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ドキュメント内 反復有理写像の研究 (ページ 83-88)

n

2 κ

補題3.5.5

(1)Hはgのもとで前進不変である,

(2)Hにおいて一様にReレη(ω)]→+Ooとなる,

(3)g:n→nは平行移動と共役である。

補題3.5.5は定理3.5.4と密接に関連しているので,補題3.5.5の証明を行いなが ら,定理3.5.4の証明を行う。

【補題3.5.5の証明】

      ω=ω十ゼシ, 9(ω);x十乞y; 一十θ(ω)=α一十一乞6

      ω

とおく。(3.15)より,

       x=¢+P+α,y=9+6

となる。よって,ω∈Hならば,

   y2−41((1(一♪()  =  (〃十6)2−4κ(1(一ω一∫)一α)

      =  [〃2−41((κ一灘)1十62十2ッ6十4κ(α十p)

      >  4.κp一ト296−1−4κα       ≧  4κp一(21ッ61十4κ1αD となる。ωはnに含まれると仮定しているので,

       1ω12=¢2−1一ツ2>ω2十41((1(一¢)=(ω一21()2 となり,1ω1>κ>1が従う。このことと(3.16),(3.17),(3.!8)より,

       2惚61十41(1α1 ≦  21ω1・1α十乞6}十41ω1・1α十盛61

       =61ωト1α三盛bl

       −61ω1恰θ(ω)

       ≦61ω1(凶+Blωll初[1+歩)

       一6(   Bl孟1+一  1ω1多)

(3.18)

(3.19)

       ≦ 6(1刈十β)

       < 2、κ        < 4」κP

となる。このことを(3.19)に適用すると,y2−41((κ一X)>0とわかる。よって,

g@)∈H:となり,補題3.5.5の(1)が示された。

 定理3.5.4の(1)が成り立つことを示すために,Ho=σ一1(H)とおく。∫はgと共 役であることより,直ちに!はrlOをそれ自身の中へ写すことが従う。そして, rlO が適当なオに対する花弁であるということを確かめるには,σ一1が放物線を花弁の 境界に写すことをチェックすればよい。極座標を用いてこのことは容易に示される。

ここで,

        之一γe琶θ(∈5),ω一ρe勿(∈助,ω一σ(の とおく・こ嚇σ(・)一歩より・

      ρ,ゆ一⊥一。†・θP        gP

となるので,ρ=一pθ,ρrP=1である。そして, nは極座標で        H一{ρeゆ・2κ〈ρ(1+・6・¢)}

と表されるので,直ちに

       IIo={γ・♂θ:2κγ・P<1十・cos(Pθ)}

と表される。花弁の定義より,Hoが花弁であることは明らかである。

 次に,補題3.5.5の(2)を考察する。Hを右側に距離オ平行移動することによって 得られた集合をH+オとすると,

      H十オ={z十乞〃:〃2>4κ(1(一1一オーω)}

となる・鞭&5・5の(1)の証鵬glまH+オをH+(オ+ξ)の中一写すというよ

り強い命題を証明することに簡単に修正することができる。実際に,g∈H+オのと

き,(3.19)の証明をまねると,

y2−4κ

iκ+オ+2_x    2)一(+6)2−4κ(K+オー÷・)

       一[y2−4κ(κ+卜明+62+2ψ+4κ(書+・)

       >  2κp十2ッb一ト41(α        >  21ぐP一(21シδ1十4.〜(1α1)

となり,21ψ1+41(id〈2κ<2κPより,

      y2−4κ(κ+オ+2_x    2)〉・

となる・このことから・9伽)⊂H+(オ紛が従う・

上のことより・・∈Hならば幽∈H愕となる・このことの結果として・H

においてig物(・)1>而となる・とレ・うのは畿何学的に考えると・H愕1ま円板

{121≦〉/万}と互いに素である,すなわち,解析的に考えると,

    X2+y2>X2+4κ(κ+塑_X   2)一(X−2κ)2+2ηPκ〉η

であるからである。このことから,補題3.5.5の(2)が示され,ん=0のときの定 理3.5.4の(2)も示された。事実上,同じ証明が他の花弁に対して成り立つので,こ

こでは省略する。

 次に,定理3.5.4の(3)を証明する。(3.15)より,gn(ω)の最初の近似はω+叩と なるとわかるが,π→Ooのときのgη(ω)の漸近的な性質のもっと繊細な評価を必

要とする。(3.15)より,

      9た・1(ω)一9@(ω))一9た(ω)+P+9竈)+θ@(ω)) (a2・)

となる。これを繰り返し用いることにより,

       鋼一ω柳+且(慧9毒))+慧θ(gk@)) (32・)

を得る。

 今,Hの任意のコンパクト部分集合Qをとる。そして, Qにのみ依存する正数を表 すのに,01,02,_,を用いる。簡単のために,(ろ・を含む任意の式において,点ωは 必ずQに含まれていると仮定することにする。例えば,ω∈r【ならば,1姻〉κ>1,

1ぐ>3(レ引十β)>1なので,

      1歪+θ(ω)1≦1響く凶蓄B〈1

となる。よって,

        鞠(ω)]≧R・[ω]+卜結+θ(ω)>R・[ω]+雪

となる。このことから,.

       ,R・[9π(ω)】>R・[ω]+響≧号π

が従う・よって・すべての+分大きいη1こ対して…男とすると・

       }9η(切1≧01π

となる。次に,(3.16)と(3.22)より,すべてのηに対して,

       1θげ(ω))1≦1♂(蕩1耳圭≦η薯岩

となる。最後に,(3.21),(3.22),(3.23)より,

    1 (ω)一叩[一ω《慧9右))+慧θ@@))

      ≦1ω1+倒+讐(慧去)+1θ(ω)1+G(無)

      一1ω1+倒ギ1θ(ω)1+(掛+q)(慧去)

      一1ω1+膿+1θ(ω)1+α(慧1)

となる。今,Qはコンパクトなので,ある定数.Mに対して,

       1ω1≦ノレf「,  1θ(ω)1≦!しf

である。更に,

       麟1く・+葎一bg(一・)〈1+bgη

であり,十分大きいπに対してlogη>!である。よって,1ω1>1なので, Mを 十分大きいとすると,

  }ω}十1θ(ω)1頑隷)≦1ω1+倒+1θ(嘱(・+bgη)

       ≦M+睾+脇q+ql・9η        ≦(2M+q)bgη囎η

       一(2M+2磁)1・gη        =0410gη

(3.22)

(き.23)

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