Table29−2 自尊感情得点の平均、 S. D.
高学年における群・水準・時期ごとの自尊感情尺度の各領域及び合計の平均点
F1大
『一 についTable30−1から明らカ〜なように、中学年では、群及び水準の主 効果が有意であった。
群g主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された(実験群=6。79>比較群=5.71)。
水準間の主効果の多重比較(以下すべてRyan法による)を行った ところ、 リーダー児、孤立児、周辺児の順で得点が低くなることが 明らかになった(リーダー児〉孤立児:t=2.39,リーダー児〉周辺
JE: t=2.44,df=101,p〈. Ol).
Table30−2から明らかなように、高学年では、水準の主効果
が有意であった。また、水準×時期の交互作用も有意であった。水準間の主効果の多重比較を行ったところ、 リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(リーダー児〉孤立児
: t=2.26,df=141,p〈.05)
次に有意な水準×時期の交互作用の下位分析を行った。水準×時 期の交互作用を図に表したのがFig5である。
主効果の検定(F(1/141)=7.87,P<.el>を行ったところ、 Fig5か
ら明らかなように、孤立児において4月よりも7月置方が得点が有
意に高くなることが示された。(t・2.92,df=141,p〈,01)
一123一
【得点】
﹄5コ渇﹄5の
8 7 7 6 6 5 5自尊感情尺度得点
自尊感情一般的自己
o
N
○ リーダー児 ロ 孤立児
周辺児
oT.一一一一...一一.L一一.ny一一re一一L一一.一一一
4月 7月 、 【時期】
Fig5高学年における4月と7月前自尊感情得点
一124一
F2
e 、フ
こついTable30−1から明らかなように、中学年では、群及び水準の
主効果が有意であった。
群の主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された(実験群=1. 83>比較群・1.28)。
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、 リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(リーダー児〉孤立児
:t『3.44,リーダー児〉周辺児:t=3.10,df=101,p〈.01)。
Tabie30−2から明らかなように、高学年では、群及び水準の
主効果が有意であった。
群の主効果については、実験台が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された。 (実験群=2.05>比較群=1.62)
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、 リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(一 梶[ダー児〉孤立児
:t=2.37,df=141,pく.05 )。
F3 『 の につい
Table30−1から明らかなように、中学年では、群及び水準の
主効果が有意であった。
群の主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなる こ
とが示された(実験群=4.05>比較群=3.62)。
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、水準間では有意な得 点の差は認められなかった。しかし、リーダー児と周辺児と孤立二
一125一
を比較すると、得点においてはリーダー児、孤立児、周辺児の順に 得点が低くなることが示された。
Table30−2から明らかなように、高学年では、水準間の主効
果が有意であった。
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、水準問では有意な得 点の葦は認められなかった。 しかし、リーダー児と周辺児と孤立児 を比較すると、得点においてはリーダー児、周辺児、孤立児の順に 得点が低くなることが示された。
F4『 のについ
Table30−1から明らかなようeζ、中学年では、群及び水準の 主効果が有意であった。 、
群の主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された。 (実験群=1.75>比較三二1.46)
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、 リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(リーダー児〉孤立児 、: t=2.07,df=101,p<.10)。
Table30−2から明9らかなように、高学年では、水準間の主効
果が有意であった。
ゴ
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、水準間では有意な得 点の差は認められなかった。 しかし、リーダー児と周辺児と孤立児 を比較すると、得点においてはリーダー児、周辺児、孤立児の順に 得点が低くなることが示された。
一126一
感 のrム昌紺 こつい
Table30−1から明らかなように、中学年一 ナは、群及び水準の主 効果が有意であった。
群の主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された(実験群二14.43>比較群=12.08)。
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、 リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(リーダー児〉孤立児
=t=3.11リーダー児〉周辺児:t=2.92,df=101,p〈.05)。
Table30−2から明らかなように、高学年では、群及び水準の
主効果が有意であった。
群の主効果については、実験群が比較群よりも得点が高くなるこ
とが示された。 (実験群・15.33>比較群=14.13)
水準間の主効果の多重比較を行ったところ、リーダー児、周辺児、
孤立児の順で得点が低くなることが示された(リーダー児〉孤立児
=t=2.53,df=141,p〈.05 リーダー児〉周辺児:t=1.95,df=141,p<e
10)
これまでの結果を整理すると、中学年では、自尊感情尺度全ての 因子で、実験群が比較群よりも得点が高くなることが明らかになっ た。また、 リーダー児が周辺児や孤立児よりも高い得点を示すこと
も明らかになった。
高学年では、 自尊感情尺度のF2『仲間関係での自己因子』、 『 合計得点』において実験群が比較群よりも有意に得点が高くなる、こ
一127一
とが明らかになった。また、水準間ではリーダー児の得点が周辺児 や孤立児よりも高い得点を示すことも明らかになった。時期につい J
ては、 F1『一般的自己因子』において、高学年の孤立児で4月よ りも7月が有意に得点が増加することが示された。
一1rs一
②ロ ム IABC こ Table31−1 向社会的行動尺度得点の平均、 S. D.
向社会的行動尺度(15項目)得点の平均値とS.D.を中学年と高
学年、実験群と比較群ごとに整理したのがTable31−1、 Table
31−2でi5る。
向社会的行動尺度の4月と7月の分析にあたり、小学校3年生か
ら小学校6年生までの、実験群337名、比較群348名(計68
5名)の児童を対象に調査し、その中からソシオメトリック・テス
トをもとに、 リーダー児89名、周辺児84名、孤立児95名を抽
出し比較分析した。
Table 31−1、 Table31−2の結果に基づき、・向社会的行動 尺度において、中学年と高学年ごとに2(実験群、比較群=以下群
とする)×3〈リーダー児、周辺児、孤立児:以下水準とする〉×
2(4月、 7月:以下時期とする)の3要因分散分析を実施したと
ころ、Table32−1、 Table32−2に示す結果になった。
以下、向社会的行動尺度の因子ごとに分析を進めていくことにす
る。
中学年における群・水wa ・時期ごとの向社会的行動尺度の各領域及び合計の平均点
( )はS.D.
実 験 群
比
較 群
リーダー 周辺児 孤立児 リーダー 周辺児 孤立児 F1 4月 3.94
正義・ (1.00)
勇気因子 7月 3.35 (1. 23)
3. 17
(1.46)
2. 94
(1. 65)
3. 05
(1.47)
2. 10
(1. 51)
3. 22
(1. 73>
3. 00
(1. 59)
3. 31
(1. 61)
2. 93
(1.ng)
2. 21
(1. 38)
1. 91
(1. 56>
F2 4月 3.65
言成実. 『(0.76)
受容因子 7月 3.53 (1. 14)
3. 50
(1. 68)
3. 61
(1. 21)
3. 20
(1. 21)
3. 05
(1. 24)
4, 04
(1. 23)
3, 59
(1. 89)
3. 81
(1. 07)
3. 31
(1. 53>
3. Dl
(1. 21)
3. 13
(1.35)
F3 4月 4.00
親和. (1.02>
公平因子 7月 3.58 〈1.66)
3重55
(1. 81)
3. 50
(1. 69)
3. 41
(1. 62)一
3. 23
(1. 74)
3, 42 R. 06
(L 43) (1. 95)
3. 33 2. 68
(1. 24) (1. 60>
2. 95
(1. 51)
2. 43
(1. 40)
4月11.59
合計 (2.00)
7月10.47
(2. 66)
10. 22 . 9. 8e
〈3. 78) t (2. 98)
10. 06 8. 30
(3. 52> (2. 95)
N
10. 74
(3.78)
9. 89
(3. 55)
10. 18 8. 26
(3. 89) (3. 30)
8. 93 7. 47
(4. 24) (3. 43)
讐
一129一 e 一130一
Table31−2 向社会的行動尺度得点の平均、 S. D.
高学年における群・水準・時期ごとの向社会的行動尺度の各領域及び合計の平均点
, ( )は$・P・
実 験 群 比 較 群
リーダー 周辺児 孤立児 リーダー 周辺児 孤立児