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鉄筋コンクリート造【 完了検査・中間検査 ※ 】チェックシート

第5章 資料

1 鉄筋コンクリート造【 完了検査・中間検査 ※ 】チェックシート

・ 柱心とはり心のずれによる影響→パネルゾーンの検討が必要であ り、著しく偏心している場合はねじり応力を考慮した特別の検証が なされていることを確認する。

・ スパンが常識的か→6~8m 程度が標準的なスパンである。これを 超えると柱・はり断面等を大きくするなどの対応が必要となる場合 がある。

・ スラブの大きさが常識的か→6×6m を超えるような場合は、スラ ブ厚の検討を要する。大きなスラブの場合は、外周部で壁等がつい ていない梁についてねじり応力のチェックが必要となる場合があ る。

・ 耐震壁の表記及び配置は適切か。耐震壁は、水平力を分担する重 要な構造体であるので、平・立面的にもバランスのとれた配置とな っているか確認する。

・ 構造スリットの位置→構造スリットの位置とその方式(完全、部分) の別が明示されているか。軸組図及び構造計算書と併せて確認する。

2. 鉄骨造

・ 鉄骨造の現場接合部分の位置・形式等が明示されていることを確 認する。

・ 鉄骨柱心とはり心のずれがある場合は二次応力が発生するため、

仕口部が余裕のある断面になっていることを確認する。

・ 床剛性の確保→床ブレース、合成スラブ、RCスラブなどの工法が 明示されていること。合成スラブの場合は、デッキプレートの方向 を明示する。耐火認定を受けているものは、その認定条件(スパン、

梁との接合方法等)を当該製品ごとに添付している仕様書・図面等で

確認する。

・ 柱の相互の問隔が6m を超えた場合、設計ルートがルート2又は ルート3となり、構造計算書を確認する。

・ 大梁の横補剛間隔→足りないとルート 3 となり、構造計算書を確 認する。

3. 鉄骨鉄筋コンクリート造

・ 鉄骨部の現場接合部分の位置・形式等が明示されていることを確 認する。

・ 柱芯とはり芯のずれによる影響がある場合は二次応力が発生する ため、仕口部が余裕のある断面になっていることを確認する。

・ 柱芯と鉄骨芯のずれがある場合は断面計算上の仮定と異なるため 適切な補正が必要となり、構造計算書を確認する。

・ スパンが常識的か→7~10m程度以下が標準的なスバンである。こ れを超えると柱・はり断面等を大きくするなどの対応が必要となる 場合がある。

・ スラブの大きさが常識的か→6×6m を超えるような場合は、スラ ブ厚の検討を要する。大きなスラブの場合は、外周部で壁等がつい ていない梁についてねじり応力のチェックが必要となる場合があ る。

・ 構造スリットの位置→構造スリットの位置とその方式(完全、部分) の別が明示されているか。軸組図及び構造計算書と併せて確認する。

4. 木造

・ 第 3 節の仕様規定によることを確認する。ただし、構造計算によ って安全が確認された場合には免除される規定もある。

・ 耐力壁の種類が表1及び昭56建告1100号の仕様及び倍率による ことを確認する。

・ 地震力及び風圧力に対して、必要な耐力壁量が配置されているこ とを確認する。

・ 物置等を設ける場合には、床面積に対して、平12建告1351号の 加算がされていることを審査する。

・ 耐力壁の配置に対して、平12建告1352号の検討がされているこ とを確認する。

・ 使用すべき接合金物の位置、耐力が明記されていることを確認す る。

・ 剛な床である仕様の確認をする必要がある。又、この場合、でき るだけ開口を設けないことが望ましいが、設ける場合は、開口部周 りの補強と水平力の軸組への伝達について検討されていること。

5. 組積造

・ 伏図により壁長さが10m以下か確認する。

・ 壁の厚さを確認する。

6. 補強コンクリートブロック造

・ 令第62条の2から令62条8の仕様規定によることを確認する。

法第20条

軸組図 構造耐力上主要な部分である部材(接合部を含む。)、間仕切壁及び 手すり又は手すり壁の位置、寸法、構造方法及び材料の種別並びに

令第 3 章第 3 節 令第 3 章第 4 節の 2 令第 3 章第 5 節 令第 3 章第 6 節 令第 3 章第 6 節の 2

構造耐力上主要な部分である部材(接合部を含む。)の位置、寸法、

構造方法及び材料の種別並びに開口部の位置、形状及び寸法

令第 3 章第 4 節 構造耐力上主要な部分である部材(接合部を含む。)、間仕切壁及び 手すり又は手すり壁の位置、寸法、構造方法及び材料の種別並びに開 口部の位置、形状及び寸法

【 解説 】

・ 各構造種別の仕様規定によること。(ただし、構造計算により安全 を確認した場合には免除される規定もある。)

・ 部材の位置、寸法、構造方法及び材料の種別並びに開口部の位置、

形状及び寸法が明記されており、構造図等相互及び構造計算書と整 合していることを確認する。

・ 架構の状況を把握する。→セットバック柱、柱抜け、傾斜梁、柱・

梁仕口の段差の有無、ピン接合部分の有無の確認をする。

・ 高さ等の確認をし、設計ルートを適切に反映した設計が行われて いることを確認する。

1. 鉄筋コンクリート造

・ ラーメン架構と壁の関係→耐力壁、非耐力壁、腰壁、たれ壁、袖 壁、方立て壁等の扱いと構造スリットの位置→短柱、短梁の有無の 確認をする。

・ ピロティ階における、ピロティ柱の有無の確認をする。

・ 有開口耐力壁の場合、開口部の位置、大きさを確認し、耐力壁と してみなせるか確認すること。

・ 逆梁の有無を確認する。

・ スリットは三方スリットになっているか確認する。

2. 鉄骨造

・ 有効細長比以下であることを確認する。

・ 斜材、壁等が明記されていることを確認する。

・ 現場接合部分の位置、形式などが明記されていることを確認する。

・ 柱脚の形式を確認する。

3. 鉄骨鉄筋コンクリート造

・ ラーメン架構と壁の関係→耐力壁、非耐力壁、腰壁、たれ壁、袖 壁、方立て壁等の扱いと構造スリットの位置→短柱、短梁の有無を 確認する。

・ ピロティ階における、ピロティ柱の有無を確認する。

4. 木造

・ 耐力壁の位置が明記され、意匠図、構造計算書と整合しているこ とを確認する。

・ 耐力壁の種類が表1及び昭56建告1100号の仕様及び倍率による ことを確認する。

・ 物置等を設ける場合には、床面積に対して平12建告1351号の加 算がされていることを確認する。

5. 組積造

・ 開口部の幅、開口部の間隔(垂直距離)、まぐさの位置、はねだし 窓、暖炉等の補強を確認する。

・ 高さが2mを超えている壁の補強が木造でないか確認する。

6. 補強コンクリートブロック造

・ 令第62条の2から令62条8の仕様規定によることを確認する。

構 造 詳 細 図

法第20条 圧縮材の有効細長比

令第 3 章第 5 節 令第 3 章第 6 節の 2

令第 3 章第 2 節 屋根ふき材、内装材、外装材、帳壁その他これらに類する建築物の部 分及び広告塔、装飾塔その他建築物の屋外に取り付けるものの取り 付け部分の構造方法

令第 3 章第 3 節 屋根ふき材の種別

令第 3 章第 3 節 外壁のうち、軸組が腐りやすい構造である部分の下地 令第 3 章第 3 節 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口の構造方法 令第 3 章第 3 節 構造耐力上主要な部分である軸組等の構造方法 令第 3 章第 5 節

令第 3 章第 6 節の 2

構造耐力上主要な部分である接合部並びに継手及び仕口の構造方法 令第 3 章第 3 節 構造耐力上主要な部分である部材の地面から一メートル以内の部分の

防腐又は防蟻措置 令第 3 章第 3 節 柱の有効細長比

令第 3 章第 4 節の 2 帳壁の材料の種別及び構造方法

令第 3 章第 6 節 鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ 令第 3 章第 4 節の 2

令第 3 章第 6 節 令第 3 章第 6 節の 2

鉄筋の配置、径、継手及び定着の方法

令第 3 章第 6 節の 2 鉄筋及び鉄骨に対するコンクリートのかぶり厚さ 令第 3 章第 4 節

令第 3 章第 7 節

塀の寸法、構造方法、基礎の根入れ深さ並びに材料の種別及び寸法 令第 3 章第 4 節の 2 塀の寸法、構造方法、基礎の丈及び根入れ深さ並びに材料の種別及び

寸法

【 解説 】

・ 各構造種別の仕様規定によることを確認する。ただし、構造計算 によって安全が確認された場合には免除される規定もある。

・ 部材の位置、寸法、構造方法及び材料の種別並びに開口部の位置、

形状及び寸法が明記されており、構造図等相互及び構造計算書と整 合していることを確認する。

・ 大地震時にそれぞれの建築物が変形しても衝突しない等、Exp.j の間隔について確認する。

1. 鉄筋コンクリート造

・ 柱と梁のコンクリート強度が異なる場合、打ち分ける位置が適切 であるか、構造計算書を確認すること。

・ 鉄筋の配置、径、継手及び定着の方法とかぶり厚さを審査し、法 適合性を確認する。

・ JASS5-1997を原則とし、JASS5-2003では、定着、継手等の考え

方を大幅に変更し、とくに、はり筋の柱等への定着長さの取り方、

主筋のカットオフ位置の取り方、柱脚主筋の地中ばりへの定着長さ の取り方などが変更されている。現時点では、どちらも可とするが、

これら考え方の異なる仕様を部分的に採用することはさけるべきで ある。(定着については「日本建築学会 定着に関する運用マニュア ル」が参考になる。)

・ 柱と梁の接合部の配筋の納まりを確認する。(日本建築学会 配筋 指針)

・ 主筋の定着長さ→最上層の梁上端筋定着長さは、垂直部分のみ有 効(JASS5一1997)を確認する。

・ 継手の位置と継手長さ→重ね継手とガス圧接継手の位置は、応力 の小さい部位で継手されていることを確認する。芋継ぎは原則禁止 機械式継手及び溶接継手は、工法ごとに取得している、SA級、A 級等の任意評定等のランクで認められる継手位置その他の条件と照 合する。

・ 帯筋、あばら筋のピッチ→柱帯筋のピッチ15センチ(柱の小径 の 2 倍以内は10cm)か否か確認する。はりのあばら筋がはり丈の 3/4 以下の間隔か否か確認する。・・床版の配筋方法については、標 準仕様書及び構造伏図、構造詳細図等により確認する。アンボンド スラブやボンドスラブ、ワッフルスラブ等の一般的な配筋の仕様書 ではない工法を用いる場合は、別途仕様書等の添付を求めて、構造 計算等で検証された部材性能が確保されているか確認する。

・ 耐力壁の厚さ開口筋補強、配筋、接合部の方法を確認する。

2. 鉄骨造

・ 圧縮材の有効細長比と構造耐力上主要な部分である接合部並びに 継手及び仕口の構造方法を審査し、法適合性を確認する。

.・ 柱梁仕口の接合方法→溶接接合、高カボルト接合(摩擦接合、引張 り接合)、ボルト接合(規模その他による制限)等の方法ごとの基準に ついて令67条・平12建告1464号及び平15建告995号により構造 詳細図・構造計算書を確認する。

・ 柱と梁の仕口のダイアフラムとフランジのずれの予防と補強方法 については、「突合せ継手の食い違い仕口のずれの検査・補強マニュ アル」が参考になる。

・ 柱の脚部の構造方法が、平12建告1456号の仕様によることを確 認する。

・ 設計ルートにおいて、要求される保有耐力接合が確保されている ことを確認する。

・ デッキプレート版に用いる鋼鈑にコンクリートを打ち込み、当該 鋼鈑とコンクリートが一体化しているかを確認する。