29.0 0.0
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0 20 40 60 80
一6一
(3)学校の勉強の理解度
あなたは、学校での勉強がよくわかりますか?
どれか一つに○をつけてください。
①.よくわかる ②.わかるときも、わからないときもある
③.ほとんどわからない
「わかる」「わからない」は極めて、主観的な問いである。生徒たちがなにを基準に「わ かる」「わからない」を判断して回答したのかについては、この調査からはわからない。
自分の成績を基準として判断しているとすると、それは成績評価の仕方によってある程 度決定される。例えば、生徒達は日常のさまざまな授業の中で、「わかる」「わからない」
ということを経験しているはずである。外からの評価でなく、自分自身の「実感」を判断 基準とした生徒もいることが予想される。
また、学年進行に伴い「よくわかる生徒」が減少し、「ほとんどわからない」生徒が増 加している。この実態を克服するためには、学習方法についての検討が必要である。
3 年
女子
j子
11β
o、 20、 40覧 60覧 30、 100、
一7一
(4)学校の勉強についていく自信
あなたは、学校の勉強についていく自信がありますか?
どれか一つに○をつけてください。
①.十分ある ②.あるとも、ないとも、いえない ③.まったくない
学校の勉強についていく自信について全体的に見ると、ほぼ2/3の生徒が「あるとも、
ないとも、いえない」と回答している事実は、一般的な予想と一致している。しかし、「十 分ある」と回答した生徒が約2割、「まったく、ない」と回答した生徒が、1割弱となっ ている。この調査からでは明らかではないが、学校での勉強について、生徒と教師の関係 で、自尊心の育成が必要となるのではないだろうか。
他の教育調査でも同様の事がいえることを考えると、次の時代の社会を担う若者たちか ら自信を奪うという結果をもたらした学校教育の現状を、総点検すべきであろう。
2 年
女子
j子 11.1
0覧 20覧 40腎 60瓢 80、 100瓢
3 年
女子
j子
175
P43
0、 20、 40瓢 60覧 80、 重00、
一8一
(5)勉強の意欲
もっと、たくさん勉強したいと思いますか? どれか一つに○をつけてください。
①.もっと勉強したい ②.いまくらいの勉強がちょうどよい
③.勉強はもうしたくない
「今くらいの勉強がちょうどよい」と回答する生徒が7割いるということは、現在の学 校や塾で課せられている勉強の量が、生徒に受け入れられていると推定される。しかし、
「いまくらいの勉強」を生徒がどう意識しているのか、ここでいう「勉強」が学校での勉 強と限定しているのか、平等での勉強も併せて回答しているかなどについては、明らかで
ない。
また、「勉強はもうしたくない」と回答する生徒が、学年進行に伴い増加しているのも 気になるところである。
1 年
女子
j子
20B
5£
0覧 20、 40覧 60男 80瓢 重00覧
2 年
女子
j子
11.1
Q22
o瓢 20覧 40瓢 60覧 80、 100、
国学年男国別に見ると、個別的な対応が 迫られているのがわかる。1年女子、2年 男子、3年女子の学習意欲向上の対策が急 務であるといえる。
一9一
(6)勉強への集中度
勉強になかなか集中できないことがありますか?
ください。
どれか一つに○をつけて
①.いつも集中できる
③.いつも集中できない
②.集中できるときも、できないときもある
「集中できるときも、できないときもある」が8〜9割を占めるという事実は常識と一 致している。「いつも集中できる」と回答する者が極めて少ない原因としては、質問の意 味を生徒が「帰宅後の勉強への集中」と広く解釈したとすれば、生徒の多くが上手な勉強 の仕方を身につけていないことや、最近のテレビゲーム等の普及などが考えられる。しか し、質問の意味を生徒が「教室内での勉強への集中」と受け取ったとすれば、教室内の勉 強がしにくい状況との関連も推測される。
3 年
女子
@ \ j子
59
̲
0覧 20、 40瓢 60、 80、 100、
全体的に見ると、他の調査と同様な傾向 が見られるが、学年別に見ると「集中」と いう概念をどう把握しているかに疑問が残
る。
一10一
(7)自由の願望
A 勉強以外で自由時間がほしいと思いますか?
ください。
どれか一つに○をつけて
①.もっとほしい ②.少しほしい ③.ほしくない
男女別によるグラフ化はしていないが、性別に関係なく圧倒的多数の生徒が、勉強以外 の自由時間をほしがっている。自由時間に対する強い願望の原因としては、塾通いなどの 習い事の多忙さ、日常生活からの逃避という漠然とした原因が考えられるのではないかと 推測される。
B もし自由時間があれば、やりたいことがありますか?
つけてください。
どちらかに○を
①.ある ②.ない
8割以上の生徒が、何か具体的にやりたいという願望を持っていることがわかるが、残 りの「やりたいことのない」生徒が気になるところである。
一ll一
(8)勉強に関する悩み事の相談相手
あなたが勉強に関する悩み事を相談する相手がいれば○をつけてください。
○はいくつつけてもかまいません。
①.父 ②.母 ③.担任の先生 ④.担任以外の先生
⑤.保健室の先生 ⑥.塾の先生・家庭教師 ⑦.友だち
⑨.兄弟姉妹 ⑩.心の教室相談員など専門のカウンセラー
⑫.他人に相談しないで自分で考える ⑬.その他(
⑧.先輩
⑪.いない
)
■⑬.その他
■⑫.自分で考える ロ⑪.いない
■⑩.心の教室相談員
■⑨.兄弟姉妹 岡⑧.先輩 圏⑦.友だち
■⑥.塾の先生・家庭教師
■⑤.保健室の先生 ロ④.担任以外の先生 ロ③,担任の先生 圏②.母
■①.父
全体
3.7
24.1 2.8
R.7
27.8
セE 層、 27.8
4.6
52.
@5
12.0 P1.1
.6
21.3
0.0 20.0 40,0 60.0 80.0
全体的に見て、勉強についての相談相手 が、「母」であり「友だち」である。「学校 の先生」を相談相手にしている生徒は、「塾、
家庭教師」を相談相手と考えているより少 ないのは、残念な結果である。
一12一
(9)勉強以外の悩み事の相談相手
あなたが勉強以外で悩み事を相談する相手がいれば○をつけてください。
○はいくつつけてもかまいません。
①.父 ②.母 ③.担任の先生 ④.担任以外の先生
⑤.保健室の先生 ⑥.塾の先生・家庭教師 ⑦.友だち
⑨.兄弟姉妹 ⑩.心の教室相談員など専門のカウンセラー
⑫.他人に相談しないで自分で考える ⑬.その他(
⑧.先輩
⑪.いない
)
■⑬.その他
■⑫.自分で考える 口⑪.いない
■⑩.心の教室相談員
■⑨.兄弟姉妹 囲⑧.先輩
■⑦.友だち
■⑥.塾の先生・家庭教師
■⑤.保健室の先生 ロ④.担任以外の先生
□③.担任の先生
■②.母 圏①.父
全体
4.6
28.7 7.4
R.7
25.0
露馳:蛯P2.
63.9 5.6
@6.5
R.7 P.9
46.3
139
0.0 20.0 40.0 60.0 80.0
この調査でも前間同様「友だち」が圧倒 的に多い。自分たちで考え解決しようとす る自律的姿勢が見られる。「友だち」に相談 して解決できればよいが。また、制度とし て新しい「心の教室相談員」の活用が定着
していないためか、相談相手として考えて いる生徒が少ない。
一13一
(10)学校と塾との比較
学校と塾を比べて、どれか一つに○をつけてください。 塾に通っていない人も 想像して答えてください。
〔学校と塾との比較を容易にするため、グラフにおいては、
①学校、③どちらともいえない、②塾の順で表示している。〕
以下のグラフはA〜1までの項目を学校が多く選択された順に並べ替えてみた。
F親友がいるのは G楽しいのは A必要なのは C退屈なのは
:好きなのは
B教え方がわかりやすいのは
H気が重いのは Eおせっかいなのは D受験に役立つのは
グラフから判断(1/3以上の生徒のイメージ)すると「学校」のイメージは、「親友が いて」、「楽しく」、「必要で」、「退屈な」所である。他方、「塾」のイメージは、「受験に 役立ち」、「教え方がわかりやすい」所であるようである。
《各項目別》
(A)私にとって、必要なのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
■①学校 ロ③どちらともいえない 薗②塾
1年 2年 3年 全体
一14一
(B)私の場合、教え方がわかりやすいのは ①学校 ③どちらともいえない ②塾
(C)私の場合、退屈なのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
(D)私の場合、受験に役立つのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
1年 2年 3年 全体
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(E)私にとって、おせっかいなのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
一15一
(F)私の場合、親友がいるのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
1年 2年 3年 全体
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(G)私にとって、楽しいのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
(H)私にとって、気が重いのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
(1)私が好きなのは
①学校 ③どちらともいえない ②塾
一16一
(ll)学校の意義 〈1>
学校生活の中で、あなたが一番大切に思うものは次のうちどれですか?
どれか一つに○をつけてください。
① 勉強 ②.友だちづきあい ③.部活 ④.その他( )
女子 男子 全体
1年
0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
2年
11.1,
女子 j子 蟹
S体
0% 5096 100%
3 年
女子 0
男子 0
全体 0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
生徒にとって学校で大切なものは、圧倒 的に「友だちづきあい」である。それ以外 の事柄(勉強・部活)は、どれも「友だち つきあい」ほどは大切なものではないらし い。生徒たちの学校観は、「学習について の学校離れ、人間関係についての学校依存」
という一見矛盾するかのような傾向があ
る。
一17一
(12)授業への期待度
あなたは、学校の授業に、次のことがらを期待しますか、しませんか?
①けじめがあって、集中できる授業。
②教科書をきちんと、わかりやすく教えてくれる授業。
③.自分たちで課題を見つけ、考えたり調べたりする授業。
④.自分の興味や関心のあることを学べる授業。
⑤.生徒の意見を受け入れてくれる授業。
⑥楽しくリラックスした雰囲気の授業。
⑦自由に好きなことができる授業。
以下のグラフは①〜⑦までの項目を、「非常に期待する」授業形態の順に並べ替えてみた。
■非常に期待する■少し期待するロあまり期待しないロ③どちらともいえなし
⑥楽しくリラックスした雰囲気の授業 ④興味や関心のあることを学べる授業 ②教科書をわかりやすく教えてくれる授業
⑦.自由に好きなことができる授業 ⑤意見を受け入れてくれる授業 ①.けじめがあって、集中できる授業
③課題を見つけ、考えたり調べたりする授業
80% 90%
次のグラフは①〜⑦までの項目を、期待している(非常に期待する、少し期待する)
授業形態の順に並べ替えてみた。
②教科書をわかりやすく教えてくれる授業
⑥楽しくリラックスした雰囲気の授業
⑤.意見を受け入れてくれる授業
④興味や関心のあることを学べる授業
①けじめがあって、集中できる授業
⑦自由に好きなことができる授業
③課題を見つけ、考えたり調べたりする授業
20弘 30覧
一18一