3 検証計画と実測手法
3.2 Y ビルにおける性能検証
3.2.2 運用フェーズの検証計画概要
表3.6 空調運転スケジュール
7:00 運転開始(立ち上げ運転)
8:30 運転変更(設定温湿度)
9:30 測定開始、模擬負荷100%点灯
11:45 模擬負荷50%点灯
12:45 模擬負荷100%点灯
17:30 測定終了、模擬負荷off
(2)冬季1年目検証
2016年冬季検証は温熱環境測定とアンケート調査をどちらも5階を対象に行った。温熱環境 測定は1月30日から2月7日にかけて行った。測定スケジュールを表3.4に示す。インテリア の設定温度は全日程22°Cで運用を行ったが、ペリメータの設定温度は1月24日以降、22°Cか ら20°Cに変更している。また、機器設置日と機器撤収日にそれぞれ移動計測機器を用いた手動 測定を行った。
表3.7 冬季1年目検証スケジュール
1/30 1/31 2/1 2/2 2/3 2/4 2/5
空調条件 温度 インテリア22°C/ペリメータ22°C ペリメータ20°C
微気流 なし
調査項目 温熱環境 機器設置 ○ ○ ○ ○ ○ ○
アンケート - - - - - - ○
2/6 2/7 2/8 2/9 2/10
空調条件 温度 インテリア22°C /ペリメータ20°C
微気流 なし
調査項目 温熱環境 ○ 機器撤収 - - - アンケート - - ○ ○ ○ (3)中間季(春)検証
中間季は各階室内条件と外気条件を比較し、外冷有効の場合に外冷ファンによる外気冷房が 行われる。外気冷房条件は以下となる。
・外気温度(16℃DP~23℃DP)>室内温度
・外気エンタルピ<室内エンタルピ
・外気露点温度<外気露点温度上限値(13℃DP)
・外気露点温度>外気露点温度下限値(3℃DP)
検証は4月16日から4月23日の1週間にて行った。検証スケジュールを表3.5に示す。手
み」「放射空調+外気冷房」「外気冷房のみ」「どちらも停止」での運用が見られた。本研究では 中間季検証結果を分析対象外としたため、測定結果は付録に示す。
表3.8 中間季検証スケジュール
4/16 4/17 4/18 4/19 4/20 4/21 4/22
空 調 運 転 状況
放射空調 - - × ○ ○ × ○
外冷 △ × △ ○ ○ × ×
調査項目 温熱環境 機器設置 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4/23
空 調 運 転 状況
放射空調 - 外冷 × 調査項目 温熱環境 機器撤収
(4)夏季検証
2016年夏季検証は単体パネル性能検証(8階にて実施)を7月16日から8月14日まで、温熱 環境測定(5階にて実施)を7月30日から8月14日まで、アンケート調査(5階にて実施)を8月 9日、8月10日に行った。パネル性能検証を早めに始めたものの、7月は立ち上げ時以外の時間 帯のパネルへの通水があまり行われなかったため、7月29日まではデータの分析対象外として いる。表3.4に7月30日以降の測定スケジュールを示す。5階執務者の夏季休業は8月12日 から、8階執務者の夏季休業は特定日ではなかった。よって、8月11日までの測定データは通 常業務日の内部発熱量であった。8月9日以降に特定箇所において設定温度の変更を行ったのは サーマルマネキンの空調設定条件別の効果を検証するためである。
表3.9 2016年夏季検証スケジュール
7/30 7/31 8/1 8/2 8/3 8/4 8/5
空調条件 温度 27°C
微気流 あり
調査項目 温熱環境 機器設置 ○ ○ ○ ○ ○ ○
アンケート - - - - - - ○
8/6 8/7 8/8 8/9 8/10 8/11 8/12
空調条件 温度 27°C ※ ※ ※ ※
微気流 あり
調査項目 温熱環境 確認 ○ ○ ○ ○ ○ ○
アンケート ○ ○ ○ - -
8/13 8/14 ※8/9:15:30~18:00 8階計測エリアのみ26°C
※8/10:5階サーマルマネキンエリア26.5°C
15:00~18:00執務室北側重点計測エリア26.5°C
※8/11:5階サーマルマネキンエリア26°C
15:00~18:00執務室北側重点計測エリア26°C 空調条件 温度 - 26°C
微気流 あり なし 調査項目 温熱環境 ○ 機器撤収
アンケート - -