=(99 )2(∫9(朔一∫ gl)+∫ 9 (9五一∫9む))
イP(5)+多P(1)
となるからPはκ導分である.従って1)一ψ娠を満たすK準同型ψ:
Ω(K)→Kが存在しψ(娠6)=P(孟)ニち皿1となるのでdK孟≠0が得られ る.以上で定理が証明された. 一
非特異射影曲線Vの有理関数体の微分加群Ω(κ(y))の元ωをVの有理微分という.点 Pでの局所パラメータを孟とすると,有理微分ω≠0に対して定理5。11より,0でない有
理関数∫が存在してω=∫砒と表される(4=噸v)).ここでωのPでの位数を
・rdp(ω):ニ・rdp(∫)
と定める.これは.Pでの局所パラメータの選び方によらない.なぜならば5も一Pでの局所 パラメータであるとし,RニOp(y)とおくと,4(R)ニRd5=R砒であるから45ニα砒,
砒=β45となるα,β∈Rが存在する.このときαβ=1となりα,βはRの可逆元とな
る.ω=∫dl孟二β∫45より
・rdp(∫)=・rdp(β∫)
が成り立つからである.
以下において4二喚v)とする.
補題5.124(Op(γ))⊆Op(y)砒が成り立つ。ただしPは非特異射影曲線γの点,孟 はPでの局所パラメータである.
Proof R=Op(γ)とおく.dのRへの制限d,:R l→Ω(κ(y))はRのκ 導分であるから,R準同型ψ:Ω(R)一Ω(κ(y))が存在して4 =ψ娠が成
り立つ.Ω(R)は定理5.10より階数1の自由R加群であるからψ(Ω(R))=
ψ(R4R孟)=R読が成り立つ.従って
4(R)=d (R)=ψ(dR(R))⊆ψ(Ω(R))ニR砒
が得られる. ■
、定理5.13非特異射影曲線Vの0でない有理関数gがordp(dg)く0となるならばP はgの極である、従って有理微分ωに対してordp(ω)<0を満たす点Pは有限個で
ある.
Proof g∈OP(γ)ならば,補題5.12より49∈OP(γ)砒となり,ordp(49)≧0 が成り立っ。ただしオはPでの局所パ7メータである。これよりordp(4g)<0
となるならばPはgの極である.また定理5。11より,有理微分ωは有理関数
∫により∫吻と表されるので
・rdp(ω);・rdp(∫49)=・rdp(∫)+・rdp(49)
となり,ordp(ω)く0となる点は∫またはgの極であるから有限個である.■
5.Riemann−Rochの定理 131 有理微分ωに対してordp(ω)>0となる点Pも有限個であるが(定理5。29),その証明に は留数定理を必要とする.
5.3 留数定理
この節を通じてVは非特異射影曲線を表すものとする.
∫≠0を有理関数,オを点Pでの局所パラメータとする.ordp(!)ニーm<0のとき
九
∫=一, ∫ε∈OP(γ)×
仰
と一意的に表される, Op(γ)/孟Op(y)望κよりOp(y)=κ+ p(V)となるので ゐ≡∫一m mod p(V)を満たす定数∫一mが存在する.従ってガ∈Op(y)が存在して ゐ=∫_m+醜と表される.このとき
∫一争+轟,・・dp(冷)一・・dp(諾)≧一(肌一・)
となるので浩に同様の操作を施していけば
∫弁+≒浩1)+…+与+/(∫.乞∈げ∈・P(γ))
と表される.∫_肌,_,∫_1,∫ がオから一意に定まるので
∫_m ∫_(m_1) ∫_1 即む(∫):=一十 十…十一 押 仰一1 オ
とおき,∫での局所パラメータオに関するローラン展開の主要部という.ただし∫∈Op(γ)
のときはppむ(∫)=0とする.一方,有理微分ωは有理関数∫によりω=∫砒と表され るが
ReSp(ω):=∫一・
をωの点Pでの留数という。なおReSp(ω)が局所パラメータオの選び方によらないこ とは定理5.18で示される.以下定理5.18まで哲は点Pでの局所パラメータを表す.
定理5.14有理微分ω1,_,ωmに対して次式が成り立つ.ただしq∈κである.
隔(琴→一琴縣調
Proof妨=∫誠(義∈κ(V))とおき,義のオに関するローラン展開を
蕉 ∫曾
義=二竺+…+一+溜 (1イ∈OP(V))
オm琶 孟 とする.このとき
隔(琴の一》挫1一琴幽(叫)
が成り立っ, 1
4のOp(V)への制限d :Op(γ)卜→Ω(ん(γ))はOp(y)のκ導分であるから,Op(V)準 同型ψ:Ω(Op(y))→Ω(κ(V))が存在して4 二望dRが成り立つ。Ω(Op(V))がdOP(v)む を基底とする自由Op(y)加群,Ω(κ(γ))が砒を基底とする1次元双y)線型空問であ るから
ψ:Ω(OP(γ))∋7d・P(y)むト→Tdオ∈Ω(κ(y)〉 (γ∈OP(V))
は同型である,従ってωとψ(ω)を同一視してΩ(Op(γ))⊆Ω(κ(y))と見なすことがで きるので,以下ω∈Ω(Op(γ))に対して
ReSp(ω):=ReSp(幹(ω))
とおくことにする。ω∈Ω(Op(y))のとき定理5.10より,∫∈Op(y)が存在してωニ∫d孟 となるので次の定理を得る.
定理5。15ω∈Ω(Op(γ))のときReSp(ω)=0が成り立っ.
補題5.165をPでの局所パラメータとする」に関する留数についてReSp(告d5)ニ1
が成り立っ.
Proof5ニ8 d5 ∈Op(V)×)と表されるので d5ニ5 砒十掘3 が成り立っ.これより
1 5 孟 1 1
一(オ8=一(泥十一48 =一砒十一(オ5,
3 5 8 オ 5
5.Riemann−Rochの定理
133
となるが,妾45 ∈Ω(Op(y))であるから,定理5。14,定理5.15より Re・p(14・)一R・・p(ld孟)+Re・p(シ4)一・+・一1
が成り立っ. ■
補題5.17∫∈双y)×のとき,任意の整数物≧0に対してReSp(∫ ガ)=0が成り
立っ.
Proofまずchar(κ)ニ0とする。
d(∫η+1)=(η十1)∫㌔ゲ であるから
1
∫π〃瓢 4(!η+1)
η十1 が成り立っ.ここで∫η+1のローラン展開を
∫η+・一』+_+皇+∫ (∫・∈・P(v),∫一乞∈κ)
胆 孟 とすると
4(∫ 1)一力m4(素)+…+匹・4(1)+4(/)
一∫一肌(一舞)4オ+…+み・(諺)4オ+d(ヂ)
となるので
解一η}14(芦+1〉一一η拳1(鷲磐+…+争)4オ+η圭14(/)
が成り立っ・ここで詣4(∫ )∈Ω(OP(y))に注意すれば,ReSp(芦ガ);0が 得られる.
次にchar(κ)ニp>0とする.ordp(∫)≧0ならば∫πガ∈Ω(Op(V))である から定理5.15よりResp(pガ)=0が成り立つ.従ってordp(∫);一m<0と
してよい.∫のローラン展開を ∫覗 ∫一1
∫一一+…+一+ゐ+∫、ε+…+撮π拠+卿+1∫ (∫ノ∈OP(γ))
孟m 舌
とする.ここで声ガにおける}砒の係数は匹m,_,あηの整数係数多項式 わ(∫一m,...,温π)からpを法として計算されるものである.char(κ)ニ0のと
き任意の匹肌,一.,翫ηに対してδ(∫覗,_,乱η)ニ0となるから,整数係数多 項式としてδ(∫噸,_,茄η)=0が成り立つ.従ってchar(κ)=p>0のとき
もわ(∫覗,_,ん物);0,すなわち1砒の係数は0となる。よってこの場合も ReSp(∫πガ)=0が成り立っ, 一
定理5.18有理微分ωの留数ReSp(ω)は局所パラメータのとり方によらない.
Proof.Pでの局所パラメータ3を任意に選び,5に関する留数とオに関する
留数が一致することを示す.ω=∫砒と表し,オに関する留数をReSp(ω)=∫一1 とおく.5に関してω=gd5,
9−m 9−1 , ,
9一下+…+一+9 (9∈OP(γ),9ゴ∈κ)
5 5
であるとして∫,1ニg−1を示せばよい.定理5.15より ReSp(945)一ReSp((睾+・D・+与+4)45)
一9−mResp(素d5)+…+仏2Resp(湊d3)+倶・Resp(シ5)
となるが,4(告)ニー幸45より
麺一一(1)擁)(m≧2)
が成り立つ.従って補題5.17より
¢耽ReSp(毒45)一・一一倶2ReSp(毒45)一・
が得られる.よって補題5。16よりReSp(945)ニ9−1が成り立っ. 一
以下では非特異射影曲線γの関数体κ(γ)をκ線型空間,点Pでの局所環Op(γ)をそ の部分線型空間と見なし,§1。2の結果を利用して留数定理を証明する.
補題5.19有理関数∫の誘導するκ線型変換κ(γ)∋g卜→∫g∈双レ)は∫Op(γ)イ Op(γ)を満たす,
Proof ordp(∫)≧0ならば∫Op(γ)⊆Op(γ)であるから∫Op(y)KOp(γ)
が成り立つ.ordp(!)ニーm<0とすると,点Pでの局所パラメータ孟により ∫=オーm∫ , ∫ ∈OP(γ)×
と表される.従って
∫Op(V)二孟一m∫ Op(V)=fmOp(V)⊇Op(V)
より dimκ∫OP(γ)+OP(γ)一dimんがmOP(γ)一m
OP(γ) OP(V)
となるので,∫Op(V)一《Op(y)を得る. 1 補題5.19と定理1.20より,任意のκ線型な射影π:κ(γ)}→Op(γ)と任意の∫,g∈κ(γ)
に対して[π∫,g]は双γ)のκ線型変換としてべき有限次である。またα,わ∈κに対して
Trκ(v)[π(α∫),91ニαTrκ(v)[π∫,91,Trκ(v)[π∫,わ91一δTrκ(v)[π∫,9]
は明らかであるが,さらに次の補題が成り立ち,Tr角(v)[π∫,g]は∫,gに関して双線型と
なる.
5.Riemann−Rochの定理 135
補題5・20任意のκ線型な射影π:κ(γ)卜→Op(γ)と任意の∫,∫ ,g,g ∈κ(V)に対 して次が成り立っ.
(1)顎(v)[π∫,9+9 1ニTr舟(y)[π∫,gl+Trん(y)[π∫,9 】
(2)Trκ(v)[π(∫+∫ ),9卜Trκ(v)[π∫,gl+−κ(v)[π∫ ,gl
Proof(1)補題5。19より,補題1.19の仮定を満たすので,π ニπとして
∫,∫ノ,g,g を適当に選べば,κ線型部分空問
1π∫,912(κ(y)),[π∫,gllπ∫,9 】(κ(γ)),[π∫,9 ][π∫,gl(κ(γ)),[π∫,9 ]2(κ(V))
がすべて有限次であることがわかる。従ってψF[π∫,g],ψ2ニ[π∫,g ]とおけ ば,定理1.12の仮定を満たすので
Tr紀(y)[π∫,9+9 1−Trゐ(v)([π∫,gl+[π∫,9 ])一Trん(v)【π∫,9】+Trκ(v)[π∫,9 1
が得られる。(2)についても同様である. 1
補題5。21点P,およびκ線型な射影π:κ(V)レ→Op(γ)に対して次が成り立つ.た だしオは点.Pでの局所パラメータ,m,ηは整数である,
琳州一儲淵
Proof定理1。20よりTr南(v)[雇m,列は射影πの選び方によらないから,πと してπ(pp重(∫))ニ0(∀∫)を満たすものを選んでおく。m+η+7≧0かつ
m+γ≧0となる整数7,およびm+η+〆く0かつm+〆く0となる整数
〆を選びUニ{∫∈κ(V〉lordp(∫)≧T}シ U ニ{オゴ∈κ(y)け≦〆}
とおくと,明らかにU,U は[π理,刑の核に含まれる。従って適当な整数5,
3 を選べば
[πオm,孟π1(κ(V))={[πオm,オη1(が)1〆<ゴ<7}⊆〈オ5,孟ε+1,_,孟5 〉
が成り立つ.ただしげ,オ5+1,_,♂8 〉はが,..,〆で生成されるん線型空問である.
VVニ〈ド,舌5+1,_,オε 〉とおくと[嬬m,刑(双γ))⊆VVであるからTrκ(v)[冠m,刑二
Trw[冠m,門となる。ここで
ノと行列表示するとTrw[需m,珊=Σ契,αガである。さて
[7r肥,州(め冨7rオm概ゴー凸r孟mが=π孟肌+η+ゴー孟ππオm+ゴ
は0または土ρ枕+ゴであるから,4≠m+η+ブのとき勉篇0である。従っ てm+η≠0ならばゴ≠m+η+ゴより,任意のゴに対してαガ=0となる のでTrw[π理,列=0が得られる.
次にm+η=0とする.m=η=0のときは1蛇㎜,刑篇π一π=0となる のでTrw[π理,列二〇=ηが成り立っ.
5、Riemann−Rochの定理
137 m,η≠0,m>ηのときはm>0だから
0, ゴ≧0
[π野,珊(のニπ〃一fηπ謬+ゴニ ーが,一m≦ゴ≦一1
Q, ゴ<一m となるのでTrw[π桝,例二一m=ηが成り立つ。
肌,η≠0,m<ηのときはm<0だから
0,ゴ≧一m
[π孟m,オη](め一πオゴー㍑m+毎むゴ,o≦ゴ≦一一m−1
0,ブ<0
となるのでTrw[π桝,州=一mニηが成り立つ. ■ 系5.22Pでの局所パラメータオについて次が成り立っ,
ReSp(門(孟η))一Trκ(v)[π孟m,列
P「oof孟m4(オπ)=孟m(η費一14亡)二窺隅+η}1砒であるから
隔(岬))一儲1認
となる。従って補題5.21よりReSp(鐸4(鋤)=Trた(v)[π理,刑が成り立つ,■
補題523∫,g∈双γ),点P,およびκ線型な射影π:κ(γ)一〇p(γ)に対して次が 成り立つ、特にいずれの場合も丁職v)[π∫,g]=0となる.
(1)∫,g∈Op(V)ならば[π∫,g12篇0である.
(2)ordp(∫)=一η≦0かつordp(g)≧2πならば[π∫,g13=0である,
(3) ordp(g);一η≦0かつordp(∫)≧2冗ならば[π∫,g]2ニ0である.
Proof(1) ∫,g∈Op(V)より[πノ,g](κ(γ))⊆Op(V)となるから,
ん∈OP(V)⇒ [π∫,9](ん)=7r∫9(ん〉一9π∫(ん)ニ∫9ん一9∫ん=0
が成り立つことに注意すれば
1π∫,912(κ(γ))⊆[π∫,gl(OP(γ))=0
となり,[7τ∫,g]2・=0が得られる.
(2)g∈Op(γ)より[π∫,g](双V))⊆Op(γ)である。ordp(∫g)≧ηである
から
ん∈OP(γ)⇒[π∫,9](ん);π∫9(ん)一9π∫(ん)∈オηOP(γ)
が成り立つ,従って
[π∫,9]2(κ(V))⊆[7ザ,9](OP(V))⊆孟冗OP(y)
を得る.ん ∈伊Op(V)とすると∫(ん )∈Op(γ)であるから
[π∫,gl(ん )=π∫9(ん )一9π∫(ん )ニ∫9(ん )一9∫(ん )瓢0
となる.ゆえに
[π∫,gl3(κ(γ))⊆[π∫,g]2(Op(V))⊆[π∫,gl(むηOp(γ))ニ0
が成り立つので[π∫,g]3=0を得る.
(3) この場合も上と同様に[π∫,gl(κ(V))⊆オ覗Op(γ)となり,
ん∈孟}ηOP(γ)=> [7r∫,9](ん)ニπ∫9(ん)一9π∫(ん)=∫9ん一9∫ん篇0
が得られ
[7ザ,9]2(κ(V))⊆[π∫,9](孟一ηOP(γ))ニ0
となるので,1π∫,9]2鳳0が成り立っ. 一
補題5・24∫,g∈κ(V)と点Pが次のいずれかの条件を満たせばReSp(∫4g);0が成
り立っ.
(1) ∫,9∈OP(γ)
(2)・rdp(∫);一η<0かつ・rdp(9)≧η+1
(3)・rdp(9);覗<0かつ・rdp(∫)≧η+1
5.Riemann−Rochの定理 13g Proof∫4g∈Ω(Op(γ))のとき定理5.15よりResp(ノ4g)=0が成り立つの
で,いずれの場合も∫吻∈Ω(Op(γ))であることを示せばよい。以下孟は点P での局所パラメータとする.
(1)∫,g∈Op(y)のときは明らかに∫4g∈Ω(Op(γ))が成り立っ.
(2)ordp(g)≧η+1よりg=孟η+1g (g ∈Op(γ))と表される。従って 49−4(孟η+1)9 +むη+149 一(η+1)孟π9 砒+オη+149
となるが,4g =g 砒(g ∈Op(γ))と表されるので,費∫∈Op(V)に注意す
れば
∫dg一(η+1)群9 4辞桝1∫9 4孟一((η+1)班9 刊児+1∫9 )d旋Ω(OP(V))
が成り立っ.
(3)ordp(g)ニーηよりg=オーηg (g ∈Op(γ))と表される。従って 49−4(6−n)9 +孟一π49 一(一η)孟一呪一19 砒+孟一冗49
となるが,4g ニg 砒(g ∈Op(γ))と表されるので,孟一η∫,オ覗一1∫∈Op(γ)
に注意すれば
∫dgニ(一η)孟一冗一1∫9 協十r孔∫9 4孟二((一η)rη}1∫9 十ポπ∫9 )4孟∈Ω(OP(V))
が成り立っ. ■ 定理5.25∫,g∈κ(γ)と点P,およびκ線型な射影π:κ(γ)卜→Op(γ)に対して次が 成り立っ,
ReSp(∫49)一Tr勘(v)([π∫,9])
Proof∫;0またはgニ0ならば明らかに成り立つので,以下∫≠0かつ
g≠0とする.ordp(∫)=一ηとおく.整数召をπ≦0のときはぞニ0,η>0 のときは召二2ηと定め,9一Σ9ゴεゴ+9・一9・+9・,
ゴく乏
9・一Σ9ゴ孟ゴ,9・∈オ召OP(V)
ゴく乏