七 六 六 六 七 七 七
・ヒ 七 七
●●●○ あ が れ
七 七●●●○
〃あ 餌れ
【子供の様子と反省点】
・正座は、子供によっては無理かと思われたが、ウレタンマットを敷くとそれ ほど負担はなく、自分から正座をしている子供が多かった。姿勢を大切にし、
日本の音を味わうという雰囲気を大切にするためにも、できれば正座で弾く ようにすることは必要であると思う。
・爪をはめて弾くことは不慣れなためにぎごちなかったが、いやがったり違和 感を訴えたりすることもなく、次第にしっかりした音が出せるようになった。
・歌いながら弾くことは難しいが、指導者の歌に合わせて弾こうとすることは できる。
・弾いた後、次の弦で止めるということが、声掛けがないと忘れがちになる。
・音量は大きくはないが、徐々に全員で音を揃えて弾くことができるようにな っていくにつれて、楽しくなってきたようである。時間が終わった後も、箏
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を片付けるまで箏を弾いている子供もいた。
・自分1人では箏を弾くのが難しい子供も・母親がそばで助けることで・かな りしっかりと音を出せるようになっていた。学校の授業では、時間や楽器や 指導者の都合上、三島などの楽譜を見ながらほぼ自分1人で練習に取り組め る生徒にのみ箏を担当させることが多かったが、時間をかけて丁寧に指導す ることができれば、障害の程度に関わらずもっと多くの生徒が箏を楽しむこ とができるのではないかと思う。
2.第2回目(平成19年10,月6日)
【ねらい】色譜を見ながら箏を弾き、簡単なアンサンブルを楽しむ。
【教材】《たこたこあがれ》《なべなべそこぬけ》
【調弦・色譜・楽譜】七をソに調弦し、目印のラッピングタイは赤を付ける。同様 に六をファに調弦してタイは黄、八をうに調弦してタイは緑を付ける。伴 奏用(母親が担当)に二をソ、一をレ(二のソより5度上)に調弦する(目 印のタイは付けない)。
〔譜例66〕《なべなべそこぬけ》
七=赤、六=黄、八=緑の目印をつける
赤黄
緑七六七六 七七七七 七七七七七八八七七六七
〔判例67〕色譜《なべなべそこぬけ》
七ラ…、七ス七{二七仁
● 一●_ ●■D●○
々べぢ べ そこ獄・ナ
仁七七・ヒ七八八七七六七
●GDID■D●■ ●○
そこがぬげ衣う奴ソ∂儲
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【活動展開】
活動内容 爪をはめて準備する。
前回の復習をする。
・座り方、姿勢、弦の名称、約束1、約束2を 確認する。
《たこたこあがれ》を弾く。
・指導者の「赤黄赤黄… 」の声による指示 に合わせて弾く。
・色譜「 k旧例65〕を見ながら弾いてみる。
約束3を学習する。
約束:3… 薬指を竜骨にかけて支える。
《たこたこあがれ》のアンサンブルを楽しむ。
・母親に横に並んで、もしくは対面に座っても らい、二と一の弦を交互にはじいて(ピッチ カートで)弾いてもらい主旋律と合わせる。
《なべなべそこぬけ》を練習する。
・使用する弦が1本増えることを知らせる。色 譜〔譜例67〕を見ながら練習する。
・七六七六/七七七七〇(なべ なべ1そこぬけ
・七 七七 七七 八八
(そこがぬけたら
練習する。
・最初から通して弾く。
/かえ りま しょ
○)を練習する。
/七 七六 七 〇 〇)を
指導のポイント
爪が各自の指のサイズに合っているか確認する。
約束1(箏に向かって斜めに座って構える)、
約束2(弾いたら次の弦で止める)を思い出さ
せる。
・色譜を1人ずつ配り、それを見ながら、指導 者の声かけがなくても自分で弾けるように 指導していく。
・色譜を見ながら弾くのが難しい場合は、.母親 に色譜を見ながら「赤黄赤黄… 」などの 声による指示をしてもらう。
・難しい場合は無理をせず、1人1人に合わせ て指導する。
手がこぶしを握ったように丸まらないよう注
意させる。
・《たこたこあがれ》をほぼ1人で弾くことの できる子供の母親に、ニーニーのピッチカー トによる伴奏を依頼する。
・伴奏が付いたことで主旋律が混乱しないよ う配慮する。
・《なべなべそこぬけ》の前半は《たこたこあ がれ》の前半とほぼ同じである。後半の「そ こがぬけたらかえりましょ」を中心に練習さ
せる。
・リズムが細かくなる箇所を、余裕を持って弾 くためにも、最初の七六七六が速くなりすぎ ないように注意させる。
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【子供の様子と反省点】
・ 《たこたこあがれ》のアンサンブルは無理なく楽しむことができ、子供からも 母親からも歓声が上がった。
・ 《なべなべそこぬけ》は、前半が《たこたこあがれ》とほぼ同じなので 選曲したが、後半に1拍に2音弾く部分が3拍続く(「そこがぬけたら」のり ズム)ため、やや難しくなってしまった。姿勢が悪くなり、爪が取れそうにな るのが気になって、人差し指や中指で親指の爪の輪を持とうとする子供が多く、
約束3(薬指を竜角にかけて支える)はほとんどできなかった。
・ 八分音符のリズムが弾けないにもかかわらず、最初の四分音符の「なべなべ」
のリズムが速くなりがちなので、できるだけゆっくり弾き始めるように常に声 掛けが必要だった。
・ 1人1人指導してみると、なんとか《なべなべそこぬけ》を弾くことのできる 子供もいたが、本時だけでは全員で一緒に弾くことは難しかった。また、最初 の「なべなべ」を速めに弾き始めてしまうため、後半がますます弾きづらいと いう悪循環になってしまうので、もっと弾きやすい曲を選曲すべきであった。
《ゆうやけこやけ》(七 七 七 八 たヒ 七 七 〇!七 七七 七 六六 /七 七六 七 〇)などの方が弾きやすかったかもしれない。
・ 色譜を使ってみたが、色譜を見ながら弦の印の色を確認して弾くのは大変難し そうだった。色譜を使うのであれば、今後譜面台が必要になると同時に、弦の 印である竜角の右側のラッピングタイは、よりわかりやすくするため竜角の左 側の弦に直接色を付ける等の方法に変える必要があると感じた。
・ 《なべなべそこぬけ》はリズムが細かいため、弾くのが難しく、爪が取れやす い、墨譜を見ながら弾くのは声の指示に合わせて弾くより難しい、など子供た ちにとっては負荷が大きい課題となってしまった。和太鼓を1時問練習した後 の箏の練習であるため、子供たちの疲労も見て取れ、しびれがきれて途中で席 を立とうとする子供もいた。
3.第3回(平成19年10月20日置
【ねらい】箏の奏法に慣れ、箏で同時代の流行曲を演奏する楽しみを知る。
【教材】《テルーの唄》(映画「ゲド戦記」主題曲)
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【活動展開】
活動内容
・爪の準備と前回までの復習
・箏1と箏2の2つのパートに分かれて座る。
(箏1=2人、箏2=7人、その他=1人)
《テルーの唄》の楽譜を見ながらパート練習を
する。
・パートごとに説明を聞きながら、パート全 体で弾く。
・各自で個人練習をする。
・パートごとにピアノ伴奏に合わせてみる。
・全員で合奏する。
指導のポイント
・約束1(箏に向かって斜めに座る)、約束2 (弾いたら次の弦で止める)、約束3(薬指
を竜角にかけて支える)を確認する。
・パートはそれぞれの子供に適したパートを あらかじめ指導者が決めておく。
・箏1… 指導者が弦の番号を歌いながら、
楽譜〔譜例70〕の見方を理解させる。
・箏2… 楽譜A、楽譜B〔譜例71〕の見方 を説明し、理解させる。
・個人練習の際、1人1人を見て回りながら弾 き方についてアドバイスする。曲の全体的な 雰囲気を感じとらせ、自分の箏のパートと主 旋律との関係を知る。
・各パートの弾き始めやテンポ等、わかりやす く指示を出す。
【調弦・色譜・楽譜】詳細はp.119
〔譜例68〕 箏 1調弓玄
三〜斗までの弦に柱を並べて使用し、三から順に、シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・
シ・ド・レと調弦する。竜角に三〜斗をシールに書いて貼る。
〔譜例69〕箏2調弦
三〜斗までの弦に箏柱を並べて使用する。調弦は三から順に、ラ・ド・ミ・
ソ・ラ・ド・レ・ミ・ソと調弦する。千三に、十のミに①、九のレに②、斗の ソに③、七のうに④と書いたシールを貼る。竜角の右側に、十と斗に赤、七と九
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に青、八と十に黄のラッピングタイを結ぶ。
三 四 五 六 七 八 九 十 斗