1. Provisioning の概要
1.3 その他のストラテジー
1.3.1 Provisioning との関連事項
Provisioning に関連した次の項目については、該当する製品マニュアルをご覧ください。
• 複製(Replication):ShadowImage、TrueCopy、Universal Replicator
• 外部ストレージ:Universal Volume Manager
• マイグレーション:Volume Migration
• パーティション(Partition):Virtual Partition Manager
1.3.2 他のプログラムプロダクトとの共用
1.3.2.1 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の場合
Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering で使用できるボリューム(仮想 VOL、プール VOL)
は他のプログラムプロダクトと共用できる場合があります。Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering と他のプログラムプロダクトとの共用を次の表に示します。
表 1-17 : Dynamic ProvisioningまたはDynamic Tieringと他のプログラムプロダクトとの共用
プログラムプロダクト 共用できること 共用できないこと
Cache Residency Manager なし DP-VOL またはプール VOL に対して 設定する。
Copy-on-Write Snapshot 詳細については、『Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド』をご覧く ださい。
DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL として使用する。
1 つのストレージシステム内で作 成できるプールは最大 128 個です。
Copy-on-Write Snapshot で作成で きるプール数は、Dynamic Provisioning のプールおよび Dynamic Tiering のプール数から 差し引いた残りの数です。
• DP-VOL をこのプログラムプロ ダクトの副 VOL またはプール VOL として使用する。
• Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering のプール VOL をこのプログラムプロダクト の正 VOL、副 VOL またはプール VOL として使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している仮想 VOL の容量 を拡張する。
• このプログラムプロダクトで 使用している仮想 VOL のゼロ データページを破棄する。
Data Retention Utility DP-VOL に対して設定する。 プール VOL に対して設定する。
Database Validator DP-VOL に対して設定する。 プール VOL に対して設定する。
プログラムプロダクト 共用できること 共用できないこと
High Availability Manager 詳細については、『High
Availability Manager ユーザガイ ド』をご覧ください。
DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL または副 VOL として使 用する。
• DP-VOL を Quorum ディスクと して使用する。
• プール VOL をこのプログラム プロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
LUN Expansion なし DP-VOL およびプール VOL に対して 設定する。
LUN Manager DP-VOL に対して設定する。 プール VOL に対して設定する。
ShadowImage
詳細については、『ShadowImage ユーザガイド』をご覧ください。
DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL または副 VOL として使 用する。
• プール VOL をこのプログラム プロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する。
TrueCopy
詳細については、『TrueCopy ユーザ ガイド』をご覧ください。
DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL または副 VOL として使 用する。
• プール VOL をこのプログラム プロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
Universal Replicator 詳細については、『Universal Replicator ユーザガイド』をご覧 ください。
DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL または副 VOL として使 用する。
• DP-VOL をジャーナルボリュー ムとして使用する。
• プール VOL を正 VOL、副 VOL、
またはジャーナルボリューム として使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
Universal Volume Manager 詳細については、『Universal Volume Manager ユーザガイド』を ご覧ください。
Universal Volume Manager で作成 したボリュームをプール VOL に設 定する。
他のストレージシステム装置から マッピングされている DP-VOL の 容量を拡張する。
容量を拡張してもマッピング先の 装置の外部ボリューム容量は拡張 前の DP-VOL 容量となります。容 量を拡張したい場合は、マッピン グ先の装置から DP-VOL へのマッ ピングを解除してから行ってくだ さい。
Virtual LUN Virtual LUN で作成したボリュー ムをプールに登録する。
プール登録後のボリュームに対し て Virtual LUN の操作をする。
Virtual Partition Manager 詳細については、『Virtual Partition Manager ユーザガイド』
をご覧ください。
プール VOL および DP-VOL を設定す る。
なし
プログラムプロダクト 共用できること 共用できないこと
Volume Migration
詳細については、日立ソリュー ションサポートセンタにお問い合 わせください。
DP-VOL を移動元および移動先とし て使用する。
• プール VOL で使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する。
Volume Shredder 詳細については、『Volume Shredder ユーザガイド』をご覧く ださい。
DP-VOL を使用する。 • プール VOL で使用する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL の容量を 拡張する。
• このプログラムプロダクトで 使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する。
TrueCopy
Dynamic Provisioning は TrueCopy と併用できます。Dynamic Provisioning と TrueCopy との併用 の例(正 VOL、副 VOL とも仮想 VOL の場合)を次の図に示します。
図 1-20 : Dynamic ProvisioningとTrueCopyとの併用の例
Dynamic Provisioning と TrueCopy とを併用した場合、仮想 VOL をコピーすることができます。
Dynamic Provisioning と TrueCopy を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合わせを次の表 に示します。
表 1-18 : Dynamic ProvisioningとTrueCopyとのボリューム共有
TrueCopyの正VOL TrueCopyの副VOL 説明
DP-VOL DP-VOL 使用できます。
DP-VOL 通常ボリューム 使用できます。
通常ボリューム DP-VOL 使用できます。
ただし、この組み合わせでは、通常ボリューム(正 VOL)の容量と同じだけプールを使用します。そのた め、この組み合わせは推奨しません。
Dynamic Provisioning のプール VOL は、正 VOL、副 VOL として指定できません。
Universal Replicator
Dynamic Provisioning は Universal Replicator と併用できます。Dynamic Provisioning と Universal Replicator との併用の例(正 VOL、副 VOL とも仮想 VOL の場合)を次の図に示します。
図 1-21 : Dynamic ProvisioningとUniversal Replicatorとの併用の例
Dynamic Provisioning と Universal Replicator とを併用した場合、仮想 VOL をコピーすることが できます。
Dynamic Provisioning と Universal Replicator を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合 わせを次の表に示します。
表 1-19 : Dynamic ProvisioningとUniversal Replicatorとのボリューム共有
Universal Replicator の正VOL
Universal Replicator
の副VOL 説明
DP-VOL DP-VOL 使用できます。
DP-VOL 通常ボリューム 使用できます。
通常ボリューム DP-VOL 使用できます。
ただし、この組み合わせでは、通常ボリューム(正 VOL)
の容量と同じだけプールを使用します。そのため、この組 み合わせは推奨しません。
Dynamic Provisioning のプール VOL は、正 VOL、副 VOL として指定できません。
ShadowImage
Dynamic Provisioning は ShadowImage と併用できます。Dynamic Provisioning と ShadowImage と の併用の例(正 VOL、副 VOL とも仮想 VOL の場合)を次の図に示します。
図 1-22 : Dynamic ProvisioningとShadowImageとの併用の例
Dynamic Provisioning と ShadowImage とを併用した場合、仮想 VOL をコピーすることができます。
Dynamic Provisioning と ShadowImage を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合わせを次 の表に示します。
表 1-20 : Dynamic ProvisioningとShadowImageとのボリューム共有
ShadowImageの正 VOL
ShadowImageの副
VOL 説明
DP-VOL DP-VOL 使用できます。
DP-VOL 通常ボリューム 使用できます。
ただし、Quick Restore によるペア再同期は実行でき ません。
通常ボリューム DP-VOL 使用できます。
ただし、Quick Restore によるペア再同期は実行でき ません。
この組み合わせでは、通常ボリューム(正 VOL)の容 量と同じだけプールを使用します。そのため、この組 み合わせは推奨しません。
通常ボリュームとは、仮想 VOL を除く内部ボリュームまたは外部ボリューム(Universal Volume Manager を使用して外部ストレージシステムのボリュームをマッピングしたボリューム)です。外 部ボリュームの詳細については、『Universal Volume Manager ユーザガイド』をご覧ください。
Dynamic Provisioning のプール VOL は、正 VOL、副 VOL として指定できません。
Copy-on-Write Snapshot
1 つのストレージシステムで Dynamic Provisioning、Dynamic Provisioning for Mainframe、およ び Copy-on-Write Snapshot を同時に使用する場合は、次の点に注意してください。
• Dynamic Provisioning 用のプール(Dynamic Tiering 用のプール含む)と Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプールを Copy-on-Write Snapshot で使用することはできません。また、
Copy-on-Write Snapshot 用のプールを Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe で使用することもできません。
• プール数は、Dynamic Provisioning 用(Dynamic Tiering 用のプール含む)、Dynamic Provisioning for Mainframe 用、Copy-on-Write Snapshot 用の合計で最大 128 個です。
• Dynamic Provisioning(Dynamic Tiering を含む)と Dynamic Provisioning for Mainframe、
Copy-on-Write Snapshot でプール VOL を共有することはできません。
Virtual Partition Manager
• 仮想 VOL とその仮想 VOL を関連付けるプールは、同じ CLPR に割り当てることを推奨します。
• Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering 用のプールの場合は、1つのプール内でプール VOL の CLPR を混在することができます。
• Copy-on-Write Snapshot 用のプールの場合は、1 つのプール内のすべてのプール VOL は、同じ CLPR に割り当てる必要があります。
Volume Migration
詳細については、『Volume Migration ユーザガイド』をご覧ください。
1.3.2.2 Resource Partition Manager の場合
他のプログラムプロダクトの操作に必要なリソースの条件、および Resource Partition Manager 使 用時の注意事項については、「A Resource Partition Manager 使用時の留意事項」を参照してくだ さい。
1.3.2.3 アクセス属性が設定されたボリュームの場合
アクセス属性が設定されたボリュームに対して他の機能を使用する場合の留意点について説明しま す。
LUN Expansion(LUSE)
• アクセス属性が Read/Write でないボリュームを結合して LUSE ボリュームを作成できません。
ただし、連結後の LUSE ボリュームのアクセス属性を Read/Write 以外に変更することはできま す。
• アクセス属性が Read/Write でない LUSE ボリュームに対して、ボリュームの結合を解除できませ ん。
Virtual LVI/LUN
• アクセス属性が Read/Write でないボリュームをスペースに変換できません。
• アクセス属性が Read/Write でない CV(customized volume)を初期状態に戻せません。
RAID Manager
• Data Retention Utility に関連する設定内容の一部を、RAID Manager から設定できます。RAID Manager から設定した情報の中には、Data Retention Utility から参照だけできるものもありま す。
• Data Retention 画面を表示しているときに、RAID Manager によってボリュームのアクセス属性 が変更されてしまうと、Data Retention Utility ではそのボリュームのアクセス属性を変更で きなくなります。もし Data Retention Utility でアクセス属性を変更しようとすると、エラー が発生します。エラーが発生した場合は、Storage Navigator メイン画面のメニューバーで
[ファイル]-[更新]をクリックしてから、アクセス属性の変更をし直してください。
特定時刻に自動起動するプログラム
指定された時刻に自動起動するプログラムプロダクトをインストールしている場合は、そのプログ ラムが動作している時間帯を避けて Data Retention 画面を操作するか、プログラムの起動時刻の設 定を解除してください。プログラムプロダクトの中には、ユーザの指定時刻になると自動的に動作 が始まるものがあります。たとえば、Volume Migration や Performance Monitor のユーザがモニタ の起動時刻を指定した場合、指定時刻になるとモニタが自動的に起動します。