(1)回転二次曲面鏡で発生する高次モード成分
回転二次曲面鏡の入射側,反射弓に図A.1に示すような円筒座標系をそれぞれ設け る.(m,n)次のビームモードの直交座標成分で表した電界をER(M, n)と表すと,基本モー
ドER(.i,O),高次モードER(。,、O), E㌦。), ER(O,、1), ER(一2. 1)等は次のように表される.
Mo
Zn
Rn(>O)
On
Rn+i(〈O)
in+1
Fn+i
P n+1
¢ n+1
jn+1
Zn+1
jn
Pn
Fn
k.,
Pn
図A.1 回転二次曲面鏡と入射・反射波面R。,R。
輪)÷子ノ@ウ〕 一十 輪)一号@〆ン←㎡劇4・
輪)一号@〆ンノ馬面〆
E㌫)一静。一・輝←欄〜・
「噛一静Oノ砂碗胴〆
ここで,kは波数,ωはビーム半径, v=2z/k tU。2,
(A.1)
ω。はビームウェストでのビーム半
径である.ω,R, vはzの関数であり,円筒座標系(ρ,φ■)を考えると,入射波が基本 ビームモードの場合,反射弓の電界をERn+1として,次式が得られる.
2
鴫一P−。Φ⊥。「免・匝が〕
ω。 琢
θn+1 3
ρ一蝋編) ⑤一葦〔艶γ
2
鴫一2危lt晦一2鶴I」・n−1一歳ア
ー rn+1 − 2ρ +1
「n+1=
㌃=一==
1+1+(ρ。+1/Rn+1)2
Φ一〜( )一
?D一服(嗣レ鑑一者匪一姻
iel = Vl 一 2a i 1.II i cos(¢..i 一a)+ (a 」III.II−i )2
・%型幅)/・i・σ…一項〔1 1Rn Rn+i〕t鴫
(A.2)
ここで,sign(λ)は澄。のとき+1, x〈oのとき一1である.1a 1が小さいものとして,反射
鴫一丁」崇ノ+……
鞭橿勢鳴門レ㈹
上式で第2項までとり,入射波ER。をビーム半径co、nの基本ビームモードER(.i,o)とする ど碑+1は,式(A.2)を考慮して,次のようになる.
鴫一P[E(R−i.o)+讐←・破輪)+・雌E㍍)レ噛 (A・4)
+学瞬翻〆輪)レ粛隔]・細・臨)
ここで,が(。,。),E㌦。)は交差偏波成分,一E㌔1), ER(.2,1)は非対称成分を表す.交差偏波
成分の係数は非対称成分より3dBだけ多く発生する.図A.2にアンテナ開口電界分布を
示す.
tl t> +Cf E:〉, 一 Cxl/
ER,.1,・, ER、。, 。、一 ER,,2,。、 T・t・1丘・1d
. ttt
(2)多重反射鏡オフセットアンテナで発生する交差偏波成分
図A.3に示すように多重反射鏡オフセットアンテナにおいて,各反射鏡上のビーム 半径をω。,入射側,反射側のv,Rの値をそれぞれvn, Rn, Vne, Rn とし,各反射鏡の タイプをPn(±1)で表す.各反射鏡への入射波の進行方向を示す単位ベクトル馬は同一 面内にあるものとし,直行ベクトル系i豆,jl, k1を嶋が含まれる面に垂直に取る.
#嚇〆i▽一一
ロ
#3反射鏡 \\VN・・ ・RN・・
曝∴礁総論
ilk, jlω・#2反騰
do Ro
D。 一次放射器
図A.3多重反射鏡オフセットアンテナ
各反射鏡で発生する交差偏波成分は,基本モードのみから発生し,式(A。4)で求めら れるものとする.各反射鏡での発生分を,位相も考慮してN枚の反射鏡について合計
した結果をPC Nとし,交差偏波成分の最大値と主偏波成分の最大値の比C.(電界比)は次 式で表される.
為一〆唄n難右万
万一壽←1峠峠瞬〆〕
c.一6/〉死廊
9n = Sign(jl (kn × kn+1 ))
(A.5)
付録B
ビームモードパラメータ間の関係式
(1)2枚の反射鏡問のビームモード
2枚の回転二次曲面鏡を図B.1に示す.一方の反射鏡上のビーム半径をω1,入射・
反射波面の曲率半径をR1, Rl ,反射鏡間の距離をd,とすると他方の反射鏡上のビーム 半径ω2,および入射・反射波面の曲率半径R2, R2 の関係式を求める.
し
\
\ 」
図B.1 2枚の回転二次曲面鏡
ビームウェストのビームのビーム半径をωo,ビ・一一一一・ムウエストから#1反射鏡,#2反 射鏡までの距離をZl, z2とすると次の関係がある,
tuo =
t zcDi2
vl :一奄奄奄煤ni8−T
tu1
爵
Ri B.1)・,=竺 ztu6
cv, =to, ViTIJ3一 1 (B.3)
1
R2 = z, (1 + ÷, )
v2
以上の関係式から次式が得られる.
v2 = vl +4..i, (i+v;2)
7Z7tui
(B.4)
ω、一ω11茎1 1+vl
次に,2枚の反射鏡上のビーム半径ω1,ω2が与えられたとき,ビームモードの定数
u,=rp 92 (B.s)
駕1
を定義して式(B.4)の結果を用いると次式が得られる.
vl == 一一!il.11一i u, +s, M (s, == ±1)
to2
B.6)
v2 = Eil.z−2 ul 一 sl VIPi
cDl
したがって,Ulは次の条件を満足する必要がある.
u, 21 (B.7)
式(B.6)より,ω1,ω2,d,が与えられたとき,それを実現するビームモードは2種 類存在する.なお,式(B.6)の第1式より,
角三一vi+静一禦〔11mr十一R, d,〕 (B・8)
の関係から,ε1は次のように表される.
画素+t〕 (B・9)
(2)一次放射器と隣接すう反射鏡間のビームモード
D。,R。を一次放射器の開口径と長さとし, d。を一次放射器開口と隣接する反射鏡ま での距離とすると,一次放射器と隣接する反射鏡間のビニムモードは次式となる.
1レ1
to1 = tooViZtFI」liv2
Do
ωo二心
(Bユ0)
πの3 vo = ZRo
Vl一%鄭+÷〕
1こで,Ω。は基本モードを最大にする条件によって決定され,一次放射器がコルゲ ートホーンの場合,15539となる.
(3)ビームモードのパラメータ間の関係式
#n反射鏡上のビーム半径co、nが与えられたとき,#n反射鏡の等価焦点距離fnとビー ムモードのパラメータとの間には,(1)の結果を用いると次の関係がある.
尭最瀞一鶴)
垢=
G一一卸+ら廼
隔= ^廿一択一ら炉
7z7(DnCDn+1 コ〃 〃
(B.11)