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ドキュメント内 ゴ1諭購 (ページ 31-34)

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 (c)主反射鏡

2.2.3サイドローブ特性の検討

 放射特性が最も劣化する下端周波数3.6GHzでの主反射鏡エッジからの回折波を

GTD(Geometrica1 Theory of Difl}raction)により計算した.結果を図2.5に示す.広角 放射特性目標値に対しては約8dBの余裕がある.アンテナ開口下部からのエッジ回折 波レベルの実測値の包絡線を図2.5に示す.十分に低く問題はない.

 一般に反射鏡の凹凸に起因する散乱波は凹凸がランダムなものとして評価されてお り,図2.5に示すような特性を有している.しかし,現実の反射鏡における散乱の特 性はあまり検討されておらず,したがって,放射特性に与える影響も明らかでなく必 要な鏡面精度を正しく定めることもできない.そこで,ここでは本アンテナの主反射 鏡とほぼ同様の形状を有する反射鏡について,その凹凸の実測結果から散乱波の角度 特性を求めることにした.図2.6は凹凸の測定結果で,そのr.m.s.値は0.5mmである.

計算の手順としては,先ず図2.6の測定点を補間して方眼状に凹凸値を求めた.次に,

凹凸を開口面上の位相誤差に置き換えて放射パターンを求め,最後に位相誤差のない 場合のパターンとの差をとって,凹凸に起因する散乱波を求めた.

 垂直面が±100の範囲内で散乱波包絡値を図2.5に示す.凹凸がランダムな仮定で は問題なかったが,現実の反射鏡では5dB以上,特に近軸の劣化が大きい.マイクロ 波回線設計において,ルート分岐の干渉を押さえるためには水平面内20。以内の特陸 が重要であり,計算に用いた反射鏡の精度では不十分であることが分かった.そこで,

鏡面精度はより高く,約0.3mm[r.m.s.]を試作時の目標とした.

これにより,散乱波は約4.4dB低下し,放射特性劣化への影響は小さくなる.

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ランダムな凹凸から

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図2.5サイドローブ劣化要因と特性

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図2.6 主反射鏡の実測凹凸特性

2.3高能率化条件

 ここでは,2.2節の設計法を簡略化するために,高能率化条件を定式化する.

 図2.7の多重反射鏡オフセットアンテナにおいて,一次放射器に近い反射鏡から順 にレンズに置き換えたときの焦点距離[14](以後,等価焦点距離)をfi, f2,…, fnと すると次の関係がある.

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