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1.941年  

▼   

表音丁盲竃   

試 験 区 名  

玄麦容」程 重   玄麦容】梓 重   192.6  

199…8   

180.0   203.4   水入口跡  

汚水口跡   板隊期排水区跡  

土用入排水区跡   無排水区跡  

跡跡  ロロ  入水  水落   35   85  

56  85   

11   11  

跡跡  ロロ  入水  水落   16 二 14  8519﹂ 0685  12    21  

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根隈期排水区跡儲溺  

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≡水入口跡    落水口跡  

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松  

第五節 根腐水稲根の顕微鏡的観察  

根腐にかかった水稲の根の外部には黒色の泥状物が蹄状に多最不規則に附著していることは既に本章算2節第   4項で述べたところである.又その水田土壌は青黒色を呈しH2S様の−種の現気あるガスを発生し,そのガスは   酢散給紙を黒視色に変ずる反応から大部分がH2Sであることが大杉等(94)により確認されているハ この黒色泥状   物は酸化剤例えばH202により速かに槌色し,うすい髄液に可溶性である‥ 板瞬水稲根を空気中に約一昼夜放匿   するとき著しく黒色を失い,これを1000Cで乾燥するとその一部は赤褐色に変化することを認めたので1942年7   月根臍被害水稲根の横断プレパラーt・を作成し,これに顕微鏡下で希塩酸(1:1)の少鼠を滴下するときF2S見   を生ずることを認めた。こ.の際1%KSCN液を聴ちに滴下すると水稲根表皮細胞の外側は Fe(SCN)3の鮮紅色   を呈し鉄の存在することが知られ,このことは本黒色泥状物は硫化鉄であることを示酸する.(巻末写良Ⅰ一2  

−6参照ゝこれは塩入く108)によって紹介されたが,根開発生水田土壌表土は特に.活性の鉄に乏しく土壌は老朽   化していることを塩入は認めているので,これより鉄と結合しない遊離のH2Sが多畳に根儲水田に存在すること   が推定される小   

根腐水稲根の研究は本黒色泥状物が硫イヒ鉄であることを認めて以来他の研究者たちによってさらに研究が進め   られたぃ すなわち三井等(7$)は1946年水稲根の生理的機能に関する予備研究を行い遊離H2Sの発生時期と板の   生理生態学的障害発生の時期とはよく一・致することを認めH2S投入は根の先端部位を含めコルク層未分化と思   われる部位に始まり逐次上昇してコルク屑の内側の皮層細胞の残部を挺して切断するに至ることを述べ,熊田(58)  

は水稲根の腐敗の機構に関して土壌化学的な解析を行い,水稲根の膵欺現象は土壌中の遊離酸化鉄の行動,土壌   の遼元力特に遊離のH2Sガスの発生条件などの土壌化学的研究に.よって解明されるべき問題と考え,板の酸化   帯の叶,酸化鉄の集積の位置.および於,板の表面の酸化鉄に.よる汚染の程度,水屑の厚さなどは土壌の遊離酸化  

鉄の含有鼠,還元程度,土性等によって異ることおよび酸化還元色素を用いて実験の結果土壌に酸化鉄を添加す   れば無添加の場合より根圏酸化帯の巾が広く,水酸化鉄屑の形成程度も著しくこれは鉄が土壌中の有機物の分解   を抑制することに基くと考えており,さらに三井(76)は老朽化水田での根隙,秋落発生の機作に関しH2Sこよる   水稲根の障害状況について水田土壌中に発生するH2Sを沈でんするに充分な駁以上の活性の鉄,マンガン等が存   在しかつ土盛の反応がこれら硫化物を分解する種皮にまで敵性とならない場合にはH2SはFeS(一・部は恐らく   MnS)として実際上完全に沈でんして無害となるが左様でない場合には可溶性硫化物およびH2S として土盛溶   液中に溶存しこれが多段の場合には黒色硫化鉄の沈でんは過じょうのH2Sの酸性溶液に溶解して根の色は白色と   なり根は侵害をうけるにいたることおよび胡麻菓橘病の発生と稔実歩合の低下とはH2Sによる板の障害の強弱   と密接な関係のあることを明かにし,さらに氏等ぐ77)は水稲根の活動にたいするH2Sの影響ほ水稲のNH十4吸収   

− 36−一   

と煮散作用にたいし根圏H2Sの存在することの影響が大きく時間的経過とともに.その害作用は甚しくなりこれ   はNH:十4の吸収にたいしては蒸散作用にたいするより2−3倍甚しい影響を与えるといい,H2Sは水稲根のN打−4   吸収以外他のイカンの吸収をも妨げ(78),その吸収四書の著しいK20,SiO2,NH4,MnOが水稲秋落に伴う胡麻   葉枯病の発生と特に関係深い成分であることを指摘し,鈴木等(120)は水稲にたいするH2S処理が吸収成分に及   ぼす影響について水耕法に・より試験を行いH2S飽和溶液を添加して水稲の根をいためアンモニヤ態窒素の吸収   能力を測定したところ圧2S処理によって根のアンモニヤ態窒素吸収能力の弱化することを認めこれは予めマン  

ガンを吸収させた水稲では緩和されることおよび秋落に抵抗力のある水稲品種では吸収億力が大きく生体墓や各   種成分の減少率が少くMn,Ca,Mgの吸収最の増大が著しいことを認め,山崎等(14さ)は水稲の板柳ま地上部か  

ら地下部に移行する02鼠に関係があり,土壌的の秋落は地上部に反映し,茎葉刀状態如何は根系の酸化力に影響   し,交互寸こ原因となり結果となって椴腐が促進される場合のあることを・考え,高城等(ヱ22)は水稲体中のH2Sの行   動について水稲体内のH2Sを水稲幼植物の水耕によって検出してH2Sが根の機能を随害するばかりでなくそのま  

ま辞基部に移行して地上部の生理作用に直接影轡を与える可能性を指摘している   第六節 水精根腐に関する考察  

以上のようにガラク水田ほ元来米作低収崖水田であるところへ水稲根因が発生しやすくこれによる水稲障害の   ためさらに滅収の皮を加えるのでまず水稲根腐を防除することが施肥技術上重要なことである.前述のように塩   入(108)は香川県の椴瞬発生水田は和泉砂岩又は花掛岩を母料とする扇状地形の排水良好な砂質地で表土は滑性の  

鉄化合物に乏しく夏季には還元屑から硫化水素を発生しており,根隣の著しい水田では作土の直下に形成される   すき床の部位に灰白色の漂白層が発達しその下方に・酸化鉄集積層が見出され,この酸イヒ鉄集積層は灰白土の集積  

層(B】層)に相当する土屑であり,祝園発生水田の作土および漂白層では硫酸塩の還元によって生成した硫化水   素が活性の鉄の含量が少いため土壌水中に溶存しその結果硫化水素ガスが発生しこの種土恕;こ成育する水稲の根  

は鉄化合物の沈でん物に.よって保護されないのでSイオンが直接水稲の根に接近してその強力な還元力に.より根  

聞現象が発生するものであるとし,この種水田は老朽化水田であると述べている   

元来水稲翠の発育には酸素の必要なことは馬場(3),≡浦(79)によっても認められ殊に伸長期より穂ばらみ期に  

わたる期間は板の呼吸作用が高まることは佐藤等(106)によって認められているから水日u濾紙還元性が特に著し   い根隣地では水稲の生育が異状になりやすいのは当然考えられるところである又‖=コ等く47)は水稲根隣発生土   旗に.硫安を添加して砂で被いあらかじめ300Cで2日水中に浸漬した枝を挿種しさらに砂で被って水田状態疫保  

って320Cの恒温糟に保存したところ扱の発芽およびその後の生長に著しし障害を認めこれに.より水溶性還元物   の多いことを推察し,この物質は漸次不溶性になることを認めているがこれらの研究とともにこの種の根僻地土   盛へ遊離の酸化鉄に富む抽泥,山士等の客入に・よりこれ一を不溶無害化することに.より水稲の生育をより健全妃す  

ることができることは塩入(108),鹿又(44)によって提唱されているがこれに閲しく126)筍4章節1節に示すように   1943年植木鉢試験により山土加用区は水稲眼闘の発生がなかったのに無加用区では板蔽障害を認めた.   

さらに本章第5節関係の巻末に掲げた写真Ⅰ−2一・6に.みるように根瞞水稲根は内部組織も破かいされている   と考えられるので塩入の述べる板にたいするSイオンの強力な還元力とともに硫化鉄が限に附著することに.より  

板の養分吸収が妨げられこのため水稲は栄養障害をおこす可儀性もあることが推察される.  

第七節 摘   要  

本章ではガラク水田と密接な関係のある水稲根偶に関して調査,栽培試験,室内実験等を行ったが得られた結   果の大要はつぎのとおりであるい   

1,水稲根隣の発生状況は1940年約500町歩,1941年約200町歩,1942年約630鞘歩,1943年約240町歩と年に   より発生面鏡が一・定しておらぬ   

2ッ 水稲根偶の被害軽微であった1941年と被害の若しかった1940,1942両年との夏季7,8月の気温,地温,  

水温(水温は1942年のみ測定)を比較すると根間の被害はこの両月の気温,地温が高く300C内外の日が続く場合   に被害が著しい.   

3,水稲根膵障害の発生した水田土盛について落水口すなわら被害発生郡の土壌中の硫酸含星は無被害の水入   

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