le2π惚一11
1e鷹1 −le禰一・一瀧1
= 21乞卜lsin(η7r¢)1 = 2[sin 7r(γz∬一m)1
となる。[0,1]において,
1>・inω〉呈
9 πが成り立つので,、inω≧聖である.よって,
π
21sinπ(γL¢一m)1≧41γz¢一mi>iηω一ml
となり,
i♂一!1>1η¢一ml
が成り立つ・このことより・これらのηとmに対して・1…ml懐であるとわ
かる。従って,¢はEδに含まれ,αはん(Eδ)に含まれる。よって,定理3.6.5が 示された。 □
3.7 ジュリア集合の中の無理的に中立的サイクル
「無理的に中立的サイクル」がJに含まれるという可能性が次の定理より見いだ
される。
定理3.7.1
P(之)瓢α2十… 十一2d, (∫≧2, 1α1=1
で,αは1の累乗根ではないと仮定する。無限に多くのηに対して,
【証明】
定理2.5.8より,」は周期点の閉包に含まれるので,まず,Pの周期点は原点に おいて集積するということを示す。任意のηをとり,N=dπ一1とおく。そして,
0,ζ1,_,ζNを0におけるPπのN+1個の不動点とする。ここで,
0<1ζ11≦… ≦ 1ζNl
とする。今,
Pη(・)一・一(♂一1)辞…+・N+1一・(・一ζ、)…レーζN)
である。このことから,
(一1)N・ζ、…ζN一απ一1 となる。また,(3.49)より,
ゴれ
1♂一・1寿≦(∴)T一声
なので,
1 1 1 【ζ、1≦1ζ、…ζNl万一1♂一11万≦一
が成り立つ。nを十分大きくすると⊥は零に近づくので,原点とは異なるが,原点 に十分近いPの周期点が存在すると結論される。
今,原点はF(P)に含まれると仮定する。定理3.6.2より,原点のある近傍ノVと 原点を中心とするある円板一Dが存在し,P(ノV)=πとなり,かつ, P:Ar→κは
Dからそれ自身の上への写像2目α2と共役となる。ここで,万の中の零でない任 意のPの周期点ζを選ぶ。その周期を観としよう。この時,対応するDの中の 零でない点ηは,写像zgα之に対する周期mの周期点である。従って,αm=1
となり,仮定に矛盾する。従って,原点はJ(P)に含まれると結論できる。よって,
定理3.7.1が示された。 ・ □ もちろん,定理3.7.1より直ちにJに含まれる無理的に中立的不動点の存在は立 証されたわけではない。というのは,(3.49)を満たす数αが存在することをまだ示 していないからである。実際に,そのような数αは単位円周において稠密であると わかるので,α;exp(2π乞θ)ならば,条件(3.49)は有理数によるθの近似と密接に 関係があることから始める。
今,任意の正の整数mとηに対して,
iαη一1i−i♂π¢θイ 乞θ1 = 21si11(γLπθ)1 = 21sinπ(ηθ一m)i ≦ 27rlηθ一γγLl
となる。従って,無限に多くのηに対して,(ηに依存する)あるmが存在し,
1θ一二≦諦(N一礁・) (35・)
となるならば,(3.49)は成り立つ。というのは,その時,η>2πとすると,
固≦2−1θ一誓}≦轟≦歩
となるからである。
以上のことより,我々の問題は,(3.50)を満たすθの集合はRにおいて稠密であ るということを示すことに帰着する。今,各実数皿は連分数展開をもち,その連分 数の近似分数は∬に対する特によい有理数の近似である。θを指定された連分数展 開を用いて定義することにより,(3.50)を満たす多くのθを構成することができ,そ の構成から,そのようなθの集合はRにおいて稠密であることは明らかである。
【注】 連分数展開による近似については,森永[20,§2.4,例2−16]参照。
3.8 周期点の存在の証明
本節では,定理3.2.2,すなわち,次数d≧2の多項式Pが周期Nの周期点を もたないならば,N=2でかつPは之H22一之と共役であるということを証明す
る。
【定理3。2.2の証明】
Pを定理3.2.2の仮定を満たす多項式とする。よって,N≧2である。
K={・∈σ・pN(の=・}
とし,
.M={γη∈Z:1≦m<N,ηL12V}
とする。この時,κの中の各2はMの中のあるmに対する1)mの不動点であり,
m(勾をそのような最小のmとする。
証明は,次の不等式を示すことに大きく依存する。
dN−1(d−1)≦Σ[μ(N,・)一μ(m(・),・)】≦N(d−!)
z∈K
ここで,μ(γちω)はωにおけるPπの不動点の数である。
N=1十(N−1)≦1十(N−1)(d−1)
で,二項定理より,
[1+(d−1)]N一1≧1+(N−1)(d−1)
であり,(3.51)より,dN}1≦Nであるので,
N≦1+(N−1)(d−1)≦[1+(♂一1)]N−1;dN−1≦N となる。よって,dN−1=1Vが従う。
(3.51)
dN−1二NとなるdとNを求める。まず, N≧2より, N−1=m≧1とおく。
d≧3とすると,dN−1≧3N−1となり, m+1≧3mとなる。そして,
m十1≧3m=(2十1)m≧2m十1
なので,2m〈mとなる。ところが,このようなmは存在しないので,矛盾を生じ る。よって,d=2である。 d=2のとき, dN−1コNが成り立つのはN=2の ときであるので,d=N=2となる。3.2節において, d=N=2ならば, Pは
2目22−gと共役であるということはすでに証明済みなので,(3.51)が成り立つことを示すことだけが残った。
最初に,(3.51)における下界がdN}1(d−1)であることを示す。 Kにおける和 ΣμσV,2)は,単純に0におけるPNの不動点の数の合計であるので, dNである。
そして,κの中の各之はpmの不動点で, m=m(のであるので,
Σμ@(・),・)一ΣΣμ(皿(・),・)≦Σ讃
z∈1て m∈Mm(勾=ηL m∈M
z∈ん である。よって,
L−dN一Σ讃
m∈M
は(3.51)の中央の項に対する下界である。ここで,1V=2のとき, L二♂一d=
d(4−1)となり,(3.51)における下界となる。よって,N≧3と仮定してよい。今,
N一(N−1)=1なので,N−1とNは互いに素である。 m∈Mなので, m≦2V−2 となる。よって,N−2≧1ならば,
潔m≦d+…押一41占1一・一d;占d≦d飴・
であるので,すべてのN≧2に対して,
♂V_(JN一1<五
であることが従う。よって,(3.51)における下界が得られた。
今,κの中の各2は長さ皿(z)のあるサイクルに含まれる。これらの対ごとに素 なサイクルを01,_,らで表す。更に,(ろ・の長さをmゴで表す。よって,zが傷 に含まれるならば,m(2)=mゴである。(3.51)における中央の項は
ぽ
ΣΣ[μ(N,・)一μ(mゴ,・)] (3・52)
ゴ;1z∈0ゴ
であるので,各サイクル個々について考えることができる。今,系1.6.9より,之が有 理的に中立的でないあるサイクル(%・に含まれるときはいつもμ(N,の=μ(mゴ,2)
となる。従って,(3.52)が唯一零とならないのは,之が有理的に中立的サイクル傷 に含まれるときである。
今,のを有理的に中立的サイクルとする。よって,定理3.5.9より,定理3,5.9に おけるん,m, qそしてpに対応する整数砺, mゴ, gゴそしてpゴが存在する。ここで,
皿ゴはサイクルらの長さと同じである。(3.52)における上界を求めようとするので,
正の項のみに着目する。というのは,系1.6.9と皿(2)=皿ゴの定義より,(3.52)の 項が負となる場合はすべて零で置き換えられるからである。今,μ(mゴ,21)≧1なの で,(3.52)の項が正となるのはμ(N,2)≧2のときだけである。この時,定理3.5.9
より,mゴqゴはNを割り切る。従って,のの中のすべての2に対して,
μ(N,z)一μ(mゴ,の瓢qゴ砺 である。よって,qの中のすべての之に関して合計すると,
Σレ(ノv,の一μ(㎜ゴ,・)1初ゴんゴ・ηゴ≦N砺
z∈oゴ
となる。従って,
σ=NΣ鳶ゴ
を(3.51)における中央の項に対する上界としてとることができる。Beardon[16,§9,定 理9.3.2]によると,F(P)の成分のサイクルが花弁を含むならば,それもまたPの 臨界点も含むということが成り立つ。このことを仮定すると,有理的に中立的サイ
クルらに対する成分のそのようなサイクルは砺個存在するので,0においてP の臨界点が少なくともΣ秘個存在するとわかる。Pの臨界点はPノ(2)=0となる
ゴ点であるので,Pノの次数はd−1である。よって,Σたゴ≦d−1である。従って,
ゴ
上界をN(d−1)ととることができる。よって,定理3.2.2が示された。 □
3.9 ジュリア集合と周期笠
原,ジュリア集合を周期点と関係させることができる。
定理3.9.1 Rを次数d≧2の有理写像とする。この時,」はRの周期点の
導集合である。
2がEの導集合に含まれるための必要十分条件は,Eの中に異なる点筋が存在し,
妬→2となることである。Beardon[16,§9.6]によると, Rは高々2d−2個の反発的 でないサイクルをもち,このことを用いると,定理3.9.!より,」は反発的サイクル の導集合であることが従う。各反発的サイクルは」に含まれるので,Beardon[16,
§9.61の結果を仮定すると,次の定理が従う。
定理3.9.2 JはRの反発的周期点の閉包である。
【定理3.9.1の証明】
Jと共通点をもつ任意の開集合Wを選ぶ。そして,W∩Jの中の点ωを選び,
ωはR2の臨界値ではないとする。この時, d≧2なので, R−2{ω}は少なくとも4 つの点を含む。よって,それらのうちωとは異なる3つの点を選ぶことができ,例 えば,ω1,ω2,ω3とする。今,ω,切1,ω2,切3に対し,互いに素なコンパクト近
傍W,凧,肪,恥を構成すると,各ゴに対して,R2が喝・からWの上への同 相写像となるように構成できる。そして,5ゴ:W→鴨をR2の逆写像とする。
冊の中のすべての2,{1,2,3}の中のすべてのゴ,そして,すべてのη≧1に対
して
躍(之)≠5》(z)
であるならば,定理2.3.3より,{Rπ}はWにおいて正規である。{Rη}がWにお いて正規であるならば,W⊂F(丑)となるが, Wは」と共通点をもつので,{Rπ}
はWにおいて正規ではない。従って,Wの中のあるz,あるゴ,そして,あるη
が存在し,Rπ(2)=5ゴ(2)となる。よって,
Rπ+2(・)竃R2(3ゴ(・))一・
となる。このことから,之(∈W)はEの周期点であるとわかる。よって,WはJ と共通点をもつ任意の開集合であるので,%をJの中の任意の点とすると,Wは 20の近傍と考えることができる。従って,20はRの周期点の導集合に含まれると わかる。よって,JはRの周期点の導集合に含まれることが従う。
Rの周期点の導集合はJに含まれるということを示すには,次の補題を証明すれ ば十分半ある。なぜならば,補題3.9.3が成り立てば,Fのある成分をFoとする
と,Foは無限個の周期点に含まれるということが従い,
Fo⊂F=JC⊂(周期点の導集合)c
となるからである。
補題3.9.3 Fの任意の成分はRの周期点を高々1つ含む。
【証明】
一FoをFのある成分とし,αとβは.Foの中の周期点であると仮定する。 Rを適
当な反復Rηで置き換えることにより,αとβ両方ともRによって固定されると仮 定してよい。αがRの(超)吸引的不動点であるならば,Fo上でRη→αとなる。
よって,Rはβを固定するので,α=βとならなければならない。残りの場合は,
αがRの中立的不動点であるときである。この時,定理3.6.3より,R:Fo→Fo は解析的に単位円板の無限位数の回転と共役である。この場合,αは∬oの中のR
の唯一の不動点である。従って,再びα;βとなる。よって,補題3.9.3が示され,定理3.9.1も示された。 □ 次の定理2.5.7の拡張を与える。