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ユニキャストルーティングの通信障害

表 5‒6 DHCPv6 リレーエージェントの障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 DHCPv6 リレーエージェントのバインディ ング(IA_PD)を確認してください。

• show ipv6 dhcp relay binding

バインディング(IA_PD)が学習済みの場合は,項番 2 へ。

バインディング(IA_PD)が学習されていない場合は,

「5.2.2 DHCPv6 リレーエージェントで IPv6 アドレスが割 り当てられない」を参照してください。

2 DHCPv6 リレーエージェントの設定(コン フィグレーションコマンド ipv6 dhcp relay static-route-setting)が正しいか,コンフィ グレーションを確認してください。

DHCPv6 リレーエージェントで IPv6 スタティック経路を 自動生成する設定がない場合は,コンフィグレーションを修 正してください。

5.5.2 RIP または RIPng の経路情報が存在しない

本装置が取得した経路情報の中に,RIP または RIPng の経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障害 解析方法に従って原因を切り分けてください。

また,VRF を使用していて,コンフィグレーションコマンド maximum routes または ipv6 maximum routes で経路の上限値を設定している場合,まず「5.5.5 VRF でユニキャスト経路情報が存在しない」の 障害解析方法に従ってください。

表 5‒7 RIP または RIPng の障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 RIP または RIPng の隣接情報を確認してく ださい。

• show ip rip neighbor

• show ipv6 rip neighbor

隣接ルータのインタフェースが表示されていない場合は,項 番 2 へ。

隣接ルータのインタフェースが表示されている場合は,項番 3 へ。

2 動作インタフェースまたはネットワーク,お よび RIP のバージョンについて,RIP または RIPng の設定が正しいか,コンフィグレー ションを確認してください。

コンフィグレーションが正しい場合は,項番 3 へ。

コンフィグレーションが正しくない場合は,コンフィグレー ションを修正してください。

3 フィルタまたは QoS によって RIP または RIPng のパケットが廃棄されていないか確認 してください。

確認方法と対応については,「8.1 パケット廃棄の確認」を 参照してください。

パケットが廃棄されていない場合は,隣接ルータが RIP 経路 または RIPng 経路を広告しているか確認してください。

5.5.3 OSPF または OSPFv3 の経路情報が存在しない

本装置が取得した経路情報の中に,OSPF または OSPFv3 の経路情報が存在しない場合は,次の表に示す 障害解析方法に従って原因を切り分けてください。

また,VRF を使用していて,コンフィグレーションコマンド maximum routes または ipv6 maximum routes で経路の上限値を設定している場合,まず「5.5.5 VRF でユニキャスト経路情報が存在しない」の 障害解析方法に従ってください。

5 IP およびルーティングのトラブルシュート

表 5‒8 OSPF または OSPFv3 の障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 OSPF または OSPFv3 のインタフェース状 態を確認してください。

• show ip ospf interface <ip address>

• show ipv6 ospf interface <interface type> <interface number>

インタフェース状態が BackupDR または DR Other の場合 は,項番 2 へ。

インタフェース状態が DR または P to P の場合は,項番 3 へ。

2 Neighbor List で DR との隣接ルータ状態を 確認してください。

DR との隣接ルータ状態が Full 以外の場合は,項番 4 へ。

DR との隣接ルータ状態が Full の場合は,項番 5 へ。

3 Neighbor List で全隣接ルータ状態を確認し てください。

一部の隣接ルータ状態が Full 以外の場合は,項番 4 へ。

全隣接ルータ状態が Full の場合は,項番 5 へ。

4 エリア,各種インターバル,および OSPF の 認証について,OSPF または OSPFv3 の設定 が正しいか,コンフィグレーションを確認し てください。

コンフィグレーションが正しい場合は,項番 5 へ。

コンフィグレーションが正しくない場合は,コンフィグレー ションを修正してください。

5 OSPF 経路または OSPFv3 経路を学習して いる経路を確認してください。

• show ip route all-routes

• show ipv6 route all-routes

経路が InActive の場合は,項番 6 へ。

経路が存在しない場合は,隣接ルータが OSPF 経路または OSPFv3 経路を広告しているか確認してください。

6 フィルタまたは QoS によって OSPF または OSPFv3 のパケットが廃棄されていないか確 認してください。

確認方法と対応については,「8.1 パケット廃棄の確認」を 参照してください。

パケットが廃棄されていない場合は,隣接ルータが OSPF 経 路または OSPFv3 経路を広告しているか確認してください。

5.5.4 BGP4 または BGP4+の経路情報が存在しない

本装置が取得した経路情報の中に,BGP4 または BGP4+の経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障 害解析方法に従って原因を切り分けてください。

また,VRF を使用していて,コンフィグレーションコマンド maximum routes または ipv6 maximum routes で経路の上限値を設定している場合,まず「5.5.5 VRF でユニキャスト経路情報が存在しない」の 障害解析方法に従ってください。

表 5‒9 BGP4 または BGP4+の障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 BGP4 または BGP4+のピア状態を確認して ください。

• show ip bgp neighbors

• show ipv6 bgp neighbors

ピア状態が Established 以外の場合は,項番 2 へ。

ピア状態が Established の場合は,項番 3 へ。

5 IP およびルーティングのトラブルシュート

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番 確認内容・コマンド 対応

2 AS 番号,ピアのアドレス,および認証につい て,BGP4 または BGP4+の設定が正しいか,

コンフィグレーションを確認してください。

コンフィグレーションが正しい場合は,項番 3 へ。

コンフィグレーションが正しくない場合は,コンフィグレー ションを修正してください。

3 BGP4 経路または BGP4+経路を学習してい るか確認してください。

• show ip bgp received-routes

• show ipv6 bgp received-routes

経路が存在するが active でない場合は,項番 4 へ。

経路が存在しない場合は,項番 5 へ。

4 BGP4 経路または BGP4+経路のネクスト ホップアドレスを解決する経路情報が存在す るか確認してください。

• show ip route

• show ipv6 route

ネクストホップアドレスを解決する経路情報がある場合は,

項番 5 へ。

ネクストホップアドレスを解決する経路情報がない場合は,

その経路情報を学習するためのプロトコルの障害解析を実施 してください。

5 フィルタまたは QoS によって BGP4 または BGP4+のパケットが廃棄されていないか確 認してください。

確認方法と対応については,「8.1 パケット廃棄の確認」を 参照してください。

パケットが廃棄されていない場合は,隣接ルータが BGP4 経 路または BGP4+経路を広告しているか確認してください。

5.5.5 VRF でユニキャスト経路情報が存在しない

本装置が取得した経路情報の中に,各プロトコルの経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障害解析方 法に従って原因を切り分けてください。

表 5‒10 VRF の障害解析方法 項

番 確認内容・コマンド 対応

1 VRF 内の経路数がコンフィグレーションで 設定した上限値以上でないか確認してくださ い。

• show ip vrf

• show ipv6 vrf

経路数が上限値以上の場合は,項番 2 へ。

経路数が上限値未満の場合は,存在しない経路のプロトコル の障害解析を実施してください。

• RIP または RIPng

「5.5.2 RIP または RIPng の経路情報が存在しない」

• OSPF または OSPFv3

「5.5.3 OSPF または OSPFv3 の経路情報が存在しな い」

• BGP4 または BGP4+

「5.5.4 BGP4 または BGP4+の経路情報が存在しない」

2 コンフィグレーションで VRF 内の経路数の 上限値を確認してください。

上限値を増やすか,経路を集約するなどして経路数を減らし てください。

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