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874.消防・救急救命体制の整備

①高齢者や要支援・介護者に対する防火対策

施策事業 内容

■個人情報保護等に配慮しつつも、高齢者や障がい者等が居住する 住宅で、支援を必要とする高齢者等に対して、防火意識の高揚を 図り、関係者に対する啓発・指導に努めていきます。

■火災・災害等の緊急時の体制を整えます。

計画期間の 取り組み

◆消防訓練や、火災予防啓発イベント、講習会等の機会を捉え、高 齢者及び関係者に、これからも火災予防啓発に努めます。また ホームページ・広報等を利用しPRをしていきます。介護福祉施 設においては、消防訓練や、事業所で講習会を開催する等、防火 意識の高揚を図るとともに、万一の場合の迅速な対応ができるよ う関係者に対する啓発・指導を行います。また、市内福祉施設に ついては、火災予防のため定期的に立入検査を行い、施設の安全 確保に努めます。

担当課及び

関係機関 消防本部予防課

②救急救命体制の充実強化

施策事業 内容

■高齢者をはじめとする市民の救急要請に対応するため、高規格救 急車の計画的な配置と救急救命士の研修等、救急救命体制の充実 を図ります。

計画期間の 取り組み

◆高齢者、特に支援を必要とする高齢者には、関係機関と協力を図 るとともに、必要な方には、応急手当法の取得を推進します。

担当課及び

関係機関 消防本部警防課

③救急メディカル情報支援事業

施策事業 内容

■救急の際に迅速な救命活動を行えるように、高齢者、障がい者の 方を対象に、緊急連絡先、かかりつけ医等を記入した医療情報用 紙、健康保険証や診察券の写し、本人の写真等を入れる救急医療 情報キットを配布いたします。

■救急隊が駆けつけた際に、冷蔵庫に保管してある、救急医療情報 キットを活用して救命活動を行います。

計画期間の 取り組み

◆地域包括支援センターや社会福祉協議会、障がい福祉課、高齢者 支援課と連携してチラシを配付しPRに努めます。

◆自治会や民生委員及び老人クラブに、救急メディカル情報支援事 業の内容を説明し、チラシの配布の協力をお願いしていきます。

◆救急メディカル情報支援事業のPRを広報およびホームページ で推進します。

担当課及び 関係機関

健康増進課、障がい福祉課、介護保険課、地域包括支援センター、

社会福祉協議会、高齢者支援課、自治会、民生委員児童委員協議会

5.安全な日常生活の確保

①防犯体制の充実

施策事業 内容

■高齢者が安全で安心な生活を送ることができるよう、市・市民・

自治会・事業者等が連携しつつ、地域ぐるみで防犯体制の充実を 進めていきます。また、高齢者を狙う身近な犯罪の抑止に努め、

安全で安心なまちづくりを推進します。

計画期間の 取り組み

◆自治会や防犯ボランティア、防犯協力事業者による防犯活動を継 続していくとともに、その活性化を図ります。また、高齢者への 啓発や情報提供についても効率的に行います。

担当課及び 関係機関

防犯課、高齢者支援課、自治会、老人クラブ、PTA等市民団体、

警察署、民生委員児童委員協議会、防犯協会、防犯協力事業者等

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②消費者被害防止の啓発

施策事業 内容

■高齢者を狙った悪質な訪問販売や電話勧誘などトラブルは年々 巧妙になってきています。そのことから高齢者が必要とする情報 を提供できるように、高齢者関係団体等との協力を得ながら被害 の救済や未然防止に努めます。

計画期間の 取り組み

◆今後においても、福祉関係者等を対象に消費生活相談員による

「出前講座」を推進し、消費者トラブルの未然防止に努めます。

また、イベントや情報紙などによる情報提供により被害などにつ いて広く呼び掛けると共に関係団体等との連携強化に努め普及 啓発を図ります。

担当課及び 関係機関

消費生活センター、地域包括支援センター、自治会連合会、老人ク ラブ連合会、民生委員児童委員協議会

③消費生活相談体制の強化

施策事業 内容

■消費者被害にあった場合は、被害者の受ける物質的あるいは精神 的ダメージを考え、より早い段階での救済が望まれます。迅速で 正確な救済につながるようセンター機能の充実を図るとともに、

センターの周知に努めます。

計画期間の 取り組み

◆消費者トラブルの対処法についての助言、消費者被害の救済が適 切に行われるよう、消費生活相談員の資質向上等充実を図りま す。

担当課及び

関係機関 消費生活センター、(独)国民生活センター、県消費者センター等

第2節 事業の円滑な実施のための方策

1 高齢者保健福祉サービスの全体調整

(1)市民との連携

本計画を推進するためには、高齢者だけではなく家族をはじめとする関係者に 多くの情報を提供するとともに、相互の情報共有や協力体制が必要となります。

広く市民への周知を図るため、市ホームページや広報うらやすなどを活用し、周 知や啓発に取り組んでいきます。

(2)地域で支えあう体制づくりの推進

制度や計画の周知のみならず、様々な方が地域で支え合いに参加するための場 の提供や、地域の中での協働・連携をさらに深め、高齢者が住み慣れた地域の中 で、支え合いながら過ごせるような体制づくりを推進します。

(3)庁内組織体制の整備

高齢者保健福祉施策及び介護保険事業は、福祉、保健、医療、まちづくり等広 範囲にわたっており、その理念を具体化し、関係施策を効果的かつ計画的に展開 していくためには、関係各課が緊密に連携して取り組む必要があります。そこで、

健康福祉部を中心として、庁内の連携を図り、計画を推進していきます。

(4)関係団体等との連携

今後、地域包括ケアシステムを構築していくためには、介護に関わる事業者、

医療機関や医師会、地域で活動するNPOやボランティア、町内会・自治会、民 生委員など、多様な関係団体や関係者と協力していくことが必要です。そのため、

地域包括支援センターが中心となり、ネットワーク構築に取り組んでいきます。

(5)近隣自治体との連携及び国、県との連携

計画の着実な進行のため、近隣自治体や県との連携を図るとともに、財政的な

支援や制度の周知など国や県との連携を図りながら、円滑な運用に取り組んでい

きます。

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