となる・q≧2℃1≦1〈・であるの構沸1ま収束し・嵩1妬・・¢)一・1も
収束するので,無限乗積9(之)=2Hんπ(z)
π=1
はD上で一様収束する。よって,gはD上で解析的であり, g(0)=0であるので,
鋤9(の一9(0之一〇)一応準一鶉か(・)一・
となり,g (0)=1となる。
最後に,
[ん。+・(!(・))ド+1一・+ん(!π+1(・))一隔・(・)]qπ+㌧[(ん・+・(・))q]qπ+1
なので,
ん。+、(∫(之))一(ん。+2(2))q
となる。従って,
9η(之);之・ん1(z)…んπ(之)
のとき,
9π(∫(2))= !(z)[ん2(2)…1Lπ+1(之)}q
= zq[1十1L(2)]・[ん2(2)… んπ+1(2)]q = zq・[ん1(2)…んη+1(之)]q
= (9π+1(z))q となる。そして,η→Ooのとき,
9(!(z))=(9(z))q
となる。従って,g(2)=ωとすると,2=g−1(ω)であるので,
9!9−1(ω)=ωq
が成り立つ。よって,定理3.10,1が示された。 目 α1=1のときの!の局所的な解析的な共役について考察する。この場合,!は !(・)一・(1+α〆P+α,・・ノ+1+…) (3・56)
の形をもつ。そして,日数定理(定理A.4.5)より,
・(!)一壷ん一器ゴ・
1 を
で定義された関数τ(のは,T〈Toに対するrと独立である。更に,
∫(の一z 原点についてのローラン(Laurent)級数に展開するとき,丁(∫)はある多項式Pに対 する
P(αP,..・,α2P)
(αP)P+1 の形であるとわかる。例えば,p=1のとき,
・(∫)一一i篭 α1
となる。今,関数7が解析的な共役写像のもとで不変であることを示す。
定理3.10.3 !が(3.56)の形で,原点の近くでgと解析的に共役であるなら
ば,7(∫)と7・(g)となる。
【証明】
んを任意の共役関数とする。すなわち,んは原点の近くで解析的であり,ん(0)=0 かつん (0)≠0とする。この時,12i〈r,(r:十分小)に対し,
楓{ 1 ん (2)ω一2 ん(ω)一ん(之)}一誉)
であるので,リーマン(Riemann)の除去可能な特異点に関する定理より,
1 ん (の
=P(の !(z)一之 ん(ア(2))一ん(z)
とおくと,P(z)は121〈Tにおいて解析的である。2つの関数 1 ん (2)
!(2)一之, ん(!(2))一ん(2)
は,原点の近くである解析関数pによってのみ異なるということがわかる。よって,
原点を取り囲む任意の小さな曲線ρ上で積分すると,
ゐル}一沖一∠ん( ん (之)!(之))一ん(2・)d・一〃融一・
1 と ん (β)
となり,2つの関数
は同じ積分をもつ。
!(2)一2
ん(!(2))一ん(z)
今,F=好㌃1とする。そして,7を原点のまわりのある小さな円とし, r=ん(の とする。7上の点をω,r上の点を2とすると,ん(ω);之となり,ぬ=ん (ω)伽 となる。よって,
・(F)一儲F湯ゴ・
一撃F(ん(缶〜響ん(ω)dω
一部ん( ん (ω)∫(ω))一1L(ω)伽
1 と ん ㈲
は同じ積分をもつので,となる。
!(2)一之
ん(!(2))一ん(2)
鉱ん( ん (ω)!(ω))一ん(ω)dω一志!(ω1一評
となる。従って,「
藷F(。髭下墨!(ω}一ωdω
が成り立ち,よって,定理3.10.3が示された。 □
定理3.10.3の適用として,定理3.5.7より,!が(3.56)の形であるならば,アは,
関数
・D・(・+・p曲2P+0(・2P+1)) (3・57)
と局所的に共役となり,この場合,実際に計算すれば,
T(!)=一孟
となる。
更に,次の定理を得る。
定理3.10.4 !は(3.56)で与えられた関数であると仮定する。この時,q>2p となる任意の整数qに対して,!は,ある関数
一・
i1+・P曲2P+0(・q))と解析的に共役である。
定理3.10.4の証明は,定理3.5.7の証明と本質的に同じであるので,省略する。
対比により,次の定理を得る。
定理3.10.5 !はテイラー(Taylor)展開
!(2)一・、・+・,・2+…
をもっと仮定する。ここで,α1は1の累乗根ではない。この時,任意の正の整
数Nが与えられたとき,原点の近くで解析的であり,原点において零になるあ
る関数gが存在し,原点の近くで
9−1!9(・)一…+0(・N)
となる。
【証明】
F(の一…+o(の の形の任意の解析関数Fは,原点の近くである写像
・吟…+0(押)
と共役であるということを示せば十分である。よって,
が与えられたとき,
とおく。この時,
F(2)=α1z+、4ノ+…,.4≠0
9(2)=之+6ノ,わ=鳶 α1一α1 9一1Fg(・)二α、・+げ+C3之3+…
(3.58)
とすると,
・・(・+bの+孟(・+6ガ+…
(α、z+解2+…)+6(…+勉・2+…)た
とならなければならない。ノ(ん≧2)を含む項まで係数を等式にすると,
c2=c3=…=cた_1=0 かつ
・、b+五一。た+わ・を が得られる。(3.59)に(3.58)のδの値を代入すると,
孟(αを一1−1)
孟一・を一M
=.4−
cた=.4十
=0 ・を一L1
・を}し1となる。従って,
9−1Fg(・)一…+0(押)
が成り立つ。よって,定理3.10.5が示された。
(3.59)
口
附記
本論文に使用した図1・〉図10は,文献Beardon[!6]より引用した。
付録A 複素関数論の諸定理
付録では,この論文に必要な関数論の基礎的な結果をまとめておく。その証明に
ついては,辻[8},三木[9],アールフォルス[1],竹之内[6]を参照。
A.1 正則関数
定義A.1.1 0の領域Dで定義された!:D一→σにおいて,点Zo∈Dで
!(20十△2)一△2 1im
△z→o △z
が存在するとき,!はZoで微分可能といい,上の極限値を∫ (20)で表す。
Dの各点で!が微分可能のとき,!はDで正則であるといい,%ト→!(20)で
導関数診畑が議される.
定理A.1.2 !(之)=ψ,〃)+勿(∬,〃)がDで正則となる条件は,駕, が連続 な偏導関数をもち,コーシー・リーマン(Cauchy・Riemann)の関係式
∂錫 ∂り ∂¢ ∂9 がみたされることである。
∂㊨ ∂駕
∂:r ∂影
定理A.1.3 !がDで正則で,!により%で交わる2曲線01,02が曲線
0{,0乙にうつるとき,! (の≠0ならば,
之。での01と02の接線のなす角=∫(20)でのOl,0乙の接線のなす角
が成り立つ。すなわち,!は等角写像である。127
定理A.1.4 レ1〈1を1ω1<1に写像し,之=α(1α1〈1)をω=0にうつす 一次分数変換(メービウス(M6bius)変換)は,
ゑ ゆ
切一1一。、♂(か実数)
と表される。
A.2 複素積分
定義A.2.1 長さ確定のσの連続曲線0詑=g(オ)(α≦オ≦b)上で∫:0一→C が定義されて,分割
△:オ0=α<オ1<オ2<・・…・〈孟η一1〈オπ=わ
に対して娠=之(勾とおき,任意のη:砿≦%≦転1に対して,ζた=2(恥)として,
れ
5△一Σ!(ω(・鳶一・・.・)
た==1
が1△i=max悔一砿11→0のとき,分割の仕方,鳥のとり方に無関係な極限5を もつとき,3は0に沿って積分可能といい
θ一 﨟轣i・)d・
とかく。
定理A.2.2 0上で!(2)が連続ならば,!は常に積分可能である。
定理A.2.3 0が滑らかなとき,積分は
ゐ!(・)d・一∠b!(・(オ))ノ(オ)dオ
で求められる。
定理A.2.4 領域DでF (2)二!(勾が成り立つような正則なF(のが存在
すれば,Dの2点α,δをそれぞれ始点,終点にもつD内の任意の0に対して
鴻!(のd・一F(δ)一F(・)
が成り立つ。
定理A.2.5(コーシー(Cauchy)の積分定理)
!が領域Dで正則で,内部も0の点からなる単純閉曲線0に対して
ゐル)d・一〇 が成り立つ。
定理A.2.6(多重連結な領域でのコーシー(Cauchy)の積分定理)
∂Dが有限個の単純閉曲線からなり,Dを含むある開集合で正則な!(のに対
して
鴻Dル)d・一〇 が成り立つ。
定理A.2.7(コーシー(Cauchy)の積分表示)
Dは単純閉曲線σで囲まれた領域であるとき,Dで正則な関数∫(2)につい て,β∈Dに対して
∫(勾魂ゐ鵠dζ
が成り立つ。ただし,0の向きは常に正とする。
定理A.2.8 −Dが有限個の単純閉曲線によって囲まれる領域のとき,八2)が
Dで正則ならばz∈Dに対して
!(η)(z)一蓋ノ2D(ζ三二等+1 drζ (7z−1,2ツ… )
定理A.2.9 ∫(之)がD上で正則ならば,そのすべての導関数がD上で正則
(したがって無限回微分可能)である。
A.3 関数列とテイラー(Taylor)展開
定義A.3.1 Dで定義された関数列ム:D一→σを考える。各点2∈Dで
1imム(2)が定まるとき,これを !(2)
η→oo
とかき,{ム}の極限関数という。また,このとき任意のε>0に対して,あるN
が存在して,π≧Nならば,任意のz∈一〇に対して,協(の一!(凹くεが成り立つ(Nが之に無関係にεのみに依存して選べる)とき,んは!にPで一様収束
するという。
もし,ムがDの任意のコンパクト領域んで∫に一様収束するならば,ムは!
にDで広義一様収束するとして,
凡(の=ん(の一げ1(2)+……+ん(z)
とおき,凡がFに刀で(広義一様)収束するならば,無限級数
Σ九(・)
π=0
はDで(広義一様)収束するといい,F(勾を上の級数の和という。
定理A.3.2 ム(2)(η=1,2,・…一)がすべてDで連続で,!(之)に広義一様 収束するならば,!(のはDで連続である。
定理A.3.3(ワイエルシュトラス(Wbierstrass)のM−tes七)
任意のz∈」0に対して
1ム(之)1≦雌 (γz=0,1,2,・・・… )
となる定数鵡があって,級数Σ.Mηが収束すれば,Σ∫π㈲はDで一様収
π=0 η=0 旧する。
定理A.3.4 収束すれば
ム(2)(π=0,1,2,……)が0上で連続で,0上で!(2)に一様
鴻!(撒一無か(・)ぬ
定理A.3.5(コーシー・アダマール(Cauchy・:Hadamard)の定理)
べき級数Σα。(2一α)ηにおいて πコ0
λ一認桐
が(+ooも許して)存在するとする。収束半径Rは
1 (1) 0<λ〈OGのときは R=天 (2) λ=0 のときは R=Oc (3) λ=Oo のときは R=0
で与えられ,与べき級数は1之一α1〈Rで広義一様(絶対)収束する。
注 lim l璽1が存在するときは,これをλとしてもよい。
π →Oo απ
定理A.3.6(項別微分)
べき級数Σαη(2一α)ηの収束半径をR(R>0またはR=Oo)とする。この
れニむ
べき級数の和をP(2)とするとき,P(2)はレーd<Rで正則で
P(た)(・)一Ση(η一1)一・(π一厨1)ψ一・)儲(鳶一1,2,……)
η=た
定理A.3.7(正則関数のテイラー(Taylor)展開)
!(2)は領域Dで正則とする。Dの1点αと∂Dの距離をRとし,0〈r〈R であるrに対して
砺」艶)一壷し(ζ筆4ζ
とおく。プ(2)はレーd〈Eにおいて,べき級数
(1)量砺(・一・)一!(・)+孕(・一・)+一+!(箒α)(一・)・
π篇0
十 ……
に展開される。(!)の収束半径はRより小さくない。八2)をべき級数に展開す る方法は一通りに限る。
注べき級数(1)を∫(2)のテイラー(Taylor)級数という。
定理A.3.8(リウヴィル(L,iouville)の定理)
C上で有界な正則関数は定数に限る。
定理A.3.9(一致の定理)
{9n}は領域D内の相異なる点からなる無限二二で,D内の1点Zoに収束し
ているとする。!(z)がDで正則で!(2π)=0 (γL=1,2っ・・・… )
が成り立つならば,ア(の≡0である。
定理A.3.10(最大絶対値の原理)
八2)が領域Dで正則で!(2)≠定数ならば,Dの内部において,1∫(釧が
:最大値をとることはない。
定理A.3.11(シュヴァルツ(Schwarz)の定理)
!(勾が121〈Rで正則,!(0)=0,1!(2)1<Mならば121<Rで
M
l!(釧≦7τ1之l
M
が成り立つ・ユ点・・(0<1・・1〈R)で等号成立かまたは1! (0)1一万のとき ア(・)≡・・筆(オはある実数)である。
注 M=R=1のときがよく使われる。
定理A.3.12(シュヴァルツ・ピック(Schwarz−Pick)の定理)
!(2)が121〈1より[21<1への正則関数のとき
1ル・)一ル2)l l2・一Z21 1! (Z)1 1
1!一!(之、)ル2)1
が成り立つ。
≦ μ一彫21 1−1!(9)12 ≦
1一同2
A.4 有理型関数
定理A.4.1(ローラン(]コaurent)展開)
!(のは0≦Rl<12−d<R2で正則とする。 R1<TくR2であるrに対して
! ア(く)一・1一・(ζ一α)π+1
とおく(αηはTに無関係である)。このとき,!(のは
α_m
・・一 dlζ (γz=0,=ヒ1,二』2,・・・… )
ル)=黒(。一。)m+轟ψ一α)η とあらわされる。このあらわし方は一意に定まる。
注 この級数をE1〈レーdくR2における!(2)のローラン(Laurent)級数
という・さらに・∫(・)の・一ラン(L・urent)繍・おいて・混(両雄)mをこの 級数の主要部(principal part)という。定義A.4.2 主要部が有限項で
ル)一(α_ん之一α)・+一・+凱+9(・)
(ただし,α_h≠0で,g(のは12一α1<Rで正則な関数)のとき,∫(2)は2=αに おいてh位の極をもつという。このための条件は,lim(2一α)辱(之)が有限値とな z→α
ることである。
!(のがDで極を除いて正則であるとき,Dで有理型であるという。
定義A.4.3 !(2)が0〈レーα}〈rで正則であるとき,0〈ρ<rであるρに
対して壷鴻+ノ(・)ぬ
を考えると,この値はρに無関係である。これをz=αにおける八2)の留数
(residue)といい,これを記号でR、とあらわす。すなわち