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都市高速鉄道整備の充実・強化

ドキュメント内 untitled (ページ 159-163)

 

1  地下高速鉄道事業の補助金の確保と充実 

(提案要求先  総務省・国土交通省) 

(都所管局  交通局) 

 

<現状・課題> 

(1)−①  一部の地下構造物は開業から既に半世紀以上が経過し、経年劣化に よる変状等が発生していることから、安全性を確保した鉄道施設を将 来世代に継承していく必要がある。 

      このため、地下構造物の長寿命化補修計画に基づき、補修工事を計 画的に実施することにより、更新時期の平準化と補修費の縮減を図る とともに、鉄道施設の安全・安心を確保することが重要となっている。 

(1)−②  感潮河川下を横断する箇所の地下構造物については、塩害による劣 化等が一部で発生しているため、地下構造物の機能回復を図る必要が ある。 

      このため、交通局では平成20年度より河川交差部補修計画に基づ き、塩害被害により劣化した地下構造物の機能回復を図るための工事 を実施している。 

 

<具体的要求内容> 

(1)−①  長寿命化補修計画に基づく長寿命化対策を対象とする補助制度を創 設するなど、支援の充実を図ること。 

(1)−②  塩害の影響により劣化した地下構造物の機能回復を図るための工事 を補助対象とするなど、支援の充実を図ること。 

   

(2)大規模改良工事等については、所要額の確保と補助対象の拡 大等を図ること。 

 

(1)地下構造物の長寿命化補修計画を策定し、これに基づく対策 を着実に実施することにより、既設の地下構造物を良好な状態 で将来世代に継承していくために必要な補助制度を創設するな ど、支援の充実を図ること。 

      特に、塩害による地下構造物の劣化に係る工事を補助対象と すること。 

<現状・課題> 

(2)−①  交通局では、三田線及び大江戸線の全駅にホームドアを導入してい るが、駅施設の安全性の強化を図るため、現在ホームドアを導入して いない路線についても、整備に向けた検討を進めている。ホームドア の整備・導入を円滑に進めるため、ホームドア整備に係る車両改修に ついても補助対象に拡大することなどが必要である。 

(2)−②  火災対策の強化については、地下鉄車両の火災対策を実施するなど、 

より充実させることが重要である。このような状況を踏まえ、地下鉄 車両の火災対策を補助対象に拡大することなどが必要である。 

 

<具体的要求内容> 

(2)−①  地下高速鉄道整備事業費補助制度等については、大規模改良工事の 補助対象にホームドアの整備に係る車両改修を拡大するなど、一層の 充実を図ること。 

(2)−②  地下鉄車両の火災対策を補助対象に拡大するなど、支援の充実を図 ること。 

  参    考   

(2)−①  地下高速鉄道整備事業費  大規模改良工事 

[エレベーター・エスカレーター・階段昇降機・車椅子対応トイレ・電光式旅 客案内表示装置・転落防止柵・列車遅延拡大防止・早期回復対応] 

 

【大規模改良工事  国庫補助金(浅草線・三田線・新宿線・大江戸線)】 

      (単位:千円) 

年    度  大規模改良補助金 

21  519,773 

22  820,412 

23  694,616 

24  854,155 

25(予算)  836,824 

※ 交通局の収入年度区分による。 

 

【バリアフリー施設整備状況】 

路  線  名  駅 数  エレベーター整備台数  エスカレーター整備台数  浅  草  線     20 駅  20 駅 34 基             18 駅 64 基    三  田  線     27 駅  26 駅 54 基     26 駅 150 基  新  宿  線     21 駅  21 駅 44 基     21 駅 165 基  大 江 戸 線     38 駅  38 駅 86 基     38 駅 396 基  合  計  106 駅  105 駅 218 基     103 駅 775 基 

※ 平成24年度末  地上までの1ルート確保    97%(103駅) 

       だれでもトイレ設置率    100%(106駅) 

2  地下高速鉄道事業の企業債に係る財政負担の緩和 

(提案要求先  総務省) 

(都 所 管 局  交通局) 

 

<現状・課題> 

平成24年度末の建設改良に係る企業債残高のうち、年利5%以上の高利率の ものは、政府債が約213億円、旧公庫債は約14億円であり、今後の利子負担 額は、それぞれ約37億円と約2億円となるなど大きな財政負担となっている。 

平成24年度まで低金利債への借換え等の制度があったが、都については、財 政力指数や資本費率の条件等から対象外となっていた。このため、この制度を復 活させるとともに、条件を緩和することを求める。なお、平成19年度、年利7

%以上について、繰上償還が認められた。 

 

<具体的要求内容> 

政府資金及び旧公営企業金融公庫資金をもって起こした企業債の償還期限前 における低金利債への借換え等の制度を復活させるとともに、条件を緩和するこ と。 

多額の未償還企業債が、高金利のままで大きな財政負担となって いるため、低金利債への借換え等を認めること。 

参    考   

【平成24年度の企業債の発行条件と償還期限等】(年利:%) 

区    分  年  利          

政 府 資 金  0.4  10 年元利均等償還(据置なし)  財政融資資金・平成25年3月 発行 

機 構 資 金  0.4  10 年元利均等償還(据置なし)  平成25年3月発行  民 

間 

         1.4  10 年元金均等償還(3年据置)※ 

         0.63  10 年満期一括償還  平成25年3月発行 

※ 共済の年利は、平成14年3月のもの。(以後、発行されていない。) 

※ 機構資金とは、地方公共団体金融機構(旧公営企業金融公庫)の資金である。 

 

【都市高速鉄道事業債の元利償還金と期末残高の推移】(単位:百万円) 

年    度  元金償還金  支 払 利 子        元利償還金計 期 末 残 高        21  50,478  13,232 63,710 581,274  22  85,388  12,525 97,913 548,811  23  41,582  11,631 53,213 523,657  24  34,569  10,899 45,468 505,285  25(予算)  32,802  10,516 43,318 477,483 

※ 特例債を含む。 

 

【平成24年度末建設債資金年利別残高】(単位:億円) 

  5% 

未満 

  5% 

以上 

 

計 

 

%  %  % 

政府債  1,974  90  213  10  2,187  100 機構債  257  95  14  271  100 民間債  2,355  98  50  2,405  100 計  4,586  94  277  4,863  100

※ 特例債を除く。 

※ 機構債には、旧公庫債を含む。 

 

【財政力指数】 

平成23年度(平成21〜23年度の3か年平均)における都の財政力指数は  0.961と1.0を下回っている。しかし、政府債の繰上償還対象条件は、平 成21年度又は平成22年度(平成19〜21年度の3か年平均又は平成20〜

22年度の3か年平均)の財政力指数が1.0を下回っているというものであり、

いずれの年度も都の財政力指数は1.0を上回っていることから、政府債の繰上 償還の対象外となったものである。 

   

  ※都の財政力指数 

    平成21年度(平成19〜21年度の3か年平均):1.341      平成22年度(平成20〜22年度の3か年平均):1.162      平成23年度(平成21〜23年度の3か年平均):0.961 

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