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OS およびファイルシステムの容量

ドキュメント内 オープンシステム構築ガイド (ページ 79-86)

2. Provisioning の要件

2.8 OS およびファイルシステムの容量

r 2.10 サポート構成

r 2.11 仮想 VOL 容量の拡張のための要件

プール VOL、プール、および仮想 VOL の要件を次の各表に示します。

表 2-1 : プールVOLの要件

項目 要件

ボリューム種別 ボリューム(LDEV)

注意事項:1 つのパリティグループ内に通常ボリュームとプール VOL を混在できますが、

性能面を考慮して通常は 1 つのパリティグループは通常ボリューム、またはプール VOL だけにしてください。

Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering のプール VOL には、次のボリュームは指 定できません。

• ShadowImage、Volume Migration、TrueCopy、High Availability Manager、または Universal Replicator で使用しているボリューム

• LUSE ボリューム

• Cache Residency Manager が定義されているボリューム

• すでに Copy-on-Write Snapshot、Dynamic Provisioning、または Dynamic Tiering のプールに登録されているボリューム

• Copy-on-Write Snapshot の正 VOL または副 VOL として使用されているボリューム

• Data Retention Utility で Protect 属性、Read Only 属性、または副 VOL 拒否を設 定しているボリューム

• LDEV 状態が「正常」、または「正常(クイックフォーマット)」以外のボリューム(閉 塞、またはコピー中のボリュームは指定できません。)

• システムディスク

• コマンドデバイス

• Quorum ディスク エミュレーション

タイプ

OPEN-V

項目 要件

RAID レベル

(Dynamic

Provisioning 用の プール)

すべての RAID レベルのプール VOL を登録できます。RAID5、RAID6、RAID1、および外部 ボリュームのプール VOL を同じプール内に混在できます。プール内のプール VOL につい ては、次の注意事項を参照してください。

• プール VOL、特にドライブ故障からの回復時間が容認されないプール VOL の RAID レ ベルとして、RAID6 を適用することを推奨します。

• ハードディスクのドライブ種別が同じ場合、プール内の RAID レベルを同じにしてく ださい。

• プール VOL が外部ボリュームの場合、キャッシュモードを有効にした外部ボリュー ムと無効にした外部ボリュームは混在できません。

• 内部ボリュームと外部ボリュームを混在させる場合。外部ボリュームのキャッシュ モードを有効にしてください。

• Storage Navigator の画面に表示されている[混在可能]が[有効]の場合、RAID1、

RAID5、RAID6 のボリューム、および外部ボリュームを同じプールに混在させること ができます。[混在可能]が[無効]の場合、RAID1、RAID5、RAID6 のボリューム、

および外部ボリュームを同じプールに混在させることができません。

RAID レベル

(Dynamic Tiering 用プール)

すべての RAID レベルのプール VOL を登録できます。RAID5、RAID6、RAID1、および外部 ボリュームのプール VOL を同じプール内に混在できます。プール内のプール VOL につい ては、次の注意事項を参照してください。

• プール VOL、特にドライブ故障からの回復時間が容認されないプール VOL の RAID レ ベルとして、RAID6 を適用することを推奨します。

• ハードディスクのドライブ種別が同じ場合、プール内の RAID レベルを同じにしてく ださい。

• プール VOL が外部ボリュームの場合、キャッシュモードを有効に設定してください。

• Storage Navigator の画面に表示されている[混在可能]が[有効]の場合、RAID1 のボリュームおよび外部ボリュームをプールに登録できます。しかし、[混在可能]

が[無効]の場合、RAID1 のボリュームおよび外部ボリュームをプールに登録するこ とができません。

ハードディスクド ライブ種別

(Dynamic

Provisioning 用の プール)

ハードディスクドライブ種別には、SAS15K、SAS10K、SAS7.2K、SATA-W/V、SATA-E、SSD、

および外部ボリュームが使用できます。

同じプールに最大 3 つまで、ハードディスクドライブ種別の異なるプール VOL を登録で きます。

注意事項を次に示します。

• 1 つのプールに複数のハードディスクドライブ種別のプール VOL を登録する場合、I/

O 性能はページが割り当てられるプール VOL のドライブ種別に依存します。そのた め、異なる種別のハードディスクドライブを登録する場合は、ドライブの I/O 性能 に十分留意してください。

• 1 つのプールに SATA-E のボリュームと SATA-W/V のボリュームを混在させないこと を推奨します。

ハードディスクド ライブ種別

(Dynamic Tiering 用プール)

ハードディスクドライブ種別には、SAS15K、SAS10K、SAS7.2K、SATA-E、SATA-W/V 、 SSD、および外部ボリューム が使用できます。

同じプールに最大 3 つまで、ハードディスクドライブ種別の異なるプール VOL を登録で きます。

注意事項:1 つのプールに SATA-E のボリュームと SATA-W/V のボリュームを混在させな いことを推奨します。

ボリューム容量 8 GB~4.0 TB

LDEV フォーマット プールに登録した後は、プール VOL の LDEV フォーマットは実施できません。

パス定義 定義できません。 パスを定義してあるボリュームは、プール VOL に指定できません。

表 2-2 : プールの要件

項目 要件

プール容量 プールの容量は次の計算式で算出します。

プールの容量(MB)=総ページ数×42-(4116 + 336)

総ページ数= Σ(↓↓プール VOL のブロック数÷512↓÷168↓)

↓ ↓:↓で囲まれた部分を小数点以下で切り捨てることを示します。

ただし、すべてのプールの合計容量は、5.0PB が上限です。

プール VOL 数 1 個のプール当たり、1 個から 1,024 個まで設定可能

すでにプール VOL としてプールに登録されているボリュームを、他のプールに登録する ことはできません。

プール数 最大 128 個

Dynamic Provisioning 用のプール(Dynamic Tiering 用のプールを含む)、Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプール(Dynamic Tiering for Mainframe 用のプール 含む)、および Copy-on-Write Snapshot 用のプールとの合計で 128 個です。プールの識 別子としてプール番号を 0~127 で割り当てます。

容量の拡張 プール VOL 単位にオンライン中に容量を拡張できます。パリティグループ単位に容量を 拡張することを推奨します。

容量の縮小 プール VOL を削除することでオンライン中に容量を縮小できます。

削除 プールに関連付けられている仮想 VOL が 1 つもない場合だけ削除できます。

最大予約量 プール満杯による仮想 VOL への書き込み不可を防ぐために、プール容量に対して作成で きる仮想 VOL の容量の割合を設定することができます。

例えば、最大予約量を 100%に設定した場合、作成できる仮想 VOL 総容量は次の計算式で 算出します。

仮想 VOL 総容量≦プール容量×100%

この設定は、プール縮小、仮想 VOL 作成、仮想 VOL 容量拡張を行うときに適用されます。

しきい値 プール空き容量の監視用に次の 2 つのしきい値があります。

• 警告しきい値:初期値は 70 %です。1 %~100 %の範囲で 1 %単位に設定できま す。推奨値は初期値の 70 %です。

• 枯渇しきい値:初期値は 80 %です。1 %~100 %の範囲で 1 %単位に設定できま す。

上記 2 つのしきい値を超えた場合には、それぞれ SIM を出力してユーザに警告します。

また、SNMP にトラップが上がります。

データ割り当て単 位

42 MB

ホストからの書き込みに対して、プールに最低 42 MB の領域を割り当てます。

階層

(Dynamic Tiering)

メディアによって定義されます(最大 3 階層)。

各階層の最大容量

(Dynamic Tiering)

5.0 PB(ただし、各階層の合計が 5.0 PB 以内であること)

2-3 : 仮想VOLの要件

項目 要件

ボリューム種別 仮想 VOL

通常のボリュームと同じように LDEV 番号を設定してください。

エミュレーション タイプ

OPEN-V

最大数 1 個のプール当たり最大 63,232 個 1 つのシステム当たり最大 63,232 個

項目 要件

ボリューム容量 1 個のボリューム当たり 46.87 MB~59.9 TB

ただし、ShadowImage/TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager の 正 VOL または副 VOL に使用する場合は、ボリューム容量を 4 TB 以内にしてください。

1 つのシステム当たり 5.0 PB

パス定義 定義できます。

LDEV フォーマット 実行できます(クイックフォーマットは不可)。

LDEV フォーマットを実施した場合、仮想 VOL 内の割り当て済みページ領域だけデータを 初期化します。ただし、ページを解放しないため、LDEV フォーマットを実施後にプール の空き領域は増加しません。

ただし、課金容量を超えても 30 日間は使用できます。30 日を超えた場合には、ShadowImage では、

ペア削除以外の操作はできなくなります。また、TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager では、コピーの中断およびペア削除以外の操作はできなくなります。

ライセンスの詳細については、『Storage Navigator ユーザガイド』をご覧ください。

2.7 共用メモリの要件

Dynamic Provisioning を使用する場合、仮想 VOL 管理領域用の共用メモリが必要です。

仮想 VOL 管理領域とは、DP-VOL とプール VOL を対応付ける情報を格納するために使われる領域で、

共用メモリを増設するときに自動的に作成されます。

Dynamic Provisioning を使用する場合、2 面から成る共用メモリが最低 16 GB 必要です。各部に割 り当てられるメモリ容量を次に示します。

• 基本部:8 GB

• Dynamic Provisioning:8 GB

Dynamic Tiering を使用する場合、Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering 用の共用メモリ が必要です。Dynamic Tiering を使用する場合、2 面から成る共用メモリが最低 24 GB 必要です。各 部に割り当てられるメモリ容量を次に示します。

• 基本部:8 GB

• Dynamic Provisioning:8 GB

• Dynamic Tiering:8 GB

共用メモリを増設するときは、日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください。

2.8 OS およびファイルシステムの容量

OS およびファイルシステムによって、容量の削減効果があります。容量の削減効果がある OS およ びファイルシステムを次の表に示します。下記の組み合わせ以外については、日立ソリューション サポートセンタにお問い合わせください。

2-4 : OSおよびファイルシステムの容量

OS ファイルシステム メタデータの書き込み 容量の削減効果

Windows Server 2003

NTFS 先頭だけ書き込みます。 ○

ただし、ファイルの更新を繰り返 し行うと割り当て容量が増えて、

削減効果は少なくなります。

Windows Server 2008

NTFS 先頭だけ書き込みます。 ○

ただし、ファイルシステム作成時 に標準フォーマットを実施する と、ファイルシステム容量分の プールを消費します。このため、

クイックフォーマットを選択する ことを推奨します。また、ファイ ルの更新を繰り返し行うと割り当 て容量が増えて、削減効果は少な くなります。

ドキュメント内 オープンシステム構築ガイド (ページ 79-86)