IP 非番号の要素の設定の概要

In document Cisco Edge Craft ソフトウェア ガイド Software Release 2.0 (Page 44-50)

1.1  Cisco Edge Craft のインストール

1.1.4   IP 非番号の要素の設定の概要

ステップ 1 シリアル ポートを介して要素に接続します。

ステップ 2 要素が新規で未設定でない場合、ONSCLI コマンド erase cdb (設定データベース)を使用して設 定をクリアします。

ステップ 3 ONSCLI を使用してシステム モードを設定 します。

ステップ 4 (オプション)要素がゲートウェイ要素となる場合は、IP 非番号ゲートウェイを true に設定します。

ステップ 5 ONSCLI を使用して IP アドレスを設定します。

ステップ 6 コミュニティ テーブルにユーザを追加します。

ステップ 7 管理ツリーを使用して要素に接続します。

ステップ 8 管理ツリーを使用してDCC インターフェイスを設定します。

ステップ 9 OSPF エリアを作成します。

ステップ 10 OSPF インターフェイスを OSPF エリアに割り当てます。

- スタティック ルート エントリの追加(必要な場合)

- LeakStaticRoutes の設定(予定している場合)

- LeakExternalDirectRoutes の設定(予定している場合)

管理ステーション ルータ 192.168.0.1 192.168.0.2

イーサネット ネットワーク 192.168.0.0 マスク 255.255.255.0

要素 A 192.168.0.3 要素 B 192.168.0.4 要素 C 192.168.0.5

要素 D 192.168.0.6 要素 E 192.168.0.7

1章 Cisco Edge Craft の開始

1.1  Cisco Edge Craft のインストール

ステップ 11 要素について OSPF をグローバルに有効にします。

ステップ 12 管理ポート ケーブルを取り外します。

上記の手順については、これ以降で詳細に説明します。

1.1.4.1  シリアル ポートを介して要素に接続

要素のシリアル ポート(VT100 とマーク付け)を提供されたシリアル ケーブルを使用して管理ス テーションに接続します。Cisco Edge Craft の端末エミュレーション プログラムまたは他の端末プ ログラムを使用して、要素のコマンドライン インターフェイスに接続します。

1.1.4.2 ONSCLI を使用して設定をクリア

要素が IP 非番号モードで設定されている場合は、設定をリセットする必要があります。

少なくとも、OSPF 関連エントリはすべて削除する必要があり、またデフォルト ルートを含むスタ ティックルートはすべて削除する必要があります。

1. ONSCLI メニューを開始します。

2. erase cdb コマンドを入力します。要素が再起動します。

1.1.4.3 システム モードの設定

要素が設定されていないか、または要素が erase cdb コマンドでクリアされていた場合、要素は、最 初は IP 番号指定モードになっています。システム モードを IP 非番号モードに変更するには、コマ ンドラインインターフェイスで行います。

(オプション)ゲートウェイを有効に設定する

要素がゲートウェイ要素の場合、ゲートウェイの有効を true に設定してください。このように変更 すると、管理ポートにローカル ネットワークのルートが作成され、このルートが OSPF を介して他 の IP 非番号要素に通知されます。また、イーサネット上のゲートウェイへのスタティックルート が確実に正しいインターフェイスを参照するようになります。

これにより、すべての IP 非番号要素からイーサネット上のすべてのホストへの接続が可能になり ます。「例 1」(P.1-9) または 「例 2」(P.1-10) の設定を参照してください。

「LeakDirectExternalRoutes 変数の使用」(P.1-14)も参照してください。

1.1.4.4 ONSCLI を使用して IP アドレスを設定

ONSCLI を使用して IP アドレスを設定します。ゲートウェイ要素の場合は、デフォルト ゲートウェ イも設定できます。ゲートウェイ要素でない場合は、適切なルートが OSPF によって設定されるの で、デフォルトルートを設定する必要はありません。

1.1.4.5 コミュニティ テーブルにユーザを追加

コミュニティ テーブルに行を追加するには、コマンドライン インターフェイスを使用します。ONS 15305 の場合、コミュニティ テーブルは ONSCLI 直下の Community table メニューにあります。

次のコマンドを入力します。

add manager=0.0.0.0 community=public access=super traps=disable

1章 Cisco Edge Craft の開始 1.1  Cisco Edge Craft のインストール

1.1.4.6 管理ツリーを使用して要素に接続

ネットワーク要素が、管理ツリーを実行する管理ステーションに管理ポートを使用して接続されて いる必要があります。最も簡単な方法は、各端の RJ45 コネクタにストレートシールドなしツイス トペアケーブルを使用して、要素と管理ステーション間を直接接続する方法です。

管理ステーションのインターフェイスに、要素と同じネットワークのスタティック IP アドレスを 設定します。たとえば、要素の IP アドレスが 192.168.1.5 でネットマスクが 255.255.255.0 の場合は、

管理ステーション用にたとえばアドレス 192.168.1.100 を選択します(未使用アドレスを選択)。

あるいは、例 2 の設定を使用する場合、要素は、管理ポートからイーサネットを表すスイッチに ケーブルでイーサネットに一時的に接続できます。この方法を選択した場合、設定が完了後ケーブ ルを取り外すときに特別な注意が必要です。この時点で、それまで管理ポートを使用していた IP ト ラフフィックは、ゲートウェイ要素の管理ポートを継続して使用すると見なされます。

しかし他のホスト(例の管理ステーションや、ルータなど)は、管理ポートの MAC アドレスに送 信し続け、失敗に終わります。

したがって、管理ステーションおよびルータの ARP テーブルを手動で削除する必要があります。

その後、ゲートウェイ要素は要素の ARP 要求に応答し、通信が続行できます。ARP コマンドは、

MS Windows ではたとえば arp -d 192.168.0.5 で、Solaris でも同じです。

あるいは、例 1 のような設定を使用する場合、要素の管理ポートをイーサネットに接続して、その 後管理ステーションインターフェイスを要素と同じ IP ネットワーク内の未使用アドレスに変更で きます。

設定される要素は 192.168.1.3 で、その管理ポートはイーサネットを表すスイッチに接続されていま す。管理ステーションの IP アドレスは 192.168.1.100 に変更されます。

ここで、同じイーサネット上の IP ネットワークに到達できます。このときにはルータに接続され ておらず、管理ステーション上の ARP テーブルは、管理ステーションの IP アドレスが通常

(192.168.0.2)に戻されたときにリセットされるので、この場合では ARP テーブルに問題はありま

せん。

設定される要素がゲートウェイ要素(両方の例とも要素 A)の場合、管理ポートは永続的に接続さ れると見なされ、特別な設定をしなくても確実に接続される必要があります。

1.1.4.7   DCC インターフェイスの設定

DCC インターフェイスを設定するには、管理ツリーを使用します(DCC インターフェイスは

ONSCLI でも設定できます)。

使用する SDH ポートを見つけます。

rs を見つけます。

dccR を見つけます。

変数 Mode に ipOverDcc を設定します。

IpEncapsulation に ppp/crc32 を設定します。これが ONS 15305 R 2.0 のデフォルト値です。

あるいは、rs 下の ms にある dccM インターフェイスを見つけて、Mode に ipOverDcc を設定します。

DCC インターフェイスは、managementInterfaces DCC ではテーブル形式でも使用できます。

光ケーブルが SDH ポートに接続されていて、他の端の DCC インターフェイスがそれに応じて設定 されていない場合、DCC インターフェイスの OperStatus は「ダウン」になります。当面は問題あり ませんが、後のステップで OSPF インターフェイスを設定する際にインターフェイスを「アップ」

にする必要があります。

1章 Cisco Edge Craft の開始

1.1  Cisco Edge Craft のインストール

1.1.4.8 OSPF エリアの作成

管理ツリーで、次の操作を行ないます。

managementInterfaces を見つけ、

次に DCNRouter、

次に OSPF 、

さらに AreaOSPF を見つけます。このテーブルに行を追加して、すべてのデフォルト エントリ を受け入れます。

その後保存します。これで、ID 0.0.0.0 のエリアが作成されます。

1.1.4.9   OSPF エリアへの OSPF インターフェイスの割り当て

DCC チャネルの OSPF インターフェイスは、DCC チャネルの運用ステータスが「アップ」の場合、

自動的に作成されます。したがって、この時点で、光ケーブルを接続する必要があります。このと き、ケーブルのもう一方の端の DCC チャネルが設定されます。

これを実施できない場合は、同じ要素の 2 つのポートを一時的に相互接続して、各ポートの DCC チャネルを設定できます。DCC インターフェイスは、その後運用ステータスが「アップ」になり、

OSPF インターフェイスが AreaInterface テーブルに表示されます。

管理ツリーで、次の操作を行ないます。

managementInterfaces を見つけ、

次に DCNRouter、

次に OSPF 、

さらに AreaInterface を見つけます。インターフェイスそれぞれについて、インターフェイス

を接続するエリアを選択します。この例では 0.0.0.0 です。

3 番目の方法として、このステップをすべて省略して、要素を確定場所に配置し、ケーブルを接続 して要素を再起動します。要素が再起動され、DCC インターフェイスの OperStatus が「アップ」

になると、起動手順により各 OSPF インターフェイスが検出された最初のエリアに割り当てられま す。この方法を使用する場合は、要素について OSPF をグローバルに有効にしておく必要がありま す(「要素について OSPF をグローバルに有効にする」(P.1-13) を参照)。

1.1.4.10 LeakStaticRoutes の設定

ゲートウェイ要素(例では要素 A)の場合、変数 LeakStaticRoutes に true を設定します。要素に設 定されているデフォルトルートまたは他のスタティックルートが、IP 非番号ネットワーク内の他 のすべての要素に通知されて、ネットワーク外の接続が有効になります。ゲートウェイ要素でない 場合、この変数は、通常、false に設定する必要があります。

1.1.4.11  要素について OSPF をグローバルに有効にする

管理ツリーで、次の操作を行ないます。

managementInterfaces を見つけ、

次に DCNRouter、

さらに OSPF を見つけます。

変数 AdminStatus を enabled に変更します。

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