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の
S当 机 ソ
金 積 励 面 奨
‑ E
位F単
だから、 作 幅 の 固 定 奨 励 金 を 出 Lた 場 合 の 供 給 曲 線S1‑+と も と の 供 給 曲 線 Soと の 聞 に で き る 村 り の 面 積 が 、 刑事
t
の 面 積 と 等 Lいのであるo 財 政 負 担 に 関 し て は 、 同 一 水 準 の 生 産 調 整 を 行 な う の に 、 固 定 奨 励 金 とH
型奨励金との聞に優劣は存在しないのである。
また、戸型を α型 と の 関 係 か ら み た の が 、 図5‑20である。これは、 kg当り a
円という同一水準の奨励金を出す場合の農企業の主体均衡を示したものである。
α型 の 場 合 、 休 耕 面 積 帥 (= B一 弘 ) で 奨 励 金 総 額 は 刊 " の 面 積 で あ り 、 F 型の場合、休耕面積柑 (=B-B~) で奨励金総額は付期の面積である。
限界奨励金収入曲線と平均奨励金収入曲線との勾配等の関係から、 相
= 4 ? t
と 肘 = 刊 と が 示 さ れ 、 前 村 の 面 積 と 制 対 の 面 積 と が 等 し い こ と が あ き ら か と な る 。 そ し て こ の 利 付 の 面 積 は 、 も と も と α型 の 場 合 に B ‑Bp の 大
き さ の 休 耕 を す る の に 必 要 だ っ た 奨 励 金 の 金 額 を 示 Lているのである。
このことを供給曲線の図の上でみたものが、図5‑21で あ る 。 つ ま り 、 。 型 奨 励金の場合にQoか ら 匂 ま で 減 産 す る の に 要 す る 補 助 金 費 用 は 、 α型 の 場 合 の 供 給 曲 線 と も と の 供 給 曲 線50と の 聞 に で き る 忘 れ 誹 の 面 積 で 示 す こ と が で き るのである。またこれは、 抑 制 の 面 積 と し て も 表 わ す こ と が で き る 。
こ れ で 、 ょ う や く 戸 型 奨 励 金 の 場 合 の 補 助 金 費 用 を 、 他 の 場 合 と 比 較 容 易 な 形に表現し直すことができたのである。
では、まとめて、 3つ の 制 度 の 財 政 負 担 を 比 較 評 価 し よ う 。 図5‑22において QoからQ・に減産する場合を考える。
まず、 α型 の 財 政 負 担 は 四 角 形 相 仰 の 面 積 で あ り 、
H
型 の 財 政 負 担 は 四 角 形 制E R
の 面 積 で 示 さ れ る 。 一 方 、 固 定 奨 励 金 の 場 合 の 財 政 負 担 は 、 戸 型 の 場 合 と 同 じ で あ る か ら 四 角 形 同 町 の 面 積 部 分 と な る 。 面 積 の 大 小 関 係 は 、 明 らかに町一切の面積の方が綿8.~の面積より小さ〈なっている。つまり、一筆 ごと反収にスライドする α型 奨 励 金 の 場 合 が 最 も 安 上 が り で 、 他 の 2つについ て は 同 一 水 準 でα型よりもコストがかかるということがわかるのである。以上①と②という 2種類の比較評価だけからわかることをまとめてみると、
改のように整理できるであろう。
177 ー
図5‑21
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型奨励金による財政負担の図形表示日
o
α型 奨 励 金
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図5‑22 3制度聞の財政負担の比較
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β型 奨 励 金
'
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Q. Q
1) 固定奨励金制度は、 α型 奨 励 金 よ り も 財 政 負 担 が 大 き く 、 大 幅 減 産 を 行 なうには困難が大きいという欠点を有Lているが、誠産の安定性という面では、
他の 2制度よりも憧れている。
2) 休耕する土地の一筆ごとの反収に比例する α型 奨 励 金 制 度 の 場 合 は 、 財 政負担が最も小さくてすみ、大幅減産が可能であるという長所を持っているが、
減産の安定性という面では最も不安定だという欠点も存在する。
3) 地域の休耕地全体の平均反収に比例する H型の奨励金制度の場合は、 α 型より財政負担が大きく、減産の安定性という面でも、 α型 よ り は 安 定 的 だ が 園定奨励金制度と比較するとやや不安定であるといえる。
他 の 要 素 を 考 慮 し な い こ れ ら の 分 析 だ け か ら は 、 一 概 に ど の 制 度 が 最 も 優 れ ているとはいえない。しか Lながら、
F
型 奨 励 金 が 、 財 政 負 担 に つ い て は 固 定 奨 励 金 制 と 同 じ で 、 安 定 性 は 固 定 奨 励 金 制 よ り も 劣 っ て い る こ と か ら 、 こ の 制 面だけから判断して、 F型 奨 励 金 は 固 定 奨 励 金 制 度 よ り も 劣 っ て い る 方 法 で あるとはいえそうである。
第8節 お わ り に
本章において、筆者は、休耕に関する農企業の現実的・短期的反応をもとに、
生 産 者 の 単 純 な 主 体 均 衡 毛 デ ル を 構 築 し 、 そ れ に 基 づ い て 休 耕 奨 励 金 の 支 給 に よ る 市 場 均 商 の 変 化 を 見 る こ と に よ っ て 、 市 場 に お け る 各 経 済 主 体 の 損 得 と 国 民経済全体の損得とを総合的に理解するための 1つの試みを提示した。つまり、
休 耕 奨 励 金 を 用 い て 行 な う 生 産 調 整 政 策 に 理 論 的 再 評 価 を 与 え よ う と し た も の であった。
本章における考案・分析の特徴及びこの分野にしる Lた役割といったものは、
以下の諸点に整理できる。
まず第 Iに、本分析のベースになっている島企業の主体均商の中心随意:に、
「土地の肥沃度の違い」というものを明示的にすえたことであろう。つまり、
‑ 1 B 0 ‑
等 質 な 土 地 と い う 一 般 の 仮 定 か ら 一 歩 現 実 的 な 考 え に 近 づ け た こ と で あ る 。 第2点 は 、 こ れ ま で の 生 産 調 整 政 策 に 対 す る 評 価 が 、 理 論 ・ 実 証 を と わ ず 、 農 家 経 済 等 に 対 す る 昨 轄 の み を 研 究 ・ 分 析 の 対 象 と Lた も の に 偏 り が ち で あ っ た の に 対 し て 、 本 章 の 考 察 で は 国 民 経 済 的 な 観 点 か ら 政 策 の 評 価 を 行 な っ た こ とである。特に、 ミ ク ロ レ ベ ル の 生 産 反 応 を も と に 政 策 が 農 産 物 供 給 曲 線 へ 及 ぽ す 影 響 を 分 析 し 、 こ れ を も と に 余 剰 分 析 に よ り 社 会 的 純 損 失 (NS C)の 変 化 を み た 点 に 大 き な 特 徴 が あ る 。 こ の 際 、 印 象 的 な こ と は 、 生 産 調 整 に よ り N
S Cが減少するという事実よりも、 N S Cの 変 化 が 調 整 量 の 大 き さ と も と の 供 給 曲 線 の ス ロ ー プ と に の み 依 存 し 、 供 給 曲 線 の 上 方 あ る い は 左 方 シ フ ト の 仕 方
には全く依存しないということの発見であった。
第3点 は 、 考 察 の 中 に 政 策 発 動 の 出 発 点 で あ る 政 府 の 財 政 負 担 と い う も の に 1つ の 鷺 点 を 当 て た こ と で あ る 。 こ れ は 、 そ の 過 程 で 、 国 民 経 済 全 体 で み た 質 調 配 分 上 の 効 率 性 の 最 適 化 と 財 政 面 か ら の 最 適 化 と に は ギ 守 ツ プ が 尭 生 す る と いう指摘となって現われている。
さらに第4点 と し て は 、 先 に 指 摘 し た よ う にN S Cに お い て は 同 値 で あ る と こ ろ の 異 な る 奨 励 金 制 度 の 運 用 ( 奨 励 金 の 配 分 ) 方 法 に つ い て 、 政 策 コ ス ト と その政策効果の安定性という 2つ の 観 点 か ら 比 較 ・ 評 価 を 行 な っ た 点 が あ げ ら れる。
本 章 に お け る 分 析 を ス テ ッ プ と し て 、 今 後 の 謀 題 と し て は 改 の 点 が 残 さ れ て い る と 考 え ら れ る 。 つ ま り 、 か な り 抽 象 化 し た こ の モ デ ル を 可 能 な 限 り 現 実 に 接 近 さ せ 、 現 実 の 生 産 調 整 の 問 題 へ の 適 用 を よ り 容 易 に す る こ と と と も に 、 む し ろ そ れ 以 上 に 、 生 産 調 整 に 対 す る 政 府 の 行 動 ( 政 策 決 定 メ カ ニ ズ ム ) そ の も の を 理 論 分 析 の 対 象 と し て 、 こ れ と 国 民 経 済 的 な 利 益 と の 関 係 を よ り 明 ら か に
してい〈ことが必要であろう。
‑ 181 ‑
【佳】
注1)当然のことであるが、 Hを極小にするかわりに、財政負担の減少額!J.H
! B
J
.H=f f(s)ds‑o(B‑B) を 極 大 に し て も 同 ー の 条 件 を 求 め る こ と
B
ができる。
注2)また、これは前記図形上の意味とも一致する。
a
射す=!J.Y主宰また!J.i 9 f
=!J.華内ゆえに
Y f : P
芽 の 面 積 は 翌 年 明 の 面 積 と 等 し いo rAl~:= 抑制だから ま申書生=対却が成立する。つまり休耕面積と接線とによってできる三角形の 高さと qとは等しいのである。住3)現 実 に わ が 国 に お い て 米 生 産 調 整 政 策 と し て 実 施 さ れ て き た 内 容 は 、 そ の 調 整 の 対 象 と な る 土 地 の 生 産 力 ( 反 収 ) の 違 い が 考 慮 に 入 れ ら れ て 、 奨 励 金 の レ ベ ル を 快 定 し 、 こ れ を も と に 支 給 さ れ て き た の で あ る 。 お よ そ 始 め の10 年 間 に お い て は 、 農 業 共 演 の 基 準 収 穫 量 ( 10a当 り 収 量 ) に 基 づ い て 、 例 え ば1910年 な ら ば 1kg当り81円で計算して10a当 り 奨 励 金 金 額 が 一 筆 ご と に 支 給 さ れ る 仕 組 を 基 本 と し て い た 。 一 般 に 反 当 り に 何 万 円 と い わ れ る の は 、 平 均 的 な 反 収 を あ げ る 土 地 の 奨 励 金 レ ベ ル を さ し て い る の で あ っ た 。 こ の 初 期 の奨励金の支給方法の lつ の 特 徴 は 、 土 地 の 一 筆 ご と に 奨 励 金 レ ベ ル の 計 算 が行なわれる点にあったといえる。ところが、 1918年 「 水 田 利 用 再 編 対 東 "
開 始 の 年 ) 以 降 は 、 計 算 の ベ ー ス に な る 基 準 収 穫 量 が 、 事 務 の 簡 素 化 を 図 る 目 的 で 統 一 基 準 収 穫 量 の 設 定 と い う 方 向 に 変 更 さ れ た 。 つ ま り 、 原 則 と し て 市 町 村 を 設 定 単 位 と し て 、 設 定 単 位 内 に 住 居 を 有 す る 農 業 者 の 当 鞍 年 度 の 生 産調整水田についての前年度産水稲に係る各筆ごとの基準収穫量の平均をとっ
て 、 統 一 基 準 収 穫 量 と す る の で あ る 。 以 上2つ の 異 な っ た 方 法 で 、 反 収 に ス ラ イ ド す る 奨 励 金 制 度 が 運 用 さ れ て き た と い え る の で あ る 。 こ の 点 に 注 目 し
てこの第7節の毛デルは構築されている。
住4)例えば、図5‑8a)の 最 も 生 産 力 の 低 い 土 地 に ど れ だ け の 奨 励 金 δが 出 さ れ る か は 、 改 の よ う に し て 確 認 す る こ と が で き る 。 こ の 土 地 の 祖 収 益 は 、 図 に
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示 す よ う に 横 軸 に 直 線 を 引 き 縦 軸 に ぶ つ か る 時 の 値 で あ る 。 そ Lて そ の 直 線 が 奨 励 金 直 線 と ぶ つ か る と δ軸に δ1と い う 奨 励 金 レ ベ ル が わ か る 。 そ れ が わかると、それを45度 線 に よ り 第 1象 限 の 図 に も っ て 〈 る と 、 そ の 土 地 の 地 片の奨励金総額がわかるのである。
佳5)この α型 奨 励 金 の 考 え 方 は 、 生 産 調 整 量 自 身 に 補 助 金 を 出 す 「 出 荷 割 当 奨 励 金 」 の 場 合 と 基 本 的 に な ん ら 変 わ り は なL、。図5‑23に 示 す よ う に 供 給 曲 線 に 及 ぼ す 牢 響 も 全 く 同 じ で あ る 。 た だ 、 こ の 出 荷 割 当 奨 励 金 の 場 合 に は 作 柄 変動の彫響大きく受けるのに対して、 α型 奨 励 金 の 考 え は 、 過 去 の 実 績 に 基 づ 〈 と い う 点 で よ り 現 実 可 能 性 を も っ て い る と 考 え ら れ る 。 し か し 、 本 章 の モデルでは無視 Lた が 、 生 産 者 が 生 産 要 素 聞 の 配 分 を 変 更 し 、 労 働 投 入 等 を 増 や す よ う な 行 動 に 出 る 可 能 性 が 大 き い 場 合 に は 、 出 荷 割 当 奨 励 金 の 方 が 優 れているかもしれない。
注6)こ こ で は 、 新 た な 財 政 負 担 と は 休 耕 奨 励 金 支 払 い 総 額 だ け で あ る と 仮 定 し 考えてきた。 Lかし、現実には、この制度実施のための事務経費がかかり、
こ れ を 政 府 ( 納 税 者 ) は 財 政 負 担 し な け れ ば な ら な い 。 こ の 場 合 、 一 筆 ご と の反収にスライドさせる α型 奨 励 金 に お い て 最 大 の 事 務 経 費 が か か り 、 つ い で 同 型 、 そ し て 固 定 奨 励 金 の 場 合 が 最 も 安 上 が り と な る 。 現 実 の 政 府 財 政 負 担を検討する際には、この点を含めて考えねばならないであろう。
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