第1章 運用形態
1.3 運用形態2:通知されるメッセージをわかりやすく変換(メッセージの内容を編集)
OS等の英語メッセージを日本語メッセージで通知する運用形態を説明します。
発生したメッセージの内容を変更することができます。これにより、対処者や管理者がわかりやすいメッセージに変更し、通知すること が可能となります。
機能の詳細は、“メッセージの内容を編集する”を参照してください。
この節では以下の監視要件の運用形態について説明します。
運用内容
以下の運用を想定した運用形態です。
GS(MSP)から通知されるメッセージを監視
監視要件
・ 異常と判断する条件
以下のメッセージが発生する。
JCE328I FORCED DEACT INITIATED FOR NODE1 - REASON CODE = 2
・ 異常と判断した後の処理
メッセージ発生先を抽出し、以下の日本語メッセージに埋め込んで通知します。
JCE328I 物理ユニットまたはクラスタコントローラ:NODE1に障害が発生し、エラー回復処理また
は強制ディアクティベート処理を開始しました。
ポイント
メッセージの色
メッセージの色は以下を示しており、説明のためで実際に出力される色ではありません。
・ 赤色:発生メッセージ
・ 青色:変換後のメッセージ
1.3.1 「運用形態2」の定義方法
「運用形態2」の運用の定義方法を説明します。
定義の流れ
1. サーバに設定しているローカル定義の内容をCSVファイルに出力します。
2. Event Designer をインストールします。
3. Event Designer で定義します。
4. Event Designerの定義をCSVファイルに出力します。
5. 設定した定義をサーバに反映します。
定義の詳細
1. サーバに設定しているローカル定義の内容をCSVファイルに出力します。
a. 運用管理サーバで、mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)を使用して、設定されている定義を出力しま す。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscrcsv -o /tmp/correlation.csv
mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマ ニュアル”を参照してください。
b. Event DesignerをインストールするマシンにCSVファイル(/tmp/correlation.csv)をコピーします。コピー後のCSVファイルを、c:\temp
\correlation.csvとします。
2. Event Designer をインストールします。
a. Systemwalker Centric Manager の[セットアップ]画面を起動します。
ローカルインストールを行う場合はCD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからイン ストールコマンドを実行します。
CD-ROMまたはネットワーク接続ドライブ\swsetup.exe
→[セットアップ]画面が表示されます。
b. [ツール]の[Event Designer]を起動します。
→[ようこそ]画面が表示されます。あとは、画面の指示に従って操作して、インストールします。
c. Event Designer を起動します。
以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。
Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls
3. Event Designer で定義します。
a. [CSV入力]ボタンをクリックします。入力するファイルにmpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)で出力したCSV
ファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
→CSVファイルの内容が、Event Designerに反映されます。
b. [コリレーション定義]ボタンをクリックし、サブメニューから[メッセージ変換定義]をクリックします。
c. 項目を設定します。
- [メッセージの特定]:JCE328I .* REASON CODE = 2
- [変換方法]:KEY:キーワード抽出
- [キーワード]:FOR△ ※△は空白を示します。
- [マクロ名]:%KEY0
- [変換定義]:JCE328I 物理ユニットまたはクラスタコントローラ:%KEY0に障害が発生し、エラー回復処理または強制ディア
クティベート処理を開始しました。
4. Event Designerの定義をCSVファイルに出力します。
a. [メッセージ変換定義メンテナンス]シートで、[イベント監視へ]ボタンをクリックします。
→[イベント監視の条件定義メンテナンス]シートが表示されます。
b. [CSV出力]ボタンをクリックし、出力するファイルにCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
5. 設定した定義をサーバに反映します。
a. 出力したCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を、運用管理サーバにコピーします。コピー後のファイルを、/tmp/correlation.csv とします。
b. 運用管理サーバで、mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)を使用して、設定した定義を反映します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscrdef -i /tmp/correlation.csv -u
mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマ ニュアル”を参照してください。
1.3.2 「運用形態2」の運用
「運用形態2」の運用中に表示される内容、およびコリレーションログに格納された内容について説明します。
運用中に表示される内容
“監視要件”に一致すると、以下のように[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]に日本語メッセージが出力されます。
コリレーションログの説明
a. :異常メッセージが発生し、メッセージ変換定義に一致しました。