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DHCP/BOOTP リレーエージェントで IP アドレスが割り当てら れない

5.1  IPv4 ネットワークの通信障害

5.1.2  DHCP/BOOTP リレーエージェントで IP アドレスが割り当てら れない

• ポリシーベースルーティング

「5.3.1 ポリシーベースルーティングによる通信障害の確認」に進んでください。

(7) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認

本装置の DHCP/BOOTP リレーエージェントによって隣接装置へ IP アドレスを割り当てている場合は,

適切に IP アドレスを割り当てられていない可能性があります。

DHCP/BOOTP リレーエージェントのコンフィグレーション設定を確認してください。手順については,

「5.1.2 DHCP/BOOTP リレーエージェントで IP アドレスが割り当てられない」を参照してください。

(8) パケット廃棄の確認

フィルタ,QoS,または uRPF によってパケットが廃棄されている可能性があります。確認方法と対応に ついては,「8.1 パケット廃棄の確認」を参照してください。

5.1.2 DHCP/BOOTP リレーエージェントで IP アドレスが割り当てら

確認ポイント

(図中の記号)

パケット内の値

宛先 IP アドレス 送信元 IP アドレス 宛先 UDP ポート 番号

送信元 UDP ポー ト番号

1b 192.0.2.41 192.0.2.42 67 68

1c 192.0.2.21 192.0.2.41 67 任意

1d 割り当て DHCP アド レス

192.0.2.21 68 67

図 5‒3 DHCP/BOOTP リレーエージェントのネットワーク構成例(多段)

確認ポイント

(図中の記号)

パケット内の値

宛先 IP アドレス 送信元 IP アドレス 宛先 UDP ポート 番号

送信元 UDP ポー ト番号

2a 255.255.255.255 0.0.0.0 67 任意

2b 192.0.2.41 192.0.2.42 67 68

2c 192.0.2.61 192.0.2.62 67 68

2d 192.0.2.21 192.0.2.61 67 任意

2e 割り当て DHCP アド レス

192.0.2.21 68 67

なお,図中の 1a および 1d,または 2a および 2e を確認する場合,あらかじめクライアントに対して,割 り当て DHCP アドレスの代わりに一時的に固定 IP アドレスを設定してください。

(1) DHCP/BOOTP リレーエージェントの状態および統計情報の確認

DHCP/BOOTP リレーエージェントの状態および統計情報を確認して,次の表に示す障害解析方法に従っ て原因を切り分けてください。

5 IP およびルーティングのトラブルシュート

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表 5‒1 DHCP/BOOTP リレーエージェントの障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 クライアント側インタフェースで,クライア ントから受信したパケット数(DHCP/

BOOTP Request Packets Count の Receive Packets)がカウントされているか 確認してください。

• show ip dhcp relay statistics

カウントされている場合は,項番 2 へ。

カウントされていない場合は,次の内容を確認してください。

• 「(2) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認」

を参照して,DHCP/BOOTP パケットの転送先を確認し てください。

• 本装置のクライアント側ネットワークセグメント(図中の 確認ポイント 1a,または 2a および 2b)について確認し てください。手順については,「5.1.1 通信できない,ま たは切断されている」を参照してください。

• 該当クライアントの要因切り分け手順に従って,コンフィ グレーションを確認してください。

2 ホップ数が最大数以上のため廃棄されたパ ケット数(DHCP/BOOTP Error Packets Count の Hops Over)がカウントされてい るか確認してください。

• show ip dhcp relay statistics

カウントされている場合は,「(2) DHCP/BOOTP リレー エージェント設定の確認」を参照して,DHCP/BOOTP パ ケットの最大ホップ数を確認してください。

カウントされていない場合は,項番 3 へ。

3 クライアント側インタフェースの転送先で,

サーバ(転送先)宛てへの送信に成功したパ ケット数(DHCP/BOOTP Request Packets Count の Send Packets)がカウン トされているか確認してください。

• show ip dhcp relay statistics

カウントされている場合は,項番 4 へ。

カウントされていない場合は,次の内容を確認してください。

• 「(2) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認」

を参照して,DHCP/BOOTP リレーエージェント IP ア ドレスを確認してください。

• 図中の確認ポイント 1b,または 2b および 2c について確 認してください。手順については,「5.1.1 通信できな い,または切断されている」を参照してください。

4 サーバから受信したパケット数(DHCP/

BOOTP Reply Packets Count の Receive Packets)がカウントされているか確認してく ださい。

• show ip dhcp relay statistics

カウントされている場合は,項番 5 へ。

カウントされていない場合は,次の内容を確認してください。

• 「(2) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認」

を参照して,DHCP/BOOTP リレーエージェント IP ア ドレスを確認してください。

• 図中の確認ポイント 1c,または 2c および 2d について確 認してください。手順については,「5.1.1 通信できな い,または切断されている」を参照してください。

• 該当サーバの要因切り分け手順に従ってコンフィグレー ションを確認して,ネットワークセグメントが一致してい るかなどを確認してください。

5 クライアント宛てへの送信に成功したパケッ ト数(DHCP/BOOTP Reply Packets Count の Send Packets)がカウントされて いるか確認してください。

• show ip dhcp relay statistics

カウントされている場合は,次の内容を確認してください。

• 該当サーバの要因切り分け手順に従ってコンフィグレー ションを確認して,割り当てる IP アドレスが十分にある かなどを確認してください。

• 該当クライアントの要因切り分け手順に従って,コンフィ グレーションを確認してください。

5 IP およびルーティングのトラブルシュート

番 確認内容・コマンド 対応

カウントされていない場合は,次の内容を確認してください。

• 「(2) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認」

を参照して,DHCP/BOOTP リレーエージェント IP ア ドレスを確認してください。

• 本装置のクライアント側ネットワークセグメント(図中の 確認ポイント 1d,または 2e)について確認してくださ い。手順については,「5.1.1 通信できない,または切断 されている」を参照してください。

• 該当クライアントの要因切り分け手順に従って,コンフィ グレーションを確認してください。

(2) DHCP/BOOTP リレーエージェント設定の確認

DHCP/BOOTP リレーエージェントのコンフィグレーション設定ミスによって,クライアントに IP アド レスが割り当てられないという原因が考えられます。DHCP/BOOTP リレーエージェントのコンフィグ レーションを確認する手順を次に示します。

1. クライアント側の IP インタフェースに,DHCP/BOOTP パケットの転送先が設定(コンフィグレー ションコマンド ip helper-address)されていることを確認してください。

2. DHCP/BOOTP パケットの最大ホップ数が,本装置とクライアント間の DHCP/BOOTP リレーエー ジェントの数よりも大きな値に設定(コンフィグレーションコマンド ip dhcp relay maximum-hop-count)されていることを確認してください。

3. マルチホーム構成の場合,DHCP/BOOTP リレーエージェント IP アドレス(giaddr)に,クライアン トのネットワークセグメントと一致する IP アドレスが設定(コンフィグレーションコマンド ip dhcp relay gateway)されていることを確認してください。

なお,show ip dhcp relay interface コマンドで表示される DHCP/BOOTP リレーエージェントのイ ンタフェース情報でも,コンフィグレーションの設定を確認できます。

(3) DHCP/BOOTP リレーエージェントと VRRP を同一 IP インタフェースで運用している 場合の確認

DHCP/BOOTP リレーエージェントと VRRP を同一 IP インタフェースに設定する場合,VRRP によって 別装置に切り替わってもクライアントからサーバへのゲートウェイが同じになることを確認してください。

例えば,サーバでは,仮想ルータアドレスをデフォルトルータ(ルータオプション)としてクライアントに 割り当てられるように設定しているか確認してください。

5 IP およびルーティングのトラブルシュート

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