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警報ラッチの解除
警報ラッチ機能は、ユーザファンクションキー、通信または接点入力によって解除でき ます。
警報ラッチ機能を解除すると、すべてのラッチされている警報出力が解除されます。
► キーによる警報ラッチ機能の解除:本書の「12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付 ける」
► 接点入力による警報ラッチ機能の解除:本書の「11.1.1 接点入力の機能を変更する」
► 通信による警報ラッチ機能の解除:「UTAdvanced シリーズ通信機能インタフェース ユーザー ズマニュアル」
PV
点灯 点灯
上図の接点タイプ:事象発生時励磁(工場出荷時値)
警報ヒステリシス
警報ヒステリシス
消灯 消灯
点灯 点灯
消灯 消灯 消灯
オン オフ オン オフ
オン オン オフ オン オフ
時間 警報設定値PV上限
警報設定値PV下限
PV上限警報状態 PV下限警報状態
ラッチ1動作の PV上限警報出力
ラッチ2動作の PV下限警報出力
解除指令 解除指令 解除指令
解除指令 解除指令 解除指令
警報出力 / 表示ランプ(EV)の動作
接点出力および表示ランプ(EV)は、通常、警報種類の設定値に従って出力および表示 されます。ただし、警報種類の設定値に関係なく、通常動作、ラッチ動作の各警報状態
(動作)を接点出力や表示ランプ(EV)に割り付けることができます。(2 つの動作を同 時に割り付けることが可能です。)
► 表示ランプの動作:本書の「12.1 表示機能を設定する」
► 接点出力の動作:本書の「11.2.1 接点出力の機能を設定する」
9.1 警報種類を設定する
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
AL1 ~ AL8 警報 1 ~ 8 種類 EASY 下表参照
ALRM VT1 ~ VT8 PV 変化率警報時間設
定値 1 ~ 8 EASY 00.01 ~ 99.59(分 . 秒)
(注 1)AL1 ~ AL8、VT1 ~ VT8 パラメータは、初期状態では 8 つ表示されます。パラメー タ ALNO. で警報数を変更できます。
下図は、PV 上限警報(01)、待機動作有(1)、非励磁(1)、ラッチ 1 動作有(1)を設 定した例です。
警報種類 待機動作 励磁 / 非励磁 ラッチ動作 記号
名 称 ラッチ動作
(注 1)
励磁(0)/
非励磁(1)
待機動作
無(0)/ 有(1) 警報種類
未設定 -(注 2) -(注 2) -(注 2) 00
PV 上限警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 0 / 1 01
PV 下限警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 0 / 1 02
PV 変化率警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 -(注 2) 29
自己診断警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 -(注 2) 30
FAIL -(注 2) -(注 2) -(注 2) 31
(注 1)0:ラッチ動作なし、1:ラッチ 1、2:ラッチ 2、3:ラッチ 3、4:ラッチ 4
(注 2)-:設定しても動作しません。
9.1 警報種類を設定する
9-7
IM 05P03D21-01JA
警報機能
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9.2 警報の使用数を設定する
解 説
警報種類、警報ヒステリシス、警報(オン / オフ)ディレイタイマ、警報設定値は、最 大 8 つあります。
使用しない警報パラメータを非表示および機能オフにすることができます。
例えば ALNO.=4 のとき、警報種類、PV 変化率警報時間設定値、警報ヒステリシス、警 報ディレイタイマ、警報設定値はそれぞれ 4 つ表示されます。
警報数を 0 に設定すると、警報設定値パラメータ、警報種類パラメータ、メニューが表 示されません。
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
ALNO. 警報数 PRO 0 ~ 8 CTL
9.3 警報動作に動作すきま(ヒステリシス)を設定する
解 説
警報出力が激しくオン / オフを繰り返す場合は、警報ヒステリシスを広めに設定するこ とで激しさを弱めることができます。
PV 上限警報のヒステリシス オン/オフ動作点
(警報設定値)
PV 出力
オン
オフ ヒステリシス
PV 上限警報のヒステリシスに 5℃と 15℃を設定した例
閉(オン)
開
時間
警報1設定値:100℃(例)
閉(オン)
開
時間
警報1設定値:100℃(例)
HYS:15℃(例)
HYS:5℃(例)
PV PV
警報オン オフ オン オフ オン
オフ
警報オン
オフ
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
HY1 ~ HY8 警報 1 ~ 8 ヒス
テリシス EASY
ヒステリシスの設定値を表示 値で設定します。
-19999 ~ 30000(入力レンジ 範囲内で設定してください)
小数点位置は、入力種類によ ります。
ALRM
9-9
IM 05P03D21-01JA
警報機能
9
9.4 警報出力を遅らせる(警報ディレイタイマ)
解 説
警報オンディレイタイマは、警報が発生する状態になったとき、タイマが起動し設定し た時間が経過した場合に警報をオンさせる機能です。
タイマが動作中、警報が発生しない領域に入るとタイマはリセットされます。警報は発 生しません。
下図は、オンディレイタイマの例です。
PV
経過時間 オンディレイタイマ時間
点灯
上図の例では、接点タイプは事象発生時励磁となります。(工場出荷時値)
警報ヒステリシス
消灯
オフ
時間 警報設定値PV上限
警報状態PV上限
(ディレイタイマ がない場合)
警報出力PV上限
経過時間 オンディレイタイマ時間
オン
警報オフディレイタイマは、警報が発生しない状態(正常状態)になったとき、タイマ が起動し設定した時間が経過した場合に警報をオフさせる機能です。
タイマが動作中、警報が発生する領域に再度入るとタイマはリセットされます。警報は 切れません。
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号 DYN1 ~ DYN8 警報 1 ~ 8 オンディ
レイタイマ STD
0.00 ~ 99.59(分 . 秒) ALRM DYF1 ~ DYF8 警報 1 ~ 8 オフディ
レイタイマ PRO
Blank Page
10-1
IM 05P03D21-01JA
伝送出力機能
10
10.1 伝送出力端子、種類、スケールを設定する
解 説
► 電流レンジ:本書の「10.3 電流出力のレンジを変更する」
20 mA(出力信号)
0.0℃ 200.0℃
4 mA
50.0℃ 伝送スケール 150.0℃
PVスケール
出力レンジ
PV入力レンジ最小値 PV入力レンジ最大値
記録計へ
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
RTS RET 伝送出力
種類 EASY
OFF:未設定 PV1:PV
LPS:15VDC センサ用供給電源
OUT
RTH
RET 伝送出力 スケール最大 値
STD
RTS=PV1 の場合、
RTL+1digit ~ 30000 -19999 ~ RTH-1digit 小数点位置は、
RTS=PV1 の場合、PV 入力の小数点 位置と同じです。
OUT RTL
RET 伝送出力 スケール最小 値
STD
パラメータと対象とする端子 RTS、RTH、RTL RET 端子 第 10 章 伝送出力機能
10.2 伝送出力に 10 折線を設定する
解 説
10 折線は、PV 入力、伝送出力で使用できます。
► 機能ブロック図:本書の「8.1 機能ブロック図」
► 入力折線:本書の「7.1.4 入力を補正する (3)10 折線を設定する」
折線バイアス
折線近似と同様にバイアスとして補正することができます。折線バイアスでは、下図の ように任意の 11 点の入力値に対して、それぞれバイアス値を加算します。
折線入力が A1 以下の場合、B1 を加算します。また折線入力が A11 以上の場合 B11 を 加算します。
折線入力 実際の出力
折線バイアス (実際の出力+折線バイアス)補正値
折線 出力
A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7A8
A9 A10 A11 B3 B4
B5
B6
-5.0~105.0%
-5.0~105.0%
折線近似
この機能は、出力を補正したい場合などに使用します。折線近似では、下図のように任 意の 11 点の入力値に対して、それぞれ出力値を任意の値に設定します。
折線入力が A1 以下の場合、B1 ~ B2 間の延長線を出力します。また折線入力が A11 以 上の場合、B10 ~ B11 間の延長線を出力します。
-5.0~105.0%
-5.0~105.0%
B1
A1 A2 A3 A4 A11
A5~A11は, A4と同じにする B2
B3 B4
B5~B11は, B4と同じにする
折線入力 折線出力
実際の出力範囲 折線近似を
施した後の 出力範囲
10-3
IM 05P03D21-01JA
伝送出力機能
10
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
A1 ~ A11 折線入力 PRO 出力折線:-5.0 ~ 105.0%
PYS2
B1 ~ B11 折線出力 PRO 出力折線:-5.0 ~ 105.0%
PMD 折線モー
ド PRO 0:折線バイアス
1:折線近似
(注 1)パラメータを表示しているとき、グループ表示部にグループ番号 2 が表示されます。
以下の順番で設定します。
(1)RET アナログ出力は、PYS2 メニューで設定します。
設定値 RET は、RET 端子に出力する前で機能します。
(2)PMD:折線バイアスとして使用するか折線近似として使用するかを設定します。
(3)A1 ~ A11、B1 ~ B11:折線入力と折線出力を設定します。
Note
・ 折線入力(A1 ~ A11)は、単調増加するように設定してください。10.2 伝送出力に 10 折線を設定する
10.3 電流出力のレンジを変更する
解 説
アナログ出力の種類を 4 ~ 20/0 ~ 20/20 ~ 4/20 ~ 0(mA)から選択できます。
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
RET.A RET 電流出力レンジ STD
4-20:4 ~ 20mA、
0-20:0 ~ 20mA、
20-4:20 ~ 4mA、
20-0:20 ~ 0mA
OUT
パラメータと対象とする端子 RET.A RET 端子
10-5
IM 05P03D21-01JA
伝送出力機能
10
10.4 スプリット演算出力機能を設定する
解 説
スプリット演算出力は、2 点の折れ点を設定することで下記のように出力できます。ス プリット演算出力は、電流出力レンジも変更できます。
► 電流出力レンジ:本書の「10.3 電流出力のレンジを変更する」
設定例
RET 端子
伝送出力種類 RTS=PV1
電流出力 100% 折れ点 RET.H=75.0%
電流出力 0% 折れ点 RET.L=0.0%
電流出力レンジ RET.A=4-20
0 25 50 75 100
25 50 75 100105
%
% 20 mA
4 0 -5-5 10
5 15
スプリット演算前の出力値
演算後の出力値
RET端子 100%折れ点
RET端子 0%折れ点
RET端子
設 定 内 容
パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号
RET.H RET 電流出力 100%
折れ点 PRO
-100.0 ~ 200.0% OUT
RET.L RET 電流出力 0% 折
れ点 PRO
パラメータと対象とする端子 RET.H、RET.L RET 端子