◆生活習慣病の発症及び重症化予防を目的として、19歳以上の各年齢層に健康診査を実施 するとともに、がんの早期発見・早期治療のため各種がん検診を実施しました。また、
対象者への受診券送付や再受診勧奨等に努め受診者の拡大を図るとともに、生活習慣病 やがん予防を中心に健康に関する知識の普及に努めました。
◆後天性障がいの原因にもなる脳血管疾患や心疾患等の生活習慣病(がんを除く)は、死 亡の約25%を占めており、また、敦賀市国民健康保険加入者の年間医療費の割合をみて も、高血圧や糖尿病、心疾患、脳血管疾患で22%を占めています。
◆これらの生活習慣病は、自覚症状なく進行しますが、健康診査を受けることで早期発見 することができ、服薬や生活習慣の改善により重症化を予防することも可能なため、脳 血管疾患や人工透析などに重症化しないよう、市民一人ひとりが普段から自己の健康管 理を行い予防をこころがけることが求められています。
◆心の相談については、臨床心理士による「こころの相談日」を月2回定期的に実施した ほか、必要に応じて随時個別相談に応じています。近年の社会・生活環境の変化により、
ストレスやうつなど精神面での支援が必要なケースも多いため、こころの相談窓口や支 援体制、関係機関との連携が重要です。
区分 平成
23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
健 康 診 査 ・ が ん 検 診・健康教育・健康 相談等
フレッシュ健診 受診者数(人) 273 273 234 146 特定健診 受診率(%) 17.6 19.5 22.0 14.0 後期高齢者健診 受診者数(人) 1,382 1,399 1,419 1,250
(割合:%) (16.4) (16.3) (17.7) (15.6)
がん検診(受診率)
胃がん(%) 7.1 6.3 6.5 4.6 肺がん(%) 15.8 16.3 17.0 12.5 大腸がん(%) 17.0 17.9 18.2 8.6 子宮頸がん(%) 34.7 35.5 35.6 12.7 乳がん(%) 22.7 21.2 21.7 7.3
区分 平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度 健康教育
実施回数(回) 76 76 79 44
延受講者数(人) 1,577 1,436 1,591 1,086 健康相談 延人数(人) 2,086 2,165 2,413 2,405
特定保健指導 指導者数 積極的支援(人) 27 31 26 3
動機付け支援(人) 105 93 116 36
こころの相談事業
実施回数(回) 22 34 35 24
延相談者人数(人) 64 87 87 67
実相談者人数(人) 26 36 34 26
※平成 26 年度について、フレッシュ健診、特定健診、後期高齢者健診、がん検診、特定保健指 導は 10 月末現在
※平成 26 年度について、健康教育、健康相談、こころの相談事業は 11 月末現在
施策展開の方向
◆生活習慣病の重症化に伴い発症する脳血管疾患や心疾患、人工透析など後天性障がいの 予防対策として、健診体制・健診内容・保健指導の充実を図ります。
◆健診結果により生活習慣改善が必要な方に対する保健指導の技術向上に努めます。
◆こころの健康に関しては、二州健康福祉センター等と連携し、地域でのこころの健康づ くりに努めます。
◆うつ予防・自殺予防に向けて、普及啓発活動に取組みます。
◆精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部改正(平成26年4月施行)に伴い、精 神障がい者の地域移行や地域定着を推進します。また、精神障がい者の意思決定や意思 表明等に関する支援、医療保護入院における入院手続き等の見直し(保護者の同意から、
家族等のうちいずれかの者の同意への変更を検討する)、ひきこもり支援に取組みます。
◆入院中の精神障がい者の地域移行を推進し、地域での定着が行われるよう支援します。
主な施策・事業
精神保健福祉ボランティア講座の開催
◆精神保健福祉ボランティア講座を開催します。
特定保健指導・相談指導
◆健康診査結果で生活習慣改善が必要な方に対し、保健指導を行うほか、随時必要に応じ て、電話や面接で健康に関する相談指導を行っており、引き続き重症化予防の対策とし て、特定保健指導該当者以外の保健指導対象者への支援を強化します。
こころの相談事業
◆臨床心理士による「こころの相談日」を月2回定期的に実施するほか、必要に応じて随 時個別相談にも応じます。関係機関との連携体制を強化します。
(2)医療・リハビリテーションの充実
現状と課題
◆近年、医療技術等の向上により、脳血管疾患での死亡率は次第に減少してきていますが、
発症においては、生活環境や食生活の変化等による生活習慣病の若年化もあり、増加し ていくものと考えられます。
◆原因が不明で、治療方法が確立していない難病により、治療リハビリテーションを受け ながら、在宅療養を送っている方も増加傾向にあります。
◆障がいのある人達が安心して生活でき、適切な医療や指導が受けられるように、医療施 設の充実や、地域リハビリテーション、在宅リハビリテーション等を推進していくこと が重要です。
区分 平成
23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
自立支援医療制度
育成医療 新規認定(人) ― ― 18 14
再認定(人) ― ― 8 7
更生医療 新規認定(人) 43 24 46 18
再認定(人) 72 72 100 60
療養介護 延べ件数(件) 36 201 287 215
※平成 26 年度は、12 月末現在 施策展開の方向
◆福祉・保健・医療関係者及びボランティア等、地域住民が参画した地域リハビリテーシ ョンの体制整備を図り、一人ひとりの状態に応じた適切なリハビリテーションの提供を 検討していきます。
◆難病患者への支援体制については、二州健康福祉センター等と連携し検討していきます。
◆自立支援医療の周知及び活用を促します。
主な施策・事業
自立支援医療制度
◆障がいを除去・軽減する手術等の治療によって確実に効果が期待できる場合に、その更 生のために必要な医療費の支給を行います。(更生医療)
◆平成 25 年度から、育成医療が権限移譲で市の事務となっており、引き続き身体機能の 障がいを軽減し、改善するための医療の給付説明、受付、交付を行います。
療養介護(障害福祉サービス)
◆医療を要する常時介護が必要な障がい者及び障がい児が自立した日常生活又は社会生活 を営むことができるよう、医療に係るものの費用を援助します。
◆受給者証の交付及び支給決定などの作業を円滑に実施します。
4.育成・教育
育成・教育
(1)障がい・発達障がいの早期発見と療育支援体制の整備
(2)障がい児・発達障がい児への継続的な支援
(3)特別支援教育の推進
敦賀市地域自立支援協議会の療育部会においては随時部会を開催し、主に以下の検討 を行っています。平成25年度以降の検討状況は以下のとおりです。
開催日 検討内容 課題・検討結果等
[平成 25 年度]
2月4日(火)
第1回会議
・敦賀市立子ども発達支援センターパラ レルの「敦賀市療育連携会議」の協議
・敦賀市地域自立支援協議会及び療育部 会設置の経緯についての説明
・「敦賀市療育連携会議」と「療育部会」
の合同開催の了承
・平成 26 年度は、「敦賀市療育連携会議」
の開催とあわせて年4回開催予定 平成 26 年度活
動計画
・市内の療育体制の充実と連携強化、地 域の課題の発掘について
・対象年齢が幼児から高校生までと広く、
関係機関の幅も広範囲なことへの対応に ついて
・第1回目は、小学生や中学生を対象と した「就学後の療育について」を開催し、
保育園・幼稚園児を対象とした気がかり のある子どもについてや就学後の療育に ついて協議を行う
・ケース検討、情報の共有を行うととも に、支援の方法や必要な社会資源を模索 していく
・大きく3つの部会に分けて開催し、課 題を検討していく
(1)障がい・発達障がいの早期発見と療育支援体制の整備
現状と課題
◆妊婦健康診査、乳児健康診査を医療機関で実施するほか、1歳6か月児・3歳児健康診 査においても、小児科医、臨床心理士、保健師等の各専門スタッフが、遊びなどを通じ て身体障がい、発達障がい等の早期発見に努めています。
◆必要な方に適切な支援が行えるよう関係機関との連携は非常に重要で、特に、発達障が いに関する支援の場合は、早期発見・適時介入が必要であり、関係機関がそれぞれの果 たす役割を共通認識し、連携することが必要です。
◆健康管理センターにおいて、主に2歳児までの対人関係や発達が気がかりな子に対し、
のびのび親子教室として、臨床心理士、保健師等により遊びを通じて発達を促し、親の 育児力が高まるように支援をしています。
◆個別の発達相談として、小児神経科医や臨床心理士が、発達検査をもとに個々に応じた 具体的な支援や療育相談を行っています。
◆子育て支援センターにおいては、3歳児以上の発達の気がかりな子に対し、親子すてっ ぷ教室や発達相談を実施しています。
◆平成25年4月に敦賀市立子ども発達支援センター「パラレル」を設置し、地域の療育の 拠点として、保育士、理学療法士等による児童発達支援、放課後等デイサービス、保育 所等訪問支援、日中一時支援事業を実施しています。
区分 平成
23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
乳児健康診査
1か月児健診(%) 受診率(%) 94.2 96.3 95.1 96.0 4か月児健診(%) 受診率(%) 100.0 98.1 96.0 97.7 9~10 か月児健診(%) 受診率(%) 93.0 93.2 93.0 93.4 1歳6か月児健診、
3歳児健診
1歳6か月児健診 受診率(%) 97.0 98.9 99.0 98.1 3歳児健診 受診率(%) 97.8 96.4 97.5 94.6 未 熟 児 養 育 医 療 給
付事業
延人数(件) ― ― 25 11
実人数(人) ― ― 12 6
新 生 児 等 訪 問 事 業
( 未 熟 児 訪 問 含 む)、乳児家庭全戸 訪問事業(こんにち は赤ちゃん事業)
新生児等訪問事業(未 熟児訪問含む)
訪問実件数
(件) 559 570 608 322
すくすく健康相談
保健師による育児・健 康相談
開催回数(回) 24 24 24 18 参加者数(人) 3,544 3,202 2,876 2,048 栄養士による食育講座 開催回数(回) 2 4 12 9 参加者数(人) 58 93 447 223 ベビーすこやかセミ
ナー
参加組数(組) 264 231 268 160
参加者数(人) 535 474 558 326
子育て基本講座 参加組数(組) 97 202 316 295
参加者数(人) 194 410 635 602
親子すてっぷ教室 開催回数(回) 41 42 41 33
延参加者数(人) 252 323 153 87
のびのび親子教室
開催回数(回) 20 20 20 14
延参加組数(組) 125 120 94 65
実参加組数(組) 16 20 10 9
小児整形相談 開催回数(回) 4 4 4 2
相談者数(人) 25 32 25 10
発達相談 相談者数(人) 22 29 21 18
訪問指導 実訪問者数(人) 222 292 283 217
児童発達支援、放課 後等デイサービス
支給決定者数(人)
各年度4月時点 ― ― 32 100