B-1
2
2
警告
指示
・インバータの入力側には推奨のノーヒューズ遮断器(MCCB)、もしくは漏電遮断機(ELCB)を必 ず設置してください。
設置しないと、インバータの1次側で短絡が発生した場合、またはインバータ内部で故障が発生 した場合に火災の原因となります。
必ずアース線 を接続せよ
・アース線を確実に接続すること
確実に接続しないと、故障、漏電のときに、感電、火災の原因となります。
注意
禁止
・出力(モータ側)端子にはコンデンサを内蔵した機器(ノイズフィルタやサージ吸収器など)を取り つけないこと
火災の原因となります。
■ラジオノイズの防止について
ラジオノイズなどの電波障害などを防止するために、主回路の電源側端子(R/L1,S/L2,T/L3)への配線とモ ータ側端子(U/T1,V/T2,W/T3)への配線は、別々に束線してください。
■制御電源と主電源について
VFS11 は制御電源と主回路電源が同一です。
故障やトリップで主回路が遮断されたときは制御電源も遮断されます。故障やトリップ原因を確認する場合はパラ メータのトリップ保持選択(6.19.3 項参照)を設定してください。
■配線上のお願い
・主回路端子台は間隔が狭いため、端子にはスリーブ圧着端子を使用してください。また、隣の端子に接近しない ように整然と接続してください。
・接地端子は10.1項の表の電線サイズ以上を使用し、必ず接地(電圧 200V クラス:D 種接地(旧第 3 種接 地),400V クラス:C 種接地(旧特別第 3 種接地))してください。
接地線はできるだけ太いものを使用し、インバータの近くで極力短く配線してください。
・主回路配線用の電線サイズは、10-1 項の表を参照してください。
・10-1項の主回路電線サイズは、30m以下でご使用ください。30mを超える場合には電線サイズのアップが 必要です。
B-3
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2.2 標準的な接続
警告
禁止
・出力(モータ側)端子(U/T1,V/T2,W/T3)に入力電源を接続しないこと インバータが壊れ、火災の原因となります。
・直流端子(PA/+- PC/-間または PO-PC/-間)には、抵抗器を接続しないこと 火災の原因になります。
抵抗器は「6.13.4 項」に従って接続してください。
・入力電源を遮断(OFF,切)した後、10分以内はインバータの電源側に接続されている機器
(MCCB)の配線を触らないこと 感電の原因となります。
2
2.2.1 標準接続図(1)
標準的な主回路の配線の例を示します。
シンク(コモン:CC)側での接続例
* 3:出力端子 OUT をシンクロ
* ジックで使用する場合、端子 NO-
*3:出力端子 OUT をシンクロジックで使用する場合、端子 NO-端子 CC 間を短絡して下さい。
B-5
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2.2.2 標準接続図(2)
ソース(コモン:P24)側での接続例
*3:出力端子 NO をソースロジックで使用する場合、端子 P24-端子 OUT 間を短絡してください。