第 3 章 DatacloningWizard の運用
3.2 リカバリ起動媒体の作成と使用
3.2.3 リカバリ起動媒体の作成
ます。
•
応答ファイルリストアオプションを記述したテキストファイルです。ファイル名は「
dcwrecv.ini
」固定 です。詳しくは、「3.2.2 応答ファイルの作成」(→P.103)をご覧ください。•
リカバリ用のバックアップイメージファイルDatacloningWizard
のバックアップ手順に従って、バックアップイメージファイルを作成します。
■ リカバリ起動媒体へのバックアップイメージファイルと応答ファイルの格納
バックアップイメージファイルを格納したディスクをイメージディスクと呼びます。イメー ジディスクは、リカバリ起動媒体内に格納する方法と、リカバリ起動媒体と分離して作成す る方法があります。
● 応答ファイルとバックアップイメージファイルをリカバリ起動媒体内に格納する場 合
リカバリ起動媒体として
DVD-R/RW
を利用する場合は、リカバリ起動媒体と同じ媒体内に バックアップイメージファイルと応答ファイルを格納できます。メディアを効率的に使用で き、メディアの枚数を削減できます。リカバリ起動媒体作成時に[イメージファイル追加]をクリックし、バックアップイメージ ファイルと応答ファイルを指定してください。
● 応答ファイルとバックアップイメージファイルをリカバリ起動媒体とは別の媒体に 格納する場合
応答ファイルとバックアップイメージファイルを格納したイメージディスクをリカバリ起動 媒体とは別のメディアに作成します。同一のリカバリ起動媒体を流用し、イメージディスク だけを更新したい場合などに有効です。
また、バックアップイメージファイルのサイズが大きく、リカバリ起動媒体と同じ媒体に格 納できない場合も、リカバリ起動媒体とは別の媒体にバックアップイメージファイルを格納 したイメージディスクを作成してください。
バックアップイメージファイルが複数に分割されている場合は、リカバリ起動媒体として利 用する媒体のサイズに格納できる分のバックアップイメージファイルを格納し、格納できな いバックアップイメージファイルは、別の媒体にイメージディスクとして作成してください。
FCM
ファイル(イメージ管理ファイル)と最初のFC2
ファイル(ファイル名のディスク番 号とパーティション番号が最も小さいファイル)は同じ媒体に格納してください。以下に
5
つに分割されているバックアップイメージファイルをリカバリ起動媒体とイメージ ディスクとして作成する例を示します。3.2.2 応答ファイルの作成
応答ファイルは、リストアオプションを記述したテキストファイルです。ファイル名は
「dcwrecv.ini」固定です。テキストエディタなどを使用して、応答ファイルを作成します。
■ 応答ファイルの書式
表:応答ファイルの書式(1 / 2)
セクション キー名 書式 内容 条件
[FileInfo] FormatVersion 数字 応答ファイルのフォーマットバージョンです。現在
のバージョンは3です。
必須
[Image] ImagePath 文字列 対象イメージのファイル名を、応答ファイルが格納
されているドライブからの相対パスで指定します。
必須
SourcePartition 数字 ディスクイメージ内のパーティションをリストアす
る場合に、1から始まるパーティション番号を指定 します。ディスク全体をリストアする場合は指定し ないでください。
省略可
[注1]
sysbk.fc2 ISOࣇࣝ
ࣇࣝᛂ⟅
DCW
1ᯛ┠ࡢ࣓ࢹ
sysbk.002 sysbk.003
sysbk.004 sysbk.005
2ᯛ┠ࡢ࣓ࢹ
3ᯛ┠ࡢ࣓ࢹ
࣓࣮ࢪࣇࣝࢆDVD-R/RW᭩ࡁ㎸ࡳ
࣓࣮ࢪࣇࣝࢆDVD-R/RW᭩ࡁ㎸ࡳ
ISOࣇࣝࢆDVD-R/RW᭩ࡁ㎸ࡳ
ࣜ࢝ࣂࣜ㉳ື፹య
࣓࣮ࢪࢹࢫࢡ 2GB
2GB 2GB
2GB 1GB
3.2 リカバリ起動媒体の作成と使用
FUJITSU Software DatacloningWizard for Server V6.0L20 ユーザーズガイド
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[注1]:「ImagePath」にFCMファイルを指定した場合は、「SourcePartition」「TargetDisk」
「TargetPartition」「PartitionSize」を指定しないでください。
[注2]:パーティションリストアを行う場合に必要です。ただし「SamePartition」に「Yes」を指定し た場合は「TargetPartition」を指定しないでください。
過去のDatacloningWizardで作成した、フォーマットバージョン2以前の応答ファイルも使用できま
す。
[Target] TargetDisk 数字 リストアを行う対象のディスク番号を指定します。
「ImagePath」にFCMファイルを指定した場合は指定 不要です。
必須
[注1]
TargetPartition 数字 パーティションのリストアを行う場合、リストア対
象のパーティション番号を指定します。
基本または論理パーティションが指定できます。拡 張パーティションは指定できません。
必須
[注1]
[注2]
PartitionSize<n>
(<n>は数字を表 します。)
数字 [MB|GB]
ディスクリストアを行う際に、パーティションのサ イズを変更する場合に指定します。パーティション 番号をキー名に含んで変更後のパーティションサイ ズを指定してください。
省略または空文字列の場合はパーティションサイズ は変更されません。単位はMBかGBで指定し、単 位を省略した場合はMBになります。
省略可
[注1]
[Option] AutoCheck Yes|No 次回OS起動時にchkdskを行うかどうかの指定で
す。デフォルトはNoです。
省略可
CheckBadSector Yes|No 不良セクタチェックを行うかどうかの指定です。
デフォルトはNoです。
省略可
Defrag Yes|No|
Auto
NTFSのデフラグを行うかどうかの指定です。
デフォルトはAutoです。
省略可
ExtendedParameter 文字列 拡張オプションの指定です。「/c:v」「/novsc」が指定 できます。複数のオプションを指定する場合は、空 白で区切って指定してください。
省略可
RestoreMBR Yes|No MBRのリストアを行うかどうかの指定です。
デフォルトはNoです。
省略可
SamePartition Yes|No パーティションのリストアを行う場合、バックアッ
プ時と同じ場所/同じサイズのパーティションにリ ストアするかどうかを指定します。同じ場所/同じ サイズのパーティションが存在しない場合は、新規 にパーティションを作成してリストアを実施します。
デフォルトはNoです。
Yesを指定した場合、「TargetPartition」は指定できま せん。
ディスクリストアを行う場合には指定できません。
省略可 表:応答ファイルの書式(2 / 2)
セクション キー名 書式 内容 条件
■ 応答ファイルの例
● 例
1
CD/DVD
ドライブのルートに格納されているディスクイメージ(SystemImage.fc2)をディスク
0
にリストアする。その際、パーティション1
のサイズを10240MB
に変更する。● 例
2
CD/DVD
ドライブのルートに格納されているディスクイメージ(SystemImage.fc2)に含まれているパーティション
1
のイメージをディスク0、パーティション 1
にリストアする。その 際、MBR
の情報も復元する。● 例
3
CD/DVD
ドライブのルートに格納されているパーティションイメージ(SystemImage.fc2
)を ディスク0
にあるパーティション(バックアップしたときと同じ場所/同じサイズ)にリス トアする。[FileInfo]
FormatVersion=3 [Image]
ImagePath=SystemImage.fc2 [Target]
TargetDisk=0
PartitionSize1=10240
[FileInfo]
FormatVersion=3 [Image]
ImagePath=SystemImage.fc2 SourcePartition=1
[Target]
TargetDisk=0 TargetPartition=1 [Option]
RestoreMBR=Yes
[FileInfo]
FormatVersion=3 [Image]
ImagePath=SystemImage.fc2 [Target]
TargetDisk=0 [Option]
SamePartition=Yes
3.2 リカバリ起動媒体の作成と使用
FUJITSU Software DatacloningWizard for Server V6.0L20 ユーザーズガイド
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● 例
4
CD/DVD
ドライブのルートに格納されているシステム復旧に必要なパーティションを一括バックアップしたイメージファイル(SystemImage.fcm、SystemImage-D0-P1.fc2、
SystemImage-D0-P2.fc2、SystemImage-D0-P3.fc2、SystemImage-D0-P4.fc2、SystemImage-D0-P5.fc2
)をリストアする。3.2.3 リカバリ起動媒体の作成
リカバリ起動媒体は
CD-R/RW
、DVD-R/RW
などのリムーバブル媒体、またはUSB
メモリ、USB
ハードディスクなどのUSB
メディアに作成します。●
CD-R/RW
、DVD-R/RW
などのリムーバブル媒体を利用する場合ISO
イメージファイルを作成し、リムーバブル媒体に書き込み、リカバリ起動媒体を作成し ます。以下のものを準備してください。
• DatacloningWizard
の製品CD
• ISO
イメージファイルを書き込む媒体(CD-R/RW
、DVD-R/RW
など)●
USB
メモリ、USB
ハードディスクなどのUSB
メディアを利用する場合USB
メモリ、またはUSB
ハードディスクにDatacloningWizard
起動媒体を作成します。以下のものを準備してください。
• DatacloningWizard
の製品CD
• DatacloningWizard
起動媒体を作成するUSB
メモリ、またはUSB
ハードディスク リカバリ起動媒体にドライバファイルやアップデートファイルを追加できます。本ツール実行中に
CD/DVDを入れ替えることはできないため、あらかじめ追加するファイルはハードディスクなどに
コピーしておいてください。
すべてのUSBメモリ、USBハードディスクからの起動を保証するものではありません。ご利用にな るUSBメモリ、USBハードディスクから起動が可能か事前にご確認ください。
1 DatacloningWizard
の製品CD
をセットします。DatacloningWizard
画面(→P.22)が表示されます。2
[DatacloningWizard起動媒体の作成]をクリックします。起動媒体の作成画面が表示されます。
「1.3.3 DatacloningWizard起動媒体の作成方法」(→P.34)をご覧になり、リカバリ起動 媒体を作成してください。
[FileInfo]
FormatVersion=3 [Image]
ImagePath=SystemImage.fcm
媒体タイプは、「リカバリ起動媒体」を選択してください。
リカバリ起動媒体に応答ファイルとバックアップイメージファイルを格納する場合に は、[イメージファイル追加]をクリックして、ファイルを指定してください。