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試験方法および結果

ドキュメント内 はじめに (ページ 138-141)

1. 高周波ばく露による形質転換(トランスフォーメーション)評価実験 (1) 使用細胞:C3H10T1/2 細胞(クローン8)

(2) ばく露条件

ばく露周波数:2.45GHz

平 均 S A R:50および100W/kg

50W/kg (peak SAR 300W/kg…1秒ばく露、5秒非ばく露)

(peak SAR 900W/kg…1秒ばく露、17秒非ばく露)

100W/kg(peak SAR 300W/kg…1秒ばく露、3秒非ばく露)

(peak SAR 900W/kg…1秒ばく露、9秒非ばく露)

ば く 露 時 間:2時間

(3) 1×106個の細胞を10cmシャーレに播種し、20-Methylcholanthrene(MC)入り 培地(最終濃度2.5μg/ml)、または、MC含まない培地で48時間培養

(4) 高周波ばく露用シャーレに移し変え、高周波2時間ばく露

(A)TPA入り培地(最終濃度0.5ng/ml)でばく露。以降、TPA入り培地で培養

(B)TPA含まない培地でばく露。以降、TPA含まない培地で培養 (5) トリプシン処理後、細胞を回収し

(A)生存率検定用に10cmシャーレに200個の細胞を播種

(B)形質転換頻度検定用に10cmシャーレに2000個の細胞を播種 (6) 1週間後、生存率を測定

(7) 5~6週間後、形質転換頻度を測定

(8) Student’s t-test(p<0.01)の統計処理にて有意差を検討

(結果)

トランスフォーメーション(形質転換)の例ならびに高周波間欠ばく露によるト ランスフォーメーション誘発頻度の結果を図1および図2に示す。

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2. ODC

2.1 オルニチン・デ・カルボキシラーゼ(ODC: Ornithine decarboxylase)の 性質

(1) ODCはポリアミン生合成系に関与する律連酵素で、下記のポリアミン合成経路 で、オルニチンからプトレッシン合成時に働く。

オルニチン

↓←ODCによってコントロール プトレッシン

↓ スペルミジン

↓↑

スペルミン

(2) ODCは細胞増殖、細胞周期の亢進に関係し、この時ODC発現が上昇する。

(3) また、細胞増殖因子、ホルモンなどの刺激により、ODC発現の上昇が確認され ている。

つまり、ODCは細胞増殖・分化の亢進状態の指標ともなっている。

*3個以上のアミノ基を持つ非蛋白質性のアミンであり、細胞内に多量に存在して増 殖・分化の際に複雑な量的変動を引き起こす

2.2 培養条件と測定方法 (1) 培養条件

使用細胞:マウス線維芽細胞由来L-929細胞(大日本製薬より入手)

使用培地:Eagle’s MEM培地+5%牛胎児血清(+2mM L-グルタミン)

培養条件:37℃、5% CO2、湿度100%

(2) 測定方法

ばく露処理後の経時的な細胞数計測

フローサイトメーターによるODC発現の測定

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2.3 ODC発現の測定方法

(1) 高周波ばく露または熱処理(TPA(±)) ばく露条件

ばく露周波数:2.45GHz(連続波)

S A R:5、10、20、50、100および200W/kg ば く 露 時 間:連続2時間

熱処理条件(陽性対照)

温度:38、40、42℃および44℃ 時間:2時間(連続)

(2) 細胞を回収し、細胞数を測定 (3) 細胞数を調節する(106個/200μℓ)

(4) TritonX-100(0.05%)に細胞を浮遊し、冷却する(4℃、15min)

(5) PBS(-)で2回洗浄してゼラチン(0.1%)およびODC抗体(500倍希釈)と混合 する。その後、冷却する(4℃、30min)

(6) PBS(-)で3回洗浄してFITC標識IgG二次抗体(500倍希釈)を添加し、30分間 静置。

(7) PBS(-)で3回洗浄後、顕微鏡下でチェックしてからフローサイトメーターで

ODC発現を測定。

(結果)

細胞増殖に及ぼす高周波ばく露の影響結果を図3に示す。ODC発現測定について、

フローサイトメトリー解析の例を図4に示す。高周波ばく露ならびに熱処理によ るODC発現の結果を図5に示す。

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3. REFLEX

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