[CSR5カ年ロードマップ]
真の グローバル One Hitachi
の実現 社会イノベーション企業として
リーダーシップを発揮
重要なステークホルダーと協力して国際社会の課題を解決
経営戦略とCSRの融合および業務レベルへのCSRの浸透
グループガバナンスの強化および業務・活動のグローバル化
2010年4月 2011年4月 2012年4月 2013年4月 2014年4月
方針3 76.0%
74.2%
74.2%
方針7 89.7%
87.6%
83.4%
方針8 74.0%
70.0%
64.0%
方針2 73.1%
71.5%
71. 5%
方針6 83.5%
83.5%
83.5%
方針4 81.8%
78.2%
67.3%
方針1 73.6%
72.6%
69.5%
方針5 74.0%
74.0%
74.0%
[2010年度の自己評価結果](日立製作所)
2010年度 2008年度 2009年度
CSRセルフアセスメントツールの各方針の主な項目 方針1:企業活動としての社会的責任の自覚 CSRビジョン、CSR教育、リスク管理 方針2:事業活動を通じた社会への貢献
事業戦略との連携、サステナブルデザイン、顧客満足 方針3:情報開示とコミュニケーション
情報開示、ステークホルダーとの対話 方針4:企業倫理と人権の尊重
ガバナンス体制、倫理・遵法・人権意識の啓発 方針5:環境保全活動の推進
カーボンマネジメント戦略、資源循環、生態系の保全 方針6:社会貢献活動の推進
戦略的社会貢献、コミュニティへの参画、社会啓発 方針7:働き易い職場作り
多様性の尊重、労働環境の充実、ワークライフバランス 方針8: ビジネスパートナーとの社会的責任意識の共有化 CSR調達、調達取引先とのコミュニケーション
100
50
0
方針 2010年度の
取り組み計画 2010年度の実績 達成
レベル 参照頁 2011年度の 主な取り組み計画 1
企業活動としての 社会的責任の自覚
• 日立グループCSRセルフ アセスメントツールの適用 会社と海外対象地域の拡 大
• CSRセルフアセスメントツールを国内 24社、海外11社で活用
★★★ P.031 • ISO26000等に基づく CSRセルフアセスメント ツールの見直しとグルー プへの展開
• 包括的リスク評価体制お よび PDCAの 仕 組みの 構築
• リスク管理体制の強化 • リスク調査の範囲を全カンパニー、グ ループ会社、研究所に拡大し、包括 的にリスク情報を集約・評価
★★ P.034
2
事業活動を通じた 社会への貢献
• CSRの視点から事業評価 および経営課題に反映
• 海外22カ国の社会課題の解決およ び最も貢献できる事業領域を第三 者視点で評価。 事業戦略やコミュニ ケーション戦略に反映
★★ P.046
‑048
• 事業マテリアリティに基 づくステークホルダーダ イアログ の 実 施とCSR 視点での事業機会の発 掘
• 「 日 立グループQFイノ ベーション運動」の継続 実施と実績フォロー
• Web問い合わせ対応の グローバルネットワーク の整備完了
• 品質強化の必要な重点管 理事業部におけるプロセ スの改善活動の継続実施 と「落穂拾い」※1活動の 再徹底
• 「日立グループQFイノベーション運 動」の開始、重点管理事業部におけ るプロセスの改善活動と「落穂拾い」
活動の継続実施
• 中国・タイで「品質責任者会議」を開 催
★★★ P.090
‑091
• 国 内 外で のWeb 問 い 合 わせ対応の強化
• 「Web問い合わせ対応品 質向上教育」の研修内容 充実と実施機会の拡大
• 問い合わせ内容に応じたグローバル ネットワークの整備計画を作成
• 「Web問い合わせ対 応 品 質 向 上 教 育」に、日立グループ社員176人が 受講
★★ P.092
3 情報開示と コミュニケーション
• 海 外 で の ス テ ークホ ル ダーダイアログの実施
• 各地域の社会課題に対する日立のソ リューションについて、アジア、米州、
欧州でダイアログを実施
★★★ P.096 • 国内外でのステークホル ダーダイアログの継続実 施
• サステナビリティに関す る国際的議論への積極 的な参画と意見の発信
• 社 内 のCSR 関 連 情 報 発 信の強化
• グループ会社役員向け研修にCSR講 座を開設
★★★ P.031
4 企業倫理と 人権の尊重
• 人権に関するグローバル な取り組みを拡大
• グローバルな人権課題を反映した啓 発教材の作成
• 欧州で人権をテーマにしたステークホ ルダーダイアログを実施
★★★ P.113
‑114
• 人権啓発教育の海外展 開およびNGO等による 人権に関するワーキング への参画
• 「日立グループ行動規範 ハンドブック」の作成・
配布
• 「 日 立グ ループ 行 動 規 範」の英語版・中国版e ラーニングの海外展開
• 海外地域統括会社への 教育と監査の継続実施
• 企 業 倫 理 月 間( 毎 年 10 月)の継続実施
• 企業倫理月間(毎年10月)を実施
• 「日立グループ行動規範」を制定し、
17カ国語に翻訳
• eラーニングによる同規範の周知徹底
★★★ P.036
• 海外営業に関するコンプ ライアンス意識の啓発
• 海外地域統括会社を含む法務・コン プライアンス担当者による贈賄防止に 関する取り組みの報告会を実施
★★★ P.037
[2010年度実績と2011年度計画]
マネジメント報告
▶ CSR マネジメント
5
環境保全活動の 推進
• 製品を通じたCO2排出量 の抑制(目標1,400万t/
年)
• 1,551万tのCO2排出抑制に貢献 ★★★ P.051
‑053
• 製 品を通じてのCO2排 出量の抑制
6
社会貢献活動の 推進
• 生物多様性にフォーカス した社員参加型社会貢献 プログラムの推進
• 絶滅危惧種保全活動、中国ホルチン 砂漠緑化ツアー、里山保全等のボラ ンティア参加型プログラムを実施
★★★ P.105
‑106
• 中期テーマの設定と国内 外グループへの浸透
• 社外への情報発信強化
• 環 境、エネル ギ ー 等 を テーマとする社会貢献プ ログラムの継続実施
• 新興国の社会ニーズに対 応する社会貢献プログラ ムの実施
• 南アフリカ、インドの若手技術者を対 象とする人財育成支援プログラムを 実施
★★★ P.102
• 環 境、エネ ル ギ ー 等 を テーマとする社会貢献プ ログラムの実施
• 中国で環境をテーマにした児童向け 教育支援プログラムを実施
• シンガポール、英国において環境やエ ネルギーをテーマにしたフォーラム等 を実施
★★★ P.097
7 働き易い 職場作り
多様な人財と働き方の推進
• 女性幹部・管理職登用の 推進
• 日立グループにおける障 がい者の雇用促進 ほか
• 社内カンパニーで、女性管理職の任 用計画を策定
• 欧州日立グループで、4カ国語のe ラーニング教材を作成
★★★ P.119
P.121
‑122
• カンパニーごとに策定し た任用計画の進捗状況 をフォローアップ(1回/
期)
• 「ワラビーアップ」月間 の継続的実施によるメリ ハリある働き方の定着
• 国内日立グループ全社 に対する障がい者 法 定 雇用率遵守の徹底
• 「ワラビーアップ 」月 間を実 施して ワークライフバランスを促進
★★★ P.119、
121
• 日立グループ障がい者雇用勉強会を 4回実施
• 厚生労働省「精神障がい者雇用促進 モデル事業」で6名を雇用
★★★ P.124
8 ビジネス パートナーとの 社会的責任意識の 共有化
• グローバルな視点からの サプライチェーンの再構 築
• 「グローバル調達推進部」を設置す るとともに、ブラジルに調達拠点を 新設するなど、グローバル調達ネット ワークを整備
★★ P.115 • 海外調達取引先における モニタリングの計画
• サプライヤーの環境経営 に役立つ情報発信の継
• 新MMM倶楽部※2による 続 サプライヤーの自主環境 経営支援
• 新MMM倶楽部を発足し、環境関連 法令やサプライヤーの優れた環境事 例等について情報交換を実施
★★★ P.117
★★★:達成
★★:一部達成
※1 落穂拾い:相手の立場に立って思いやりの心をもつ「落穂精神」に則り、製品事故を、お客様の立場から考え、反省し、再発を防止する活動
※2 MMM倶楽部 :Mottainai Mottainai Mottainai サンエム倶楽部。日立が調達取引先の環境保全活動を支援し、この活動を通じて環境認証を取得 した調達取引先が主体となって運営するクラブ組織。「Mottainai」は国際的な環境用語である
響を及ぼすと思われるリスクに関する情報を集約しまし た。
今後は、リスク評価基準を精査するとともに、集約し たリスク情報のより詳しい分析・評価を行い、経営レベル でその対策を審議する、包括的なリスクマネジメント体 制を強化していきます。同時に、社員一人ひとりのリス クに対する意識を向上させるため、リスク情報の共有化 や社員教育などの施策を推進していきます。
社会インフラに深くかかわる日立グループでは、リス クの発生に備えて、事業の中断が社会に甚大な影響を及 ぼすことのないよう事業継続計画(BCP)の拡充に取り 組んでいます。具体的には、2006年12月より、「日立 グループBCP策定のためのガイドライン」を策定し、大 規模災害などのリスクに備えています。2010年度は、
本ガイドラインを英語と中国語に翻訳し、国内外のグ ループ各社に提供しました。日立グループの各社・各事 業所は、このガイドラインに基づき、それぞれの事業に 応じたBCPを作成し、有事に備えています。
新型インフルエンザ行動計画・BCPの策定
世界的な流行(パンデミック*1)が懸念されていた新型 インフルエンザに備えるため、日立製作所は2008年度
リスクマネジメント
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が発生し ました。日立では、地震発生直後に「日立グループ大規 模地震対策統括本部」を設置し、国内の日立グループ全 社員およびその家族の安否確認を行うとともに、各拠点 の被災状況の把握に努めました。茨城県や福島県の拠点 を中心に広い範囲で被害があり、その実態を踏まえて、
対策統括本部の機能を拡充し、3月23日に「日立グルー プ震災復興統括本部(本部長:日立製作所執行役社長 中西 宏明)を発足させました。日立グループの司令塔として 被災情報の一元化を図るとともに支援要請を集約し、支 援・復旧効率を最大化し、グループ一丸となって被災地 の復興に向けた取り組みを推進しています。(P.010‑
014参照)
日立では、内部監査により、各担当部門が業務運営上 のリスクを管理しています。また昨今の複雑化するグ ローバルなリスクに対応するため、グループ全体でリス クマネジメント体制の強化に取り組んでいます。2009 年度には、本社コーポレート部門と海外地域本社(米州、
欧州、アジア、中国)を対象にリスク調査を行いましたが、
2010年度は調査範囲を全カンパニー、グループ会社、
研究所に広げ、自然災害リスクや市場環境、原材料価格 などの事業リスクといった従来型のリスクに加え、環境 リスク、風評リスク、ダイバーシティやサプライチェー ンにおける労働条件の不備など人権にかかわる新たなリ スク、グループ全体の信用やビジネスの持続可能性に影
「2012中期経営計画」の目標達成を阻害するさま ざまな要因(リスク)を、 国内外のグループ全体で 網羅的に洗い出し、 あらかじめ対策を立てること によって、リスクの発生頻度や影響の低減を図って いきます。