対して ICMP Time Exceeded を送信するか否かを設定する。
11.1.8 ICMP Timestamp Reply を送信するか否かの設定 [書式]
ip icmp timestamp-reply send send no ip icmp timestamp-reply send [send]
[設定値及び初期値]
• send
• [設定値] :
設定値 説明
on 送信する
off 送信しない
• [初期値] : on [説明]
ICMP Timestamp を受信した場合に、ICMP Timestamp Reply を返すか否かを設定する。
11.1.9 ICMP Destination Unreachable を送信するか否かの設定 [書式]
ip icmp unreachable send send no ip icmp unreachable send [send]
[設定値及び初期値]
• send
• [設定値] :
設定値 説明
on 送信する
off 送信しない
• [初期値] : on [説明]
経路テーブルに宛先が見つからない場合や、あるいは ARP が解決できなくて IP パケットを破棄することになった場 合に、同時にパケットの送信元に対して ICMP Destination Unreachable を送信するか否かを設定する。
11.1.10 受信した ICMP のログを記録するか否かの設定
[書式]
ip icmp log log no ip icmp log [log]
[設定値及び初期値]
• log
• [設定値] :
設定値 説明
on 記録する
off 記録しない
• [初期値] : off [説明]
受信した ICMP を debug タイプのログに記録するか否かを設定する。
11.1.11 ステルス機能の設定 [書式]
ip stealth all
ip stealth interface [interface...]
no ip stealth [...]
[設定値及び初期値]
• all : すべての論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う
• [初期値] :
-• interface
• [設定値] : 指定した論理インタフェースからのパケットに対してステルス動作を行う
• [初期値] : -[説明]
このコマンドを設定すると、指定されたインタフェースから自分宛に来たパケットが原因で発生する ICMP および TCP リセットを返さないようになる。
自分がサポートしていないプロトコルや IPv6 ヘッダ、あるいはオープンしていない TCP/UDP ポートに対して指定 されたインタフェースからパケットを受信した時に、通常であれば ICMP unreachable や TCP リセットを返送する。
しかし、このコマンドを設定しておくとそれを禁止することができ、ポートスキャナーなどによる攻撃を受けた時 にルーターの存在を隠すことができる。
[ノート]
指定されたインタフェースからの PING にも答えなくなるので注意が必要である。
自分宛ではないパケットが原因で発生する ICMP はこのコマンドでは制御できない。それらを送信しないようにす るには、 ip icmp * コマンド群を用いる必要がある。
WAN インタフェースは Rev.11.00.16 以降で指定可能。