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乞=1

ドキュメント内 Riemann-Rochの定理について (ページ 32-44)

  と表される。この等式の右辺をκ[X1,_,Xη1の分数体κ(X1,...,X.)上の変数   X。+1の多項式と見なしてXπ+1に歩∈κ(X1,_,Xη)を代入すると

       ア

      1

       ・一Σ照(X・,…,&,ア)

       乞=1

  が成り立っ.上式の両辺に,すべての.FNq(X1,…,Xπ,歩)がκ[X1,…,Xπ]に

  含まれるようなFNをかけると       ヂ

       1

         匹Σ酬σ乞(X・,…,Xη7ア)∈・

      乞=1

  となるので.F∈〉ゲが成り立つ.よって1(V(1))⊆而が示された.   1

定理2.11κ[X1,_,Xη]の根基イデアル1に対して1(V(1))ニ1が成り立つ,特に次 の写像1は全単射であり,逆写像はVである。

  1:{A覧(κ)の代数的集合}∋γけ1(『V)∈{κ[X1_,X司の根基イデアル}

  V:{κ[X1_,Xη1の根基イデアル}∋S H V(S)∈{Aη(κ)の代数的集合}

  Proof∫が根基イデアルのときHilbertの零点定理(定理2.10)より1(V(1))ニ   V17ニ1が成り立つ.これより写像1が全射であることがわかる.単射であるこ   とは定理2。2で示したので,1は全単射である.またp.25,(8)よりV(1(γ))冨γ

  となるので1−1=Vが成り立っ.       ■ 定理2.7より,γが既約な代数的集合であることと1(V)が素イデアルであることは同値 であるから,1は次の全単射を誘導する.

    1:{Aπ(ん)の既約な代数的集合}トー→{κIX1_,X司の素イデアル}

またκが代数的閉体であるから,定理1.6より極大イデアルMはハ4=〈Xrα1,...,Xη一αη〉

と表されるので,1は次の全単射も誘導する.

 1:Aπ(κ)∋(α1,_,αη)→〈X1一α1,。一,Xη一αη〉∈{κ[X1_,Xπ]の極大イデアル}

以上を次の定理にまとめておく.

定理2.12定理2.11の全単射1は次の2つの全単射を誘導する.

    1:{Aη(ん)の既約な代数的集合}卜→{κ[X1_,Xη]の素イデアル}

 1:Aη(κ)∋(α1,_,α冗)卜→〈X1一α1,_,Xπ一αη〉∈{κ[X1_,Xη1の極大イデアル}

定理2.13κ[X1,_,Xπ]の真のイデアル1に対して,次を満たす素イデアル.P1,_,1㌔

が一意に存在する.

         v7−P【∩…∩瑞,R望乃(乞≠ゴ)

Proof1が真のイデアルであることからγニV(1)≠のである.このとき定

理2.8より

       γ一v1∪…∪臨,砺¢巧(乞≠ブ)

2.アフィン多様体 33 を満たす既約な代数的集合巧,_,臨が一意に存在する.写像1を施すと

    1(γ)一1(巧)∩…∩1(脇), 1(砺)勇1(巧)(乞≠ゴ)

が得られる.1(砺)=Rとおけば疏は素イデアルで

       〉7−R∩…∩瑞,疏¢弓(乞≠ゴ)

を満たす。次に素イデアル⑦で

       v7−Q、∩…∩Qぞ,Q4Qゴ(乞≠ゴ)

を満たすものがあったとする.写像Vを施すと

  γ=V(百)ニV((21)∪…UV((〜乏), V((2¢)コV((〜ゴ)(乞≠ゴ)

が得られる.V((〜琶)は既約な代数的集合であるから定理2.8より召二mで,適 当に番号を付け替えるとV((諭=砺となる.このとき

        1(V((〜¢))ニ1(砺) =⇒ (2乞二君

となるので一意性が示された。       1

2.4 アフィン多様体

 Aη(κ)の既約な代数的集合をアフィン閉部分多様体,アフィン多様体,または単に閉部分 多様体という。この論文では閉部分多様体と呼ぶことにする.既約多項式F∈κIX1,_,X司 によりγニV(F)と表されるVを超曲面という,〈F〉は素イデアルであるから超曲面は 閉部分多様体である.A2(κ)の超曲面を平面曲線,A3(κ)の超曲面を曲面という.

 代数的集合Vに対して剰余環

       0(y)1ニん[X1,_,Xπ!/1(V)

をγの座標環という,γが閉部分多様体のとき0(V)は整域である.

 写像∫:γ1→κが代数的集合V上の多項式関数であるとは,任意の(α1,_,α几)∈γ

に対して

      ∫(α1,_,αη)ニF(α1,_7αη)

となる多項式F∈畷X1,_,X.】が存在するときにいう.∫をFで定まる多項式関数とい う.VF上の多項式関数全体を9(γ)と表すことにする。

  代数的集合γからκへの写像全体はよく知られているように可換環の構造を持ち,

多項式関数全体丁(V)はその部分環である.また多項式を多項式関数に対応させる写像       ん[X1,_,Xπ1∋ハ→∫∈?(γ)

はκ代数としての全射準同型であり,その核は1(V)である.これより次の定理を得る.な お,以下においてκ代数としての準同型,同型をそれぞれκ準同型,κ同型という。

定理2.14代数的集合γ上の多項式関数全体のなす環?(γ)とγの座標環0(γ)は κ同型である。

Aη(κ)の閉部分多様体玩Wに対してW⊆γであるときVVはγの閉部分多様体であ るという.閉部分多様体γと代数的集合VV⊂Vに対して

      Iv(W):ニ{.F∈0(γ)1任意の。4∈Wに対してF(ハ)ニ0}

をγにおけるWのイデアルという.また閉部分多様体Vと0(y)のイデアル1に対

して

       Vy(1):;{。4∈γ1任意のF∈1に対してF(且);0}

と定義する,自然な準同型π:κ[X1,_,Xη]卜→0(γ)により

         π(1(W))ニIy(VV), V(ズ1(1))ニVv(1)

が成り立つ。また定理2.14より0(γ)製,(γ)であるから,0(V)と,(V)を同一視し       Iv(VV)={∫∈0(V)1任意の.A∈VVに対して∫(且);0}

      Vv(1)ニ{。4∈γ1任意の∫∈1に対して∫(且)ニ0}

のように見なすことがある.

  定理2.11の全単射1はγに含まれる代数的集合Wを1(γ)を含む根基イデアル1(W)

に対応させる.1(W)は自然に0(γ)の根基イデアルと見なせるので1は次の全単射を

2.アフィン多様体 35

誘導する.

1:{γに含まれる代数的集合} 一→ {0(y)の根基イデアル}

1が閉部分多様体を素イデアルに,1点を極大イデアルに移すことに注意すれば次の定理 を得る.ただし1点からなる集合は1点と同一視する.

定理2.15定理2,11の全単射1は次の3つの全単射を誘導する.

    1: {yに含まれる代数的集合} 一→  {0(γ)の根基イデアル}

    I l{γに含まれる閉部分多様体}卜→  {0(γ)の素イデアル}

    1:      VF      ト→  {0(y)の極大イデァル}

定理2.16 yをAπ(κ)の閉部分多様体,VVをyの閉部分多様体とする.

次の写像は上へのκ準同型であり,κ同型0(γ)/Iv(W)望0(VV)を導く.

このとき

σ (y)∋∫ ←一〉 ∫Ivv∈〔P(VV)

Proof ∫lwがWの多項式関数であること,および

(∫+9)lw=∫lw+glw,(∫9)lwニ(∫Iw)(伽)

は明らかである.またα∈κによる定数関数α∈?(y)に対してαlwはαに よるW上の定数関数であるので,この対応はκの元を不変にする.さらに,

g∈IP(W)が多項式Fから定まるとき,Fから定まるγ上の多項式関数∫

のWへの制限∫Iwがgに一致するので,この対応は上へのκ準同型である。

?(*)と0(*)の同一視をすると,この準同型の核がIv(W)であることも容易 に確認できる.よって準同型定理より0(γ〉/Iy(VV)製0(W)が得られる.■

Aπ(κ)の閉部分多様体yとAm(κ)の閉部分多様体VVに対して写像ψ:γト・▽Vが多項 式写像であるとは,7、,_,塩∈κ[X1,_,Xπ1が存在して,任意の44∈γに対して

幹(A)ニ(男(且),_,塩(ハ))

が成り立っときにいう.ψをT=(71,_,塩)が定める多項式写像ということもある.ま た多項式写像ψ:V H Wが同型写像であるとは,多項式写像ψ:VV l→γが存在して

幹ψニidw, ψψ=idy

であるときにいう.ただしidw,idyはそれぞれVV,yの恒等写像である.

定理2。17γをAη(κ)の閉部分多様体,VVをAm(κ)の閉部分多様体とし,p:V→W を多項式写像とする。多項式関数∫∈歌W)に対して〜グ(∫);γ卜・κを

         @(∫)(且)ニ(ノψ)(且)ニ∫(幹(ハ)) (み∈γ)

と定めると,幹・(∫)はγ上の多項式関数である.

  Proof ψは多項式写像であるから,任意の盈∈γに対してψ(盈)=(丑(盈),_,恥(盈))

  となる丑,_,7玩∈κ[X1,...,X司が存在する.また∫はVV上の多項式関数で   あるから,任意の.θ∈Wに対してF(β)=∫(β)となるF∈κIX1,…,Xm]が   存在する.このとき任意の、4∈Vに対して

       ψ*(∫)(且)=∫(丑(ハ),_,職(ハ))ニF(z(河),_,塩(孟))

       ;(F(男,_,臨))(ハ)

  が成り立っ.ここで

    F(男,_,塩);F(T1(X1,一,Xη),_,7玩(X1,_,Xπ))∈κ[X1,_,X司

  であるからψ*(∫)∈9(γ)となる.       ■ グ(∫)∈:P(γ)をψによる∫の引き戻しという。

定理2.18 VをAn(κ)の閉部分多様体,VVをAm(κ)の閉部分多様体,ψ:V}→W を多項式写像とする,多項式関数∫∈{P(WP)に,ψによる引き戻しを対応させる写

像ψ*:IP(VV)∋∫卜→ψ*(∫)∈,(γ)はκ準同型である.

  Proof∫,g∈IP(W)に対して

        ψ*(∫+9)=ψ*(∫)+ψ*(9),ψ*(∫9)=甲*(∫)幹*(9)

  は容易に確かめることができる.またc∈κによるVVの定数関数が,cによ   るγの定数関数に対応するので,ψ*はん準同型である.        一 κ準同型ψ㌔IP(W)1→9(y)を幹による引き戻し写像という.同一視歌γ〉禦0(レ),

?(w)望0(vv)により¢:0(w)一〇(y)と見なすことができる。恒等写像idyによる 引き戻し写像id*:0(γ)H O(y)が恒等写像であることは明らかである,

2.アフィン多様体

37

定理2.19γ⊆Aπ(κ),W⊆Am(κ),U⊆A召(ん)を閉部分多様体とする.このとき多項 式写像幹:V卜→W,ψ:VVけUに対して合成写像ψ幹も多項式写像で(ψψ)*=ψ*ψ*

が成り立っ.

Proofψψが多項式写像であることは明らかである.任意の∫∈,(U)に対

して

   (幹*ψ*)(∫)ニブ(ψ*(∫))ニブ(∫ψ)ニ(∫ψ)ψ=∫(ψψ)ニ(ψ¢)*(∫)

となるので(ψψ)*ニブψ*が成り立っ.       一 定理2.20y⊆Aη(ん),PV⊆Am(海)をそれぞれ閉部分多様体とするとき次の写像は全 単射である.

   Φ:{V卜〉W l多項式写像}∋ψ卜→グ∈{0(W)卜〉0(γ)1ん準同型}

またψが同型写像である条件はブがκ同型となることである.

ProofまずΦが全射であることを示す.

    0(γ)翻κ[X1,_,Xη]/1(V), 0(W)ニκ[yi,_,塩]/1(W)

とおき,κ準同型α:0(VV)H O(γ)を任意に選ぶ.巧∈0(W)に対し てα(巧)=男とおく,処,_,賑∈κ[X1,_,X司である。男から定まる多項 式写像φを

   ψニ(71,_,7玩):y∋A卜一→(ρ(且);(Z(み),_,7輪(且))∈Am(ん)

とする.任意のσ∈1(W)に対して,σ(耳,...,琢)ニσであり,αはκ準同型 であるから

       σ(丑,_,職)=α(σ(yi,_,}銭))=α(o)ニo

よりσ(Z(オ),_,窺(孟))ニ0となる.0∈1(四)は任意であったから

       幹(且)ニ(丑(A),_,塩(ハ))∈V(1(W))ニW

が成り立っ.ゆえに幹はγからVVへの多項式写像である.幹による引き戻 し写像ψ*は

      ψ*(巧)ニyi・ψ二男二α(巧)

を満たすので,巧が0(VV)を生成することに注意すれば@=αであること がわかる.ゆえにΦは全射である.

次にΦが単射であることを示す,ψ1,吻をVからWへの異なる多項式写

像とする.このときある・4∈γに対してψ1(且)≠幹2(A)である.ψ1(五)に対 応する0(VV)の極大イデアルをMとするとIv(M)はψ1(A)のみからなる

ので,ある∫∈ハ4が存在して∫(幹2(孟))≠0となる.このとき

  ψ1(∫)(A)軍∫(ψ、(且))ニ0,ψ1(∫)(且)ニ∫(幹2(且))≠0⇒ψ1≠暢

となるのでΦは単射である.以上でΦが全単射であることが示された.

後半の主張について,まずψ y H VVを同型写像とすると,多項式写像 ψ:VV卜〉γが存在して

が成り立っ.このとき

ψψニidy,  ψψ=idw

 ψ*ψ*=(ψψ)*=(idlv)*=ido(γ),  ψ*ψ*=(ψψ)*ニ(idvv)*=ido(w)

となるのでψ*はκ同型である.

最後にψ*:0(VV)H O(V)がκ同型であると仮定する.Φが全射であるか らグの逆写像は多項式写像ψ:W}→γの引き戻し写像ψ*:0(y) →0(W)

として得られ

     ψ*@㌔(ψψ)*ニid・(w), ψ*ψ*=(ψψ)*一id・(v)

が成り立つ。ここでΦは単射であり,

         (idv)*=id・(γ), (idw)*=id・(w)

であるから

       ψψニidw, ψψ;idv

が成り立つ.従ってψは同型写像である. ■

2.アフィン多様体

39

定理2.21κ上有限生成な整域Rに対して,R製0(γ)(ん同型)を満たすAπ(κ)の 閉部分多様体Vが同型を除いて一意に存在する.

Proof Rがκ上η個の元で生成されるとすると,全射準同型

κ[X1,_りX司卜〉R

が存在する.この核を1とおくと,1は素イデアルでκ同型κ[X1,...,Xη]/1型R が得られる.Rは単位元を含むので1は真のイデアルで,V(1)はAπ(κ)の

閉部分多様体となり,0(V)ニκ[X1,...,Xπ]/∫望Rが成り立っ.

γの一意性については,0(γ)鯉0(y )となる閉部分多様体y があるとする と,定理2。20より同型な多項式写像レ H y が存在することになるので,レF とγノは同型である.      ■

2.5 有理関数

  閉部分多様体γ⊆Aη(κ)の座標環0(γ)の分数体をVの関数体といい,κ(γ)で表 す.またκ(y)の元をV上の有理関数という。

      咽一{考i9,ん∈・(γ),ん≠・}

有理関数∫が点・4∈γで定義されるとは,あるg,ん∈0(γ),ん(ハ)≠0,が存在して       ∫=旦,

       ん

と表されるときにいう.∫が定義されないγの点を∫の極という.、4で定義される有 理関数全体を

        OA(γ)罫{∫∈κ(y)1∫は孟で定義される}

とおく,∫∈OA(V)のとき,点且での∫の値∫(み)を       9(み)

       ∫(ハ)=一  

(ん(且)≠0)

      ん(ハ)

で定義する.これはwel1−de且nedである.なぜならば        ノ

      ∫=皇  (ん (且)≠o)

      ん,

ドキュメント内 Riemann-Rochの定理について (ページ 32-44)

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