4,家族関係因子 C群(5.
A群(5,
B群(4.
7)
コN…
:1コ** ]**
5,子育て不安因子 C群(9.
A群(7.
B群(6.
工)
コ**
7)
9)コN・S・
コ**
6.子育て感情因子 C群(7,
A群(7。
B群(6,
:;コN・s・
Sl一 N・s.
コ**
7.新しいことへの
意欲因子 C群(6。
A群(6.
B群(5.
5) コN・s・
6)コN・s・1)
コ(・)
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−84一
また,回避群(A群)については,仮説bから「人づきあい因 子」 「家族関係因子」において育児ストレスがアンビバレント群
(C群)に比べても高くなると予想していたが, 「人づきあい因 子」について得点から見ると育児ストレスが高い傾向があるが,
統計的な有意差は認められなかった。 「育児ストレス測定尺度」
の下位尺度から得た結果では,人間関係に回避的になり,あたか もストレスを感じていないかのような反応になるとする仮説bを 直接支持する結果は得られなかった。
アンビバレント群(C群)については, 「子育て不安因子」に おいて,安定群(B群)及び回避群(A群)に比べ高いストレス
が認められる(いずれの群に対しても有意水準O,Olで統計的
に有意差が認められる)。これに関連してアンビバレント群(C群)は,回避群(A群)に比べても,有意水準0,05で統計的
な有意差はないものの, 「不安・気分変化因子」 (z=1.7942, p<.1), 「子育て感情因子」 (z=1.7355,
p<.1)においてもストレスが高い傾向が見られ,情緒的な面 での不安定さが推測される。誓言十的な有意差は認められず,必ず しも仮説。を支持した結果とは言い難いが,仮説。に言う傾向が あることは認められる。
安定群(B群)についてはいずれの因子においてもストレスが 低いが, 「不安・気分変化因子」, 「人づきあい因子」, 「家族 関係因子」において他の2群に比べると低さが際だっている(い ずれの群に対しても有意水準0.0工で有意)。安定群(B群)
は育児上のストレスを受けるような場面でも,家族や周囲の人々 を心理的サポート源として利用し,安定した育児につなげている ことが推測でき,下位尺度からみても仮説aは支持されたと言え
る。
また,3群の群間に差はなく,いずれの群においても「新しい ことへの意欲因子」は共通したストレス因子となっている。前章 で「母性神話」の問題にふれたが,母親にとっても育児が自らの 一85一
生きがいの全てと考えることはできなくなってきた。育児以外に 生きがいを求めようとすれば育児に縛られる生活はストレスとな
る。これも,今日の育児の状況を反映した結果と考える。
一86一
3.内的ワーキングモデルの類型と母性意識
母親としての自分を被験者自身がどの程度受け入れているか,
青木・松井・岩尾(1986)の母性意識に関する研究から肯定因子,
否定因子各3項目ずつ表27の6項目に回答を求めた。なお,回
答を求めるにあたっては,被験者の負担を減らすため, 「育児ストレス測定尺度」にランダムに振り分けて実施している。
表27。母性意識調査項目
肯定因子 Q21.母としての振る舞いは自分らしい。
Q22.母であることに生きがいを感じる。
Q1.一舟になって気持ちが落ち着いた。
否定因子 Q3,子育ては負担である。
Q10,世の申から取り残されるようだ。
Q18.子育てにおわれて視野が狭くなる。
アンビバレント群(C群),回避群(A群),安定群(B群)
3群の「肯定因子」, 「否定因子」それぞれの得点の中央値と四
分領域を示したのが表28と図7一ユ,図7−2である。
母性意識に関する「肯定因子」, 「否定因子」について3群間 の得点に統計的に有意な差があるかどうか,得点の特性からH検
定による検定を有意水準0.05で行った。結果を表29−1,
表29−2に示す。
一87一
表28.3群の母性意識得点の中央値と四分領域
肯定因子 否定因子
回避群(A群)
Md:8. 6
Q :!. 5
Md:6, O Q ;1.9
安定群(B群)
Md:9. 1
Q :1. 3