opcdbinit コマンドは次のモードを使用します。
-c クリーンモード。テーブルをクリーンアップして、デ フォルトの設定を読み込みます。
-v 詳細モード。詳細な処理の進捗状況を示すのに使用し ます。
6.次のコマンドを実行して、HP Operations 管理サーバーとエージェント プロセスを再起動します。
/opt/OV/bin/OpC/opcsv -start /opt/OV/bin/ovc -start AGENT
本章の内容
本章では、HP-UX on HP Integrity 上の HPOM から Red Hat Enterprise Linux
上の HPOM への移行など、システム間の移行プロセスについて説明します。
移行を開始する前に、本章で使用する用語を説明します。
古いサーバー HPOM の移行元の管理サーバー。
新しいサーバー HPOM の移行先の管理サーバー。
管理サーバーのインストール要件の確認
新しいサーバーが、少なくとも第1章「管理サーバーのインストール要件」
に記載されている最小のシステム要件を満たしていることを確認します。
原則として、次の順番で移行を実行してください。
1.ハードウェア
2.オペレーティングシステム (オペレーティングシステムのパッチを含む) 3.データベース
4. HPOM ソフトウェア
HPOM の 60 日間のインスタントオンライセンスでは、管理対象ノード数に
制限はありません。インスタントオンライセンスが失効する前に、ご自分の 要件に合った正規のライセンスを必ず取得してください。
インストールされている製品で、古いサーバーに統合されているものがある 場合 (たとえば、HP Performance Manager など)、HPOM 移行プロセスを 開始する前に、この製品が HPOM の新しいバージョンと互換性があること を確認してください。このような状況で HPOM の移行を実行する方法につ いての詳細は、統合された製品のドキュメントを参照してください。
移行のシナリオ
システム間での移行を行う場合、次のシナリオのいずれかを選択できます。
❏ 異なる IP アドレスとホスト名を持つシステムへの移行
❏ IP アドレスとホスト名を再利用することによる MoM 設定内のシステ ムのアップグレード
注記 異なる IP アドレスとホスト名を持つシステムに移行できます。また、IP ア ドレスとホスト名を再利用して MoM 設定内のシステムをアップグレード できます。第8章「HPOM のバージョン 9.20 へのアップグレード」に記載 されているシンプルなアップグレード手順とは異なり、これらのシナリオで は、運用時のダウンタイムはほとんど必要ありません。
異なる IP アドレスとホスト名を持つシステムへの 移行
新しいサーバーが古いサーバーとは異なるホスト名と IP アドレスを持って いる場合は、新しいサーバーをバックアップサーバーとして設定することを お勧めします。これを行う場合、MoM 設定を使用して新しいサーバーに移 行できます。このシナリオの基本的な特徴は以下のとおりです。
❏ 新しい IP アドレスと新しいホスト名を持つ新しいハードウェアを、新し いサーバーに使用します。
❏ 設定に応じて、移行プロセスが完了し、古いサーバーをシャットダウン した後にスタンドアロンサーバー設定に切り替えることができます。
❏ 移行後に古いサーバーをオフにすると、新しいサーバーの恒久ライセン スを古いライセンスに代わって要求できます (HP Password Delivery Center に連絡します)。その間は、60 日間のインスタントオンライセン スを使用して新しいサーバーで作業できます。
❏ 新しいサーバーの設定後、たとえば、ハードウェアクラスタを再利用す る必要がある場合などに、古いサーバーを HPOM 9.20 にアップグレー ドすることもできます。
❏ 運用時のダウンタイムはほとんどなく、移行を実行できます。
❏ メッセージは、古いサーバーから新しいサーバーに、またその反対に同 期させることができます。しかし、設定データの交換は、古いサーバー から新しいサーバーにしか行うことができません。
❏ すべての管理対象ノードは、新しいサーバーのルート証明書で更新する 必要があります。
❏ このシナリオは、同じバージョンの HPOM のハードウェアをアップグ レードする場合も使用できます。